結婚式の費用と内訳をチェック!見積りで見落とすポイントと節約方法
ブライダルフェアや式場見学は楽しかったけれど、いざ見積りを見てみると結婚式費用の内訳がよくわからない、と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
また、結婚式の現実面も知り、いろんな不安を感じている人も多いと思います。
そこで今回は、結婚式費用の内訳から費用において押さえておきたいポイント、節約するコツまでご紹介します。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・結婚式費用の内訳は大きくわけて4つにわけられる
- ・結婚式費用を節約するコツは式場決定前と後の2パターンである
- ・結婚式にかかる費用と自己負担額を把握することが重要
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結婚式費用の平均総額は約324.6万円!その内訳を解説
結婚式場を決める時は、式場の雰囲気やアクセス面などいろいろな点から比較検討することでしょう。その際に、大きな決め手となるのが、費用がどれくらいかかるかという点です。
ハナユメのデータによると、結婚式費用(挙式、披露宴)の平均総額は、324.6万円とでています。この平均金額で何にいくらかかっているのか把握できるのが、見積りになります。
見積りには、項目別にどれくらいの費用がかかるのかが記載されているため、結婚式費用をいくら準備すればいいのかの目安になるでしょう。
とはいえ、内訳を見ただけでは、具体的にどんな費用なのか、本当に必要な出費なのかがわからないということもありますよね。そこでさっそく結婚式の費用の内訳について解説していきます。
結婚式にかかる費用の内訳とは
結婚式にかかる費用は、「料理代」「会場費」「装花代」「衣装代」「印刷物」「写真・映像」「演出費」「引出物」の8つに大きく分けられます。
実際に見積りに記載されている費用の内訳には次のようなものがあります。(※記載されている金額は実際の金額ではありませんのでご注意ください)
これらは目安となる金額が比較的わかりやすい項目ですが、席次表や招待状などの紙物、引出物などの項目は招待人数に比例して増減します。
それでは項目別にかかる費用についてみていきましょう。
結婚費用のリアルな平均金額はどれくらい?
結婚式費用の各項目の平均金額は次のようになっています。
料理
結婚式費用のなかでも大きな割合を占めるのが料理・飲料代です。1人あたりの平均金額は1万4,642円になっています。
ベースとなる料理コースに、特別メニュー(お子さまやご年配向けなど)や飲み放題プランが加わるなど、なにかと金額がアップしやすい項目でもあります。
会場費
同調査によると挙式料の平均は34.1万円ですが、全体の47.8%の方が挙式と披露宴がパックになっているプランを利用したと回答しています。
パックプランの平均は122.9万円で、挙式料、料理や飲み物、会場装飾や衣装代など、場所代以外の費用も含む場合が多く、単独で契約するよりもコストダウンできるメリットがあります。しかしベーシックなプランのため、プラン以外に要望がある場合はプラス料金が発生することもあります。
また、会場費はスタッフ込みで10~50万円ほどで会場によって異なり費用がかからない場合もあるようです。
会場装花
会場を彩る卓上装花ですが、人数が増えると卓が増え、その分費用がかかります。一般的な相場は1卓につき5,000〜10,000円ほどです。
また、人数が増え会場が広くなると、全体の見栄えをよくするためにボリュームを持たせる必要が出てくるため、そのデザインによっては金額がかかることも。
衣装代
ドレスやタキシード、和装などの衣装はレンタルや購入で準備するのが一般的です。新婦の衣装の割合としてはレンタルした方が74.3%、購入した方が11.5%%あり、レンタルで衣装を決めた方が7割以上という結果が出ています。
