結婚式の予算を決める!一般的な結婚式費用と先輩カップルのお金事情
ハナユメのアンケートによると、82.8%の人が最初の見積りよりも実際に支払った結婚式費用のほうがアップしたと答えています。
式場見学時、担当プランナーは結婚式に必要な項目とふたりの希望や予算を考慮しながら見積りを作成します。でも、希望が多い場合や予算が一般的な結婚式費用とかけ離れている場合、どうしても予算より大幅にアップしてしまうことがあるのです。
そこで今回は、一般的な結婚式の内容と費用、予算を抑えるポイントなどを紹介します。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・先輩カップルの結婚式は、ゲスト数67.3人で費用324.6 万円が平均
- ・結婚式費用は現金前払い!ふたりで支払える金額を確認して予算を決める
- ・希望を整理して式場見学時から必要な項目が入った見積りをもらう
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予算内でまかなえる?先輩カップルの結婚式費用と支払い事情
結婚式の予算を決める際の参考になるよう、先輩カップルが結婚式にどれくらいの費用をかけて、どのように支払ったのか、ハナユメが行なったアンケート結果をもとに見ていきましょう。
先輩カップルの結婚式はゲスト数平均67.3人で費用は平均324.6万円
先輩カップルが行なった結婚式の規模は、ゲスト数67.3人、費用324.6万円が平均です。数値について詳しく見ていきましょう。
結婚式の規模は50~80人、費用は300~400万円が多くなっています。結婚式の予算を立てる際、「5万円×招待人数」くらいを目安として考えるとよいでしょう。
挙式のみなら平均34.2万円でできる
324.6万円は挙式・披露宴を行なった場合です。挙式のみならば、約1/10の34.2万円が平均です。
5万円未満で挙式をすることもできますが、半数以上は30万円以上の費用を挙式にかけていますし、必要なものがパッケージされた「挙式プラン」でも5万円未満を目にすることはほとんどありません。
挙式スタイルや衣装によって費用は変わりますが、挙式費用は35万円を目安に考えるとよいでしょう。
結婚式費用は最初の見積りから平均73.9万円アップしている
また、82.8%のカップルが、最初の見積り額よりも実際に結婚式にかかった費用がアップしたといっています。アップ額の平均は73.9万円で、アップした理由には次のような理由が挙げられました。
- ・料理を追加またはランクアップしたから
- ・衣裳を追加またはランクアップしたから
- ・写真、ビデオを追加またはランクアップしたから
- ・装花など会場装飾をランクアップしたから
- ・飲み物を追加またはランクアップしたから
- ・引出物を追加またはランクアップしたから
- ・演出を追加またはランクアップしたから
- ・列席者の人数が予定より増えたから
- ・予定の時間よりも延長したから
アイテムや演出を追加、もしくはランクアップしたことによる金額増がほとんどです。
料理は1人当たり1,000円アップしただけでも、ゲストが70名なら7万円が追加になります。衣装を1着追加するだけでも10万円単位の金額がかかります。
料理・衣装・映像系は結婚式費用に大きく影響しますので、最初の見積り時点で先輩カップルが実際に選んでいるグレードや金額で見積もってもらうようにしましょう。
お車代など結婚式場に支払う以外の出費もあるので注意
結婚式場に支払う以外にも、結婚式の予算に組み込んでおかなければならないものもあります。
- ・式場以外での、ウエディングや前撮り
- ・ゲストの交通費や宿泊費(お車代)
- ・受付や挨拶、余興などをしてもらった人へのお礼の品
- ・ウェルカムアイテム(ウェルカムボードや装花など)
- ・ペーパーアイテム(招待状や席札など)
- ・衣装関係(アクセサリーなど)
- ・親族の着付け・ヘアセット代金
- ・式場スタッフへの心づけ
- ・ブライダルエステ
それほど大きな金額ではないかもしれませんが、予算を考える際にはこれらの項目についても検討しておきましょう。
結婚式費用の支払いは現金で全額前払いが基本
後ほど詳しく解説しますが、先輩カップルが受け取ったご祝儀の平均は201.0万円です。
そのため、「結婚式でご祝儀をもらえるから150万円くらい手元に用意しておけば大丈夫」と考える人もいるかもしれませんが、結婚式の費用は現金で前払いが基本です。
ご祝儀を受け取る前に費用を振り込みもしくは現金持参などで全額支払わなければなりません。予算は慎重に考えるようにしましょう。
後払いやクレジットカード払いができることも!支払い方法は結婚式場によって異なる
結婚式場によっては、結婚式当日にご祝儀払いができたり、翌日以降に後払いができたりするところもあります。また、現金だけでなくクレジットカード払いやブライダルローンを利用できることもあります。
