【ゲスト・幹事・新郎新婦】立場別で読める結婚式二次会マニュアル
結婚式の披露宴よりもカジュアルなイメージのある二次会ですが、「服装にマナーはある？」「ご祝儀は必要？」「幹事は何をすればいいの？」「開催準備はどうしたらいい？」など、さまざまな疑問をもつ人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、結婚式の二次会に出席することになったゲスト、幹事、二次会を開催しようと思っている新郎新婦、それぞれの立場別の二次会マニュアルを紹介します。
「必要なところだけ読みたい！」という人は、以下のリンクから読み進めてください。
・二次会に出席するゲストはこちらから
・二次会の幹事はこちらから
・二次会を開催しようと思っている新郎新婦はこちらから
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・二次会に出席する際のご祝儀は不要！会費は袋に入れず受付で渡す
- ・幹事と新郎新婦が協力して準備するのが結婚式の二次会成功の秘訣
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【ゲスト向け】結婚式の二次会出席マニュアル
結婚式の二次会に出席することになった際、ゲストはどのような点に気をつけたらよいのでしょうか。
二次会の出席マナーなど、覚えておきたい出席マニュアルをご紹介します。
結婚式の二次会に出席する際のマナー
結婚式の二次会に招待されたゲストとして知っておきたいポイントは次のとおりです。
・ご祝儀は不要！二次会の会費は受付にそのまま手渡してOK
・乾杯やスピーチなどを依頼されたら快く承諾しよう
・結婚祝いを用意する場合は二次会とは別の日に渡す
ご祝儀は不要！二次会の会費は受付にそのまま手渡してOK
結婚式の二次会は、会費制で行なわれることがほとんど。会費には「お祝い」の意味が込められていますので、会費のほかにご祝儀を用意する必要はありません。
財布から会費を出して、受付にそのまま手渡してOKです。
結婚式では、現金をご祝儀袋（のし袋）に包んで受付に手渡すのが一般的です。
そのため、「裸のままお金を渡すなんて失礼では…」と封筒に入れて渡そうと考える人もいるかもしれません。
しかし、受付で1人ずつ封筒を開けて会費を数えていては時間がかかってしまいます。
結婚式の二次会ではご祝儀袋や封筒は使用せず、会費は裸のままで受付に渡す方が親切です。
それでもやはり「財布から直接現金を渡すのは気が引ける」という場合は、封筒に会費を入れて二次会に持って行き、受付で封筒から出して渡すと良いでしょう。
乾杯やスピーチなどを依頼されたら快く承諾しよう
結婚式の二次会に出席すると連絡した後に、乾杯やスピーチなどを依頼されることもあります。
二次会で何かの役割を依頼された場合は、快く引き受けるようにしましょう。
乾杯やスピーチを任せてくれるということは、それだけ新郎新婦と親密だったり信頼されていたりするということです。
「人前に立つのは緊張する、自分に務まるだろうか…」と思ってしまうかもしれませんが、その気持ちを乗り越え当日を盛り上げましょう。
結婚祝いを用意する場合は二次会とは別の日に渡す
結婚式二次会の会費以外に、お祝いの気持ちとして結婚祝いを用意したい場合は、結婚式や二次会当日ではなく別の日に渡すようにします。
お祝いを渡したいと思っているのは自分だけではないかもしれません。
複数の人が結婚式の二次会当日にお祝いを渡してしまうと、新郎新婦の荷物になって持ち帰るのが大変です。
また、「私も結婚祝いを贈った方がいいかな？」「結婚祝いも必要なの？」と、周りのゲストを悩ませてしまう可能性もあります。
せっかくのお祝いですから、新郎新婦や周りの人の負担にならないよう贈るタイミングに気をつけましょう。
結婚式の二次会に出席する際の服装マナー
結婚式はもちろん、二次会に出席する際も服装には気をつけたいものです。結婚式の二次会服装マナーを男女別にご紹介します。
女性の服装のポイント
結婚式の二次会に出席する女性は、フォーマルな二次会なのかカジュアルな二次会なのかで気をつけるポイントが異なります。
会場がホテルなど、フォーマルな雰囲気の二次会の場合は、セミフォーマルなワンピースを着用するのが基本です。
無地のものでサテンやレースなどフォーマルな印象の生地を使用したワンピースがおすすめです。
