顔合わせの話題は親任せにしない!ふたりで考え両家の親睦を深めよう
両家顔合わせが近づいてきて、当日どんな話題をすればいいか今から悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
両家顔合わせは、皆初めての事で緊張するものだからこそ事前準備が大切です。
そこで今回は、顔合わせ当日に出していい話題とそうでない話題を紹介します。
この記事を読めば、相手家族に気に入ってもらえる顔合わせの準備をすることができるでしょう。
- この記事をざっくり言うと・・・
- ・ふたりの育った環境の話題は、緊張がほぐれるきっかけになる
- ・顔合わせのみの流れで、挨拶が必要な場面はおおきく3回ある
- ・顔合わせのときに、結婚式の話題をして両家の希望があるか確認しよう
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これを話せば間違いない!顔合わせに適した話題
結婚の挨拶を無事に済ませたら、次は両家の顔合わせです。
結婚するふたりが緊張するのはもちろんですが、両親にしても相手がどんな人なのか、顔合わせが無事に進むだろうかなど、不安がいっぱいです。
そこでこの章では、ふたりがきっかけを作り、両家の親睦が深まる話題 を具体的に紹介していきます。
1.天気や季節の話題
初対面の人同士が抵抗感なく会話しやすいのが、天気や季節の話題です。
一般的なコミュニケーションでも、天気や季節は年齢を問わず話題にしやすいジャンルといわれています。
ただ、暑い・寒いだけでは会話が途切れてしまうので、桜や紅葉などその時の季節を話題にすると 会話を始めるきっかけの一つになるでしょう。
2.ふたりの子供の頃の話題
ふたりの子供の頃のエピソードを話題にすると盛り上がりやすくなります。
いきなり両親に話題を振ると、戸惑われるかもしれませんので、エピソードのヒントになるようなネタや、子供時代の様子がうかがえる出来事を、あらかじめ考えておくとスムーズです。
例えば子供時代に頑張っていたスポーツ、兄弟や姉妹とのエピソード、男の子ならではの武勇伝なども会話が弾みそうです。
3.ふたりの地元の話題
住んでいる場所やふたりが育った地元の話題も、会話に取り入れやすくおすすめです。
遠方から両親を招いている場合は、その地方の特色や名所、おすすめのグルメなども話しやすいテーマになります。
同じ地元出身であれば、会話から意外な共通点が見つかることもあるでしょう。
4.趣味の話題
趣味の話題は良し悪しが分かれるところですが、休日の過ごし方のような一般的な話題が無難でしょう。
マニアックな話になってしまうと、興味をそいで一方的な会話になる危険性があるため、慎重に選びたい話題です。
両親の趣味についても、あらかじめリサーチしておくと良いでしょう。
5.家族の話題
両家がこうしてゆっくり話す機会はそう多くないので、お互いの家族のことも知る良い機会になります。
両親が結婚に至ったエピソードなど、子供でも知らない話が聞けるかもしれません。
家族で行った旅行の話や子育て中の思い出話などは、記憶をたどる楽しいひとときになるでしょう。
このように初対面でも話題を上手に選べば、顔合わせの場を和やかにできることがおわかりいただけたのではないでしょうか。
しかし中には注意したい話題もあります。
次の章では、顔合わせのときに気を付けたい話題について紹介します。
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趣味の話題は意外な落とし穴がある!顔合わせのときに気をつけたい話題
先ほどもお伝えしたように、趣味の話題には気を配る必要があります。
顔合わせの話題で失敗しないために、ふたりで事前にすり合わせておくべきことや、あらかじめ両親に伝えておくとよいことを詳しく紹介します。
応援しているスポーツチームの話
一般的にスポーツや宗教、政治など、考え方が分かれやすい話題は避けた方が良いとされています。
野球やサッカーは旬の話題として耳にする機会は多いですが、応援するチームが違うと思わず感情的になってしまうケースもあります。
事前にリサーチして、同じチームを応援しているなど会話が盛り上がりそうであれば話題にするのもよいでしょう。
仕事の話
両親の職業や仕事内容についても、共通点がなければ避けた方が良いでしょう。
どんな仕事をしているのかなどに、簡単に触れるのはOKですが、業種が違えば専門知識なしではわからないこともあります。
話題にしたものの会話が弾まなかった、という場合もありますから、仕事の話は紹介程度にしておくのもひとつの方法でしょう。
政治や宗教の話
