【イメージ写真付き】挙式スタイル別の特徴とメリット・デメリット
知り合いの結婚式に参加した時、挙式の雰囲気が厳かであったりアットホームであったりと、雰囲気の違いを感じたことはありませんか?実はそれ、挙式スタイルの違いによるものなのです。
この記事を読んでいる方の中には、これから結婚式をするにあたってどんな挙式スタイルがいいのか迷っている方もいるでしょう。
そこで今回は、具体的な挙式スタイルの内容とそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
これを読めば自分に合った挙式スタイルをイメージすることができるでしょう。
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教会式が最も人気!挙式スタイルの割合
「挙式」は、大きく分けて3つの挙式スタイルがあり、「教会式」・「人前式(じんぜんしき)」・「神前式(しんぜんしき)」があります。
では、それぞれどのくらい人気があるのでしょうか?
ハナユメの調査によると、教会式が1番多く56.2%、次いで前式が27.4%、神前式が14.4%という割合でした。
では、それぞれの内容や特徴にはどんな違いがあるのでしょうか?
3大挙式スタイル「教会式」「人前式」「神前式」の内容と特徴
先ほど挙式には3つのスタイルがあるとご紹介いたしましたが、それぞれ具体的にどんな内容でどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
教会式:チャペルで神に結婚を誓う挙式スタイル
教会式とは、キリスト教の儀式にのっとって、チャペルで神に結婚を誓う挙式スタイルになります。司会進行は牧師で、聖歌隊やオルガニストもいて厳かな雰囲気が特徴です。
結婚式と聞いて、通常思い浮かべるのがこの「教会式」ではないでしょうか。それくらいメジャーなスタイルです。
教会式は、専門式場やホテルに併設されているチャペルで行われることがほとんどではありますが、街の教会でも挙式は可能です。
ただし、街の教会は結婚式のために建てられているのではなく神を礼拝するための教会となるため、結婚式として利用する場合は、事前に挙式が可能かどうかをしておくと良いでしょう。
続いて、教会式の流れを紹介します。
教会式の流れ
1、新婦入場・・・牧師・新郎が先に入場し、新婦を待つ。新婦は父親または親族と入場。
2、賛美歌斉唱・・・全員起立して賛美歌斉唱。賛美歌の歌詞は式次第(式の順序)に書かれています。
3、指輪交換・・・結婚の誓約の証として指輪を交換。新郎、新婦の順でお互いの薬指にはめます。
4、結婚宣言・・・牧師が神と列席者全員の前で、新郎新婦が夫婦になったことを宣言。
5、退場・・・新郎新婦が腕を組んでバージンロードを退場。その後、牧師も退場して、挙式は閉式。
この後紹介する人前式と比較すると、かっちりとした厳かな雰囲気のスタイルと言えそうです。
教会式のメリット・デメリット
ではこの教会式には、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
<メリット>
・家族の絆を感じる演出が多い
母からのベールダウン、父と歩くバージンロードなど家族の愛を感じるシーンが多く感動的な雰囲気を作ることができます。
・天候に左右されない
教会式の場合、チャペルは室内であるため結婚式当日の天候に左右される心配はありません。
<デメリット>
・価格が高め
教会式は挙式スタイルの中では価格が1番高いです。「牧師」「聖歌隊」「オルガニスト」などの手配が必要である為、そのぶん他の挙式スタイルに比べると価格は上がってしまいます。
・ゲストが見飽きていることも
冒頭のアンケートにもあったように教会式は1番人気の挙式スタイルであるため、選ばれる方が多いのです。
なので、ゲストの中には「何回も見ているので正直、見飽きた」という声があるのも事実です。
「教会式」はこんな人にオススメ!
