憧れの海外挙式、相場は149.3万円!気になるドレス・お土産代など

憧れの海外挙式、相場は149.3万円!気になるドレス・お土産代など

海外挙式にどのぐらいの費用が掛かるのかわからない、自分たちの予算内で海外挙式が出来るのか知りたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、海外挙式に関する費用の相場・内訳から、気になるドレス代・お土産代などご紹介いたします。

この記事を読めば、自分たちの予算にあった海外挙式をイメージできるようになるでしょう。

この記事の内容をざっくり言うと…
・海外挙式の相場は149.3万円!
・全体の59.3%のカップルはゲストに旅行費用をすべて負担してもらっている
・費用を抑えるポイントはオフシーズンや平日が狙い目

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先輩カップルの海外挙式の平均費用は149.3万円!

海外挙式

海外ウエディングに憧れはあるものの、実際に行う場合、挙式費用、現地でのパーティ、旅費を含めて、総額いくらくらいでできるのだろうと不安な方も多いでしょう。

海外挙式にかかる費用は平均149.3万円です。挙式の平均費用は、「80~100万円未満」で、2名分の航空券代金と宿泊代金の平均金額は「70.2万円(1名:35.1万円)」です。

ではさらに詳しく内訳内容をみていきましょう。

挙式の平均費用は79.1万円

まずは「挙式費用」からみていきましょう。

同調査によると挙式の平均費用は、「80~100万円未満」が最も多く、79.1万円となっています。

この金額には、会場使用料・衣裳・小物・ヘアメイク・ブーケ・写真・ビデオなど挙式を行う際に最低限必要なアイテム等の費用となりますので、挙式後のパーティー代は含まれません。

また、全エリア(ハワイ、グアム、ヨーロッパ、アジアなど)の平均金額の為、エリアによってはアイテムごとの費用に変動があるでしょう。

また、申込みをする海外ウエディングのプロデュース会社、旅行会社などによっても、挙式費用のアイテム(衣裳、ヘアメイク、写真、ビデオなど)の代金は異なります。

そのため目安の費用として参考にしてもらうと良いでしょう。

2人の旅費の平均費用は70.2万円

続いて、海外ウエディングならではの「旅費」についてみていきましょう。

2名分の航空券代金と宿泊代金の平均金額は、70.2万円(1名:35.1万円)です。

この金額も、全エリアの平均金額となりますので、挙式エリアによって、移動距離がある場合、航空券の燃油サーチャージ代金が高くなります。

また、飛行機のクラスをエコノミークラスからビジネスクラスにする場合は、アップグレード代金がかかります。

せっかくの結婚式だしビジネスクラスが良い!というカップルは、個人手配で払い戻し不可の航空券を早めに手配される方もいます。

ビジネスクラスは座席数も限られているので、早めに手配しておくと良いでしょう。

どこにどれだけ金額を使うかは二人次第ですが、行きは少しリッチにビジネスクラス、帰りはエコノミーでという方もいます。

オプションや現地での買い物でも金額が変わってくる

先ほど、挙式費用の平均金額の中でも少し触れましたが、エリアによって、オプション代金や、現地での買い物など、かかる費用が変わります。

アジアなど物価の安いエリアもあれば、ヨーロッパなど物価の高いエリアももちろん存在します。

海外挙式の場合は挙式だけではなく、ハネムーンも兼ねて海外へ行きたいと思う方も多いですが、現地での滞在イメージも持たずにエリアを決めてしまうと、後から現地に行って思わぬ出費が…ということも考えられます。

少しでも出費を抑えたい、無駄使いはしたくないのであれば事前に検討エリアの物価なども調べておくことをおすすめします。

現地での挙式後のパーティや食事代は平均1人3.1万円

お二人だけでなく、ゲストを招待した場合にかかってくる「パーティや食事代」についてみていきましょう。

海外挙式では日本の結婚式のように盛大な披露宴を行うことはないですが、挙式後に簡単なパーティーを行うケースが多いです。

その際のパーティや食事代の総額の平均は38.2万円で、平均のゲスト人数は12.5人なので、一人当たりの平均は3.1万円となるでしょう。

こちらも同様にエリアによって異なりますが、グアムなど比較的日本から距離が近いエリアであれば招待するゲストの人数も増える可能性があり、その分パーティー費用も上がることが考えられます。

反対にヨーロッパなど日本からも気軽に行ける距離ではなくフライトにも時間がかかるエリアの場合は、ゲストも両家両親のみで簡単な会食会のみを行う方が多いです。

その為、わりとパーティー費用は抑えることができます。

お土産代やショッピング費用も必要になってくる!