話題の三大タブーといわれている政治や宗教も、避けた方が良いです。この二つは考え方の違いや先入観など、人間関係に摩擦を起こしやすい話題といえます。
たとえ会話が弾む話題だとしても、顔合わせという本来の目的を見失うことにもなりかねないので、できれば避けた方が良いでしょう。
ここまでは、顔合わせの時に適した話題や気を付けたい話題について紹介しました。
次の章では、顔合わせ当日の流れをコツと共にお伝えします。
緊張しないコツ!顔合わせの流れを把握し、当日出てくる話題を予想しておく
顔合わせを成功させるコツは、当日のスムーズな流れにあるといえます。
両家の顔合わせでは食事を共にするのが一般的で、当日の進行は新郎もしくは新郎の父親が務めます。
まずは顔合わせ・食事会の当日の流れを簡潔に紹介します。
顔合わせの詳しい流れは、こちらの記事も参考にしてください。
顔合わせ中におこなう挨拶事例まとめ
両家が席に着いたところで顔合わせはスタートしますが、進行役となる人がどのような挨拶をすればいいのかわからない人も少なくないかと思います。そこで、顔合わせの進行のタイミング別に挨拶事例を紹介します。
食事会はじまりの挨拶
この時の挨拶は、集まっていただいたことへの感謝と、これから顔合わせを始めることを伝えます。
- 新郎が挨拶する場合の文例
- 「本日はお忙しいなか、私たちのためにお集まりいただき有難うございました。私〇〇と△△子さんとの婚約にあたり、お互いの家族を紹介し、親睦を深めたいと思い、ささやかではありますがこのような場を設けさせていただきました。
これを機に、○○家と△△家の絆が深まれば幸いです。 本日はどうぞよろしくお願いします」
- 新郎の父親が挨拶する場合の文例
- 「本日はご多用の中、お集まりいただき有難うございます。このたび息子〇〇と△△子さんの婚約が調い、このような会食を開く運びになりましたこと、誠に嬉しく思います。最後までどうぞよろしくお願いします。」
乾杯の挨拶
基本的に乾杯のタイミングは、婚約記念品の交換、もしくは家族紹介の後になります。
- 新郎が挨拶する場合の文例
- 「本日はどうぞよろしくお願いいたします。乾杯」
「それではゆっくりとお食事をお楽しみください。乾杯」
- 新郎の父親が挨拶する場合の文例
- 「ふたりの前途を祝しまして。乾杯」
結び・お礼の挨拶
顔合わせ・食事会はトータルで2時間半~3時間といわれています。
会話のタイミングを見計らって、新郎の父親または母親が結びの挨拶をし、その後ふたりからお礼の挨拶をしましょう。
ふたりからの挨拶は、新郎が代表することが一般的です。
- 新郎の父親または母親からの挨拶文例
- 「宴もたけなわではございますが、そろそろお開きとさせていただきます。
本日は皆様のおかげで、滞りなく婚約を交わせましたこと、誠に感謝しております。
今後とも、何卒よろしくお願いします。」
- ふたりからのお礼の挨拶文例
- 「本日はありがとうございました。両家の皆様のおかげで、このような良き日を迎えることができました。改めてお礼申し上げます。まだまだ未熟な私たちではありますが、良い家族になれるように二人で助け合っていきますので、これからもご協力のほど、よろしくお願いいたします。」
会話をするときの話し方・聞き方のコツ
顔合わせの改まった席はとにかく緊張してしまうものです。
しかし、話し方や聞き方のコツを知っておけば、安心して当日を過ごすことができるでしょう。
自分が話をするとき
相手の目を見て話すのが基本で、相手にわかりやすい言葉、聞きやすい声のトーンなどを意識し落ち着いて話すようにします。
彼や彼女のことは呼び名ではなく、「〇〇さん」と名前で呼ぶようにしましょう。
相手の話を聞くとき
“話し上手は聞き上手゛という言葉があるように、相手の話を聞くことが会話上手といえます。
ただ無言で話を聞くのではなく、タイミングよく相ずち を打ったり、質問したりして、興味を持って聞いていることが伝わるようにしましょう。
食事会のときの席順
両家の両親と自分たちだけの時は、基本的には新婦側が入り口に近い席に座ります。
まず、父親が上座、次いで母親、そして入り口に近い末席にふたりが座るようにします。
マナーを守るのは大切ですが、席順をめぐってもめるのは本末転倒。
当日どのようにしたらよいか、両家の両親に事前に伝えておくとスムーズでしょう。
顔合わせには手土産を準備しよう
手土産は必ず用意しなければならないものではありません。
しかし一般的には、3,000円~5,000円くらいのものを用意することが多いようです。
相手の好みに合ったものを贈るのが理想的ですが、遠方からなのであれば地元の銘菓や名産品などを贈ると話題になるでしょう。
食事会の費用
