挙式スタイルの種類を解説!教会式・人前式・神前式・仏前式の特徴を比較

挙式スタイル 種類 教会式 人前式 神前式 仏前式

挙式スタイルには、教会式(キリスト教式)・人前式・神前式・仏前式といった種類があり、次のような特徴の違いがあります。

教会式
(キリスト教式)
人前式 神前式 仏前式
費用相場 40~45万円 25~30万円 30~35万円 10~25万円
会場 チャペル・教会・ガーデンなど 好きな場所 神社・神殿など 寺院や仏壇の前など
衣装 洋装 洋装・和装好きなスタイル 和装が基本 和装が基本
誓う相手 キリスト ゲスト 神様 仏様・ご先祖様
進行役 神父・牧師 司会者二人が選んだ人 斎主 司婚者・戒師


ハナユメの調査によると、もっとも人気の挙式スタイルは教会式で、半数近くが教会式を選択しています。

しかし、先輩カップルはどのように挙式スタイルを決めているのでしょうか?

今回は、各挙式スタイルの特徴やメリット・デメリット、結婚式の雰囲気を決める要素などをご紹介します!

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主な挙式スタイルは4種類

日本の結婚式で選ばれている、主な挙式スタイルは次の4種類です。

【教会式(キリスト教式)】
キリスト教の教えにもとづき、神様の前でふたりが永遠の愛を誓う挙式スタイル。チャペルで行われるのが一般的で、半数近くのカップルが教会式を選択しています。

【人前式】
宗教や形式にとらわれず、列席してくれたゲストにふたりの結婚の証人となってもらう挙式スタイル。挙式の場所や進行、演出などを自由に選べます。

【神前式】
親族同士が結び付くという考え方のもとで行われる、日本の伝統的な挙式スタイル。神様にふたりの結婚を報告するため、会場は神社や結婚式場の神殿などが選ばれます。

【仏前式】
仏様とご先祖様へふたりの結婚を報告し、来世までの結びつきを誓う挙式スタイル。ふたりが出会い結婚に至った「縁」や、家同士のつながりを大切にしたい人におすすめです。

人気の挙式スタイル

挙式スタイルの割合 円グラフ
※出典:ハナユメWEBアンケート(2018年12月) 調査対象:既婚女性(20代・30代)441名

ハナユメの調査によると、59.7%と6割近くのカップルが教会式を選択。挙式スタイルの定番となっています。

しかし近年、人前式の割合も増加。自由でアットホーム、ふたりらしい挙式をしやすいといった点から人気を集めています。

神前式も根強い人気があり、神殿とチャペルの両方を備える結婚式場も増えています。

先輩カップルの挙式スタイルの決め手

挙式スタイル 決め手 先輩カップル

ハナユメが先輩カップルを対象に「挙式スタイルを選んだ決め手」について調査したところ、56.2%のカップルが「挙式スタイルの雰囲気」と回答。「元々憧れていた」というカップルも半数弱に上りました。

「宗教の関係上」というカップルも見受けられますが、基本的には憧れや好みを優先して挙式スタイルを選択していることが分かります。

「教会式はこんな感じ」など挙式についてイメージをもっている人も多いと思いますが、主な挙式スタイルについて次で詳しくご紹介しましょう。

※出典:ハナユメWEBアンケート(2017年7月)調査対象:281名(複数回答あり)

