両家顔合わせ食事会を成功させる!場所の選び方・服装・当日の流れ
両家両親が初めてお互いを知る場となることが多い「両家顔合わせ」。
最近では、結納をしない代わりに顔合わせを兼ねた食事会をするケースが増えています。
「顔合わせの場所や日程はどう選んだらいいの?」「顔合わせにかかる費用はどれくらい?」「当日の服装や流れについて知りたい!」など、疑問に思う点も多いことでしょう。
そこで今回は、顔合わせ食事会のお店選びのポイントや場所、時間帯、その他注意点についてまとめました。
この記事を読めば、顔合わせをスムーズにおこなうことができ、お互いの家族との絆を深めることができるでしょう。
※この記事は、両家顔合わせの場所選びを中心にご紹介しています。準備のダンドリについて詳しくはこちらをご覧ください。
- この記事をざっくり言うと・・・
-
・顔合わせの店選びでは、個室の有無・立地・雰囲気をチェックする
・和食がダントツ人気No.1!料理の相場は1人5千円~1万円
・あくまで二人主体で、両家の親睦が深まるような心遣いを
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両家顔合わせの目的は?開催理由を知れば場所や参加者が見えてくる!
両家顔合わせ食事会とは、結婚を決めた二人がお互いの親を紹介するために行うもの。
二人が結婚して家族になるにあたって、両家が直接コミュニケーションをはかり、親睦を深めるための貴重な機会です。
結納のように決まった流れやルールはなく、結納よりもアットホームな雰囲気で行われることが多いです。
そのため、どんな場所を選んだら良いのか迷うカップルも少なくありません。
両家顔合わせ食事会の場所を選ぶ際は、「両家の親睦を深めること」を忘れないようにしましょう。
- ・両親はもちろん二人も緊張せずに過ごせて会話しやすい雰囲気があるか
・カジュアルすぎず顔合わせにふさわしいお店か
・食事は両親の好みにあっているか
・アクセスは便利か
など、両家顔合わせにふさわしい場所が見えてくるはずです。
顔合わせは本人と両家の親が出席するのが一般的
顔合わせ食事会は、お互いの親を紹介し合うことになります。そのため、参加する人は結婚する当人とそれぞれの両親です。
結婚式まで両家が顔を合わせる機会がなかったり、親族紹介を予定していない場合などは、祖父母や兄弟姉妹も参加したいと希望することもあるでしょう。
その場合は、事前に相手家族の意向を確認したうえで、問題なければ家族紹介を兼ねて両家顔合わせ食事会を開催してもよいでしょう。
続いて、場所選びのポイントを詳しくご紹介します。
両家顔合わせ食事会の場所&店の選び方
両家の顔合わせは、二人にとってはもちろん、お互いの両親にとっても、和やかな雰囲気の中で思い出深い素敵な日にしたいですよね。
両家顔合わせ食事会の場所やお店を選ぶ際は、次の点を考慮しましょう。
両親の希望を聞いてエリアを絞る
お互いの実家が離れていると、どのエリアで顔合わせをしたらよいのか迷いますよね。
昔からのしきたりでは、男性側が女性側の実家近くまで出向くとされていましたが、最近は両家の負担にならないように中間地点を選ぶのが主流です。
それぞれ地元の土産物を持ち寄って紹介し合うのも話題になり良さそうですね。
ほかには、相手の故郷を旅行がてら訪れてみたいという理由で、どちらかの実家に近い場所でおこなうケースもあるようです。
主要駅からのアクセスも考慮する
両親の年齢によっては体調の問題もありますし、遠方から参加してくれることも考えると、最寄り駅から近い場所や車の場合は駐車場が十分にあるなど、立地やアクセス面をしっかり確認しておきましょう。
駅から離れているお店の場合は、タクシーを手配しておくなどの気遣いをすると喜ばれるはずです。
両家が納得する場所に落ち着くよう、二人が間に入って話をまとめましょう。
落ち着いた雰囲気のお店を選ぶ
