90人の結婚式の予算相場＆自己負担額は？成功させるポイントも
「結婚式のゲストをリストアップしていたら、90人規模になりそう…準備は大変？費用はどれくらいになるの？」などと不安になっていませんか？
今回は、90人規模の結婚式を挙げたカップルの実施割合、結婚式の費用、成功させるためにおさえておきたいポイントをご紹介します。
この記事を読めば、90人規模の結婚式を成功させることができるでしょう。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・90人の結婚式の平均費用は458万円
- ・披露宴会場だけでなくチャペルなど各施設の収容人数を確認すること
- ・式場探しは相談デスクを活用しプロから客観的なアドバイスをもらう
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90人の結婚式の実施割合は7.6%！
の調査によると、7.6％のカップルがゲスト90人以上100人未満の披露宴を行っています。
10人未満～100人以上まで結婚式の規模は様々なですが、90人規模と聞くと大規模な結婚式というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
ゲスト数の全国平均は67.3名
同調査によると、披露宴のゲスト数平均は67.3人。この数と比較すると90人規模の結婚式はゲストが多め。
ですが、地域によっては90人でも平均的だったり、親族やお世話になっている方、ご縁のある方が多いと意外と簡単に90人規模になってしまったり。
100名以上収容できる結婚式場も多いので会場選びに心配はありませんが、人数が多くなると費用も高くなるのでは…と心配になりますよね。
90人規模の結婚式の費用相場・ご祝儀について次で詳しく説明していきます。
90人規模の結婚式の費用相場は458.2万円
エリアや会場の規模などによって差がありますが、90人規模の結婚式の相場は約458万円でした。
地域別の平均費用は以下の通りです。
| 地域別の平均費用 | ||
| エリア | ゲスト人数 | 最終費用平均 |
| 首都圏 | 90人 | 472.4万円 |
| 東海エリア | 90人 | 454.3万円 |
| 関西エリア | 90人 | 463.8万円 |
| 九州エリア | 90人 | 442.3万円 |
| 全国平均 | 90人 | 458.2万円 |
※ハナユメ調べ（各条件で結婚式請求書の総額平均から算出）
90人規模の結婚式の費用相場は458.2万円。地域別にみると、首都圏や関西エリアが平均を上回っています。
また、同調査では70人規模で約359万円、80人規模で403万円が平均となっていることから、ゲストが10人増えると40万円ほど結婚式の費用が上がるようです。
90人のご祝儀相場は約294万円！
90人規模の結婚式に出席する親族と友人の比率がどれくらいかはカップルによって異なるため、ここでは1人当たりのご祝儀金額を、平均3.5万円として計算してみます。
- ＜90人規模の結婚式（新郎新婦・両家両親をのぞく84人）のご祝儀額＞
- 結婚式でもらえるご祝儀の平均額＝3.5万円
- 84人×3.5万円＝ご祝儀額 294万円
ケースバイケースではありますが、親戚のように関係の深い人、上司や恩師のような目上の人ほどご祝儀も高額になる傾向があります。
対して、友人や同僚など20代のゲストが多い場合は、平均よりご祝儀は少なめになることも。上記はあくまで目安として考えてみてくださいね。
また、ご祝儀額の目安を考慮した90人規模の結婚式の自己負担額を算出すると、次のようになります。
- ＜90人の結婚式・自己負担額＞
- 90人規模の結婚式相場＝458万円
- 458万円-294万円＝自己負担額 164万円
結婚式費用総額だけを見ると高額に感じますが、自己負担額を考慮すると、決して手が届かない数字ではないでしょう。
とはいえ、結婚式費用をできるだけ抑えたい人も多いはず。節約のコツを次でご紹介します。
少しでも費用を下げたい！結婚式費用を抑える4つのコツ
節約のコツを知っておくコツを知っておくことで、結婚式の費用を大幅に抑えることができます。
では具体的にどんなコツがあるのかみていきましょう。
1.割引のある時期・お日柄を選ぶ
結婚式は時期・日取りによって設定価格が大きく変わります。
気候が良く過ごしやすい春や秋などは、結婚式のオンシーズンで費用は高め。しかし、肌寒さを感じる冬や8月のような真夏は結婚式を挙げる人が減るオフシーズンとなり、割引や特典を利用してお得に結婚式を挙げられる傾向があります。
また、お日柄は結婚式を避けられがちな「仏滅」が狙いどころ。反対に、六曜の中で縁起が良いとされる「大安」は人気が集まるため割引などの適用がないことも。
両家両親を含め、お日柄を気にしないカップルなら仏滅の結婚式もオススメです。
