初めてのブライダルフェアは何をする?当日の流れと持ち物を解説
初めてのブライダルフェアは、何をする場なのか、どんな服で行けばいいのか、その場で契約を迫られないか、と気がかりが重なります。
実際の当日は、受付からカウンセリング、館内の見学、試食などの体験、見積もりの説明までを2〜3時間かけて進みます。
その場で契約しなければならない決まりはありません。
準備しておきたいのは、希望の時期と人数と予算をふたりで話しておくこと、それに持ち物と服装の3点です。
元ウエディングプランナーである筆者の接客経験も交えながら、ブライダルフェアがどんな場なのかというところから順に見ていきます。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・ブライダルフェアは、式場見学や試食体験ができるイベント
・当日の流れは受付から見積もりの説明までで、2〜3時間が目安
・1件目でも、その場で契約する必要はない
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ブライダルフェアとは?
ブライダルフェアは、結婚式場が自分たちの会場やサービスを見て体験してもらうために開くイベントです。
会場を見学するだけでなく、料理の試食やドレスの試着まで、その式場で結婚式を挙げたときのイメージを確かめられます。
内容はおおまかに6種類に分かれ、ひとつのフェアに複数が組み合わさっていることもあります。
| 見学会 | チャペルや披露宴会場をまわり、広さや雰囲気を確かめる |
|---|---|
| 模擬挙式 | 新郎新婦役が挙式を再現し、ゲスト目線で式の流れを見られる |
| 試食会 | シェフが用意した料理を実際に食べて、味やボリュームを確かめる |
| 演出体験 | オリジナルの演出やトレンドの演出を体験し、当日のイメージをつかむ |
| 試着会 | ウエディングドレスやタキシードを着て、写真に残せる |
| 相談会 | 結婚式の内容や費用について、担当プランナーに直接聞ける |
開催は土日祝が中心ですが、平日の夜に開くフェアもあります。どのフェアも予約が前提なので、参加したい日が決まったら早めに申し込んでおくと安心です。
所要時間はどれくらい?
館内の見学と相談だけなら1時間ほどで終わる一方、試食や試着が入ると3時間近くかかることもあります。
全体としては2〜3時間を見ておくと、そのあとの予定を組みやすくなるはずです。
1日に2件まわるなら、午前と午後で内容の軽いフェアと重いフェアを分けておくと無理がありません。
初めてのブライダルフェア参加前に知っておきたいポイント5つ
予約して2〜3時間を確保したら、次に気になるのは費用や参加の条件です。初めての参加で押さえておきたいのは、次の5つになります。
- 【ブライダルフェア参加前に知っておきたいポイント】
- 1.参加は無料で、1つの式場につき1回が基本
2.ひとりでも、友達や家族とでも参加できる
3.初めての人向けに用意されたフェアもある
4.見たものは写真とメモで残しておく
5.式場探しのサービスを使う選択肢もある
1.参加は無料で、1つの式場につき1回が基本
ブライダルフェアは、結婚式場にとっての広告活動です。
式場を探すふたりに「ここで結婚式を挙げたい」と思ってもらうために開いているので、試食や試着、限定プレゼントまで無料で受けられます。
その代わり、同じ式場が開くほかのフェアに何度も参加するのは難しいのが一般的です。
無料だからといくつも申し込むより、いちばん知りたいこと・体験したいことを先に決めて、それが確かめられるフェアを1つ選ぶほうが、持ち帰れるものは多くなります。
2.ひとりでも、友達や家族とでも参加できる
ブライダルフェアはカップルでの参加に限られません。
女性同士やご家族同士だと遠慮のない意見が飛び交うため、内容の濃い見学になることが多いでしょう。
ただし「カップルでの参加でないと試食ができない」「特典の対象にならない」といった条件が付くフェアもあります。誰と参加するかを決める前に、参加条件を確認しておいてください。
3.初めての人向けに用意されたフェアもある
「初めてのブライダルフェア参加者向け」「1件目の見学特典付き」と書かれたフェアがあります。
初めての人は疑問や質問が多くなるため、説明にかける時間を長めに取っておきたいという式場側の事情から用意されているものです。
「聞きたいことがたくさんある」「ブライダルフェアがどんなものかわからなくて不安」という場合は、こうしたフェアを選ぶと時間をかけて対応してもらえます。