レストランなど、カジュアルな雰囲気で楽しめる二次会会場なら、セットアップやオールインワンなど、カジュアルなイメージのある服装でも大丈夫です。
全体的に統一感のある色合いや質感を選べば、清潔感と上品さを演出できます。
柄のついたものや何色か色が入っているものでもOK。二次会に華やかさをプラスできるでしょう。
ちなみに、フォーマル・カジュアルどちらの場合でも、以下のポイントは避けるのがマナーです。
- ・新婦とかぶる真っ白なドレスや不祝儀をイメージさせる真っ黒な服装
- ・胸元が広く開いていたり、丈が短すぎたりする露出度の高い服装
- ・ファーや皮製品、アニマル柄など「殺傷」をイメージさせるアイテム
- ・つま先が開いたオープントゥタイプのパンプスやサンダル、かかとのないミュール、ブーツやスニーカーなど
- ・ヒールのないぺたんこ靴
- ・生足や黒いタイツ、網タイツ
- ・二次会の会場内で大きなバッグを持つ、サブバッグとして紙袋を使用する
- ・キラキラしすぎるアクセサリー
- ・ダウンスタイルの長い髪など、ほかの人に不快感や迷惑になるような髪型
また、結婚式の二次会のドレスコードが「平服でOK」となっている場合は「略礼服」と解釈し、ジーンズやTシャツなどで出席しないようくれぐれも気をつけましょう。
男性の服装のポイント
結婚式の二次会に出席する男性ゲストの服装も、会場によって使い分けます。
レストランなど、カジュアルな二次会の場合は、スーツ着用でも良いですし、ジャケットにデニムなどでも問題ありません。
ホテルなどフォーマルな場所では、礼服を着用する必要はありませんが、基本のスーツやベストがついたものを着用するようにしましょう。
ただし、白や明るめのグレーなど新郎新婦とかぶる色合いのものや、ビジネス感が出ないような着こなしを心がけてください。
色付きやストライプのシャツに蝶ネクタイ、カフスやポケットチーフなどで遊びを演出するとおしゃれな印象になります。
最近では、黒でもおしゃれなネクタイもありますが、喪服をイメージさせるので控えましょう。
靴は革靴やエナメル素材のもので、カジュアルすぎないよう気をつけます。
意外と見落としがちな靴下はくるぶし丈や白い靴下は避け、オーソドックスな黒や紺の靴下を選びましょう。
髪型や髭は清潔感が感じられるよう整えるようにしてください。
あわせて読みたい：結婚式二次会の服装はどうする？押さえておきたいマナー！
ここまで、結婚式の二次会に出席するゲストが知っておくべきポイントを解説しました。次は、二次会の幹事向けの内容をご紹介します。
【幹事向け】結婚式の二次会幹事マニュアル
新郎新婦の友人が依頼されることの多い結婚式の二次会幹事。仲の良い友人の頼みは快く引き受けたいと思うものの、「自分に務まるのだろうか」「何をしたら良いのだろうか」など、不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。
ここでは結婚式の二次会幹事マニュアルをご紹介します。
結婚式の二次会幹事を依頼されたらよほどのことがない限り承諾しよう
「結婚式の二次会幹事」と聞くと、大変そうなイメージを持つかもしれません。
大人数の二次会は気も使いますし、盛り上がるかどうか心配にもなります。
しかし、結婚式の二次会幹事を依頼されたら、よほどの事情がない限り引き受けるようにしてください。
「新郎新婦が自分を信頼してくれているのだ」と前向きにとらえ、全力を尽くしましょう。
新郎新婦や他の幹事と力を合わせ、二次会成功に向けて準備をしていきます。
結婚式の二次会幹事が担当する準備項目一覧
結婚式の二次会幹事は、次のような項目・スケジュールで準備していきます。流れをつかみやすいよう新郎新婦が担当する項目も含めてご紹介します。「●」の部分が、幹事がメインで担当する項目です。
【４ヵ月前まで】
・幹事顔合わせ
●会計やリーダーなど幹事の役割分担決め
・二次会の会場探し
・ゲストのリストアップ
・予算決め
【3ヵ月前まで】
・二次会会場決定
・招待状準備
【2ヵ月前まで】
・招待状の発送
●二次会のプログラム作成
【1ヵ月前まで】
・出欠管理
●二次会プログラムの見直し
●乾杯の発声、挨拶、スピーチ、余興などの依頼
●二次会当日の受付・司会・進行などスタッフィング
●必要な小道具や景品などの買い出し・手配
【1週間前まで】
●二次会会場との打ち合わせ