さらに平日でも都合がつくというカップルであれば平日のプランもチェックしてみましょう。
結婚式は「気候の良い時期でなければならない」「大安でなければいけない」・・・こういったこだわりをなくすだけで、選択の幅が広がりお得に結婚式を挙げられることもあります。
2.持ち込みできるものを工夫する
式場の手配だと高額になってしまうウエディングアイテムは、自分で手配すれば大きな節約になります。
ただし「持ち込み料」が掛かるとかえって割高になる場合もあるため、事前に持ち込み料の有無を確認しましょう。契約条件として持ち込み料免除を交渉してみるのも節約方法のひとつです。
また、節約のために持ち込みを考える人が多いアイテムには次のようなものがあります。
- ・招待状や席次表などのペーパーアイテムをDIYする
・ウエディングドレスやタキシードを式場提携外の業者から購入・レンタル
・引出物や引菓子を専門店で購入
・披露宴中のワインや日本酒のような酒類を専門店で購入
・知り合いのプロカメラマンに当日の撮影を依頼
特に、衣裳やカメラマンなどは持ち込みにすることで大きく費用を抑えられる場合も。持ち込み料を考慮しつつ、どちらが節約できるかを考えてみてください。
とはいえ、式場によっては持ち込みを全面的に禁止していたり、持ち込みの時期や郵送物の受け取りについて確認が必要だったり。
持ち込みを考えている場合は、「持ち込みができるかどうか」「しっかり対応してくれるか」を式場選定のポイントにしても良いでしょう。
3.手作りアイテムを多くする
既製品を購入するよりも、ペーパーアイテムやウエディングアイテムを手作りすることで費用を抑えられる傾向も。DIYが好きな人なら、アイテムの手作りも検討してみてください。
結婚式のアイテムを手作りしている間、結婚式へのモチベーションも上がることでしょう。
手作りアイテムは完全に一から作る方法と、市販のキットやツールを使って作る方法があり、前者の方ほうが節約できる額は大きく、後者の場合は手間が少なめです。
・ペーパーアイテム（招待状、席次表、席札など）
市販のキットを使用すれば、費用は式場価格の半額程度。デザインから印刷まで全て自分でおこなえば、紙代とインク代だけで済むため大幅な節約になるでしょう
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▼アレンジ無限大！トレーシングペーパーとリボンで作る簡単席札│無料テンプレート
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・プロフィールDVD
10,000円前後で販売されている結婚式向けのムービー編集ソフトや、フリーソフト、手持ちの画像編集用ソフトで自作すれば数万円単位の節約になることも。
DVDやUSBメモリなど、データを保存するメディア代のみで作れるため、映像編集に強い人なら、やらない手はないでしょう。
ただし、画像は後々まで残るもの。結婚式の想い出としてプロに頼む人も見受けられます。
4.式場紹介サイトを利用する
ハナユメをはじめとする式場検索サイト経由で式場探しをすると、数万円単位のキャッシュバックや、オリジナルの特典・割引を利用できる場合もあります。
成約しなくても特典をゲットできることもあるため、気軽に相談してみてください。
ハナユメでは、2024年2月現在、次のようなキャンペーンや割引を用意しています。
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| 条件 | 金額 |
|---|---|
ブライダルフェア参加 1件 |
20,000円 |
ブライダルフェア参加 2件 |
+20,000円 |
ハナユメウエディングデスク利用 |
+5,000円 |
ハナユメで結婚式場を決定 |
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合計金額 |
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90人規模の結婚式に関するアドバイスや注意点も教えてもらえば、結婚式のクオリティを下げることなく費用を抑えられるでしょう。
続いて、90人規模の結婚式を成功させるポイントをお伝えします。
90人規模の結婚式を成功させるポイント4選
結婚式を成功させるためには、事前準備が肝心です。
手配漏れや行き違いがないように、十分に注意して結婚式当日に臨みましょう。
1.式場の各施設の収容人数を確認
式場選びの必須条件として、収容人数が重要なポイントです。
結婚式場の収容人数が90人以上かどうかだけでなく、次の点も確認しましょう。
・チャペルの収容人数
例えば小規模なゲストハウスの場合、披露宴会場は100名まで収容可能であっても、チャペルの収容人数は最大60～70名であるなど、全てのゲストを収容できないケースがあります。