反対に、見たい場所が決まっていて短時間で済ませたいなら、相談会が中心のフェアのほうが向いています。
4.見たものは写真とメモで残しておく
複数の式場を見比べるつもりなら、当日のうちに記録を残しておくことが後で効いてきます。
チャペルや披露宴会場の写真、見積もりの金額、プランナーに聞いた回答をその場で残しておくと、2件目以降と並べたときに違いがはっきりします。
記憶だけに頼ると、1週間もすればどの式場でどの話を聞いたのかが混ざります。
撮影してよいかどうかは式場によって扱いが違うので、案内が始まる前にひとこと確認しておくと安心です。
5.式場探しのサービスを使うという選択肢もある
参加前に理想の結婚式を思い描き、条件まで具体的に決めておくのは簡単ではありません。
希望が固まらないまま探すなら、式場検索サイトや式場相談カウンターを使う方法があります。
こうしたサービスでは、希望を伝えると条件に合う式場をいくつか紹介してもらえ、フェアの予約まで任せられる場合もあります。
提携している式場や特典の内容はサービスごとに異なるため、複数を見比べてから選ぶとよいでしょう。式場の公式サイトから直接申し込む方法もあり、どちらが向いているかは希望の固まり具合によって変わります。
※ハナユメから式場見学を予約し成約いただくことが条件です
※式場、日時、人数によっては、割引額が100万円より下回る場合もあります
初めてのブライダルフェアの選び方

参加の条件やサービスの使い方まで見当がついたら、次は数あるフェアからどれを選ぶかです。
こだわりたい部分を確かめられるフェアを選ぶ
フェアの内容は、確かめられることがそれぞれ違います。
ふたりがいちばん知りたいことに合わせて選ぶのが基本です。
・料理を重視したい → 試食付きのフェア
・衣装にこだわりたい → 試着付きのフェア
・挙式の雰囲気やチャペルを見たい → 模擬挙式のあるフェア
・会場の広さや演出を見たい → 模擬披露宴のあるフェア
選ぶ前提として、どんな結婚式にしたいかをふたりである程度イメージしておく必要があります。
イメージが漠然としたまま参加すると、どのフェアでも「きれいだった」で終わってしまいます。
ふたりが楽しめそうだと感じるフェアを選ぶ
こだわりに合わせて選ぶ方法には、見落としが生まれるという弱点もあります。
「ドレスを見に来た」と決めて臨むと試着に集中してしまい、会場の広さや動線を確かめないまま帰ることになりかねません。
お互いが別々のこだわりを追いかけると、感想がかみ合わずに意見が割れることもあります。
1件目については、ふたりとも興味を持てて楽しめそうだと感じるフェアを選ぶほうが、そのあとの話し合いは進みやすくなるはずです。
迷ったら試食会のあるフェアを選ぶ
こだわりが多すぎて絞れないときや、気になる式場は決まったのにフェアを選べないときは、試食会のあるフェアが無難です。
料理はゲストへのもてなしの中心にあり、当日の満足度を大きく左右します。
試食で味やボリューム、料理が運ばれてくるタイミングまで確かめておくと、見積もりに並ぶ料理のランクを判断する材料になります。
ふたりにとっても、無料で試せるぶん参加そのものを楽しみやすいはずです。
エリアと日程から絞り込む
内容から選べないときは、条件から絞り込む方法もあります。
挙式を考えているエリアと、ふたりの予定が合う日程の2つで候補を狭めていきます。
探し方はおもに3つあります。
式場の公式サイトから直接申し込む、式場検索サイトのフェア一覧から探す、式場相談カウンターに希望を伝えて紹介してもらう、のいずれかです。
公式サイトは1件ずつ調べる手間がかかる代わりに情報が正確で、検索サイトはエリア・日程・フェアの内容をまとめて絞り込めます。
相談カウンターは希望を伝えるだけで候補を出してもらえるものの、紹介の範囲は提携している式場に限られます。
日程を軸に選ぶと、理想と合わない式場に当たることもあります。
ただ、自分では候補に入れていなかった式場を知るきっかけになる場合もあり、1件目としては悪くない選び方です。
1件目のブライダルフェアで気をつけたいこと
1件目のフェアが決まったら、当日の判断について先に知っておきたいことがあります。
式場側は1件目のふたりに向けた特典を用意していることが多く、その場で契約するかどうかを考える場面が出てくるためです。
当日特典は魅力的でも、1件目の契約は慎重に
1件目に限らず、「本日中に契約すると特典が大きくなります」「この特典は今日限りです」と案内される場面があります。
式場側も気にいって頂いたカップルさんには、ぜひとも結婚式を挙げてほしいの思うのは当然のことです。