そして、新婦の衣裳の平均着数は2.2着で平均金額は41.8万円でした。かつてはお色直しの回数によって衣装代も増減しましたが、最近は減少傾向にもあるでしょう。また、新郎は1.8着で平均金額が9.4万円なので新郎新婦合わせて50万円弱が平均になります。
式場提携の衣裳サロンやドレスショップでレンタルせず持ち込みをする場合は、持ち込み料金が発生する可能性があるので注意が必要です。
印刷物(ペーパーアイテム)
最近では手軽に手作りができるようになった招待状や席次表・席札といったペーパーアイテム。主なアイテムの平均の作成費は以下の通りです。
・招待状・・・245円
・席次表・・・228円
・席札・・・172円
式場で手配してもらわなくても、インターネットで気軽に購入でき、手作りができるので費用を抑えることも可能と言えます。
写真・映像
写真撮影はスナップ撮影の費用の平均は10.1万円で、カット数によって金額が設定されることが多いようです。さらに前撮り(スタジオまたはロケーション撮影)を行う場合はまた別途の費用が必要となります。
映像(ビデオ撮影)に関しての平均金額は17.6万円で10〜15万円がおおよその相場のようです。最近では結婚式当日の映像や写真にこだわる方も多いので、いいものを残そうと思うとその分費用がプラスになることも。
演出料
演出料は、家族やゲストへのおもてなしの気持ちを伝えるものでもあります。アットホームな雰囲気にしたい、自分たちらしさを表現したいなど、カップルそれぞれの思いを叶えることができりでしょう。
演出の中でも人気が高いのが、2人の生い立ちやなれそめを知ってもらえるオープニングムービーですが、結婚式の定番ともいえる、ウェディングケーキのファーストバイト(お互い食べさせ合う)、両親への手紙などは、費用がかからず低コストでできる演出もあります。
ですが一方でキャンドルサービスやバルーンリリースなどをプラスすると費用がかかるものも。アイテムを使用する演出は基本的に追加コストがかかると考えたほうがよさそうです。
引出物
披露宴に参列してくれたゲストにおもてなしや感謝の気持ちを込めて贈られる引出物ですが、下記のような3品を準備することが多いです。
・引出物 カタログギフトや食器などメインの品物、記念品とも呼ばれる
・引菓子 バウムクーヘンなど引出物に添えるお菓子
・しきたり品 地域により贈る縁起物の鰹節や赤飯、特産品のかまぼこなど。縁起物、名披露目などとも言う
引出物といえばゲストに喜ばれるのがカタログギフトです。理由は様々ですが「自分で好きなものを選べる」「持ち帰りが苦にならない」といった理由が圧倒的に多いようです。
ここまで結婚式にかかる費用の内訳をみてきました。続いて費用が上がりやすいポイントを紹介します。
必ずチェック!費用が上がりやすいポイントを紹介
結婚式の打ち合わせを重ねていくうちに、見積り金額がどんどんアップしてしまったという場合も少なくありません。
見積りは最初の一回だけではなく、結婚式の内容に変更があるたびにもらっておくのがいいでしょう。
では、不要な費用を抑えて満足できる結婚式を成功させるには、どんな点に気を付ければよいのでしょうか。
費用アップを防ぐ対策とは
先ほどと同調査によると、結婚式を挙げた人の62.2%の方が、会場を予約した際の見積りよりも実際に払った金額のほうが多かったと回答しています。
金額にすると平均で73.9万円も多くかかったという調査結果も出ています。
費用がアップする理由としては
「料理を追加またはランクをアップしたから」(61.2%)
「衣装を追加またはランクアップしたから」(52.3%)
「写真・ビデオを追加またはランクアップしたから」(46.9%)
など、グレードを上げてしまったことに大きな原因があるようです。
このような理由から、見積りを出してもらう段階でしっかりと見直しや各項目のグレードやランクアップのすり合わせをしておくことで、費用が上がることを防ぐことができるでしょう。
