40人で結婚式をする費用の相場は?自己負担金の目安も紹介
結婚式のゲストを選ぶ際に、「アットホームな結婚式がいい」「費用面をおさえたい」などの理由で少人数での結婚式を希望するカップルも増えています。
40人で結婚式をする費用の相場は、225万円~246万円ほど。ご祝儀額を平均119万円とすると、およそ106万円~127万円ほどの自己負担額となります。
エリア | 費用平均 | 自己負担の目安 |
---|---|---|
首都圏 | 246.2万円 | 127.2万円 |
東海 | 239.2万円 | 120.2万円 |
関西 | 233.1万円 | 114.1万円 |
九州 | 225.9万円 | 106.9万円 |
平均 | 236.1万円 | 117.1万円 |
※ ハナユメ調べ(各条件で10会場の最終請求額の平均より算出)※ご祝儀額は平均119.0万円として算出
とはいえ、40人規模の結婚式を挙げるとなると、盛り上がりに欠ける結婚式になってしまうのでは・・・と心配になる方もいるでしょう。
そこで今回は40人規模の結婚式について、実施割合や費用相場、少人数の結婚式を行う際に押さえておきたいポイントなどをご紹介します。
この記事を読めば、40人規模の結婚式でもゲストも満足する結婚式を挙げられるようになるでしょう。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・40人規模の結婚式は全体の7.1%と、少数派である
- ・費用が抑えられるのが特徴でご祝儀を踏まえると100万円程度で可能
- ・40人規模の少人数でも事前準備や演出で盛り上がりをカバーできる
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40人規模の結婚式の実施割合は7.1%!
ハナユメの調査によると、40名規模(41~50人)で結婚式を挙げた人の割合は全体の7.1%と、少数派になっています。
招待人数の全国平均は67.3名であるため、40人規模の結婚式は通常の約半分程度の招待人数で行うこととなります。
主に家族や親族、親しいご友人を数人招いて式を行うことから、アットホームな雰囲気の中で式を挙げやすいのが特徴です。
また、準備に時間がかからない、当日は1人1人とゆっくりお話することができるという点から、あえて少人数で結婚式を挙げるカップルも増えているそうです。
もちろん、招待人数が少ないことから式にかかる費用も抑えることができる点も魅力です。実際にどれくらいの費用がかかるのか、次章で見ていきましょう。
40人規模の結婚式の費用相場は236.1万円
ハナユメ調べによると、40人規模の結婚式にかかった費用は以下の通りです。
エリア | ゲスト人数 | 最終費用平均 |
---|---|---|
首都圏 | 40人 | 246.2万円 |
東海 | 40人 | 239.2万円 |
関西 | 40人 | 233.1万円 |
九州 | 40人 | 225.9万円 |
平均 | 40人 | 236.1万円 |
※ ハナユメ調べ(各条件で10会場の最終請求額の平均より算出)
地域によって10万円前後の差はありますが、約240万円あれば40人規模の結婚式は行えます。
招待人数関係なく結婚式にかかった費用の全国平均は324.6万円ですので、少人数であれば平均よりも100万円以上費用を抑えることができます。
しかも、実際に二人が負担する金額は、ここから頂いたご祝儀分を差し引いた金額となります。
40人の平均ご祝儀はいくら?