結婚式の二次会幹事についてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事もご覧ください。
二次会当日の幹事の役割
結婚式の二次会当日、幹事は次のような役割を担います。
・会場設営
・受付
・会計
・司会
・進行
・進行サポート
・タイムキーパー
・音響
・映像撮影（カメラ・ビデオ）
・片付け
幹事だけで人手が足りない場合は、二次会ゲストの中から信頼できる人に何らかの役割をお願いするようにしましょう。
その場合は、「詳しくは当日に説明するね」などと手を抜かず、事前にしっかり打ち合わせを行なうようにしてください。
新郎新婦と協力して二次会を成功させよう
先にご紹介した準備項目のとおり、結婚式の二次会は新郎新婦と幹事が協力して準備を進めていきます。
「幹事を任されたからにはふたりのために頑張ろう！」と張り切るのはとてもステキなことですが、幹事だけですべてを引き受けようとするととても大変です。
新郎新婦と役割分担を決めながら、力を合わせて二次会を成功に導いてください。
最後に、新郎新婦向けの二次会開催マニュアルをご紹介しましょう。
【新郎新婦向け】結婚式の二次会開催マニュアル
新郎新婦が結婚式の二次会をすると決めたら、何をどのような手順で準備していかなければならないのでしょうか。
新郎新婦向けの二次会開催マニュアルをご紹介します。
幹事任せにしない！幹事と協力して進めることが二次会成功の秘訣
新郎新婦と幹事のスムーズなコミュニケーションが、結婚式の二次会を成功させるポイントです。
結婚式の準備と時期が重なるため、「二次会は幹事に任せて結婚式の準備に専念したい」と思うかもしれませんが、すべてを幹事任せにせず、みんなで協力して準備を進めましょう。
新郎新婦が主導で行なう二次会準備項目一覧
結婚式の二次会は、新郎新婦と幹事が協力して準備します。
二次会開催までに準備すべき項目をご紹介しますが、新郎新婦が担当する項目は「○」の部分です。
【４ヵ月月前まで】
○幹事顔合わせ
・会計やリーダーなど幹事の役割分担決め
○二次会の会場探し
○ゲストのリストアップ
○予算決め
【3ヵ月前まで】
○二次会会場決定
○招待状準備
【2ヵ月前まで】
○招待状の発送
・二次会のプログラム作成
【1ヵ月前まで】
○出欠管理
・二次会プログラムの見直し
・乾杯の発声、挨拶、スピーチ、余興などの依頼
・二次会当日の受付・司会・進行などスタッフィング
・必要な小道具や景品などの買い出し・手配
【1週間前まで】
・二次会会場との打ち合わせ
最初の準備は新郎新婦が主導で行なうものが多いですが、二次会が近づいてくるにつれて幹事主導で準備するものが増えてきます。
新郎新婦はサポートに回りつつ、幹事が連絡しやすい状況をつくっておくようにしましょう。
予算立てや支払いはふたりが行なっておくと幹事は安心
二次会幹事の顔合わせの際に、幹事の中から会計担当を決めますが、予算立てや会場への支払いは新郎新婦が担当するようにしましょう。
お金に関するトラブルを避けるためにも万が一のことを考え、新郎新婦もしっかり把握・確認・対応するようにしてください。
二次会幹事にはしっかりお礼をしよう
結婚式の二次会が無事に終わったら、幹事を担当してくれた人たちへのお礼は忘れずにしてください。
幹事からは二次会の会費を受け取らず、現金や商品券を包んだり、プチギフトやハネムーンのお土産を手渡したりするなど、感謝の気持ちを伝えましょう。
二次会当日はそれぞれの役割に徹して飲食を楽しめなかった幹事を、後日新居やレストランなどに招待して食事会を開くのもおすすめです。
新郎新婦と幹事との絆だけでなく、幹事同士の仲を深めることもできるため、楽しいご縁をつなげていけるのではないでしょうか。
まとめ
今回はゲスト・幹事・新郎新婦の立場別に結婚式の二次会マニュアルをご紹介しました。
要点をまとめると・・・・二次会に出席する際のご祝儀は不要！会費は袋に入れず受付で渡す・幹事と新郎新婦が協力して準備するのが結婚式の二次会成功の秘訣
この記事を参考に、結婚式の二次会について知り、マナーを守りつつ楽しく開催＆出席しましょう。
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・結婚式をいつ挙げたらいいんだろう？
・どうやって結婚式準備を進めたらいいかわからない…
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