また、料理を食べたら美味しくなかった、プラン内で着られるドレスで気に入ったデザインがなかったなどの声もあるため、料理も衣裳も実際に確認してから式場決定をすることが大切です。
見積りには含まれてはいない見落としがちなポイント
また、見積りに含まれていないことが多いのが次のような項目です。
- ・リハーサルヘアメイクの料金(新婦のヘアメイクリハーサル料)
- ・ドレスに必要なドレス用インナーや衣裳小物の料金
- ・お子さま料理やアレルギーなどで特別に必要となる料理代
- ・ドリンクの種類(ドリンクの種類を増やした場合など)
- ・全ての装花の料金(ブーケ・ブートニアやその他受付などで使用する会場装花など)
- ・プチギフトやそれ以外に使用する小物(リングピローなど)
このような費用は見積りに含まれていないケースが多いため、最終の金額でプラスとなってかかってきます。
そのためできるだけ最初の見積りで上記のような内容も含まれているかどうかも確認をし、含まれていないのであれば全ての項目が記載されている見積りで出してもらうようにしましょう。
続いて結婚式にかかる費用を賢く抑えるコツについてご紹介します。
結婚式費用を賢く節約する方法2パターン
それでは次に結婚費用をかしこく節約する方法を、1.式場探し中2.式場決定後の2つのパターンでみていきます。
式場探しの段階で費用を節約できる方法
結婚が決まったら、まず式場探しから始めるカップルも多いですよね。
しかし、下調べなしでいきなり式場を訪れるのは、お得なチャンスを逃してしまうこともあります。
結婚式場は、オンシーズンやオフシーズンでお得なキャンペーンや割引を行っています。
そういったお得な情報を見逃さないためにも、しっかりと情報収集を行うのも費用を抑えるコツになるでしょう。詳しく何があるのか見ていきましょう。
結婚式を挙げる時期・日柄や割引
縁起のよい日や気候が良く過ごしやすい時期の春や秋などは、結婚式を挙げる人も多くなるため式場は繁盛期となります。
一般的に3~5月、9~11月は結婚式を挙げる方が多いオンシーズンで、費用も通常よりアップする場合や割引がないケースが多いでしょう。
反対に7~8月の暑い時期や12~冬の寒い時期は、結婚式を挙げるカップルも少なくなるため通常よりも安く結婚式が挙げられることもあります。
また、時期だけではなく大安よりは仏滅、午前~日中より夕方から夜にかけての時間帯、土日より平日など曜日や時間によって割引されていることも多いです。
特にこだわりがないのであれば、結婚式の日取り選びで割引されている時期を狙うのも1つの節約方法でしょう。
見積もりを比較する
結婚式の見積りは総額を知る目安になりますが、ブライダルフェアの参加や見学へ行く全ての式場で見積りはもらっておくと、後々比較できたり、値引き交渉ができることもあります。
式場を決定するまでに1件の式場だけでは、もらった見積りの費用が高いのか安いのかと判断に迷うこともあるでしょう。相場を知るためにも全ての式場でできるだけ同じ内容の見積ををもらっておくのもひとつの方法です。
また値引き交渉は、するのであれば式場決定前までにできる限り済ませておくことがポイントです。
結婚式場紹介サイトのキャンペーンなどを利用
時間がない方や一気に効率よく式場探しをしたいというカップルにおすすめなのが、結婚式場紹介サイトを利用する方法です。
結婚式場紹介サイトを利用して、ブライダルフェアなどに参加することでお得なキャンペーンや豪華なプレゼントがもらえることもあります。
特典として多いのは、電子マネーやギフトカード、ポイントなどがもらえるのでとてもお得に式場探しができるでしょう。続いて、式場決定後に節約できる方法を見ていきます。
2.結婚式場決定後に費用を節約できる方法
式場決定後でも見積り金額を見直したり、それ以外の部分で節約することができます。
見積書は最低3回もらうのが一般的といわれています。
挙式の何日前までなら変更が可能かどうかも、事前に確認しておくとよいでしょう。
