緊張の結婚挨拶当日!失敗しない結婚挨拶の切り出し方を徹底解説
それぞれの親から結婚の許しをもらう結婚挨拶。
失敗したくないとは思うあまり、約束の日が近づくにつれて緊張が高まり不安になっている人もいるでしょう。そんな時は事前準備が大切です。
今回は、結婚挨拶の切り出し方や、結婚挨拶当日の注意点などを解説します。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・結婚挨拶の切り出し方をパターン別に紹介
- ・当日の流れをおさえて結婚挨拶を切り出すタイミングを間違えない
- ・相手の親に失礼がないよう結婚挨拶のマナーを知って当日を迎えよう
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【例文紹介】パターン別の結婚挨拶の切り出し方
相手の親への結婚挨拶は緊張するものです。どのように切り出したら良いのか具体的な例文をご紹介しましょう。
定番の結婚挨拶切り出し方例文
まずは、定番中の定番の切り出し方をご紹介します。以下の例文を参考にしてください。
「本日はお時間を作っていただきありがとうございます。○○さんとの結婚をお許しいただきたく、ご挨拶に伺いました。先日○○さんにプロポーズをし、承諾をいただきました。
まだまだ未熟者の私ですが、○○さんとともに温かな家庭を築いていきたいと思っています。どうか結婚をお許しいただけませんでしょうか」
男性が結婚挨拶を切り出したのち、女性も次のように言葉をそえると良いでしょう。
「○○さんと幸せな家庭を築いていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします」
相手が自分の親であっても、けじめをつける意味で結婚挨拶は丁寧な言葉で話をするようにしましょう。
再婚の結婚挨拶切り出し方例文
再婚の場合は、結婚挨拶当日を迎える前に離婚歴があることを相手の親に伝えておくようにします。そのうえで、次のような言葉で結婚挨拶を切り出すと良いでしょう。
「本日は〇〇さんとの結婚をお許しいただきたく、ご挨拶に伺いました。〇〇さんとは〇年ほど真剣にお付き合いをさせていただき、先日プロポーズの了承もいただきました。
〇〇さんから聞かれているかと思いますが、私には結婚経験があり〇年前に離婚しています。再婚でご心配もおありでしょうが、〇〇さんを精いっぱい幸せにします。
結婚のお許しをいただけますでしょうか」
女性に離婚歴がある場合は、離婚については具体的に触れずに、以下のように話をしてみてください。
「○○さんとは以前より真剣に交際をさせていただいておりまして、先日、○○さんから私の両親に、結婚のご挨拶をいただきました。
今日は結婚をお許しいただきたくお願いに参りました。未熟者ではありますが、ふたりで幸せな家庭を築けるように努力してまいります。どうぞよろしくお願いします」
子連れ再婚の場合は、子どもがいることを伝える必要があります。
「前妻(前夫)との間には〇歳になる男の子(女の子)がおりまして、親権は相手が持っています。
○○さん(彼女もしくは彼)もとても可愛がってくれていまして、休みの日には3人で水族館などに出かけることもあります」
結婚挨拶の際に、離婚理由について聞かれる場合もあると思います。その際は、隠さず「性格の不一致でした」など、正直に話をするようにしてください。
授かり婚の結婚挨拶切り出し方例文
授かり婚の場合も、結婚挨拶前に妊娠していることを双方の親に伝えておきます。そのうえで、男性は次のような切り出し方をしてください。
「本日は貴重なお時間をいただきましてありがとうございます。○○さんとお付き合いさせていただいている△△です。○○さんとは〇年間お付き合いをさせていただいております。
今回は順番が前後してしまい申し訳ありません。
しかし、私と○○さんは今回のことが発覚する前から真剣に交際してきました。今ではふたりが授かった命を共に大切に育てていこうと約束しています。