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教会式(キリスト教式)の特徴・費用相場

教会式とは、キリスト教の教えにもとづいて行われる挙式スタイルで、「キリスト教式」「チャペル式」とも呼ばれます。

教会式の特徴

チャペルの神聖な雰囲気の中、牧師や神父が儀式を執り行います。

基本的な流れは決まっていますが、ベールダウンやジャケットセレモニー、リングボーイ、フラワーシャワーなどの演出を取り入れることも可能。

聖歌隊の歌声やパイプオルガンの音色に包まれて、荘厳で感動的な挙式になるでしょう。

また、挙式に参加するゲストは親族から友人、会社関係者まで幅広いのが特徴です。

衣装

新郎新婦 チャペル 結婚式

新婦はウエディングドレス、新郎はタキシードを着用するのが一般的。空間が広い大聖堂には、トレーンの長いドレスやロングベールがよく映えます。

会場

結婚式場やホテルなどに併設されたチャペルでの挙式が一般的。キリスト教徒でなくても挙式が可能です。

信徒のいる街の教会で挙式することもできますが、宗派が違う場合は一定の条件下でのみ挙式を認めるか、場合によっては他宗派・他宗教の人は断るケースもあります。

流れ・所要時間

教会式の流れは以下の通り。

教会式の流れ(所要時間:約20~30分)
1 開式 ゲスト一同着席し、牧師が入場します。
2 新郎入場 新郎が入場します。
3 新婦入場 新婦が父親などのエスコートを受け、バージンロードを歩いて新郎のもとへ向かいます。
4 賛美歌斉唱 ゲスト全員起立し、賛美歌を歌います。
5 聖書朗読・祈祷 牧師が聖書の一節を朗読し、神に祈りを捧げます。
6 誓約 牧師の問いかけに答える形で新郎新婦が愛を誓います。
7 指輪の交換 お互いの左手薬指に結婚指輪をはめます。
8 ベールアップ・
ウェディングキス
新郎が新婦のベールを上げ、誓いのキスをします。
9 結婚宣言 ふたりが夫婦になったことを牧師が宣言します。
10 結婚証明書に署名 新郎新婦、牧師(証人)が結婚証明書にサインします。
11 閉式・退場 新郎新婦が腕を組んでバージンロードを退場。牧師も続いて退場し閉式となります。


挙式後にフラワーシャワーなどの祝福を受ける、アフターセレモニーを取り入れることも多いです。

費用相場

教会式の費用相場は40~45万円ほど。会場費(チャペル使用料)のほかに、牧師や聖歌隊、オルガニストへの謝礼などがかかるため、ほかの挙式スタイルに比べて挙式料は高めです。

また、挙式料以外にも次の費用がかかることを考えておく必要があります。

【キリスト教式(教会式)にかかる費用項目】
・衣装(ウエディングドレス・タキシード)
・ブーケ、ブートニア
・アフターセレモニー演出(フラワーシャワーやバルーンリリースなど)
・美容着付
・挙式中のスナップ撮影

教会式がおすすめの人

  • 神聖な雰囲気の中で挙式を行いたい
  • ベールダウンやバージンロードなど、親との絆を感じられる式にしたい
  • 親族や友人、会社関係者など多くのゲストに祝福してもらいたい

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教会式のメリット・デメリット

新郎新婦 結婚式 チャペル

教会式のメリット

  • 映画のワンシーンのような王道スタイル
  • 親や親族からも受け入れられやすい
  • 感動的な演出が多い
  • 柔軟な演出に対応してもらえることもある

教会式は、多くの花嫁が憧れる王道の挙式スタイル。一般的なスタイルのため、親世代からも好印象に受け入れられます。

花嫁がバージンロードを歩く姿はまるで映画のワンシーンのようにロマンチック。ベールダウンやバトンタッチなど、感動的なシーンも盛りだくさんです。

進行に型はあるものの、フラワーシャワーやリングガールなどの演出を取り入れることも可能です。

教会式のデメリット

  • 演出の自由度が低い
  • 本物の教会では制約が設けられていることも
  • ほかのスタイルに比べて費用が高め

セレモニーの流れが決まっているため、オリジナルの演出を取り入れることは難しい傾向があります。信徒のいる本物の教会では写真撮影がNGといった独自のルールがあることも。

