茨城県の結婚式の特徴
👰茨城県で結婚式を挙げる人のスタイル
茨城県の結婚式では、最後にうどんを出すというユニークな習慣があります。これは、結婚生活がうどんのように長く切れずに続くようにとの願いを込めたものです。また、茨城にはかつて「潮来（いたこ）花嫁」といって、花嫁が手漕ぎの船に乗って川を渡り花婿の元へ向かうという美しい風習がありました。こうした古式ゆかしい風習も粋な演出になりそうですね。
💰茨城県で結婚式を挙げるゲスト人数と予算相場
昔ながらの習慣も大切にしている茨城県の結婚式。現在ではどのくらいの規模で行われることが多いのでしょうか。
この県のゲスト人数について
茨城県の結婚式で最も多いのは51～70人規模で30.2％の割合を占めています。以下、30人以下、31～50人の順となっており、70人までの合計で7割を超えていて、小～中規模の式が主流となっているようです。 こうした傾向は全国的に見られるものですが、茨城県の場合71人から100人のゾーンにも比較的多く分布しており、まだまだ盛大な式も行われていることがわかります。
見積もり時の相場費用総額（全国との比較）
| 人数 | 相場費用 | |
|---|---|---|
| 全国 | 茨城県 | |
| 30人以下 | ¥1,251,154 | ¥1,196,025 |
| 31人〜50人 | ¥1,990,993 | ¥1,688,314 |
| 51人〜70人 | ¥2,421,420 | ¥2,527,825 |
| 71人〜80人 | ¥2,744,004 | ¥2,487,833 |
| 81人〜100人 | ¥3,071,117 | ¥2,997,980 |
| 100人以上 | ¥3,726,545 | ¥4,985,828 |
ボリュームゾーンである51～70人規模での費用総額は252.8万円で、全国平均を10万円ほど上回っています。しかし、100人までの他の人数帯では全国平均をすべて下回っているのが特徴です。 関東の他県との比較でも、101人以上の人数帯を除けばほとんどが最低ラインに近く、茨城県では比較的リーズナブルに挙式ができると言えそうです。
見積もり時の割引総額
| 人数 | 費用 |
|---|---|
| 30人以下 | ¥488,163 |
| 31人〜50人 | ¥672,126 |
| 51人〜70人 | ¥859,772 |
| 71人〜80人 | ¥1,026,836 |
| 81人〜100人 | ¥648,403 |
| 100人以上 | ¥1,571,480 |
51～70人規模での割引総額は86.0万円で、全国的に見ても高いレベルです。見積もり総額が高めでも割引が大きいので、トータルでそれほど大きな負担額にはならないようです。 一方、見積もり総額の低かった30人以下、31～50人のゾーンでは割引額もやや低めとなっています。
自己負担額は50～100万円未満が16.9％と最も多く、57.2％が150万円未満までのゾーンに集中しています。また、費用負担方法は、ふたりの貯金で全額支払ったという人が23.5％でトップです。 ご祝儀の相場は家族・親族が5万円、友人・恩師・職場関係が3万円となっています。親からの支援は受けず、ご祝儀と自己資金100万円前後でまかなうという人が主流のようです。
🥂茨城県で結婚式を挙げる人の料理や飲み物にかかる料金
関東の結婚式では、1人あたりの料理代が平均12,716円、飲み物代が平均3,172円で合計15,888円となり、全国的に見て最も高いレベルです。 ただし、割合として最も多いのは料理代が10,001～12000円、飲み物代が2,001～3,000円の価格帯なので、合計12,000円程度に抑えることも可能かもしれません。このあたりはバランスをうまく考えて決めたいところですね。
✨茨城県の結婚式場見学の感想
茨城県の結婚式場では、プランナーの提案や対応力に高い評価が下された一方、ハナユメ割に関しては他県と比べて非常に厳しい評価になっています。親に負担をかけず自分たちの力で行いたいという独立心の強い人が多い傾向もあり、できるだけ費用を抑えたいという意思がうかがえます。
