模擬挙式って何？参加するメリットと確認しておきたいポイント3選
ブライダルフェアについて調べていると、よく目にするのが「模擬挙式」という言葉。
「ブライダルフェアのイベントのようだけれど、どんなものなの？」
「無料だけれど、普段着で気軽に参加してもいいの？」
「模擬挙式って、誰が挙式をするの？」
など、参加したいと思いつつ疑問がいっぱいで予約を迷っている人もいることでしょう。
そこで今回は、挙式を具体的にイメージする際に役立つ模擬挙式の内容や流れ、さらには模擬挙式付きのブライダルフェアの予約方法についてご紹介します。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・模擬挙式とは"モデルが本番と同じような流れ"で挙式を行うイベント
- ・模擬挙式自体は約30分。フェア全体で3～3.5時間ほどかかる
- ・ゲスト目線で挙式を確認でき、結婚式のイメージがより具体的になる！
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模擬挙式はゲスト目線で結婚式を体験できるイベント
「模擬挙式ってどんなもの？」という人のために、まずは模擬挙式の概要や参加メリットをお伝えします。
模擬挙式とは？
模擬挙式とは、新郎新婦役のモデルカップルが、本番と同じような流れで挙式を行うイベントのことです。
模擬挙式単独で行われることもまれにありますが、ブライダルフェアのプログラムの一部として、見学会や相談会などとあわせて行われるのがほとんどです。
模擬挙式の所要時間
模擬挙式にかかる時間は30～45分程度。新郎新婦入場から賛美歌斉唱、指輪交換など、基本的な挙式の流れに沿って本番と同じように進行します。
挙式自体は20～30分ぐらいですが、模擬挙式への参加者（ゲスト）の入退場や、ブーケトスやバルーンリリースといった挙式後の演出などがある可能性もあるため、10～15分は多めにみておくほうがよいでしょう。
模擬挙式に参加するメリット
模擬挙式の主なメリットとして、次のようなものが挙げられます。
- ゲスト目線で挙式の流れや雰囲気を確認できる
- どんな挙式にしたいか具体的にイメージするきっかけになる
- 挙式会場を隅々までじっくり確認できる
友人や親族の結婚式に参加したことはあっても、ほとんどの人は挙式の流れや演出、所要時間などを意識したことはないと思います。
若いカップルなら結婚式に出席したことがなく、そもそも挙式がどんなものなのかわからないかもしれません。
また、挙式スタイルや演出に希望はあっても、プログラムはどのような流れにしたらいいのかイメージできない人もいるでしょう。
そんな疑問や不安は、模擬挙式で解消できます。
さらに、ゲスト目線で挙式会場や挙式の流れをチェックできるため、ゲストへの心配りもしっかりしつつ、二人の理想を取り入れた結婚式を考えられるでしょう。
「模擬挙式」にも種類がある！希望の挙式スタイルをチェック
ハナユメの調査によると、先輩カップルに人気の挙式スタイルは「教会式（56.2％）」「人前式（27.4％）」「神前式（14.4％）」となっています。
こうしたニーズの高まりを受け、神前式や人前式の模擬挙式を行っている会場も増えています。希望の挙式スタイルを選んで模擬挙式に参加してみると、より実際の挙式イメージが湧きやすいでしょう。
模擬挙式はブライダルフェアのプログラムのひとつとお伝えしましたが、他にはどのようなものがあるのでしょうか。ブライダルフェアの種類について次でお伝えします。
結婚式について知れる！ブライダルフェアの種類
ブライダルフェアのプログラムには、次のような種類があります。
1.見学会：結婚式場内を見学できる
2.模擬挙式：本番さながらの挙式を見学できる
3.試食会：シェフの料理を実際に食べられる
4.演出体験・模擬披露宴：人気の演出や短縮版の披露宴を体験できる