また、人件費の分だけ費用は高めなので、節約を考えているカップルにとってはデメリットに感じられるかもしれません。

人前式の特徴・費用相場

新郎新婦 結婚式 ブーケ

人前式は、宗教色をできるだけなくし、自由でアットホームな結婚式をしたいカップルに人気の挙式スタイルです。

人前式の特徴

誓う相手が「神」ではなく「ゲスト」であることが、人前式の特徴。特定の宗教によらず、挙式の決まった流れも特にありません。

家族や友人など大切なゲストにふたりの結婚の証人となってもらうことができれば、進行役や誓いの言葉、演出などを自由に決められます。アットホームで和やかな雰囲気の結婚式が実現できるでしょう。

衣装

新郎新婦 結婚式 フォトウエディング

新郎新婦の衣裳も決まりなく自由なため、ドレス・和装どれでも選べます。白無垢や打掛を着用しての人前式は「和装人前式」と呼びます。

会場

人前式は実施する場所にも決まりはありません。人前式対応のチャペルや披露宴会場はもちろん、以下のような場所も人気です。

  • レストラン
  • ガーデン、公園
  • 船上
  • 水族館
  • 思い出の場所

流れ・所要時間

決まった流れはありませんが、一般的な進行は以下の通り。

人前式の流れ(所要時間:約20~30分)
1 新郎新婦入場 ふたり一緒に、親や友人、ペットなど好きな人と自由に入場します。
2 開式宣言 司会者が開会を宣言します。
3 誓いの言葉 誓いの言葉をゲストに向けて読み上げます。
4 指輪の交換 お互いの左手薬指に結婚指輪をはめます。
5 結婚証明書に署名 新郎新婦、証人が結婚証明書にサインします。
6 賛同の合図 拍手などでふたりの結婚に賛同する意思をゲストからもらいます。
7 結婚成立宣言 司会者やゲスト代表などがふたりの結婚成立を宣言します。
8 閉式の辞 司会者が閉式を宣言します。
9 新郎新婦退場 新郎新婦が退場します。


「どんな流れにしよう」「私たちらしい誓いの言葉って?」「ゲストにも参加してもらえる演出は…」など、プログラムをつくりあげるのも楽しいですよ!

費用相場

人前式の費用は25~30万円ほどが相場。場所や演出にお金をかければ費用は上がりますが、ある程度コントロールできるため、費用を安く抑えることも可能です。

挙式以外にかかる費用も、選ぶ衣装によって差が出るでしょう。

【人前式にかかる費用項目】
・衣裳(ドレス・和装)
・ブーケ、ブートニア
・美容着付
・演出
・挙式中のスナップ撮影

人前式がおすすめの人

  • 宗教にとらわれない結婚式がしたい
  • 親や友人などゲストにふたりの結婚を承認してもらいたい
  • アットホームで絆が深まる挙式にしたい
  • 衣裳や演出など自由にアレンジしたい

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人前式のメリット・デメリット

新郎新婦 ゲスト 写真

人前式のメリット

  • 演出やプログラムの自由度が高い
  • ゲスト参加型のアットホームな挙式ができる
  • 宗教を問わずだれでも挙式ができる
  • 費用を抑えられる

挙式の流れに決まりがないため、ふたりらしいオリジナルの結婚式を創り上げられます。宗教を問わずいろいろなゲストに列席、演出などに参加してもらえるので、和やかでアットホームな結婚式になるでしょう。