海外へ行くのであれば、もちろん現地のお土産もかかせないアイテムです。

誰にお土産を買っていこうかピックアップしていくと、意外と人数も多くなり費用が想定以上にかかってしまう方も多いでしょう。

また、海外といえばもちろん自分たちのショッピングも楽しみのひとつでしょう。

現地にしかないお店で限定品を購入したいであったり、免税店で安くブランド品を購入したいなど様々でしょう。

アジアだけであれば、物価も安いためショッピングにかける費用が5~10万円の割合が約4割を占めています。

予算の中に、お土産代やショッピング代の費用も予め含んで考えておくと良いでしょう。

ゲストの旅費を全額負担すると1人約20~30万円

ゲストを招待したいけれど、そうなると現地までの旅費負担が1番のネックとなることでしょう。

全額負担するとなると1人約20~30万円ほどかかり、10名招待すれば、単純に計算するとそれだけで200~300万円にもなります。

ゲスト費用負担のパターンもいくつかありますので、後半の章でしっかりとお話していきます。

これまで海外ウエディングにかかる費用全般についてお伝えしてきました。続いて海外ウエディングが多く行われる各エリア毎で平均費用をご紹介します。

人気エリア別!平均費用とは

海外挙式

ここから人気エリア別に、挙式費用と旅費の平均費用をご紹介していきます。

また、エリア別に金額に関わる注意ポイントもまとめていきますので、現地での滞在をイメージしながら、参考にしてみてください。

ハワイ

海外挙式ハワイ

海外ウエディングの中でも一番人気なのがハワイです。

ハワイで海外挙式をするカップル54.56%と、海外で結婚式を挙げたカップルの3組中2組がハワイで行っていることがわかります。

ハワイでの結婚式の平均費用は165.3万円で、物価はそこまで安いとは言えません。

また、ハワイでは基本的にどこでもチップを渡す習慣もあるため、レストランやタクシー、ホテルなどで、支払いの際には注意が必要です。

通貨がドルのため、為替相場に影響されることも多いです。

費用だけで見てみるとそこまで安くなるとは言えませんが、やはり観光地も多くショッピングにも適しているからこそハワイは不動の人気と言えるでしょう。

グアム

海外挙式グアム

子ども連れや年配のゲストがいる場合、オススメなのがグアムです。首都圏からだと約3時間45分のフライトで到着できることもあり、ゲストも呼びやすい距離にあると言えます。

グアムの結婚式の平均費用は159.3万円で、ハワイ同様に物価はそこまで安くはありません。ですがハワイよりは距離的にも日本から近いため、フライト代が安くなります。

通貨がドルのため、こちらもハワイ同様に為替相場に影響されることも多いです。

バリ島(アジア含む)

海外挙式バリ

ゆったりとしたラグジュアリーリゾートが味わえるのがバリ島です。

平均費用のデータがありませんが、他のエリアに比べて物価は安いと言えます。

チップを渡す習慣はありませんが、結婚式の心付けや特に良いサービスを受けた場合は、渡すと喜ばれるでしょう。

バリの通貨である「ルピア」は表記に「0」が多く最初は見慣れない方も多いため、わかりづらいという方は日本円とルピアの換算表を印刷して持っていくことをおすすめします。