ただ1件目の場合、比較する式場の情報を持っていません。
「安いと思って契約したのに、あとで見た式場のほうが条件がよかった」「不安になって別のフェアに行ったら、そちらのほうがイメージに合っていた」という人もいるでしょう。
一方で、事前に情報を集めて「この条件を満たしていたら決める」と基準をはっきりさせたうえでの契約なら、1件目でも問題ありません。
判断を分けるのは見学した件数ではなく、決める基準を自分たちで持っているかどうかです。
内金や手付金を支払ったあとに解約しても戻らないことが多く、迷いが残っているうちは支払いまで進めないほうが安全です。
1件目参加特典のあるフェアを選ぶという考え方
参加するフェアを選べないまま時間が過ぎていくくらいなら、1件目参加特典のあるフェアを選んでしまうのもひとつの方法です。
特典が付くフェアは初めての人を想定しているため、説明も丁寧になりやすくなります。
実際に足を運ぶと「写真ではイメージどおりだったのに、実際は少し狭かった」「こういうところも見ておくべきなんだ」と気づくことがあります。
1件目は決めるための場というより、自分たちの基準を作るための場だと考えると、選ぶハードルは下がるはずです。
なお、特典目当てに何度目かの参加を「初めてです」と伝える人もいます。
式場どうしが来館履歴を共有する仕組みはないため気づかれにくいものの、ほかの式場の見積もりを持ち出した価格交渉ができなくなるので、得になるとは限りません。
ブライダルフェア当日の流れ
決める基準を持って臨むには、当日どんな順番で何が起きるのかを先に知っておくと動きやすくなります。全体は次の6段階で進みます。
結婚式場到着~受付
式場に着いたら、スタッフに予約した名前を伝えて席へ案内してもらいます。
到着予約時間の5〜10分前がちょうどよいタイミングです。
式場によっては、挙式会場と打ち合わせをするサロンが別の建物にあることもあります。
集合場所と最寄り駅からの道順は、前日までに確認しておいてください。
サロンでカウンセリング・担当プランナーと挨拶
席に着くとアンケートの記入や簡単なヒアリングがあり、そのあと担当プランナーを紹介されます。
挙式を考えている時期や、どんな結婚式にしたいかを、ここで最初に伝えます。
フェアで対応してくれたプランナーが、そのまま結婚式の担当になるとは限りません。
「この人にお願いしたい」と感じたら、契約する前に確認しておきましょう。
館内の見学【挙式会場・披露宴会場・控室などの見学】
プランナーや式場スタッフと一緒に館内をまわります。
挙式会場と披露宴会場の広さや雰囲気に加えて、親族の控え室、お手洗い、会場間の動線まで見ておくと、判断の材料が増えます。
年配のゲストや小さな子ども連れが多くなりそうなら、授乳室の有無やバリアフリーへの対応も確認しておきたいところです。
最寄り駅から会場まで、挙式会場から披露宴会場までは実際に歩いてみると、当日の移動が想像しやすくなります。
質問・見積もり相談
会場見学が終わったら、質問タイムです。
質問内容や感想をもとに、担当プランナーは見積もりを作成します。
「こんな結婚式にしたい」「食事を重視したい」などの希望があればしっかり伝えておきましょう。
参加前に決めておくこと・準備しておくこと

当日の流れをたどると、プランナーに希望を伝える場面がかなり早い段階で来ることがわかります。
そこで答えられる状態を作っておくほど、受け取る見積もりは実態に近づきます。ふたりで決めておくこと5つと、当日までに用意しておくもの3つに分けて見ていきます。
1.結婚式の時期を大まかにイメージしておく
「仕事が落ち着く10月ごろ」「年内には」という程度で構わないので、挙式の時期を考えておきましょう。
同じ秋でも、お日柄や曜日、時間帯によって割引の条件が変わることがあります。
日程を「11月22日」のようにピンポイントで絞る人もいますが、その日が空いているとは限りません。
候補日を広めに持っておくほうが、選べる式場は増えます。
2.ざっくりとでもゲスト数を把握しておく
ゲストの人数は、費用と会場の広さの両方を左右します。
正確でなくてよいので、何人くらいになりそうかを話しておいてください。両家で人数に差があっても問題ありません。
人数と一緒に考えておきたいのが、ゲストの顔ぶれです。
会社関係を招くフォーマルな披露宴なのか、友人中心のアットホームな会にするのかで、選ぶ会場の雰囲気は変わります。
3.アクセス面を考慮する
最寄り駅や主要駅からの行きやすさ、送迎バスやタクシーチケットが必要かどうかも、ゲストの立場で考えておきましょう。