演出内容や挙式の場所にもよりますが、ほかの挙式スタイルに比べて価格が安いのもメリットのひとつです。

人前式のデメリット

  • 準備が大変になる可能性がある
  • 進行が間延びすることがある
  • 年代によってはなじみが薄い

すべてをふたりで自由に決められる分、準備を大変に思うカップルも見受けられます。

また、進行をシンプルにまとめすぎたり、やりたいことを盛り込みすぎたりすると、挙式が締まりのない印象になってしまうため注意が必要。

比較的新しい挙式スタイルのため、親世代や年配層にはカジュアルすぎるといわれてしまう可能性も。プランナーや司会者としっかり相談することが大切です。

神前式の特徴・費用相場

和装 結婚式

神前式とは、神社や結婚式場の神殿で、神道の神にふたりの結婚を報告し、夫婦の誓いを立てる日本の伝統的な挙式スタイルです。

神前式の特徴

三々九度の盃(盃を重ねることによって「家と家」の固い絆を結ぶ)や、玉串拝礼(玉串にふたりの心を乗せて神に捧げる)などの儀式を通し、両家の絆を深めていきます。

「家と家を結び付ける」という考えに基づいているため、昔は親族しか挙式に列席できませんでした。しかし最近では、親族以外の列席を認めるところも増えています。

衣装

和装、白無垢

神前式の衣装は和装が基本です。新婦は白無垢や色打掛、引き振袖など、新郎は五つ紋付羽織袴を着用します。

会場

神前式は、神殿が併設されている結婚式場やホテル、神社などで行われるのが一般的。「挙式のみ対応可」という神社もあるため、披露宴や食事会を考えている場合は注意しましょう。

流れ・所要時間

神前式の一般的な流れは次の通りです。

神前式の流れ(所要時間:約30~40分)
1 参進の儀
(さんしんのぎ)
神職と巫女に導かれ、新郎新婦、親族が列になって神殿まで歩きます。
2 修祓の儀
(しゅばつのぎ)
神殿で神職がお祓いをして心身を清めます。
3 祝詞奏上
(のりとそうじょう)
神職が神々にふたりの結婚を報告し、祝詞を読み上げます。
4 三献の儀
(さんこんのぎ)
新郎新婦が交互にお神酒を酌み交わし、夫婦の契りを結びます。
5 誓詞奏上
(せいしそうじょう)
神前で新郎新婦が誓いの言葉を読み上げます。
6 玉串奉奠
(たまぐしほうてん)
玉串(榊の枝)を神前に捧げ、拝礼します。
7 指輪の交換 お互いの左手薬指に結婚指輪をはめます。
8 親族盃の儀
(しんぞくはいのぎ)
親族全員がお神酒を飲み干し、両家の結びつきを固めます。
9 斎主挨拶・退場 神前に拝礼し、退出します。

費用相場

神前式の費用相場は30~35万円ほど。神社では着付やヘアメイクなどを自分で手配しなければならないことも。挙式料のほかに、次の費用を考えておきましょう。

【神前式にかかる費用項目】
・衣装(白無垢、紋付袴)
・美容着付
・演出
・移動代(神社から披露宴会場までの移動費など)

神前式がおすすめの人

  • 家と家の結びつきを大切にしたい
  • 日本の伝統的なスタイルで結婚式をしたい
  • 和装で厳粛な雰囲気の中、結婚式を行いたい

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神前式のメリット・デメリット

新郎新婦 神前式 参進の儀

神前式のメリット

  • 日本の伝統美を感じられる
  • 両家の結びつきを実感できる
  • 挙式料自体は比較的リーズナブル

日常生活ではなかなか感じられない厳かな雰囲気の中、日本ならではの挙式ができます。挙式料(初穂料)自体は比較的リーズナブルに抑えられ、神聖な儀式を通して両家の絆を深められるのもメリットでしょう。

神前式のデメリット

  • ゲスト数に制限がある
  • 天候に左右されやすい
  • バリアフリー対応が不十分なこともある

神殿の広さによっては列席できる人数に制限がかかります。親族が多い、友人も列席してほしいというときは事前に確認しましょう。

親族そろって歩く「参進の儀」など、天候によっては縮小や中止になる可能性が。由緒ある神社ではバリアフリー設備が整っておらず、年配ゲストや子連れゲストの負担になってしまうため、会場選びに注意が必要です。

神前式特集 | 結婚式場探しはハナユメ

仏前式の特徴・費用相場

新郎新婦 仏前式 白無垢

仏前式も、日本ならではの挙式スタイルです。

仏前式の特徴

神前式では神道の神様にふたりの結婚を報告するのに対し、仏前式は仏様・ご先祖様に結婚を報告します。家と家の結びつきを非常に重んじるのが特徴で、ふたりの出会いに感謝し来世での契りを誓います。