40人の結婚式にどれくらいの比率で親族と友人が参列するかは式をあげるカップルによって異なるため、ここでは1人あたり平均3.5万円とします。
列席者が40人とし、新郎新婦の両親を抜くと34名からご祝儀をもらうができます。そうすると、ご祝儀の額は総額で以下のようになります。
【34人 × 35,000円/人 = 119.0万円】
そのため、実際の負担額の平均値としては、
【平均費用 236.1万円 - 平均ご祝儀額 119.0万円 = 平均負担額 117.1万円】
となります。
ご祝儀も勘案すると、40人規模の結婚式を挙げるためには、およそ117万円の費用が必要です。次章からはより具体的な内容としまして、まずは席次レイアウトのお話からしていきます。
40人規模の披露宴の席次レイアウト
40人規模の少人数の結婚式でも、基本的な席次レイアウトは変わりません。
向かって左側が新郎側、右側が新婦側となり、高砂に近い順に会社関係の方が、次いで友人、そして一番高砂から遠い場所に親族や家族が座ります。
また、円卓ではなく長テーブルを使うレイアウトもあります。招待する友人が1~2名のケースや、両家のバランスがあまり良くないときなどには、円卓よりも長テーブルの方がスッキリ収まることもあります。
とはいえ、40人という少人数だからこそ、通常の結婚式ではできない席次にできるのも魅力の一つです。
中には、両親にこれまでの感謝を伝えるために家族卓を高砂の左右に配置したり、あえて新郎新婦とご家族が会場の中心に座り、それをゲストのテーブルで囲むというカップルもいます。
それ以外にもキャパシティに余裕がある会場を選び、一つのテーブルに座る人数も3~4名と普段よりも少なめにすることで、ゆったりとした雰囲気を出すなどのアイデアもあります。
席次にこだわりたい場合は、一度会場のプランナーに2人の意思を伝えてみることをオススメします。
なお、一般的な席次でないパターンで結婚式を挙げる場合には、招待状の文面や当日の披露宴開始時に、なぜこうした席次にしたのかを忘れずに説明するようにしましょう。
費用や席次がわかったところで、次はメインテーマである40人の結婚式のメリット・デメリットをご紹介いたします。
少人数の結婚式のメリットデメリット
ここでは、少人数結婚式のメリットとデメリットをご紹介いたします。
メリットとしては、
・リーズナブルに結婚式を挙げることができる
・ゲスト1人ひとりと話す時間ができる
・結婚式準備の負担が少ない
の3つが挙げられます。
一方のデメリットとしては、
・人数が少ない分、盛り上がりに欠けるケースも
・少人数に適応した式場が少ない
の2点です。それぞれ具体的にみていきましょう。
メリット
まずは、メリットからご紹介します。
リーズナブルに結婚式を挙げることができる
少人数での結婚式は招待人数が少なく費用を抑えることができるため、予算が限られているカップルにとってはオススメとなります。
会場の中には、少人数プランと称してお得なプランを用意していることもあるので、そうしたプランを利用するとよりリーズナブルに式を挙げることができます。
また、親族が中心の結婚式のため披露宴ではなく会食をメインとした食事会のスタイルを取るカップルも多いです。
食事会では最小限の演出、もしくは文字通りゲストと会食を楽しむだけになるため、披露宴スタイルよりも費用を抑えることができるのがポイントです。
もちろん、食事会を選んでもケーキカットや両親への手紙といった人気の演出を取り入れることができます。
ゲスト1人ひとりとの話す時間もできる
通常の結婚式であれば演出や余興などの関係で、なかなかゲストとゆっくり話す時間を設けるのが難しいです。
しかし、少人数の結婚式であれば多少の演出を組み込んだとしても、ゲスト1人ひとりとゆっくりお話をしたり、一緒に写真を撮る時間を作ることができます。
また、各テーブルに新郎新婦が座れるように席を設けておけば、一緒に美味しい料理を味わうことだってできます。
結婚式準備の負担が少ない
招待する人数が少なく派手な演出・余興なども行わないため、準備期間の負担が少ないこともメリットの一つです。
一般的に、結婚式の準備には半年~1年ほどの時間がかかると言われていますが、少人数であれば2~3か月ほどの期間で済ませることができます。
特に、招待状や引出物の準備など、ゲストの人数に比例して作業量が増えていくものは、少人数にすることでかなりの負担軽減が見込めます。
デメリット
上記のような利点がある一方で、デメリットももちろんあります。
人数が少ない分、盛り上がりに欠けるケースも
参列する人数が少なく親族中心であると、どうしても結婚式の盛り上がりに欠ける場面もでてきます。ただし、このデメリットは事前準備や演出などによって十分フォローが可能です。