- ・「神聖な場で2人の愛を誓う」ロマンチックなセレモニーに憧れる方
- ・挙式は厳かに、披露宴はアットホームにとメリハリをつけたい方
では次に、人前式についてご紹介します。
人前式:ゲストから承認を得る挙式スタイル
人前式とは、結婚式に列席しているゲスト全員に向けて結婚を誓い、ゲストから承認を得る挙式スタイルです。
ゲストに証人になってもらうことで挙式全体に一体感が生まれ、アットホームな雰囲気なのが特徴です。
また、宗教や格式にとらわれず決まった流れもないため、自由に進行を組むこともできます。
挙式を行う場所・衣裳・演出・選曲など全て自分達でプランニングできるのでオリジナリティーを出すこともできるでしょう。
例えば、結婚指輪をゲストが1本のリボンを順番に通して新郎新婦の元に運ぶ「リングリレー」、選曲も二人の思い出の曲で入退場したりと様々です。
続いて人前式の流れをご紹介しますが、先程の説明にもあるようにこれと言って決まりはない為、1つの例としてご紹介します。
人前式の流れ
1、新郎新婦入場・・・新郎新婦お2人で入場。
2、誓いの言葉・・・新郎新婦お2人で考えた誓いの言葉をゲスト全員の前で朗読。
3、結婚誓約書にサイン(ゲストの代表が署名)・・・結婚証明書に、新郎新婦のゲスト代表が著名します。
4、結婚の成立宣言・・・司会者が結婚証明書をゲストに見せ、新郎新婦の結婚を宣言。
5、退場・・・新郎新婦が腕を組んで退場。
他の挙式スタイルと比べるとかっちり感はなく、ゲストとの一体感が感じられるアットホームな雰囲気と言えそうです。
ではこちらもメリット・デメリットを見てみましょう。
人前式のメリット・デメリット
<メリット>
・自由度が高い
挙式の流れに決まりがなく自分達で自由に決めることができるのでオリジナリティーを出すことができます。
・低コストで済む
演出内容や人前式を行う場所にもよりますが、他の挙式スタイルに比べ価格が安いのもメリットの1つです。
<デメリット>
・周囲の理解が少ない
親世代や年配層にはまだ認知度が低く理解を得られないことも多いので、人前式を検討している場合は事前に相談をしておくと良いでしょう。
・進行内容を考えるのに時間がかかる
決まった流れがなく全て自分達で決めることができるので、こだわる方だと演出を決めるのにも迷って時間がかかってしまう場合もあります。
「人前式」はこんな人にオススメ!
- ・ゲスト全員との一体感を大切にし、アットホームな雰囲気にしたい方
- ・教会式のような注目される演出が苦手な方(例えばウエディングキスなど)
- ・レストランや思い出の場所などで挙式をしたい方
では最後に神前式について、ご紹介します。
神前式:昔ながらの日本の伝統的な挙式スタイル
神前式とは主に神社で行われることがほとんどで、結婚を祖先の神々に報告するという昔ながらの日本の伝統的な挙式スタイルになります。
神道の教えに基づいた婚礼の儀式であり、始まりは明治33年に大正天皇が日比谷大神社で行った結婚式からと言われています。
「本人たちを含む親族の全てが " 家と家 " として結びつく」という考え方のため、元々は親族のみしか参列できないしきたりでしたが、最近では友人や職場の人なども参列できる会場が増えつつあります。
ただ、会場によっては厳密なしきたりの元、親族しか参列できないところもあるので友人も呼びたい場合は、事前に収容人数なども確認しておくと良いでしょう。
神前式の流れ
1、参進の儀・・・巫女に先導されて、新郎新婦と参列者が一列になって神殿へと向かいます。(花嫁行列)
2、三献(さんこん)の儀・・・新郎新婦が神酒で三三九度の盃を飲み交わします。
3、玉串奉奠(たまぐしほうてん)・・・新郎新婦が玉串を自らの手で神前に捧げ、続いて二礼二拍手一礼する。
4、指輪の交換・・・新郎、新婦の順で指輪の交換が交わされます。
5、親族盃の儀・・・両家の結びつきを祝い、新郎新婦と参列者が全員で神酒を3口で飲みます。
6、退場・・・神前に一同で拝礼して、退出します。(退下ともいう。)
神前式は日本ならではの伝統的な儀式も多いため、日本の伝統美を感じられる雰囲気と言えそうです
では神前式のメリット・デメリットを見てみましょう。
神前式のメリットデメリット
<メリット>
・親族や年配層にはとても喜ばれる
やはり年配層の方々からはウケが良く、喜んでもらえたなどのお声も多く聞かれます。
・今後も残り続ける建物であり、挙式後も初詣や七五三などの行事のたびに訪れることができる
自分が結婚式を挙げた場所で、お子さんが生まれた後も行事ごとに利用できる点は嬉しいですよね。
<デメリット>
・天候に左右されてしまう点
神前式は境内を歩く儀式などもあるので、白無垢を着て歩くのも大変なのに更に足場が悪くなり、雨だと大変な思いをする場合もあるでしょう。
・バリアフリー対応が少ない
やはり神社という歴史ある建物でもあるため、場所によってはバリアフリーの対応がなっていないとこもあります。列席者に年配の方が多く気になる方は、神社へ直接確認しておくことをオススメします。
「神前式」はこんな人にオススメ!