まだまだ未熟な私たちではありますが、○○さんと産まれてくる子どもをしっかりと守っていきますので、結婚を許していただけませんでしょうか」
具体的な切り出し方はわかったものの、結婚挨拶当日はどのタイミングで切り出せば良いかイメージできているでしょうか。
次の章では、結婚挨拶全体の流れをご紹介しますので、結婚挨拶のタイミングをしっかり確認してください。
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切り出すタイミングを間違えないで!結婚挨拶当日の流れと注意点を一覧で解説
女性の実家に伺う場面を想定してみていきましょう。
ざっくりとですが、結婚挨拶当日の流れをご紹介しました。詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。
おさえておきたい結婚挨拶当日のマナー5つ
マナーがしっかり守れていれば、結婚挨拶での印象はぐっと良くなります。
ここでは、結婚挨拶の基本的なマナーを5つご紹介します。
1. 結婚挨拶は女性の実家から行くのが大前提
結婚挨拶は女性の実家から行くのが基本です。
「入籍」といわれるように、「結婚すると女性が男性の籍に入る」という考えが一般的とされてきました。
そのため、先に女性の実家へ挨拶に行って両親に承諾をもらい、男性の実家へ承諾を得た報告に行くという流れで話を進めるケースが多く見受けられます。
「スケジュールの関係で先に男性の実家に行った」となると、親世代には「失礼だ」と受け取られる可能性もありますので注意しましょう。
2. 服装は清潔感と品の良さを意識する
初めて相手の親に会う場合、第一印象は重要です。
また、何度か相手の親に会ったことがある場合でも、「結婚挨拶」というかしこまった場面では、清潔感と品の良さが感じられる服装を心がけましょう。
男性ならスーツにネクタイ、靴はきれいに磨き、靴下は穴が開いていないものを準備します。
女性ならひざ丈のワンピースなどにし、アクセサリーを身に着ける際も華美にならないよう気を付けてください。ネイルもシンプルなデザインを選ぶと良いでしょう。
3. 親の前でお互いをニックネームや呼び捨てで呼ばない
結婚するほどの仲ですから、普段は呼び捨てやニックネームで呼び合っていることと思います。しかし、結婚挨拶の場では呼び捨てやニックネームは控えましょう。
大切な場面ですから、けじめをつける意味でも男女ともに「○○さん」と呼ぶのがふさわしいです。
4. 相手の親を「おとうさん」「おかあさん」と呼ばない
結婚挨拶の場で相手の親を呼ぶときは、「○○さんのおとうさま」「○○さんのおかあさま」と呼ぶようにしましょう。
結婚挨拶で両家両親にふたりの結婚を承諾してもらって初めて、結婚に向けて正式に動き出すことができます。結婚挨拶の場ではまだ相手の親はふたりの結婚を承諾していない場合もあります。
いきなり「おとうさん」「おかあさん」と呼ぶのは失礼にあたりますので注意してください。
5. 「結婚を許してもらう」という立場を忘れない
結婚挨拶は、両家両親に「ふたりの結婚を承諾してもらう」ための場であり、「結婚することになったので挨拶に来ました」という場ではありません。
すなわち、ふたりの間で結婚の意思が固まっていても、結婚挨拶で了承してもらえなければ結婚に向けて話を進めていくことができない可能性もあるということです。
相手の親への失礼があったり、家庭を築くための覚悟が足りないと判断されたりすることがないよう注意しましょう。
すでに相手の親に何度か会ったことがある場合でも、礼節をもって接するようにしてください。
まとめ
今回は結婚挨拶の切り出し方を例文付きでご紹介しました。
要点をまとめると・・・
・結婚挨拶の切り出し方をパターン別に紹介
・当日の流れをおさえて結婚挨拶を切り出すタイミングを間違えない
・相手の親に失礼がないよう結婚挨拶のマナーを知って当日を迎えよう
この記事を参考に、結婚挨拶のマナーを知り、適切なタイミングで結婚挨拶を切り出しましょう。