ヨーロッパ

海外挙式ヨーロッパ

世界遺産も多く町並みの美しいヨーロッパですが、海外挙式のランキングも第3位となっています。

こちらも平均費用のデータがありませんが、物価は安くありません。

ヨーロッパもハワイ同様にチップを渡す習慣があります。

また、通貨がユーロのため為替相場に影響されることも多いです。日本から一番遠いため、フライト代が高くなる傾向にあります。

ここまで各人気エリアごとに費用をみていきましたが、1番相場が高いのは「ハワイ」反対に相場が低いのが「グアム」となりました。

招待するゲストの人数やフライト代などによっても異なってはきますが、海外挙式を行うのであれば参考にしてみても良いでしょう。

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先ほどゲストの旅費負担について少し触れましたが、続いて気になる海外挙式におけるゲストの費用負担のパターンについて詳しくご紹介します。

ゲストの費用負担は3パターン!全体の59.3%のゲストは実費で参加している

海外挙式

ゲストの費用負担に関しては、以下のような結果となっています。

「すべて負担した」 22.2%
「一部を負担した」 18.5%
「まったく負担しなかった」 59.3%

それぞれのパターンに関して詳しくみていきましょう。 
  

1.新郎新婦がすべて負担する

先ほども少しご紹介しましたが、新郎新婦がすべて費用負担する場合、1人約20~30万円が平均となります。

ゲストの旅費を全て負担されているケースは全体の9%と一番少ない割合ですが、招待するゲストが両家両親のみなどゲストの招待人数が少ない方に多いです。

両家両親へこれまでの感謝の気持ちを込めて、旅行もプレゼントしたいという場合はゲストの旅費を総額の費用として考えてもいいでしょう。

他エリアと比べて、旅費が安いということも影響しているでしょう。

2.新婦新婦が一部負担する

全額負担するのは難しいけれど自分たちのために海外まで来てくれるゲストへ、一部だろうと少しでも費用負担を減らしたいと思う方も多いのではないでしょうか。

この一部負担の方法としては、フライト代をゲストそれぞれにお願いし、宿泊代金のみ新郎新婦が負担をするというパターンが多いです。

ゲストにとって海外への旅費は大きな負担にもなるため、一部でも負担してくれるとなると参加もしやすくなることでしょう。

3.ゲストがすべて負担する

海外ウエディングでゲストを招待する場合、一番多いのがゲストが全て負担するというケースです。半数以上のカップルが選んでいます。

ゲストを招待する際に旅費の負担はできないけれど、それでも参列してくれるかどうかを確認するなど配慮は必要です。

また、挙式後の観光やアクティビティの費用を負担しゲストと一緒に楽しむという方もいます。

それ以外にも旅慣れないゲストの旅行手配のみ新郎新婦が窓口となり、旅費をゲストに負担してもらっているケースもあります。

旅費を負担しないにしろ、なるべくゲストが参加しやすくなるような配慮は必要不可欠と言えるでしょう。

ここまでで、挙式費用や旅費に関してお伝えしてきましたが、海外挙式の費用感はイメージできたでしょうか。

続いて、実際に挙式をする際に費用を抑えるポイントをご紹介していきます。

海外挙式で費用を抑える3つのポイント

海外挙式お金

ここでは海外挙式でも費用を抑えるポイントを大きく3つに分けてご紹介します。

1.挙式日の時期や日程を調節する

挙式日や時期のこだわりがなければ国内挙式同様に「オフシーズン」に結婚式を行うのがおすすめです。

また、直前プランや割引プランを利用することで通常よりもお値打ちに結婚式を行うことができます。

航空券やホテル代金に関しても、出発日・帰国日が1日前後するだけで、かかる費用が異なり少しの節約にもなるでしょう。

大型連休や年末年始、出発日や帰国日に土日が絡むと金額が上がることがあります。

希望日を初めから絞って、その日だけで決定してしまうのではなく周辺の日程で安くなってないのか比較してみることをおすすめします。

2.持ち込みできるものは持ち込みを検討する

海外挙式の申し込み先にもよりますが、衣裳やカメラマン・ブーケ・フラワーシャワーなど日本から持ち込みをした方がお値打ちな場合もあります。

プロデュース会社などに手配をお願いする前に、持ち込みする場合の金額と比較してみると良いでしょう。

ただ、安い金額で手配できたとしても持ち込み料が高額なケースもあるため、こちらも事前に確認する必要があります。