一口に顔合わせ食事会といっても、結納を兼ねたものにするのか、両家の親睦を深めるためにアットホームにしたいのかなど、希望する内容によってお店選びの基準が変わります。
とはいえ、自分たちだけでなく親世代もくつろげるような雰囲気だったり、落ち着いて話せるよう騒がしくないお店を選びましょう。
また、ゆったりとしたスペースが取れず、席の配置がしづらいようなお店は避けるのがベター。
遠方だったり込み合っていたりするとなかなか外出しづらいですが、できれは下見を兼ねて二人でお店を訪れてから予約することをおすすめします。
結婚式場の下見をかねて会場を決める人も
結婚式場によっては、顔合わせ食事会や結納などにも対応していることがあります。
気になる結婚式場があったり、すでに結婚式場を決めていたりするようなら、顔合わせ食事会ができるかどうか確認してみましょう。
結婚式当日は、両家の親たちもゲストへ挨拶をするなど忙しく、じっくり食事を楽しめない可能性があります。
そのため、顔合わせ食事会で、結婚式場の料理を事前に堪能してもらうというのも、良いアイデアです。
式場の下見の際に、衣装合わせもできる!
結婚式場の下見を兼ねた顔合わせ食事会なら、会場に足を運んだついでに両親のモーニングや留袖といった衣装合わせもできます。
式場で両親の衣装を頼んでおけば、着付けも依頼できたり、衣装代を結婚式の費用と一緒に支払えたりするなど、何かと便利。
何度も足を運んでもらう必要もないため、両親にとっても負担が少ないでしょう。
個室があるとベター
お店選びの際に、ぜひおさえておきたいのは「個室があるかどうか」という点です。
ハナユメの調査によると、6割以上のカップルが「個室があったから」という理由で顔合わせ食事会のお店を決めています。
顔合わせ食事会の中で、二人の結婚式や入籍などに関する話し合いがあったり、両家のプライベートな話が出たりすることもあります。
できれば、人目を気にせずゆっくり話せるよう、個室があるお店を選ぶと良いでしょう。
先輩カップルは、雰囲気や料金からお店を選んでいる
お店選びに迷ったら、会場の雰囲気や値段が顔合わせにふさわしいかをチェックしましょう。
実際、先輩カップルも「料理の内容ではなくお店の雰囲気や料金から選んだ」という人がとても多いようです。
両家顔合わせが行われることの多いお店では、「顔合わせ」用のプランを用意しているので、対応もスムーズ。顔合わせであることをあらかじめお店の人に伝えておくと、料理を出すタイミングなどが相談できることもあります。
二人ではわからないことも、お店の人にアドバイスしてもらえば安心です。
先輩カップルには料亭が人気!
ハナユメがおこなった調査によると、「料亭」を選んだ人が41.2%、続いて「ホテル内料亭・レストラン」が19.8%、「レストラン」が18.1%でした。
お箸で食べられるメニューなら、ナイフやフォークの使い方といったマナーをあまり気にせず食事を楽しめて、会話を楽しむ余裕も生まれるはず。
両家顔合わせ用のメニューを用意しているお店も多いため、両家の大切な食事会を安心して任せられるでしょう。
結納会場としても選ばれることが多い料亭なら、フォーマルな雰囲気ながら、落ち着いて和やかに過ごせます。
料理を決める前には、アレルギーや好き嫌いを確認
顔合わせ食事会に参加する人の食べ物の好き嫌いやアレルギーなどは、事前にチェックしておくのがおすすめ。できるだけ食事も楽しんでもらえるよう、配慮を忘れないようにしましょう。
また、あまり早くに食べ終わってしまう内容では、場が持たないことがあるかもしれません。
お店に両家顔合わせ食事会で利用したいこと、参加者の顔ぶれや好き嫌い、アレルギーなどを伝えて、おすすめメニューを教えてもらうと安心です。
顔合わせ食事会の場所とお店選びのポイントは分かったものの、いざお店を予約しようと思ったとき、「日付はどうやって決めたらいい?」と悩みますよね。日取りの決め方についても見ていきましょう。
