80人で結婚式をする予算の相場は?平均費用や自己負担金について
結婚式を行うにあたってまず、ゲストの人数は大体どのくらいになりそうかを考えると思いますが、数えていくと80人規模になったという方も少なくないでしょう。
実際ハナユメでのアンケート数値を見ても、結婚式に81人~90人の招待客を呼んだカップルの割合は全体の8.9%と割合としては多い数字であることがわかります。(一番多いのは71~80人で14.4%で、81人~90人は3番目の数字)
しかし80人規模となると思っていたよりも多い人数と感じてしまい、費用面が気になってくると思います。
そこで今回は80人の結婚式の相場と必要な予算、さらに結婚式費用の節約術についてご紹介します。
これを読めば賢くお得に、盛大な結婚式が挙げられるようになるでしょう。
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80人規模の結婚式相場は、403万円!
地方や首都圏などのエリアや会場のランクなどにもよりますが、80人規模の結婚式費用の相場はおよそ403万円でした。
エリア別80人規模の結婚式の費用相場
エリア | ゲスト人数 | 最終費用平均 |
---|---|---|
首都圏 | 80人 | 427.3万円 |
東海エリア | 80人 | 404.8万円 |
関西エリア | 80人 | 395.3万円 |
九州エリア | 80人 | 386.0万円 |
合計 | 80人 | 403.4万円 |
※ハナユメ調べ(各条件で結婚式請求書の総額平均から算出)
上の表からもわかるように、首都圏が一番相場が高く427万円、次いで東海エリアの404万円でした。
首都圏は給料水準や物価が高いため、東海エリアは結婚式を派手目に行う傾向が反映された結果とも言えそうです。
また同調査にて60人規模だと平均315万円、70人規模だと平均359万円なのでゲスト人数が10人増えるごとに、およそ40万円ほど結婚式費用は上がることがわかります。
80人の平均ご祝儀はいくら?
ここまで見ると、やはり80人規模の結婚式は高いと感じるでしょう。400万円といったら国産の高級車が手に入るレベルの金額ですからね。
しかし実際には、当日のご祝儀をここから引いた金額が二人が最終的に支払う費用、すなわち予算となります。
ゲスト人数が増えるということは、その分もらえるご祝儀の金額も増えますので、多少負担は減るイメージとなります。
では実際80人の結婚式でもらえるご祝儀金額の平均はいくらでしょうか。以下の式で計算することができます。
<80人の平均ご祝儀額>
80人×3.5万円=280万円
ご祝儀金額は、友人・同僚、上司、親族とお二人の関係性によってもらえる平均金額が変わってくるため、いやらしい話となってしまいますが結婚式にそれぞれ何人招待するかによって変動してきます。
そのため大まかに計算する際は、上記のような一人あたり3.5万円で見ておくとよいでしょう。
ですので、80人規模の結婚式で必要な予算は先ほどの平均挙式費用の404万円から、280万円を引いた124万円が実質必要な予算(自己負担額)となってきます。
実は、70人で計算してもこの自己負担額の平均はあまり変わりません。
<70人の場合>
359万円-(70×3.5)=114万円
いかがですか?自己負担額だけを見れば、だいぶ現実的な金額となってきたのではないでしょうか。
しかしできることなら費用は抑えたいですよね。そこで次は結婚式費用の節約のコツをご紹介します。
結婚式費用を賢く押さえる5つのコツ
ここまでで、およそ結婚式にどのくらい予算が必要となってくるかイメージできたと思います。
中には「予算が足りない!」「予算内だけどもう少し抑えたい…」と言う方もいるでしょう。
また、結婚式後も新婚旅行や引越し・家具、保険の見直し、出産・育児など、結婚式が終わったあとでも比較的すぐにお金を必要とする場面はとても多いです。
筆者としてはこうした場面に備えるために、結婚式の費用を上手に下げることをオススメします。
料理プランやお色直しの回数など、結婚式の内容は同じでも、以下に紹介するコツを利用すれば賢く費用を抑えることができるかもしれません。
1.時期・お日柄を変更する
結婚式の費用を下げる一つ目の手段としては、もし時期やお日柄にこだわりがないようであれば日程を変更することです。
一般的に結婚式は5月・10月・11月など、比較的気候に恵まれている時期の大安や友引などが非常に人気ですが、逆にこれらの人気日程を避けることで、会場によっては特別価格などが用意されている場合があります。
2.式場紹介サイトを利用する
二つ目は、ハナユメなどの式場紹介サイトを利用することです。
良くこうした紹介サービスを利用すると、その分マージンが発生して費用が高くなると思われがちですが、サイト限定の特別プランや割引などが受けられるため、結婚式をお得に挙げられることもあるのです。
また、式場探しについて直接無料で相談ができる「相談カウンター」や「ウエディングデスク」などのサービスも展開していることも多いため、利用する価値は十分高いと言えます。
3.他式場の見積りを持って交渉する
三つ目は他式場の見積りを持って交渉することです。