衣装

和装 仏前式

白無垢と羽織袴が一般的ですが、寺院によってはウエディングドレスやタキシードも許されています。

会場

仏前式の会場は、自宅の仏壇の前や菩提寺(先祖代々のお墓があるお寺)が一般的。新郎新婦のどちらかがその宗派の信徒であることが前提のため、気になる寺院がある場合は事前に確認しましょう。

流れ・所要時間

挙式の流れは宗派によって異なりますが、仏前式の一般的な流れは次の通りです。

仏前式の流れ(所要時間:約30~40分)
1 入堂
(にゅうどう)
両親、親族が入堂、新郎新婦が媒酌人に付き添われて入堂します。
2 敬白文朗読
(けいびゃくもんろうどく)
僧侶の焼香の後、「敬白文」を読み上げふたりの結婚を報告します。
3 念珠授与
(ねんじゅじゅよ)
僧侶が新郎新婦それぞれに念珠(数珠)を授けます。
4 指輪の交換 希望によって、新郎新婦が指輪を好感します。
5 司婚の儀
(しこんのぎ)
新郎新婦が誓詞(せいし)を読み上げ結婚が成立します。
6 焼香
(しょうこう)
新郎、新婦の順に焼香し合掌。ゲストも続きます。
7 誓杯(せいはい)の儀 新郎新婦がお神酒を飲み、夫婦の契りを結びます。
8 親族固めの杯 列席者全員が起立して、お神酒を飲み干します。
9 法話(ほうわ) 僧侶が飽和を述べます。
10 退堂(たいどう) 一同が退場します。

費用相場

【仏前式にかかる費用項目】
・衣装(白無垢、紋付袴)
・美容着付
・演出
・移動代(寺から披露宴会場までの移動費など)

仏前式の挙式料は10~25万円程度で、教会式、人前式、神前式と比較するとリーズナブル。僧侶を自宅に招いて仏壇前で行う挙式であれば、費用もグッと抑えやすいでしょう。

仏前式がおすすめの人

  • ふたりの出会いをご先祖様に感謝したい
  • 仏様に夫婦の人生を見守ってもらいたい
  • 日本の伝統的な結婚式を執り行いたい
  • 仏教の教えを大切にしたい
  • 落ち着きつつも個性的な挙式をしたい

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仏前式のメリット・デメリット

新郎新婦 仏前式 数珠 指輪

仏前式のメリット

  • 伝統と格式のある挙式ができる
  • 家族やご先祖様との絆を感じられる
  • 古くから付き合いのあるお寺なら安心感がある
  • 天候に左右されにくい
  • 費用を抑えられる

日本古来の仏前式では、伝統と格式を感じられる挙式が叶います。仏教の教えにもとづいておこなわれる儀式を通して、ふたりの「因縁」や家族、ご先祖様との絆を感じられるでしょう。

古くからの付き合いがある菩提寺での挙式には安心感も。結婚後も家族でお付き合いを続けていけるのもポイントです。

挙式はお堂や自宅の仏壇前で行われるため天候に左右されることがなく、費用を抑えやすいのも仏前式のメリットです。

仏前式のデメリット

  • 宗派によっては対応してもらえない
  • 結婚式場のような設備が整っていない
  • アクセス面が不便なことがある

両家の宗派によっては、希望のお寺で挙式ができない可能性があります。両家の宗派の違いがトラブルに発展することもあるため注意しましょう。

結婚式場のような設備が整っていなかったり、山奥や町中から外れた場所にあったりするお寺も多く、年配ゲストや子連れゲストが不便を感じることも少なくありません。

両家でしっかり話し合ったうえで仏前式を検討しましょう。

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挙式スタイルを決める際のポイント

ウエディングプラン チェックリスト 準備

挙式スタイルを選ぶ際は、以下のポイントを考慮してみて。

  • 結婚式のコンセプトをイメージする
  • ふたりの希望を挙式スタイルに当てはめてみる
  • ゲスト数や予算を考慮する
  • 親の意見や両家の信仰を確認する
  • 迷ったときは実際に見学してみる