費用や支払いについて心配な人は、式場を契約する前にどのタイミングでどのように支払えるのか確認することをおすすめします。
23.5%がふたりの貯金で結婚式費用を全額支払っている
約4組に1組はふたりの貯金で結婚式費用を支払っています。先輩カップルの結婚式費用の負担方法には、次のようなものがありました。
結婚式費用はどのように支払いましたか? | |
---|---|
支払った方法 | 割合 |
両家で折半して、親が支払った | 6.0% |
両家で折半して、自分達で支払った | 17.6% |
新郎側が多く負担し、親が支払った | 8.0% |
新郎側が多く負担し、新郎が支払った | 8.9% |
新婦側が多く負担し、親が支払った | 4.1% |
新婦側が多く負担し、新婦が支払った | 4.3% |
新郎が全額支払った | 7.2% |
新婦が全額支払った | 1.9% |
ふたりの貯金で全額支払った | 23.5% |
全額ご祝儀でまかなえた | 9.7% |
その他 | 8.8% |
とはいえ、18.1%のカップルは親に援助をお願いしています。
結婚式の支払い方法や負担割合などについては、ふたりだけでなく両家の親も含めて相談しておくと安心かもしれません。
全額前払いが基本とはいえ、ご祝儀を予算に含めて結婚式費用を考えるカップルは少なくありません。次の章では、結婚式の際にいただけるご祝儀の額などを解説します。
ご祝儀などを予算に含めて考える人もいる!結婚式費用にまつわる金額あれこれ
結婚式でいただくご祝儀や、親からの援助を予算に含めて考える人もいます。先輩カップルのご祝儀や親からの援助がどれくらいだったのかを見ていきましょう。
先輩カップルがゲストから受け取ったご祝儀の総額は平均201.0万円
先輩カップルに、受け取ったご祝儀額の合計を聞いたところ、平均201.0万円 でした。割合は次のようになっています。
ちなみに、関係性別のご祝儀の相場は、
- 友人:3.0万円
- 上司:3.5万円
- 同僚:3.1万円
- 親族:5.8万円
となっています。
ご祝儀を予想する際は「3万円×招待人数」として計算するとよいでしょう。
先輩カップルの親からの援助額は平均131.4万円
結婚式を挙げた先輩カップルのうち、66.1%が親からの資金援助を受けており、その額は131.4万円が平均となっています。
30万円未満~300万円以上と、援助額の幅は広いです。中には、500万円以上援助を受けた、全額援助してもらったという人もいます。
援助を受けられるかどうかは各家庭の状況や親の考え方にもよります。援助を期待しすぎないようにしつつ、親に相談してみるのがよいでしょう。
自己負担額100万円以内を目安に考えるのがおすすめ
結婚式費用を考える際は、「総額がいくらか」よりも「自己負担額が100万円以内におさまるかどうか」をベースに考えましょう。
自己負担額は、結婚式費用からご祝儀の総額や、上記の援助額を引いたもので、先輩カップルの自己負担額は50~150万円が多いという結果がでています。
せっかく結婚式をするなら式場や衣装にもこだわりたい、こだわればこだわった分だけ費用が上がって悩んでしまう…ということもあるでしょう。しかし、一般的に自己負担額が100万円未満なら「結婚式費用が安く収まった」と考えられています。
「自己負担額は100万円未満でも総額300万円を前払いできない!」という場合は、ここまで紹介したアンケートデータをもとに、両親に立替えや援助をお願いしてみてくださいね。
次の章では、予算決めをスムーズにするためのポイントを紹介します。
結婚式費用の予算を決める際のポイント3つ
結婚式の予算をスムーズに決めるためには、次の3つのポイントを押さえておくことが大切です。
- ・一般的な結婚式の内容を把握する
- ・ふたりのこだわりを整理する
- ・代表的な演出と費用を知る
1. 衣装や演出によって費用は変わる!まずは一般的な結婚式の内容を把握する
結婚式には、最低限必要なものというのが決まっています。見積り項目別に必要か不要かを判断できるよう、一般的な結婚式の内容を知っておきましょう。
必要なものだけに絞っても400万円かかったというのであれば、「相場から50万円以上オーバーしているけれど、適正価格で結婚式ができた」といえます。
一般的な結婚式の内容については以下の記事をご覧ください。
2. ふたりの結婚式に取り入れたい演出や大切にしたいポイントを整理する
せっかく結婚式をするのであれば、満足できる内容にしたいものです。予算だけでなく希望にあわせて取捨選択ができるよう、ふたりが取り入れたい演出やポイントを整理しておきましょう。
「予算をオーバーしているからあきらめる」のではなく、絶対譲れないものは守りつつほかで節約できるかどうか判断してください。
3. 代表的な演出とそれにかかる費用を把握する
