フォトウエディングの基本知識&フォト撮影業者選びポイント3選
フォトウエディングとは、写真だけの結婚式のこと。
「手軽に結婚式をしたい」
「大勢の前で結婚式をするのは控えたい」
「披露宴は迷っているものの、入籍記念にフォトウエディングだけはしておきたい」
など、さまざまな理由からフォトウエディングを検討する人が増えています。
そこで今回は、フォトウエディングを検討している人のために、フォトウエディングの撮影業者の選び方についてご紹介します。
この記事を読めば、フォトウエディングのイメージを膨らませ、ステキな写真を撮ってくれる撮影者の選び方がわかるでしょう。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・フォトウエディングの検討~申し込みまでの流れを紹介
- ・先輩カップルのフォトウエディングの費用相場は15~17万円
- ・フォトウエディング撮影業者選びポイント3選
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【フォトウエディングの基本知識】検討の流れ
フォトウエディングを検討する際、どのような流れで検討を進めればいいのでしょうか。検討時に知っておきたいことや、検討の流れをご紹介します。
1.どんなフォトウエディングにしたいのかを考える
まずは、どんなフォトウエディングにしたいのかを考えましょう。
- ・チャペルで結婚式のような写真を撮りたい
・和装で写真を撮りたい
・スタジオで記念写真だけをサクッと撮影したい
・フォトウエディングの後に食事会などを開きたい
・リゾート感たっぷりな写真にしたい
など、さまざまな希望があると思います。先輩カップルのSNSなどを参考に、二人の理想のフォトウエディングをイメージしてみましょう。
2.衣装を考える
フォトウエディングのイメージにあわせて、どんな衣装を何点着るか選びましょう。
- 【フォトウエディングの衣装の種類】
・ウエディングドレス
・カラードレス
・白無垢
・色打掛
・振袖など、好きな衣装
衣装が決まると、撮影場所もイメージできてくるはずです。
3.フォトウエディングの撮影場所を考える
フォトウエディングは、撮影場所で大きく2種類に分けられます。
- 【フォトウエディングの撮影場所の種類】
・スタジオ
・ロケーション
スタジオ撮影は、その名の通り写真館などが持っているスタジオ内で撮影するもの。スタジオによって、背景紙のみが用意されたシンプルなスタジオや、チャペルや神社、ゲストハウスなどを模したハウススタジオがあります。
また、結婚式場が行っているフォトウエディングの場合、スタジオ撮影でも実際に挙式が行われるチャペルで撮影できることがあります。
これに対し、ロケーション撮影は、チャペルやビーチ、ガーデン、街中などの好きな場所で撮影できようになっており、時間も日中から夜間まで、幅広く選べる傾向があります。
4.撮影したものをどのように使うのかを考え、納品方法を選ぶ
フォトウエディングで撮影した写真は、データでもらうのか、アルバムでもらうのかを考えましょう。
- ・記念に型物写真があればいい
・年賀状やSNSの結婚報告に使えるようデータが欲しい
・しっかりとしたアルバムをつくって両家両親に渡したい
など、写真の使い方と一緒に考えていくのがおすすめです。
5.フォトウエディングのプランを見比べる
フォトウエディングの衣装や撮影場所などが絞られてきたら、複数の撮影業者、プランを見比べましょう。
プラン名が似ていても、撮影業者によって内容や金額が異なることも少なくありません。どんな内容で、いくらぐらいかかるのかをしっかりチェックしてください。
6.フォトウエディングの撮影業者をピックアップする
内容が充実していて、希望通りの写真が撮れそうな撮影業者をピックアップし、実際に話を聞いてみましょう。
パンフレットやWebサイトだけではわかりづらいことも多いです。複数の撮影業者を選んで実際に話を聞いてみてください。
7.実際に撮影した写真などを参考にフォトウエディングの撮影業者を決める
プランの内容、金額、実際の写真などを参考に、理想のフォトウエディングができそうだと思った撮影業者を選びましょう。
フォトグラファーによって写真のテイストが変わることも多いです。撮影業者の中に複数のフォトグラファーがいる場合は、好みのテイストの写真を撮るフォトグラファーを指名すると安心です。
8.撮影日程を調整して申し込み
撮影業者が選べたら、フォトウエディング日程の希望を伝えて申し込みをしましょう。