- ・日本人として歴史ある伝統的な挙式をしたい方
- ・家と家の結びつきを大切に考えている方
- ・ウエディングドレスではなく、和装を着て挙式をしたい方
さて、ここまで3大挙式スタイルについて説明してきましたが、実際はどんな雰囲気やイメージなのでしょうか?
挙式スタイル別にそれぞれの演出を写真で紹介したいと思います。
先輩カップルの挙式スタイル別写真実例!
ここまでで各挙式スタイルについての概要は理解していただけたと思うので、ここでは実際の挙式スタイルのイメージが伝わる写真をいくつかご紹介したいと思います。
教会式のイメージ・演出例
・ベールダウン
・聖歌隊、オルガニスト
人前式のイメージ・演出例
・ブーケセレモニー
・誓いの言葉
神前式のイメージ・演出例
・参進の儀(花嫁行列)
・折り鶴シャワー
いかがでしょうか。今回お見せしたのは一部の例になりますが、挙式スタイルによってできる演出も様々です。
なんとなくイメージできたでしょうか。では最後に、各スタイル別にオススメ会場の特徴をご紹介したいと思います。
挙式スタイル別、オススメの式場の特徴
憧れの挙式スタイルがある場合、式場を探す際にその挙式スタイルができるかどうか確認しておくのは当たり前の話ですが、実は実施できるからと言って必ずしもイメージどおりの挙式になるとは限りません。
では、どんな会場ならイメージする挙式スタイルができるのでしょうか。
ここでは各挙式スタイル別に、オススメ会場の特徴をご紹介します。
教会式にオススメの式場の特徴
冒頭でも説明しましたが、牧師や聖歌隊・オルガニストがいて会場内も厳かな雰囲気のため、自然光がたっぷり入ってくる開放的な挙式会場ではなく、割と閉鎖的で神聖な雰囲気を感じられるチャペルがオススメです。
また、教会式ではウエディングドレスを着るので、長いバージンロードのチャペルだとより一層美しさも増すことでしょう。
人前式にオススメの式場の特徴
人前式の場合は、先程の教会式とは対象的でアットホームで温かい雰囲気を希望する方も多いため、自然光が溢れ緑や眺めの良い高層階にある教会、海が見えるような開放的な挙式会場がオススメになります。
また、最近ですと室内ではなくガーデン挙式など外で挙式を行う新郎新婦も増えてきています。
神前式にオススメの式場の特徴
神前式の場合、全ての式場で行えるわけではないため、本格的な神社か神前式を専門に行っている会場を探してみましょう。
近辺の神社と提携している神前式が行える会場も多いので、まずは事前に調べておくことをオススメします。
まとめ
いかがでしたか?自分が結婚式をする時の挙式スタイルはイメージできたでしょうか?ご
紹介したように挙式スタイルによって、持つ意味や演出なども様々です。
「これが正解!」というものはないのでお二人の好みやイメージに合った挙式スタイルを選んでみてはいかがでしょうか。
この記事を読んで、自分に合う挙式スタイルを見つけることができれば幸いです。
教会式、人前式‥挙式のスタイルに迷ったら