友達関係を壊さない結婚式招待ゲストの選び方!人数に差があってもOK

友達関係を壊さない結婚式招待ゲストの選び方!人数に差があってもOK

結婚式にはたくさんの人に出席してほしいと思うものの、会場のキャパシティや結婚式の予算などの理由からゲストの人数を限定しなくてはなりません。

しかし、限定するとなると新郎新婦が招待する友達の数は同じくらいではないといけないのか、招待するかどうかの線引きをどのようにすればいいのかなど迷うことも多いですよね。
そこで今回は、結婚式に招待する友達の人数や線引きの方法について解説していきます。

さらに、のちのち友達関係を壊すことなくゲスト選びをする方法についてもお話ししましょう。

なお、友達の結婚式に出席する際のマナーについて知りたい人は、コラム:友達の結婚式に出席する場合のマナーをご覧ください。

この記事をざっくり言うと・・・
・結婚式に友達を呼んだ人は〇%!平均〇名呼んでいる
・ゲスト人数差があってもOK!どちらかしか友達を呼ばないケースもある
・異性の友達を招待したい場合は相手と両親に相談してから決める

結婚式に招待したゲストの内訳と人数は?8割以上が友達を招待している

結婚式を挙げた先輩カップルが招待した、ゲストの平均人数は67.3名であり、71~80名のゲストを招待した人が最も多いという結果がハナユメのアンケートで分かりました。

さらに各関係性別にその内訳を見てみると、以下の結果でした。

披露宴・披露パーティーに列席したゲストの内訳を教えてください。
両親 98.7%
兄弟姉妹 97.9%
祖父母 67.9%
その他親族 89.7%
新郎友人 82.5%
新婦友人 86.5%
共通の友人 48.5%
新郎会社関係 66.0%
新婦会社関係 57.3%
新郎恩師 11.9%
新婦恩師 17.2%

新郎新婦のゲスト数に差があっても大丈夫!ゲストの人数調整をしたのは54.6%

ここまで、新郎新婦で合算したゲスト数をみてきましたが、必ずしもそれぞれが同程度の人数を招待しているわけではありません。

「新郎新婦のバランスがとれるように調整したか」と聞いたアンケート結果によれば、54.6%のカップルが調整したと答えています。

結婚式のイメージとして、新郎新婦のゲスト数をあわせなければならないと考えている人もいるかもしれませんが、結婚式を挙げたカップルの半数以上がゲスト数にばらつきがあると答えています。

次の章では、招待するゲストの選び方についてみていきます。

呼ぶ・呼ばないはどう決める?招待するゲストの選びかた

新郎新婦 友人

結婚式に誰を呼んで誰を呼ばないかは、準備で頭を悩ませる重大な悩みの一つという人が多いでしょう。

招待するかどうかの線引きする際に気を付けるポイントは以下の5つです。

・まずどんな結婚式にしたいかを話し、どの顔ぶれを呼ぶか決める
・友達を招待するなら今後も関係を続けていきたい人を選ぶ
・親族をどこまで呼ぶかは両親に相談するとスムーズ
・会社関係者は同じ部署など近い関係の上司や同僚を中心に!会社にルールがある場合はそれに従う

詳しくみていきましょう。

まずどんな結婚式にしたいかを話し、どの顔ぶれを呼ぶか決める

まずはどんな結婚式にしたいのかを二人で話し合い、親族、友達・恩師、上司・同僚など、どのカテゴリーの人を呼ぶか決めましょう。

アットホームな結婚式にしたいから会社関係者は呼ばないなど、ざっくりと結婚式の雰囲気と招待するゲストについて二人で話し合ったら、念のため両家両親に相談してください。

友達を招待するなら今後も関係を続けていきたい人を選ぶ

友達と一口に言っても、小学校から付き合いのある友達や一緒に旅行に行くほど仲の良い友達、電話番号を知っていて何年かに1度会う友達など、さまざまでしょう。

友達の中でも誰を呼ぶか迷った場合は、今後も関係を続けていきたいかどうかを基準に選びましょう。

また、自身がその人の結婚式に呼ばれたかどうかも一つの指標にできます。

のちのち結婚式に呼ばれなかった、などとネガティブな感情を持つ人もいますので、今後も仲良くしてほしいと思う友達ならば結婚式に招待しておくようにしましょう。

そして呼ぶことができなかった友達には、都合により呼べないことを一言添えて結婚報告をするようにしましょう。

同じグループ内で呼ぶ人・呼ばない人を出さないように気を付けて

同じグループの中で招待する友達としない友達が出た場合、その友達同士の関係までぎこちなくなってしまう可能性もあります。
そうならないように、仲の良い友達グループがある場合はメンバー全員を呼ぶようにすると良いでしょう。

また、呼ぶ人と呼ばない人が混在しているLINEグループなどでは、結婚式の話題を避けるように心がけ、呼ぶ人にも呼べない人がいることを話しておきましょう。

親族をどこまで呼ぶかは両親に相談するとスムーズ

招待する親族としない親族の線引きは、二人でするのではなくそれぞれ両親に相談して決めましょう。

遠方の住んでいる親族や祖父母の兄弟など、関係が近いようで遠い場合は迷うこともあるでしょう。

後からもめないためにも、親族は両親に相談して招待するかどうかを決めるとスムーズです。

新郎新婦で親族の人数を合わせる必要はない

親の兄弟姉妹が多いか少ないかなどで、親族の数が両家で違うのは当たり前だと言えます。

全体のゲスト比率もそうですが、親族の人数比率をそろえる必要はありません。
ただし、両親が気にするかもしれないので早めに相談をするようにしましょう。

会社関係者は同じ部署など関係近い上司や同僚を中心に!会社にルールがある場合はそれに従う

会社関係者を呼ぶ場合、仲が良いかどうかだけでは決められず一筋縄ではいかない場合があるでしょう。

たとえ同じ部署にウマが合わない先輩がいたとしても、同じ部署の上司や同僚は招待することを前提にするのがよさそうです。

誰を招待するかは上司やすでに結婚式をした先輩に相談するのがベストです。

なお、結婚報告は「上司→先輩→同期→後輩」の順にするのが鉄則です。

結婚式に招待するゲストの線引き方法についてご紹介しました。

ゲストの中には、挙式にも列席してほしい人や披露宴から出席してほしい人などいるでしょう。
披露宴から出席してほしい友達がいる場合の対応について、次の章で解説します。