また、チャペルの最大収容人数に100人と記載があっても、人数分の席はなく実際は立ち見を含めての数字という場合もあります。
・待合室や披露宴会場
待合スペースは見逃しがちなポイントでもあり、待合スペースが狭くゲストを立たせたまま待たせてしまう・・・なんてケースも起こりえます。
披露宴会場では1テーブルあたりの人数が極端に増えてしまったり、通路が狭くなったりする心配も。
隣や背後の人との距離が近すぎると、食事などもとりづらく、ゲストを疲れさせてしまいます。
ゲストを長時間立ったまま待たせる、といった事態を防ぐためにも、各スペースの式場の収容人数は目で見て確認しましょう。
2.演出もゲスト重視で選ぶ
90人規模の結婚式を成功させるためにはゲスト目線で演出を決めることも大切。
そのためには、演出の内容を盛り込み過ぎないように注意しましょう。
例えば、次のような演出は90人規模の結婚式に不向きです。
・テーブルラウンドは1つの演出に絞る
90人規模の結婚式はテーブル数が多いため、各テーブルを回るのに時間がかかります。
ゲストとの歓談の時間もなくなってしまうため、テーブルラウンドの演出は1つに絞るのがオススメです。
・全員参加型の余興
余興を盛り込む際は、所要時間に注意が必要です。
じゃんけんゲームや投票型のクイズなど、決着がつくまでに長時間を要するものは、場をしらけさせてしまうかもしれません。
テーブルごとに代表者を決める、式場スタッフに開票を頼むなど、手順を工夫しましょう。
また、余興をゲストに依頼する場合も、所要時間と内容について、あらかじめ打ち合わせしておくことが大切です。
演出をゲスト目線で計画し、スマートな手順を考えることで結婚式がいっそう盛り上がります。
3.料理・ドリンクの料金には注意
90人規模では、料理やドリンクの金額が1人1,000アップするだけでも90,000円の費用追加になります。ゲストへのおもてなしとして、料理やドリンクのランクアップを考える場合は、無理のない範囲で選びましょう。
特に、デザートビュッフェやオープンキッチンでのシェフの演出、高級食材を使用するなどの「オプションメニュー」には注意したいもの。
ゲストに楽しんでもらいたいと、あれこれ追加すると料金が一気にアップします。
予算オーバーにならないよう、オプションメニューを無理につけず、つける場合は内容を厳選するなどしましょう。
さらに、ドリンクメニューをランクアップすると、選べるお酒の種類が増えたり、ランクの高いシャンパンを飲ませてくれたりすることも。
お酒好きには魅力的ですが、本当に必要なのか冷静になってゲスト目線で選びましょう。
4.DIYアイテムは余裕を持って準備を
90人規模の結婚式でアイテムを手作りする場合は、余裕をもって準備しましょう。
例えば席札の内側にメッセージを書く場合、1人1人に手書きするのには時間がかかります。
後回しにしてしまって時間がなくなり、一部の人だけ空白‥‥ということにならないよう、早め早めに書き始めましょう。
結婚式の準備に時間を割くためにも、式場選びは時間をかけ過ぎず、効率的に行うことが重要です。
割引やキャンペーンを利用しつつ、スムーズに結婚式場を選ぶためにも、ハナユメ相談サポートを使用してみてください。次で、詳しくお伝えします。
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「90人対応可能な式場ではあったものの、実際は狭くてゲストに窮屈な思いをさせてしまった…」という意見もあるほど、会場の広さの見極めは大切。
ハナユメ相談サポートでは、収容人数だけでなく、実際の結婚式をイメージしながらプロ目線で中立な立場からアドバイスがもらえます。
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まとめ
いかがでしたか。今回は90人規模の結婚式についてご紹介しました。
要点をまとめると・・・
・90人の結婚式の平均費用は458万円
・披露宴会場だけでなくチャペルなど各施設の収容人数を確認すること
・式場探しは相談デスクを活用しプロから客観的なアドバイスをもらう
この記事を参考に、90人規模の結婚式を満足いく内容にできると良いでしょう。
監修者情報
ハナユメアドバイザー T.Y
経歴
名古屋の結婚式場にてご予約担当や打ち合わせ担当のプランナー業務を経験。その後ブライダルジュエリーショップにてジュエリーコーディネーターを経験。ブライダルの現場での経験を活かし、ハナユメアドバイザーとして結婚式のお手伝いをさせていただいております。
ハナユメアドバイザーとは？
ハナユメウエディングデスクで、お客様の式場探しのお手伝いや、予約・見学の手配といった結婚式の準備をサポートするスタッフです。全員が日本ブライダル文化振興協会が主催する「3級ブライダルコーディネート技能検定」を取得しており、プロの視点からお客様に寄り添ったご提案をいたします。