結婚式費用を安くするには次のような方法があります。
アイテムを持ち込みする
持ち込みできるかどうかは式場によって違いますが、持ち込み料を払ってでもコストを抑えられるのであれば、持ち込みするのもよい方法です。
例えば衣装を持ち込みしたい、プチギフトを自己手配で持ち込みしたいなど、リクエストに応えてくれるケースもあります。
持ち込み料は無料のところもあれば、持ち込み料がひとつひとつに発生する式場もあります。
持ち込みを事前に考えているのであれば、何を持ち込みしたいのか、そのアイテムの持ち込み料はいくらかかるのかと細かく確認しておきましょう。
手作りできるアイテムは手作りする
手作りしたいであったりハンドメイドが得意な方なら、ブーケやリングピローなどを手作りするのもステキな思い出になることでしょう。また、手作りすることで費用削減になることも多いです。
招待状やウェルカムボードなどが作れる無料サイトを活用して、自分好みのアイテムが作れるのもハンドメイドの魅力の1つです。
ここまで費用を節約できるポイントについてご紹介してきました。続いて、気になる結婚式費用の負担額についてみていきましょう。
事前に確認!結婚式費用の自己負担、親の援助について
結婚式にかかる平均金額をみると、費用が高くて・・・と不安に感じてしまう方もいることでしょう。そこでこの章では、親からの援助やご祝儀について詳しく紹介していきます。
ご祝儀を差し引いた金額が自己負担額
ハナユメの調査によれば、ご祝儀の額は150~200万円未満が20.0%で最も高く、次いで100〜150万円未満が15.8%、200~250万円未満が13.8%で、平均は200.9万円でした。
結婚式費用の総額からご祝儀の金額を引くと、残りの金額が自己負担金額となります。
あくまで調査結果の平均額ですが、これで算出すると、(結婚式にかかる平均費用)324.6万円-(ご祝儀平均額)200.9万円=(自己負担額)123.7万円という計算になります。
親の援助はある?ない?
同調査によると、挙式や披露宴を行った時52.5%の方が親から援助を受けたと回答しています。
自分たちで結婚式費用を出すのか、親に援助を求めるのかは、両家の話し合いで決めるのもひとつの方法です。
最後に結婚式費用の支払うタイミングと支払い方法についてみていきます。
支払いのタイミングと支払い方法
結婚式費用を支払うタイミングは、式場によってさまざまですが、一般的には結婚式当日までに事前に支払うケースが多いようです。
3回に分けて支払いが発生する場合、最初は結婚式場の予約の際に内金を支払います。これは希望の日を予約するために支払うもので、だいたい20万円前後が相場でしょう。
内金はキャンセルが発生した場合に返金されないこともあるので、この点も事前に確認しておくようにしましょう。
2回目は結婚式直前(1週間前)に、残りの全額を支払います。最終的に決定した見積り内容の金額を全て支払います。最後は結婚式後で、結婚式当日に発生した料金を支払います。
最近はご祝儀で決済する方を考慮してか、結婚式後に一括で支払える式場もあるようです。
結婚式場を予約する際は、支払いのタイミングについても事前に確認をしておくことが肝心です。また、結婚式費用の支払いは大きな金額が動くため、現金かクレジットか悩むところですが現金支払いであることが多いためクレジットで検討している方は支払い方法も聞いておきましょう。
クレジット決済はポイントがもらえてお得感はありますが、限度額を超えてしまうと結婚後の生活に支障を来たす場合もあるのでご注意を。
まとめ
いかがでしたか?今回は結婚式にかかる費用の内訳についてご紹介しました。
要点をまとめると・・・
・結婚式費用の内訳は大きくわけて4つにわけられる
・結婚式費用を節約するコツは式場決定前と後の2パターンである
・結婚式にかかる費用と自己負担額を把握することが重要
この記事を参考に、素敵な結婚式ができることを願っております。
結婚式の費用、もっとおトクに挙げたいなら