結婚式にはどのような演出があり、それぞれどれくらいの費用がかかるのか知っておくこともポイントです。
どの演出にいくらかかるかわかっておけば、予算を立てやすくなります。
例えば、新郎新婦からゲストへ、ゲストからゲストへとキャンドルの灯をつないでいくキャンドルリレーを手配すると1人1,000円かかることを知っておけば、自分が500円でキャンドルを手配するほうが安いと判断することもできます。
このように、どの演出を取り入れ、どのように手配するか、金額を検討しながら決めることができるようになります。ただし、式場によっては持ち込み料がかかる場合がありますので注意しましょう。
演出について詳しく知りたい人はこちらの記事をご覧ください。
次の章では、結婚式の費用を抑える方法を紹介します。
予算を抑えたい!結婚式費用を節約する方法5つ
結婚式費用を抑える方法は次の5つです。
- ・時期、お日柄、曜日を調整する
- ・結婚式場紹介サービスを利用して結婚式場を決める
- ・手作りできるものは自分たちで用意する
- ・持ち込み料を確認し、持ち込めるものは持ち込む
- ・挙式スタイルを人前式にする
順に見ていきましょう。
1. 結婚式の時期・お日柄・曜日を調整する
結婚式のオフシーズンや仏滅などの人気のないお日柄、平日などは、結婚式費用が割引になる場合があります。
日程にこだわりがない場合は、シーズンを夏や冬にする、オンシーズンでもお日柄を仏滅や赤口にする、平日やナイトウエディングを選ぶなどすれば、節約できる可能性があります。
2. 結婚式場紹介サービスを利用する
結婚式場紹介サイトやカウンターの多くは、オリジナルの特典を用意しています。
例えばハナユメでは、「ハナユメ割」を使って100万円以上お得に結婚式を挙げられることもあります。結婚式場紹介サービスを上手に活用しましょう。
3. ペーパーアイテムなどは自分たちでなるべく手作りする
ペーパーアイテムやウェルカムボード、ブーケ、プロフィールムービーなどを手作りすることで節約できる可能性があります。
手間はかかりますが、デザイン料など数万円単位の節約になることもあります。
4. 持ち込み料を確認して持ち込みできるものは持ち込みする
式場で手配するものにはマージンがかかっていることがあり、同じものでも自分で手配するほうが費用を安く抑えられる傾向があります。
ただし、式場によっては持ち込み料がかかるため、持ち込み料の有無を確認したうえで式場手配か持ち込みか判断するようにしましょう。
5. 挙式スタイルを変更する
一般的に、教会式よりも人前式のほうが費用は安いといわれています。そのため、挙式スタイルにこだわりがなければ人前式を選ぶことで節約できる場合があります。
予算内で結婚式を挙げるための式場見学ポイント
結婚式を予算内で挙げるには、式場見学時からポイントを押さえておくことが大切です。次の点を考慮しつつ式場見学をしましょう。
- ・見積りが上がりやすいポイントを把握して式場見学をする
- ・最初から実際に近い内容で見積りを出してもらう
- ・不要なものは進められても断る
最初の見積りから金額が上がりやすいポイントを把握して式場見学に臨む
こちらで紹介したとおり、料理や衣装、映像系は見積りが上がりやすいです。
見積りをもらったその場で、料理のグレードや衣装の点数、映像の内容などを確認できるよう、金額が上がりやすいポイントはしっかりチェックしておきましょう。
明らかに低く見積もられることも!最初から実際に近い見積りを出してもらう
「提示された予算内に見積りの額を収めたい」「ほかの式場よりも安いイメージを持ってもらいたい」などの理由で、最低グレードで見積もられていたり、最低限の項目しか含まれていなかったりする場合もあります。
この場合、後で大きく金額が上がることになるので、金額だけで判断せず、見積り内容も吟味するようにしましょう。
雰囲気に飲まれない!不要なものは思い切って削除する
見学時、予算に注意しながら式場を決めたとしても、打ち合わせで金額が上がることも多いです。
打ち合わせが楽しくてテンションが上がったり、雰囲気に圧倒されてしまったり、プランナーがすすめるものをすべて追加してしまう場合があります。冷静になって考えたときに不要だと思ったなら、遠慮せずに見積りから削除してもらうようにしましょう。
まとめ
今回は一般的な結婚式の内容と費用、予算を抑えるポイントなどを紹介しました。
- 要点をまとめると・・・
- ・先輩カップルの結婚式は、ゲスト数67.3人で費用324.6 万円が平均
- ・結婚式費用は現金前払い!ふたりで支払える金額を確認して予算を決める
- ・希望を整理して式場見学時から必要な項目が入った見積りをもらう
この記事を参考に、一般的な結婚式の内容と費用を知り、予算をいくらにするか決めましょう。
結婚式場がまだ決まっていない場合は、結婚式の費用を抑えるポイントを知って、安心して結婚式場探しをスタートしてくださいね。
結婚式の費用、もっとおトクに挙げたいなら