「この日にどうしても!」という希望がある場合は、希望日に撮影予約できる撮影業者を選ぶ方法もあります。
フォトウエディングの検討から申し込みまで、簡単にご紹介しましたが、予算はどれくらい見ておけばいいのか気になった人もいるのでは。
続いて、フォトウエディングの費用についてお伝えします。
【フォトウエディングの基本知識】撮影場所別の平均費用
フォトウエディングは結婚式よりもリーズナブルにできると評判ですが、同調査によると費用は撮影場所によって次のようになっています。
スタジオ撮影(回答数:495) | ロケーション撮影(回答数:449) | |
---|---|---|
1万円~10万円未満 | 29.7% | 21.6% |
10万円~20万円万円 | 46.3% | 41.8% |
20万円~30万円未満 | 16.4% | 18.0% |
30万円以上 | 7.7% | 9.3% |
平均金額 | 15.4万円 | 16.7万円 |
※出典:ハナユメ公式Instagramのユーザーアンケート(2021年3月14日取得)
移動に時間や手間がかかる分、ロケーション撮影のほうが金額はやや高め。
また、フォトウエディングに必要なものがすべてセットになった「フォトウエディングプラン」のほうが、自分たちで好きなものを組み合わせていくよりもおトクに撮影できます。
フォトウエディングプランに含まれる内容
撮影業者によって名称や内容は異なりますが、一般的に「フォトウエディングプラン」といわれるものには次のようなものが含まれています。
- ・撮影料
- ・衣装代(基本は一着)
- ・着付け&ヘアメイク費用
- ・撮影小物一式
- ・アクセサリー
- ・写真データ
上記にプラスしてオプションでアルバムをつけたり、衣装を増やしたりすると、さらに費用がアップします。
フォトウエディングの撮影業者の選び方について、次でご紹介します。
フォトウエディングの業者選びのポイント3選
撮影ショップはそれぞれ得意分野やコンセプトも違ってきます。せっかくフォトウエディングを行うのであれば、自分たちに合った業者を選びたいものです。
この章では、業者選びのポイント3つを紹介します。
1. やりたいことが全部できるか確認
ウエディングドレスが着たい、和装が着たい、こんなシチュエーションで撮影したい…などフォトウエディングの希望は人それぞれです。
一生の思い出に残るフォトウエディングは、自分の希望をすべて叶えてくれる業者を選ぶようにしましょう。
妥協した結果、思い通りの写真ができずにガッカリ…という事態は避けたいものです。
そのためにも、撮影したいイメージを固めそれが実現できる撮影ショップはどこか比較検討しましょう。
撮影したいポーズやシーンは契約前に具体的に伝える
「こんな写真が撮りたい!」と言葉にしても、受け取り方は人それぞれ。具体的な希望があるなら、卒花嫁さまや撮影ショップのSNSなどを活用して、イメージを画像で伝えてみると安心です。
「撮りたかった写真が撮れなかった…」ということがないよう、契約前にしっかり確認しましょう。
また、アイテムを使う場合は、自分たちで持ち込むのか、ショップにあるのか、レンタル料はかかるのかなども相談してみてください。
2. プランの内容は充実しているか確認
撮影場所やカット数、フォトグラファーのクオリティなど、さまざまなポイントからプランの充実度をはかれます。
あまりプランの内容が充実していない業者はこちらからリクエストしても融通が利かない場合が多く、自分の望む仕上がりにならないことがあるでしょう。
事前に気になる業者をいくつかピックアップして、プラン内容を比較してみると充実度の差がわかってきます。
プラン内容を確認する際のチェックポイント
- 新郎・新婦それぞれの衣装の内容と着用点数
- 衣装は好みのデザインやサイズが揃っているか
- 衣装を追加する際の料金
- アクセサリーや小物類は含まれているか・どのようなものが選べるか
- ブーケ・ブートニアは含まれているか・生花かレンタルか
- ヘアメイクや着付けは含まれているか
- 衣装や撮影小物の持ち込みは可能か・料金はかかるか
- 撮影カット数は何点で、追加する場合はいくらかかるのか
- 台紙付きの写真やアルバム、データが含まれているか・何点含まれているか
- 写真は選べるか・データの加工はしてもらえるか・納期はどれくらいか
- 希望の日程があいているか
- 撮影の所要時間やスケジュール
- 土日祝日の割増料金はあるか
- フォトグラファーの氏名は可能か・指名料はかかるか
- 料金の支払い方法やタイミングはいつか