3.自分たちで宿泊施設やパーティ会場を手配する

海外挙式には欠かせない宿泊施設の手配や食事会の会場なども、自身でネットなどから予約手配することで費用が抑えられます。

宿泊施設:楽天トラベル・ブッキングドットコム・エクスペディア
会場や食事:旅行会社のレストラン予約/Opentable/yelp などを利用する

ただ、上記で費用を抑えて手配を完了した場合、以下のようなデメリットもあります。

何かトラブルがあっても対応してもらえない
エスコート(介添え)もつかない

費用を抑える際の方法も、デメリットを考慮した上で考えるとよいでしょう。

ここまで費用を抑えるポイントについて紹介していきましたが、最後に、一生に一度だからこそ費用が上がってもこだわりたいというポイントについてまとめました。

結婚式だからリッチにする?飛行機やホテルのランク

海外挙式

結婚式に費用をかけるのか、旅行に費用をかけるのか、お二人の価値観にもよりますが、飛行機やホテルのランクについて、何をどうこだわったら良いのかをここではご紹介します。

飛行機のランク

飛行機のランクによって居心地の良さも変わるため、フライト時間が長い場合しっかり重視したいポイントとなります。

海外挙式なんて一生に一度のことなので、この際リッチな気分を味わいたいという方はエコノミークラスからビジネスクラスにして、優雅な時間をフライトの時から味わうのもおすすめです。

ビジネスクラスにすることで、機内シートの乗り心地の良さ・機内での食事・Wi-Fi使用などの機内エンターテイメントの大きく分けて3つが違ってきます。

ただしその分費用もグッと上がり10万円ほどプラスとなるので、使える予算があるのか確認してから奮発すると良でしょう。

飛行機も乗りなれているカップルの場合は、エコノミークラスのままにしてその分現地でのショッピングやホテル代に追加しても違った良さが味わえます。

到着初日は時差ボケや疲れてしまうこともあるため、挙式前の往路にビジネスクラスを利用したいという方は多いです。

結婚式だからビジネスクラスやファーストクラスでないといけないことはありませんが予算及び予算配分も含め、ふたりが納得できる方法を選びましょう。

ホテルのランク

ホテル選びももちろん重要であり、観光ではなくハネムーンも兼ねての旅行のため、ふたりの思い出に残るようなリッチなホテルを選ぶ方が多いです。

具体的には以下のようなホテルです。

ハネムーナー(新婚カップル)にオススメのランクの高いホテル
階層指定のある部屋(高層階や、10階以上という指定)
眺望指定のある部屋(オーシャンビューなど)

眺望指定に関しては、パーシャルオーシャンビューなど海が一部だけ見えるような部屋や、オーシャンビュー(海が全面に見える部屋)など細かい指定があり料金も異なります。

【1泊の宿泊代金×滞在日数】で旅費も変わりますが、挙式日に宿泊している部屋でヘアメイクシーンの撮影を行ったり宿泊ホテルで撮影を行いたい場合は、こだわるポイントとなります。

そういったことも含めてホテル選びもふたりでしっかりと話し合って決めることをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか。今回は海外挙式の相場についてご紹介しました。

要点をまとめると・・・
・海外挙式の相場は149.3万円!
・全体の59.3%のカップルはゲストに旅行費用をすべて負担してもらっている
・費用を抑えるポイントはオフシーズンや平日が狙い目

この記事を参考に、憧れの海外挙式の相場を知ることができ、自分たちにあった予算での海外挙式を具体的にイメージすることが出来るでしょう。

監修者情報


記事監修者T.Yの顔写真

ハナユメアドバイザー T.Y
経歴
名古屋の結婚式場にてご予約担当や打ち合わせ担当のプランナー業務を経験。その後ブライダルジュエリーショップにてジュエリーコーディネーターを経験。ブライダルの現場での経験を活かし、ハナユメアドバイザーとして結婚式のお手伝いをさせていただいております。
ハナユメアドバイザーとは?
ハナユメウエディングデスクで、お客様の式場探しのお手伝いや、予約・見学の手配といった結婚式の準備をサポートするスタッフです。全員が日本ブライダル文化振興協会が主催する「3級ブライダルコーディネート技能検定」を取得しており、プロの視点からお客様に寄り添ったご提案をいたします。

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