ハナユメが行ったアンケートによれば、顔合わせをした際の一人当たりにかかった費用は、5,000円~10,000円が41.24%と一番多く、続いて3,000円~5,000未満が26.15%という結果でした。
支払いは一般的に、両家で折半する、もしくは結婚するふたりが負担するケースが多いようです。
両家で折半する場合でも、どちらかが遠方から出向く際には、顔合わせ会場に近い側が多く負担する場合もあります。誰が負担するかはケースバイケースですが、事前に話し合い決めておくと当日スムーズです。
ここまでの話で顔合わせ当日の流れがおわかりいただけたと思います。
次の章では、顔合わせのときに話し合っておきたい大切なポイントをお伝えします。
両家が揃う顔合わせで話しておきたいこと
顔合わせでは、和やかに食事を楽しむだけでなく、結婚に関して決めるべき事項も話し合っておく必要があります。
両家が揃う貴重な機会ですから、結婚式までの予定や式についての両親の考え方なども確認しておくと良いでしょう。
引越しや入籍の予定を伝える
結婚に向けての進行状況は、できれば同じタイミングで両家に伝えたいものです。
新居への引越しや入籍の予定が決まっていれば、顔合わせのときに伝えておくと良いでしょう。
結婚式準備のスケジュールも、おおまかで良いので共有しておくと安心してもらえます。
結婚式についての両家の考えを確認する
結婚に対する両家の価値観にズレが生じると、のちのちトラブルを引き起こす事にもなりかねません。
結婚式のスタイルや招待客の人数など、ある程度の方向性が決まっていれば、ふたりの意志として両家に伝えましょう。
和装で挙げてほしい、料理はグレードアップしたほうがよいなど、準備を進める段階で意見に食い違いが出た、という話もあるようです。
子供の結婚に対する希望やこだわりなど、事前にヒアリングして意見をすり合わせておくと安心でしょう。
無事に顔合わせを済ませたら、結婚式に向けて次のような準備が始まります。
顔合わせ後におこなう結婚式までの流れ
ハナユメが行ったアンケートによれば、顔合わせは結婚式の11ヶ月前~8ヶ月前に行った人が一番多く、続いて5ヶ月~3ヶ月前に行ったという結果が分かりました。
結婚式までの時間は限られているので流れを把握して準備を進めていきましょう。
顔合わせ後から結婚式までの流れは次のようになっています。
結婚式場検討・決定
同アンケートによると、結婚式場探しは結婚式の6ヶ月以上前からスタートした人が多く、「両家顔合わせ・結納を行う前に式場探しを始めた」は、50%という結果がでました。
両家が揃う顔合わせの機会で結婚式についても話す際は、事前に式場見学へ行き、気に入った式場を探しておくことも準備がスムーズになるポイントといえるでしょう。
ふたりに合う結婚式場を効率よく探したい人は、結婚式場紹介サイトや相談デスクを利用することもおすすめです。
結婚指輪の購入
結婚指輪は購入方法によって手元に届くまでに時間がかかります。
フルオーダーは2ヶ月以上かかる場合もあり、既製品の購入であっても指輪に刻印する際は即日手に入らないこともあります。
時間に余裕を持って購入すると良いでしょう。
新居探し・引越し
結婚式の2~3か月前には物件を探し始め、1か月前には引越しを済ませておくと安心です。
挙式後すぐに新生活をスタートできるように、ライフラインなどの手続きもお忘れなく。
入籍(婚姻届提出)
入籍は結婚式前、結婚式後と意見が分かれるところですが、お日柄の良い日を選んで入籍する人が多いようです。
結婚式までは準備することが多いため、式後落ち着いてから入籍する人もいます。
結婚式
結婚式の打ち合わせは約4か月前から始まり、プランナーとの打ち合わせは平均4回といわれています。
1回目では、招待状や一日のタイムスケジュールなど結婚式の全体像を把握します。
2回目では、料理や演出、装花など細かな部分を決めていきます。
3回目では、打合せした項目に抜け漏れがないか確認を行います。
回目は、結婚式の2週間~10日前に最終打ち合わせが行われ、持ち込みアイテムの確認や最終見積もり金額の算出などが行われます。
結婚式までは、入籍や結婚式の準備を同時進行で進めていくので、結婚式間際にあわてることが無いように、流れを把握し余裕を持って準備を進めましょう。
まとめ
いかがでしたか。今回は顔合わせの話題について紹介しました。
要点をまとめると・・・
・ふたりの育った環境の話題は、緊張がほぐれる話題になる
・顔合わせのみの流れで、挨拶が必要な場面はおおきく3回ある
・顔合わせのときに、結婚式の話題をして両家の希望があるか確認しよう
この記事を参考に顔合わせを成功させるための準備をする事ができると良いでしょう。