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両家顔合わせは結婚式の半年前がベスト!日取りや時間帯の決め方
両家顔合わせ食事会の場所で、お互いの両親が初めて顔を合わせることも多いです。
そのため、二人の結婚準備を本格的に始める前に両家顔合わせ食事会を行いましょう。
結婚式の準備などを考えると、結婚式の6カ月前頃までに行うのがベストです。
顔合わせ食事会で結婚式に対する両家の意見を統一しておくと、結婚式の準備をスムーズに進められます。
結婚式場が決まっていない二人であれば、顔合わせの際に結婚式の日程や場所を相談してから式場探しを始めても良いですし、結婚式場が決まっているなら、ゲスト数や引出物など結婚式準備に関する相談をするのもおすすめです。
「結婚式の準備はどうなっているの?」と両親を心配させることもなくなるでしょう。
スケジュールを調整しつつ、お日柄の良い日を選んでおくと安心
両家顔合わせの日程は、二人や両親のスケジュールを調整しつつ、都合の良い日を選びましょう。
両家顔合わせに限らず、結納や結婚式、入籍といったおめでたいことは、「縁起の良い日」に行われることが多いです。
最近では、日柄を気にしないカップルも増えていますが、親世代では「大安にしてほしい」といった希望をもっている可能性もあります。
念のため、「お日柄は気にしたほうがいい?」「両家顔合わせは大安・友引にする?」など、両親の意向も確認しながら日取りを選びましょう。
両家顔合わせは昼の時間帯に行うのが一般的
時間帯としては、お昼前後におこなう人が多いようですが、夜にお酒を飲みながら交流したいと希望する人もいるかもしれません。
お酒の席となると料理の内容や金額も変わってくるでしょうし、お酒の代金も当日のお酒の進み具合で変動します。
食事会の内容や予算についても、ある程度考えておくと安心でしょう。
では、両家顔合わせの費用はどれくらいかかるものなのでしょうか。相場について次でお伝えします。
顔合わせ食事会にかかる費用は?費用相場と支払い方
個室がある少し落ち着いたお店での食事となると、気になるのは料理代がどのくらいになるかではないでしょうか。
ハナユメの調査によると、一人当たり5,000~10,000円ほどが相場となっているようです。
Q顔合わせをした際の料理代金は一人当たりいくらでしたか?
3,000円未満 | 13.2% |
3,000円~5000円未満 | 26.2% |
5,000円~10,000円未満 | 41.2% |
10,000円~15,000円未満 | 12.4% |
15,000円~20,000円未満 | 3.8% |
20,000円以上 | 3.2% |
※出典:ハナユメWebアンケート(2018年1月)調査数371名
食事代の他にも、サービス料や個室利用料などが加算されることがあります。
当日になって用意していた金額と違った…ということがないように、費用について事前に確認しておきましょう。
顔合わせ食事会の費用の支払い方
顔合わせ食事会で発生した費用に関しては、両家で折半するのが一般的といわれています。
カップルによっては、両親を招待するという意味で、二人が費用を持つケースも見受けられます。
両親に「お会計はどうするのかな…」と気にさせないように、事前に支払い方法を話し合いましょう。
当日はお会計のタイミングに気をつけ、トイレなどに立った際などに、こっそりと支払いを済ませておくとスマートです。
顔合わせ食事会に遠方から参加する場合は、食事会の費用以外に交通費や宿泊代などがかかる場合もあります。
食事代以外にどんな費用がかかるのか、誰が負担するのかをお互いの両親と事前に話し合って決めておきましょう。
費用面でいえば、食事代のほかに、着付けや衣装のレンタル代、手土産代などもかかります。続いて、顔合わせ食事会の服装についてお伝えします。
顔合わせ食事会の服装や手土産は?両家の格を合わせるため事前に打ち合わせを