両家の住まいが離れている場合は、どちらかの地元に寄せるのか中間地点にするのかを、両親にも相談しておくと後の調整が楽になります。
エリアが決まらないまま探し始めると、候補が広がりすぎて絞れません。
4.予算について話し合っておく
ハナユメが2025年上半期に実施した調査(回答者4,693人)では、結婚式の平均費用は361.5万円でした。
ただし、やりたいことを足していくほど金額は上がっていきます。
初めてのフェアで気持ちが盛り上がり、あれもこれもと希望を盛り込んだ結果、最終的な支払いで困る例は少なくありません。かけられる上限は先に決めておいてください。
費用からご祝儀を差し引いた自己負担額まで見ておくと、見積もりを渡されたときの判断が早くなります。
5.結婚式のイメージを固めておく
結婚式といっても、家族だけの少人数の式、親族中心の食事会、一般的な挙式と披露宴、リゾートウエディングと幅があります。挙
式だけでも教会式・人前式・神前式に分かれ、披露宴もご祝儀制と会費制の1.5次会では組み立てが変わります。
ふたりの思い描く形がずれていると、同じ会場を見ても評価が分かれて話が進みません。
細かく決める必要はないので、どの方向で考えるかだけは合わせておきましょう。
6.当日の持ち物:大きめのカバン・カメラ・メモ帳

パンフレットやプレゼント、見積もりを持ち帰ることになるため、大きめのカバンがあると困りません。
館内で写真を撮れるようカメラかスマートフォンを、聞いた内容を残すための筆記用具も用意しておきましょう。
有料の試食会なら現金を、試着会に参加するならストッキングと肩ひもを外せる下着も要ります。
7.当日の服装:普段どおりでOK、カジュアルすぎは避けて
結婚式に出席するわけではないので、フォーマルな服装は必要ありません。
普段の服で問題ないものの、サンダルやTシャツのようにラフすぎる格好は避けたほうが無難です。
格式のあるホテルや由緒ある神社では、ドレスコードが設けられていることもあります。
迷ったら、少しおしゃれな場所へデートに行くときの服装を思い浮かべてください。
館内はよく歩くので、靴は歩きやすいものを選びましょう。
8.聞きたいことをメモにまとめておく
初めてのフェアは緊張したり気持ちが高ぶったりして、聞くつもりだったことを忘れがちです。質問は行く前に書き出しておきましょう。
複数の式場をまわると記憶は混ざります。
行く前に書いたメモと、当日その場で残した写真やメモが揃っていると、あとで見比べるときに効いてきます。
しつこく営業されたときの対処法
準備を整えて臨んでも、当日その場で決断を求められることはあります。
プランナーと直接話す時間に「今ここで決めていただけるなら安くできます」と切り出される場面です。
気に入って決めるなら迷う必要はありませんが、まだ判断できない段階で押し切られそうになると、断り方に困ります。
伝え方を2つ用意しておくと、その場で言葉に詰まらずに済みます。
1.ほかのフェアに行く予定があるとはっきり伝える
「もともと何件かまわる予定で、これから何件か行くことになっています。
すべて見るまでは決めないと話し合っているんです」と、予定を具体的に伝えましょう。
まわる件数まで示すと、こちらの検討が途中であることが相手にも伝わります。
あいまいに「考えます」と返すより話が早く収まります。
2.決定する時期を伝える
まだ見たい式場が残っていたり、すべてまわり終えたものの話し合う時間がほしかったりする場合は、いつ決めるのかを示す方法が有効です。
「両親の意見も聞いたうえで、来月中には決めます」と期限を伝えれば、断りではなく検討の途中だと受け取ってもらえます。
実際に契約する可能性を残したまま、その日は持ち帰れます。
まとめ
断り方まで用意できていれば、初めてのブライダルフェアで身構える理由はほとんどなくなります。
決めておくことが多いと感じるかもしれませんが、すべてを固めてから行く必要はありません。
1件目は自分たちの基準を作る場だと考えれば、答えられないことがあっても構わないのです。
見た内容は写真とメモで残しておきましょう。
2件目、3件目と並べたときに、その記録が判断の材料になります。
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参加の流れ
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- 02見学予約
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