これは結婚式に限らずとも価格交渉する際に有効な手段ですが、比較的効果の高い交渉と言えるでしょう。
ただし比較する見積りは、時期・ゲスト人数などなるべく同条件の見積書を用意すべきです。そうでないと、条件の違いによる曖昧さが出てしまい、交渉としてはやりにくくなるからです。
4.クレジットカード決済可能かどうか確認する
費用を下げるというよりはお得にするための方法ですが、式場選びの際に結婚式の費用をクレジットカード決済できるかどうかを確認すると良いでしょう。
クレジットカード会社によっては、0.5~1%ほどのポイントが付いたり、利用額に応じて特典が受けられるものもあるため、非常に高額な結婚式費用の支払いでカードが利用できると非常にお得になるからです。
また支払いが可能かだけでなく、ご自身のクレジットカードの利用上限金額についても合わせて確認しておきましょう。
5.持ち込みできるものを工夫する
最後は、なるべく自分たちで準備するなどして、結婚式場への持ち込みを行うことです。
ただし会場によっては、持ち込み不可であったり持ち込み料がかかる場合も多いので、前もって確認が必要です。
以下に自分たちで持ち込みできる可能性があるものの例を挙げます。
・招待状や席次表などを自分たちで作成または用意して持ち込む
・ウエディングドレスを別の業者から購入またはレンタルして持ち込む
・引出物や引き菓子を専門店から購入して持ち込む
・ワインや日本酒などの酒類を専門店から購入して持ち込む
・知り合いのプロカメラマンに当日の撮影をお願いする
特にウエディングドレスの持ち込みとカメラマンの撮影については、持ち込みが可能な場合かなりお得になるケースがあります。
いかがでしたか?費用を下げるためのコツとして知らないものもあったのではないでしょうか。
さて、ここまで費用についてご紹介してきましたが、次ぎは80人規模の結婚式を成功させる秘訣をご紹介します。
80人の結婚式を絶対成功させるためのポイント
80人規模の結婚式は通常よりも若干多いゲスト人数となりますので、以下のポイントに注意して会場選びができると良いでしょう。
会場のスペースに余裕はあるか?
挙式会場や披露宴会場のスペースが狭いと、挙式で立ち見のゲストが出たり、披露宴の際にキャンドルサービスなどのテーブルを回るような演出時に狭くて通りづらいといった可能性があるので、事前に会場の広さを確認しておくと良いです。
式場を探すなら式場検索サイトを利用がベスト!その中でもハナユメがオススメ
やみくもに式場のブライダルフェアに見学に行っても、写真やイメージだけで見学に行ってしまうと希望に合わない式場ばかりで、時間がかかってしまいます。
その点、式場検索サイトを使えば一括で情報を得ることが出来るのでスムーズでしょう。多くの式場検索サイトがありますが、特にオススメなのがハナユメです。
WEBでの検索・フェア予約だけでなく、満足度の高い相談デスクやLINEでの相談(会員登録者限定)が利用できるのが特徴です。近くにデスクがあれば利用すべきだといえるでしょう。
なお、ハナユメウエディングデスクについて詳しく知りたい方は、この記事で、利用者のクチコミなどをチェックしてみてください。
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料理やドリンク、引出物のランクに注意
料理やドリンク、引出物といったゲスト一人ひとりにかかってくるようなものは、高いランクのコースや品物を用意してしまうとゲスト人数が多くなればなるほど、見積りも高くなってしまいます。
下げすぎもゲスト満足度が下がるのでバランスが難しいですが、費用を抑えるのであればこうしたゲスト一人ひとりにかかってくるメニューについては慎重に内容を吟味した方が良いでしょう。
当日の時間配分に注意
テーブル一卓ごとまたはゲスト一人ひとりにおもてなしを行うような演出などを重ねてしまうと、当日ゲストがゆっくりと落ち着いて料理を食べる時間が少なくなってしまうため、人数が多少多い分時間配分にも気をつけておくと良いでしょう。
まとめ
80人前後の結婚式を考えるにあたって、費用や会場選びのポイントなど気になっていたかと思います。
しかし実際はあなたが思っていたよりも不安な側面はなかったのではないでしょうか。
平均よりはちょっとだけ多い人数ではありますが、その分ゲストへの想いが伝わる結婚式ができれば、当日はきっと成功するに違いありません。
この記事を読んで、最初の気持ちが少しでも晴れていれば幸いです。
監修者情報
ハナユメアドバイザー T.Y
経歴
名古屋の結婚式場にてご予約担当や打ち合わせ担当のプランナー業務を経験。その後ブライダルジュエリーショップにてジュエリーコーディネーターを経験。ブライダルの現場での経験を活かし、ハナユメアドバイザーとして結婚式のお手伝いをさせていただいております。
ハナユメアドバイザーとは?
ハナユメウエディングデスクで、お客様の式場探しのお手伝いや、予約・見学の手配といった結婚式の準備をサポートするスタッフです。全員が日本ブライダル文化振興協会が主催する「3級ブライダルコーディネート技能検定」を取得しており、プロの視点からお客様に寄り添ったご提案をいたします。
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