例えば、少人数の結婚式ではプロの司会者を入れないケースもありますが、場をしっかりと保たせてくれるようプロの方に進行をお願いするのも良いです。
また、ゲスト参加型である全員からのスピーチなどを取り入れるのもオススメです。
定番のケーキカットやファーストバイトは、親族中心の結婚式でも十分盛り上がりを見せる演出ですので、取り入れるカップルは多いです。
少人数に適応した式場が少ない
会場によっては人数制限を設けているところもあるため、事前によく確認しておくことをオススメします。
というのも、招待人数のボリュームゾーンは60~90人程度であるため、多くの会場はこの人数が収容できるような設計となっています。
そのため、40人規模の結婚式でこうした会場を選ぶと、会場が広すぎてどこか寂しいような気がしてしまうことがあります。
その少なさを逆手にとって、カップルによっては結婚式場ではなく、レストランや小規模なゲストハウスを貸しきって式を行うこともあります。
ここまで少人数結婚式のメリットとデメリットをご紹介しました。こうしたデメリットをフォローするポイントは、次章の「40人の結婚式を成功させるポイント3選」にて詳しくご説明いたします。
40人の結婚式を成功させるポイント3選
少人数の結婚式を成功させるポイントは次の3つです。
・人数に適した会場選び
・ゲスト1人ひとりが楽しめる演出
・両家の認識を合わせておく
それぞれ詳しく見て行きましょう。
1.人数に適した会場選びを行う
40人規模の披露宴の場合、最大で60人ぐらい収容できるような会場を選ぶのがポイントです。
招待人数40人に対して40人のキャパシティの会場だとかなり窮屈となってしまい、せっかくの少人数であることの魅力が半減してしまいます。
とはいえ、これ以上のキャパシティとなると隙間が目立ってどこか寂しいような気がしてしまいます。参列者の方が適度にゆったりと座れる会場となると、60人程度のキャパシティがオススメと言えます。
ただし、最大60人といってもその定義は各会場の感覚に委ねられており、厳密なルールがあるわけではありません。
実際に40人規模で式を行った場合の間取りを確認させてもらい、2人の目で会場を確かめることも忘れないようにしましょう。
2.ゲスト1人ひとりが楽しめる演出を取り入れる
テーブルスピーチやラウンドといったゲスト1人1人が楽しめる演出を取り入れるのも、少人数結婚式を成功させる一つの鍵となります。
もちろん、演出だけでなく1人1人のゲストとおしゃべりをしたり、写真を撮ったりする時間を設けるのも重要です。
参列者1人ひとりとスリーショット(新郎+新婦+ゲスト1名)を撮るのも、記念になってオススメです。
3.両家の認識を合わせておく
若い方であれば少人数の結婚式に対してそこまで抵抗はないかと思いますが、親世代となると結婚式へのイメージが違うこともあり、もっと結婚式らしい演出をと考えている場合があります。
そうならないために、前もって両家に事情を説明しておけると良いでしょう。
また、その他注意したいのは両家で服装の格が違ってしまうことです。
格が違ってしまうと後々トラブルになりかねませんので、相手方のご両親がどういった衣装で来るのか、2人が仲介役となって両家の認識に差がでないように気を配るようにしましょう。
以上が40人規模の結婚式を成功させるポイント3選でした。
まとめ
いかがでしたか。今回は40人規模の結婚式の特徴とメリット・デメリットについてご紹介しました。
要点をまとめると・・・
・40人規模の結婚式は全体の7.1%と、少数派である
・費用が抑えられるのが特徴の一つであり、ご祝儀のことも踏まえると100万円程度で結婚式を挙げられる
・会場選びや当日の盛り上がりが課題となることもあるが、事前の準備や演出などで十分カバーできる
この記事を参考に、40人の結婚式の費用相場、およびゲストへの配慮がわかり結婚式を成功させることができると良いでしょう。
監修者情報
ハナユメアドバイザー T.Y
経歴
名古屋の結婚式場にてご予約担当や打ち合わせ担当のプランナー業務を経験。その後ブライダルジュエリーショップにてジュエリーコーディネーターを経験。ブライダルの現場での経験を活かし、ハナユメアドバイザーとして結婚式のお手伝いをさせていただいております。
ハナユメアドバイザーとは?
ハナユメウエディングデスクで、お客様の式場探しのお手伝いや、予約・見学の手配といった結婚式の準備をサポートするスタッフです。全員が日本ブライダル文化振興協会が主催する「3級ブライダルコーディネート技能検定」を取得しており、プロの視点からお客様に寄り添ったご提案をいたします。
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