5.試着会：ウエディングドレスやカラードレス、タキシードなどを試着できる
6.相談会：結婚式場のプランナーに相談したり見積もりをもらったりできる
どれも結婚式場を探しているカップル向けに開催されており、無料で参加できることがほとんど。
中でも、「模擬挙式」と「見学会」「試食会」「相談会」などがセットで開催されることも多いです。
ブライダルフェア選びに迷ったら・・・
どのブライダルフェアに参加したらいいのか迷ったときは、次の点を参考にしてみてくださいね。
「見学会」がおすすめの人
- チャペルや披露宴会場、ガーデンなど、雰囲気や演出にこだわりがある
- 遠方ゲストや年配ゲスト、子連れゲストなどが多い
- 友人や職場関係者、親族それぞれのスペースを確保しながらおもてなししたい
【所要時間】1～2時間程度
「模擬挙式」がおすすめの人
- 挙式スタイルや演出、挙式会場にこだわりがある
- ゲスト目線で挙式を体験してみたい
- 結婚式に出席したことがない
【所要時間】2～3時間程度
「試食会」がおすすめの人
- 料理やドリンクにこだわりがある
- ゲストを料理でおもてなしし、満足してもらいたい
- ウエディングケーキやデザートビュッフェなどを希望している
【所要時間】2～3時間程度
「演出体験・模擬披露宴」がおすすめの人
- 最新の演出を知りたい
- 希望の演出がある
- 披露宴会場の音響・照明イメージを確認したい
【所要時間】2～3時間程度
「試着会」がおすすめの人
- 期待衣装がある、デザインにこだわりたい
- ドレスのトレンドを知りたい
- 自分に似合うドレスをプロ目線でアドバイスしてほしい
【所要時間】2～3時間程度
「相談会」がおすすめの人
- 結婚式場のプランナーにじっくり相談したいことがある
- 結婚式の費用や支払い方法に不安や疑問がある
- どこまで希望が叶うのか確認したい
【所要時間】1～1.5時間程度
では、ブライダルフェアに参加する際はどのような点に注意すればいいのでしょうか。次でお伝えします。
模擬挙式ではここを確認！チェックポイント3選
模擬挙式はわずか30分ほど。非日常感や感動で圧倒されてしまうことも多いですが、模擬挙式に参加したら次の点を中心にチェックしていきましょう。
- 1.自分たちの挙式をイメージできるか
- 2.どんなふうに演出を取り入れられるか
- 3.挙式会場の広さや収容人数は十分か
ではそれぞれ具体的に見ていきましょう。
1. 自分たちの挙式をイメージできるか
まずひとつめのポイントは「自分たちの挙式を具体的に想い描けるかどうか」です。
- 自分たちが挙式をしている姿をイメージできる
- この会場なら自分たちはもっとこうしたい
といったイメージが湧いてくるようなら、その会場や挙式スタイルが二人にあっているといえます。
もちろん、模擬挙式の場でイメージできなくても、「帰宅して振り返ってみたらアイデアが出てきた」「ほかの会場と比べてみたらここが理想的かも」といったことが浮かんでくることもあります。
大切なのは「模擬挙式、ステキだったね」と他人事で終わらせず、「この式場は会場が広くてよかったね。でも、ちょっと座席が狭いとこが気になるね」という振り返りを二人ですることが重要でしょう。
2. どんなふうに演出を取り入れられるか
挙式会場によってできる演出が限られたり、同じ演出でもやり方が異なったりすることがあります。
たとえば、
- 新郎のチャペル入場はバージンロードを通るor通らない
- フラワーシャワーの中、チャペルから退場or退場後にチャペルの外で
- 挙式中に映像上映ができるor設備がないため披露宴でしかできない
- 青空の下でブーケトスができるorスペースがなく披露宴会場内で
など、挙式の演出には会場の作りやルールが関係してきます。
演出に希望がある場合は、どんなふうに実施できるのか、模擬挙式後の相談会などでプランナーさんに確認してみたり、人気の演出方法などを聞いておくと安心です。