- 雨天時など、万が一の日程の変更は可能か・料金はかかるか
少なくとも、これらを確認して比較してみてください。含まれていないものが多いと、追加料金が発生して契約後に大幅に費用が追加される可能性があります。
3.衣装や小物は充実しているか確認
撮影ショップによって取り扱っている衣装の数や小物の種類などは全く異なります。
費用がお得でプラン内容も充実しているからと即決しても、選べる衣装が全然なかったということがないよう、どんな衣装や小物があるのか事前に確認しましょう。
結婚式をしない分、ウエディングフォトでは衣装にこだわりたいと思う女性も多く衣装の充実度によって満足度が大きく変わってくることもあります。
自身のサイズに合うもので希望している色やデザインの衣装があるのか、提携のドレスショップがあるのか、衣装の持ち込みは可能か、持ち込み料はかかるか、持ち込んだ場合の着付けはどうなるのかなど、細かく確認しておくと安心です。
検討時間がない!おすすめの撮影業者を知りたい!そんなときは…
- 撮影業者をじっくり検討する時間がない
- イメージはあるものの具体的な条件が挙げられない
- どんな撮影業者があるのか知りたい
- そもそも、フォトウエディングと挙式のみの結婚式と迷っている
そんなときは、ハナユメ相談サポートでプロに相談してみましょう。フォトウエディングについて詳しく教えてもらえたり、フォトウエディングができる結婚式場を紹介してもらえたり。
さらに、フォトウエディングにするか、挙式のみにするか、フォトウエディング後に食事会をするかなど、二人の希望にあわせてプロ目線のアドバイスがもらえます。
続いて、先輩カップルのフォトウエディング事情についてみてみましょう。
【先輩カップルのフォトウエディング事情】人気の衣装・撮影場所
フォトウエディングを検討し始めたとき、衣装や撮影場所をどうするか悩む人は多いです。ハナユメが行ったアンケートをもとに、先輩カップルのフォトウエディング事情をご紹介します。
衣装は、和装・洋装両方着るのが人気!
【どんな衣装を着用しましたか(着用予定ですか)】
洋装(ドレス) | 23.0% |
和装(打掛) | 20.8% |
洋装&和装両方 | 54.6% |
その他 | 1.6% |
※出典:ハナユメ公式Instagramのユーザーアンケート(2021年3月14日取得)、回答数:517
フォトウエディングはウエディングドレスなどの洋装や色打掛などの和装など、洋装でも和装でも好きな衣装で撮影することが可能です。
ハナユメの調査によると、半数以上が和装も洋装も着用しているという結果でした。
ウエディングドレス・カラードレス・白無垢・色打掛…撮影を希望する場所に合う衣装を選ぶとより素敵な写真を残すことができるでしょう。
撮影場所は自宅から好アクセスの場所が人気
【どこで撮影しましたか(撮影予定ですか)】
居住地の近く | 41.8% |
リゾート地や県外 | 26.6% |
複数エリアで実施 | 23.7% |
その他 | 7.9% |
※出典:ハナユメ公式Instagramのユーザーアンケート(2021年3月14日取得)、回答数:493
同調査によると、「居住地の近く」で撮影している人が約4割となっています。リゾート地や県外、複数のエリアで撮影する人も見受けられますが、自宅近くで気軽に撮影している人が多いようです。
ちなみに、スタジオ撮影とロケーション撮影のメリットは次の通りです。
スタジオ撮影
スタジオ撮影は、屋内での撮影となるため当日の天候を気にする必要がなく、スケジュール通りに撮影することができるでしょう。
また、撮影時には周りにスタッフしかいないため、撮影に集中できるところもメリットです。
最近では壁紙やスタジオ内の雰囲気にこだわるおしゃれなスタジオも増えているため、スタジオ撮影でも雰囲気のある写真ができあがります。
ロケーション撮影
また、反対に観光地やフォトスポットなど、屋外で行うのがロケーション撮影です。
屋外での撮影になるため、雰囲気の季節感のある写真を残せるところがロケーション撮影の最大の魅力。
沖縄や海外のビーチで撮影するロケーションは特に人気で、リゾートウエディングに憧れている人におすすめです。
新婚旅行先でロケーション撮影すれば、きっと忘れられないハネムーンになるでしょう。
理想にぴったりなフォトウエディングを叶えてくれる撮影業者を見つけたものの、予算をオーバー…そんなときのために、フォトウエディングの節約ポイントをご紹介します。
理想のフォトウエディングが見つかった!でも予算をオーバー…節約できる?