それぞれ詳しく解説しましょう。

結婚式のコンセプトをイメージする

「ゲストに感謝を伝えたい」「二人の結婚を見守ってほしい」「みんなで賑やかに盛り上がりたい」「厳かな結婚式にしたい」など、どんな結婚式にしたいかを考えてみましょう。

結婚式のコンセプトや目的をイメージすれば、どんな挙式スタイルを選べばよいのか見えてくるはずです。

ふたりの希望を挙式スタイルに当てはめてみる

着たい衣装や取り入れたい演出、憧れの会場など、ふたりの希望をあげてみましょう。

ウエディングドレスを着たいなら教会式や人前式、オリジナリティを出したいなら人前式…など、やりたいことによって挙式スタイルは変わります。

ふたりの希望が最もマッチする挙式スタイルを選ぶことをおすすめします。

ゲスト数や予算を考慮する

挙式会場によって列席できる人数に制限が出ることもあります。費用も大きく変わってくるため、ゲスト数や予算を考慮した上で挙式スタイルを選びましょう。

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親の意見や両家の信仰を確認する

「カジュアルな人前式ではなく、教会式をしてほしい」など、親御さまがふたりの挙式に希望を持っている可能性もあります。また信仰している宗教上、挙式スタイルが決まっているということも。

挙式スタイルを決める際には、あらかじめ親の意見を確認しておくとよいでしょう。

迷ったときは実際に見学してみる

土の挙式スタイルも魅力的で迷ってしまう…というときは、ブライダルフェアや模擬挙式に参加して会場の雰囲気を感じてみるとよいでしょう。

ハナユメの調査によると、15.1%のカップルがもともとイメージしていた挙式スタイルと実際に選んだ挙式スタイルが異なると回答しています。

結婚式場によって対応できる挙式スタイルが限られている可能性もあるため、まずは気になる会場へ足を運び、挙式スタイルについて相談してみることをおすすめします。

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挙式スタイルだけじゃない!結婚式の雰囲気を決める要素

結婚式 要素 3つ

結婚式の雰囲気を決めるのは、挙式スタイルだけではありません。パーティスタイルや会場の種類によって、結婚式の雰囲気や種類が変わってきます。

挙式スタイルを考える際は、挙式のみにするのか、列席してくれたゲストへのおもてなしとして食事会やウエディングパーティを準備するのかも検討しましょう。

また、どんな会場で結婚式をするかも大切。

自由度の高い結婚式をしたいなら…ゲストハウスで人前式&ガーデンパーティ
アットホームでカジュアルな結婚式なら…レストランで1.5次会&人前式
格式ある和婚なら…神社で神前式&ホテルで披露宴

など、挙式以外の部分もイメージしてみてくださいね。

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事前にたくさんの情報を収集してからブライダルフェアに参加すれば、より納得感の高い式場決定ができるでしょう。

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まとめ

いかがでしたか。今回は、教会式・人前式・神前式・仏前式といった、挙式スタイルの特徴や違い、選び方についてご紹介しました。

教会式:ロマンチックな王道スタイルに憧れのある方に
人前式:アットホームで二人らしい挙式をしたい方に
神前式:日本の美しさ、伝統を感じられる挙式が好きな方に
仏前式:仏様やご先祖様、家族のご縁を重視したい方に

どの挙式スタイルも魅力的で、迷ってしまう…そんなときは、どんな結婚式をしたいかふたりでじっくり話し合いましょう。親御さまの意見も取り入れながら、納得できるスタイルを選ぶことが大切です。

この記事が、ふたりにとってご家族やご友人にとって最高の結婚式を叶えるきっかけになれば幸いです。

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