3. 挙式会場の広さや収容人数は十分か
模擬挙式に参加する時点で想定していたゲスト数よりも、実際は増えたり減ったりすることもあります。
減る分にはよいのですが、増えてしまうとすべてのゲストが着席して挙式に参列できなくなってしまう可能性が…。
挙式会場の収容人数を、立席・着席ともに必ず確認しておきましょう。
その他、ブライダルフェアで確認すべきポイントについてはこちらをご覧ください。
【withコロナ対応】ブライダルフェアで見るべき67のチェックリスト
続いて、ブライダルフェア参加時の服装や持ち物をご紹介します。
ブライダルフェア当日の服装・持ち物
ブライダルフェアの中でも、見学会や相談会なら普段着で行ける気はするものの、模擬挙式となるとそれなりの服装にしないといけないのでは…と思う人もいるのでは。
ここでは、ブライダルフェア当日の服装や必要な持ち物について見ていきましょう。
服装
模擬挙式は実際の挙式ではなく、あくまでブライダルフェアのイベントのひとつです。普段着でもOKですが、他にも出席する人がいるため、できればきちんと感のある服装をしていきましょう。
ジャケットやワンピースで出席すれば結婚式気分をより味わえるかもしれませんね。
ブライダルフェアの服装をもっと詳しく知りたい人はこちらをご覧下さい。
女性の服装のポイント
女性の場合、上はジャケットやきれい目なブラウス・ニット、下は裾が少し長めのスカートやパンツスタイルがいいでしょう。
また、結婚式場内は空調が効いているとはいえ、季節によって肌寒かったり暑すぎたりすることもあります。温度調節ができて、ローヒールやフラットシューズなど歩きやすい靴を選ぶのがおすすめです。
男性の服装のポイント
男性の場合も上はシャツにジャケット、下は長ズボンのパンツスタイルがよいでしょう。カジュアルすぎる服装は避け、キレイ目の服装で「頼れる新郎」をアピールしてみて。
ドレスコードをあわせたり、リンクコーデをしたりすることで、仲の良さをアピールできるかもしれませんね。
ブライダルフェア当日の持ち物
ブライダルフェアに出席する際は、最低限次の3点を持って行くようにしましょう。
- カメラ（スマートフォンでもOK）
- 大きめのカバン
- メモ・筆記用具
カメラ（スマートフォンでもOK）
会場の雰囲気やコーディネート、挙式の様子などを記録する際に使用します。
デジカメがあればベターですが、スマートフォンのカメラでも十分。細かく写真を撮っておけば、他の会場と見比べたり気になった点を調べたりするのに役立ちます。
ただし、スマートフォンのカメラを使用する際は、電池切れに注意するとともに、シャッター音などで他の参加者に不快な思いをさせないようマナーを守って撮影しましょう。
大きめのカバン
ブライダルフェアでは、帰りにパンフレットやおみやげなどをもらって帰ることも少なくありません。
小さめのカバンで行ったら、荷物が増えて入りきらなかった…ということがないよう、大きめのカバンを用意しましょう。
ブライダルフェアの前後に予定があり、小さめのカバンを持って行くつもりなら、折りたためるエコバッグを忍ばせておくと安心です。
メモ、筆記用具
紙とペンがあれば、模擬挙式で気になった点をメモしたり、事前に聞きたかった点を書いていったりすることができます。
後で振り返って写真とともに見返せるよう、メモと筆記用具を用意しておくとよいでしょう。
こちらもスマートフォンなどのメモ機能で代用できますが、写真を撮りながらメモして…というのも難しいため、念のため用意しておくことをおすすめします。
ブライダルフェアの持ち物について、もっと詳しく知りたい人はこちらをご覧ください。
模擬挙式に参加するイメージは湧いてきたでしょうか。最後に、模擬挙式のあるブライダルフェアの探し方についてご紹介します。