フォトウエディングの費用を少しでも抑えたいと考えている人におすすめのアイデアがいくつかあります。
撮影場所はロケーションではなくスタジオにする
まずは、撮影場所はロケーションではなくスタジオにすることです。
基本的にスタジオ撮影よりもロケーション撮影のほうが費用は高く、さらに悪天候のため撮影延期となると延長料が発生するおそれがあります。
それに比べてスタジオ撮影は室内のため、ロケーション撮影でかかる費用を抑えることができるでしょう。
閑散期の平日を狙って撮影する
また、フォトウエディングの撮影する日や時期にも注意です。撮影のハイシーズンや土日・祝日は料金が高くなるため、できれば閑散期の平日を狙いましょう。
キャンペーンや割引特典などを利用する
さらに、撮影ショップが行っている割引キャンペーンを利用するのも費用を抑えるひとつのコツです。
特に撮影の閑散期には結婚情報誌や撮影ショップのHPにお得なキャンペーン情報が掲載されていることもあるため、気になる人はこまめにチェックしておきましょう。
アルバムよりもデータ納品にする
フォトウエディングのアルバムは業者に頼むのではなく、自作することをおすすめします。
撮影ショップに頼んだアルバムはおおよそ5~10万円が相場。予算がぐっと上がってしまうので、費用を抑えたいのであればデータで納品してもらいアルバムは自作するなどして費用を抑えましょう。
ここまで読めば、理想のフォトウエディング、二人にぴったりな撮影業者がわかってくるはず。しかし、「もっとこうしておけば良かった」「やっぱり結婚式をしておけば良かった」などと後悔する人もゼロではありません。
理想のフォトウエディングを叶えるために考えておきたいポイント、フォトウエディングのメリットについてお伝えします。
後悔しないフォトウエディングの決め方
一生に一度のフォトウエディングで後悔しないためには、「何を叶えたいのか優先順位を決めておく」ことが大切。
・費用を優先するなら、とにかくリーズナブルで充実したプランがある業者を探す
・衣装にこだわりがあるなら、衣装のバリエーションが豊富だったり持ち込みOKだったりする業者を選ぶ
など、自分たちがどんな撮影をしたいのかイメージを固めスタジオ撮影やロケーション撮影の違いを理解した上で、自分の最優先事項を叶えてくれる業者を探してみて。
フォトウエディングか結婚式か迷っている人は、次でご紹介するフォトウエディングのメリット・デメリットを参考にしてください。
フォトウエディングのメリット・デメリット
人気が高まっているフォトウエディングですが、メリットだけではなくデメリットもあります。詳しくみていきましょう。
メリット
フォトウエディングは結婚式や披露宴に比べると、費用を抑えられる点が大きなメリットです。
結婚式では必要なゲストへのおもてなしの準備や決めごともないので、短期間で実行に移せます。
仕事の事情であったり、そもそも結婚式をしたくないまたは妊娠中だったりとさまざまな事情があって結婚式は挙げられないけれど、ウエディングドレスは着てみたい、結婚した証をなんらかの形で残したいと考えている人にはぴったりです。
また、新婚旅行時にフォトウエディングを行えば旅行の思い出としても素敵な写真を残すことができるでしょう。
デメリット
写真を撮られ慣れていない人の場合、長時間の撮影に緊張して疲れてしまうこともあります。
また、フォトウエディングを選んだものの、後になって「やっぱり結婚式を挙げればよかった」と後悔してしまうカップルもいるためその点はデメリットとなるでしょう。
家族や親族の中には、結婚式を楽しみにしてくれている人がいる可能性もあります。二人はもちろん、家族にとっても後悔につながらないよう事前に相談した上で判断してください。
フォトウエディングをしたことを後悔せず、楽しんで撮影できるよう、プロの助けも借りながらフォトウエディングの撮影業者を選んでくださいね!
まとめ
いかがでしたか?今回はフォトウエディングについて解説しました。
- 要点をまとめると・・・
- ・フォトウエディングの検討~申し込みまでの流れを紹介
- ・先輩カップルのフォトウエディングの費用相場は15~17万円
- ・フォトウエディング撮影業者選びポイント3選
この記事を参考に素敵なフォトウエディングを叶えることができるといいでしょう。
そのお悩み、お二人で抱え込まずに結婚式のプロに相談しよう!
今の時期だからこそ、
・結婚式をいつ挙げたらいいんだろう?
・どうやって結婚式準備を進めたらいいかわからない…
そんなお悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
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