両家顔合わせ食事会では、両家でちぐはぐにならないことがポイントです。
服装や手土産などは、両家の印象にもかかわる部分。選び方のポイントを解説しましょう。
服装の選び方
顔合わせといっても、あまり堅苦しい会は苦手という人もいるでしょうし、やはり正装でとこだわる人もいるでしょう。
ですが、両家どちらか片方がフォーマルな装いをしているのに、もう片方がカジュアルな服装では、全体的なバランスが悪いと感じる人もいるかもしれません。
両家のスタイルに差が出ないように注意しておくことが大切です。事前に、どのような服装にするかを打ち合わせしておけるといいでしょう。
主役の二人に関しては、男性はスーツやジャケット、女性はワンピースやスーツなどが一般的。せっかくの機会だからと振袖を着用する人も見受けられます。
清潔感のある服装、ヘアスタイルを心がけ、露出の多い服装は避けるのが無難。お店の雰囲気に見合った洋服を意識すると失敗がないでしょう。
手土産の選び方
「これからよろしくお願いします」という気持ちを込めて、手土産を用意するのが一般的です。
相場は3千円~5千円と言われていますが、両家で金額に大きな差が出ないように、事前に予算を決めておきましょう。
それぞれの地元の銘菓などを持ち寄ると、会話もより弾みそうです。
これだけはチェック!顔合わせ当日の注意点
いざ顔合わせを間近に迎え、うまくいくかと心配になる人もいるでしょう。当日、両親に失礼がないよう次の点について考えておいてください。
席順
当日の席順は、入り口からもっとも遠い上座に両家の父親、その隣に母親、入り口にもっとも近い下座に自分たちが座るのが一般的です。
ただし、この順番が絶対というわけではなく、両親の年齢などによって、順番を入れ替えても問題ありません。
また、両家が話しやすいように、中央に主役の二人が座るという席順もおすすめです。
プログラム
顔合わせは、結納と違ってかしこまった進行内容を決めておく必要はありません。
とはいえ、ノープランで当日を迎えると、会話が続かない、場が持たないなどという事態に陥ってしまう可能性もあります。
そこで、両家の父親からの挨拶やお互いの家族紹介、婚約記念品の授与など、大まかな進行内容を決めておくとスムーズです。
最近は、当日の進行内容や両家のプロフィールなどを盛り込んだ、顔合わせ用のしおりを作り事前に手渡すという人も増えてきました。
後々にも記念として残しておけますし、お互いのこともよくわかり会話も弾みそうですね。
最後に、顔合わせ食事会までのダンドリをまとめておきます。
両家顔合わせ食事会は二人が主導権を握る!当日までの準備ダンドリ
顔合わせ食事会をすることになったら、次の8点について準備を進めていきます。
- 1.顔合わせ当日のイメージを決める
2.顔合わせの日程を決める
3.当日のお店を決める
4.当日の料理を決める
5.食事会の費用分担を決める
6.当日の服装を決める
7.当日の流れ・進行を決める
8.当日の手土産を決める
色々なお店があり、顔合わせの場所をどこにするか迷ってしまいますが、場所はできるだけ早めに決めておいたほうが、準備がスムーズに進みます。
両家両親の意見や希望を聞くことも大切ですが、それでは準備がなかなか進まないケースも。その場合は、結婚する二人が主体となって決めていって大丈夫です。
基本的なマナーは守り、それぞれの親を不快にさせたり余計な気を遣わせたりすることがないように心がけましょう。
まとめ
いかがでしたか。今回は顔合わせ食事会の店選びや場所、時間帯から注意点についてご紹介しました。
要点をまとめると・・・
・顔合わせの店選びでは、個室の有無・立地・雰囲気をチェックする
・和食がダントツ人気No.1!料理の相場は1人5千円~1万円
・あくまで二人主体で、両家の親睦が深まるような心遣いを
この記事を参考に、お互いの家族が打ち解けられるような和やかな顔合わせができると良いでしょう。