模擬挙式や試食会…種類別にブライダルフェアを探す方法
ブライダルフェアに参加する心構えができたら、どのフェアに参加するか実際に探してみましょう。
模擬挙式付きのブライダルフェアを探す方法
検索エンジンに「模擬挙式 ブライダルフェア」というキーワードを入力して検索してもよいですが、欲しい情報以外のものが出てくることが多いかもしれません。
必要な情報だけを取得したいなら、結婚式場紹介サイトや結婚式相談デスクを利用してみて。
模擬挙式の有無だけでなく、エリアや収容人数、会場の特長など、詳しい情報を得られ、より理想に近い式場のブライダルフェアを紹介してもらえるでしょう。
ハナユメでブライダルフェアを探すならコレ！
ハナユメでは、気になる結婚式場の詳細ページからブライダルフェアを検索できるほか、特集ページから体験付きのブライダルフェアを種類別に検索できるようになっています。
見学会のあるブライダルフェアを探す
模擬挙式のあるブライダルフェアを探す
試食会のあるブライダルフェアを探す
演出体験のあるブライダルフェアを探す
試着会のあるブライダルフェアを探す
相談会のあるブライダルフェアを探す
と、ブライダルフェアの種類を選んで検索したり、エリアやフェア形式、式場スタイルなどの条件を追加して絞り込んだりできるため、より条件にあったフェアを検索できますよ♡
また、「今度のお休みは時間が空いたからフェアに行きたい！」という場合は、ブライダルフェアを日程から探すのが便利。
ハナユメ相談デスクなら、ブライダルフェアの予約代行までしてくれるので、1日で2件など、効率的に式場見学を進めていけるでしょう。
結婚式場検索にも便利！
ハナユメのWebサイトの特徴は、地域を指定したら "雰囲気(サイト内ではイメージ)" もしくは "予算 (サイト内では条件)" から検索できることです。
イメージ検索では、"カワイイ" "和・和モダン"といった7つの雰囲気を表すキーワードからフェアを実施している会場を探せます。
一方、条件検索を選ぶと会場名の下に予想価格帯が表示されるため、予算が決まっている新郎新婦にとって一つの大きな判断材料となるでしょう。
そのほかにもハナユメでできることはたくさん！詳しくはこちらもチェックしてください。
ハナユメ結婚式相談でできること
まとめ
いかかでしょうか？「模擬挙式とは何か」から、ブライダルフェアの種類、参加する際のポイントまでご紹介しました。
- 要点をまとめると・・・
- ・模擬挙式とは"モデルが本番と同じような流れ"で挙式を行うイベント
- ・模擬挙式自体は約30分。フェア全体で3～3.5時間ほどかかる
- ・ゲスト目線で挙式を確認でき、結婚式のイメージがより具体的になる！
ブライダルフェアの一環として行われる模擬挙式は、結婚式を考えている新郎新婦にとって当日の様子をイメージしたり、ゲストにより楽しんでもらうために大変重要なイベント。
「ブライアルフェアに行きたい」と思ったら、ぜひここで紹介したフェアを予約できる結婚式場紹介サイトや持ち物などの情報を参考に結婚式場選びを始めてみてください。
監修者情報
ハナユメアドバイザー T.Y
経歴
名古屋の結婚式場にてご予約担当や打ち合わせ担当のプランナー業務を経験。その後ブライダルジュエリーショップにてジュエリーコーディネーターを経験。ブライダルの現場での経験を活かし、ハナユメアドバイザーとして結婚式のお手伝いをさせていただいております。
ハナユメアドバイザーとは？
ハナユメウエディングデスクで、お客様の式場探しのお手伝いや、予約・見学の手配といった結婚式の準備をサポートするスタッフです。全員が日本ブライダル文化振興協会が主催する「3級ブライダルコーディネート技能検定」を取得しており、プロの視点からお客様に寄り添ったご提案をいたします。
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