披露宴から出席してほしい友達には招待状に「ふせん」を入れる

挙式・披露宴(披露パーティ)を行う際、特定のゲストには結婚式からではなく、披露宴から出席してほしいという場合もあるでしょう。

その場合は、招待状に「披露宴から出席してほしい」という旨を伝える「ふせん」を同封します。

ちなみに「ふせん」は、挙式列席についての案内だけでなく、受付や祝辞、乾杯、余興など、何かお願いしたいことがある人の招待状にも同封します。

挙式に友達などを呼ぶことができないケース

披露宴から出席してほしい理由として挙げられるのは、以下のようなものがあります。

・挙式会場が狭くゲストが全員入りきらない
・神前式など宗教上の都合で挙式は家族のみでおこなう
・親族の考えで挙式に列席してもらうゲストを限定したい

このような理由から、友達に限らず、会社関係者の中にも挙式には列席せず、披露宴から出席をお願いするケースもあります。

キリスト教式や人前式は、ゲストにも挙式に列席してもらうのが基本として考えられていますが、神前式の場合は「親族のみが出席できるもの」という考えがベースになっています。
親族以外で神前式に出席してほしい人がいる場合は、式場に相談してみましょう。

披露宴から出席してほしい人に同封する「ふせん」文例

披露宴から列席してほしいゲストには、招待状に以下のような文面が書かれたふせんを同封して案内します。

文例①
誠に恐れ入りますが
当日 披露宴にご列席賜りたく
○時○分までにお越しくださいますよう
よろしくお願い申し上げます
文例②
ご多用中恐縮に存じますが
当日 披露宴にご列席賜りたく
○時○分までにお越しくださいますよう
お願い申し上げます

また、挙式から参列してほしい人には以下のようなふせんを同封するとよいでしょう。

文例
誠に恐れ入りますが
当日は挙式にもご列席賜りたく存じますので
○時○分までにお越しくださいますよう
よろしくお願い申し上げます

次の章では、異性の友達を結婚式に招待する際の注意点を解説します。

異性の友達を呼ぶのは非常識?勝手に招待せずに相手と両親に許可をもらおう

異性の友達を招待したい人もいると思いますが、その場合は、相手と両親に相談してから呼ぶかどうか判断するようにしましょう。

特に親族など年配者の中には、結婚式に異性の友達を招待することに対して快く思わない人もいます。

また、異性の友達の人数によってはよからぬ勘違いを受けてしまうこともあるでしょう。

もし彼が女友達を10人も20人も呼んだとすれば、快い気はしないのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたか?
今回は結婚式に招待するゲストの線引きの方法について解説しました。

要点をまとめると・・・
・結婚式に友達を呼んだ人は〇%!平均〇名呼んでいる
・ゲスト人数差があってもOK!どちらかしか友達を呼ばないケースもある
・異性の友達を招待したい場合は相手と両親に相談してから決める

この記事を参考に、結婚式に呼ぶゲストをスムーズに決めることができると良いでしょう。

コラム:友達の結婚式に出席する場合のマナー

友達の結婚式に招待されたとき、少し寂しい気持ちになりつつも「思い切りお祝いしてあげたい!」と思いますよね。

友達を思うその気持ちが空回りしてしまわないよう、結婚式に出席する際のマナーはしっかり押さえておきたいもの。

ここでは、基本的なマナーをご紹介します。

ご祝儀は3万円が目安!ただし地域や年齢などにより異なる場合も

友達ならばご祝儀は3万円が目安です。

最近では「カップル」を意味する2万円もご祝儀の金額として用いられることもありますが、偶数は「わかれる」の意味を指すと考えられることが多く、避けたほうが無難です。

服装は露出を抑えめに

女性は露出が少ないフォーマルな服装を心掛けて。
ウエディングドレスと同じ白や、殺傷をイメージさせるファー(フェイクファー)は身に着けてはいけません。
男性の場合もフォーマルな服装を心掛けたいもの。ビジネススーツとは違うもので、新郎より目立たないものを選びましょう。

余興を依頼されることも

余興の時間は3~5分が目安。歌やダンス、ムービーなどなら1曲分の長さが良いでしょう。
明るく楽しい雰囲気で盛り上げられるような内容を選びます。

友達だけでなく、親族や上司も出席している場合がありますので品のない内容は避けるようにする必要があります。

監修者情報


記事監修者T.Yの顔写真

ハナユメアドバイザー T.Y
経歴
名古屋の結婚式場にてご予約担当や打ち合わせ担当のプランナー業務を経験。その後ブライダルジュエリーショップにてジュエリーコーディネーターを経験。ブライダルの現場での経験を活かし、ハナユメアドバイザーとして結婚式のお手伝いをさせていただいております。
ハナユメアドバイザーとは?
ハナユメウエディングデスクで、お客様の式場探しのお手伝いや、予約・見学の手配といった結婚式の準備をサポートするスタッフです。全員が日本ブライダル文化振興協会が主催する「3級ブライダルコーディネート技能検定」を取得しており、プロの視点からお客様に寄り添ったご提案をいたします。

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