両家顔合わせで振袖を着るのはやりすぎ?振袖を着る際におかしくない色とは

両家顔合わせで振袖を着るのはやりすぎ?振袖を着る際におかしくない色とは

格式を重んじる結納を行う場合には、正礼装として振袖が選ばれることがありますが、結納を行わずに顔合わせのみの場合でも振袖を着てもよいのか、判断に悩む人もいるのではないでしょうか。

今回は、両家顔合わせで振袖を着る場合の注意点やポイント、振袖を着るときの選び方や段取りまで、まとめて解説をしていきます。

この記事を読めば、顔合わせで着るべき服装を納得して決めることができるでしょう。

この記事の内容をざっくり言うと…
・顔合わせで振袖を着た人は4.4%、ワンピースを着た人は62.9%
・振袖は格が高い「正礼装」。両家で服装の格を合わせることが大切
・男性や家族に服装は洋装が一般的

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両家顔合わせで振袖を着てもOK!気をつけたいのは両家の服装のバランス

服装のバランス

振袖は未婚女性の第一正装で、おめでたい場所に着ていくと場を華やかにしてくれます。

その為、両家の顔合わせに着ていく服装として良いのですが、相手方の家族の服装を事前に聞いてから決めるほうが、バランスが取れて良いでしょう。

ハナユメが行ったアンケートによれば顔合わせで振袖を着た人は4.4%、ワンピースを着た人は62.9%でした。

ワンピースが圧倒的に人気ではありますが、振袖は未婚女性にだけ許される着物です。入籍前の最後に着たいという希望もあるかと思いますので、両家で服装のバランスが合えば着ても問題ないでしょう。

振袖ではなくワンピースが選ばれている理由

ワンピースと振袖を比べると、やはり動きやすさや着替えにかかる時間は圧倒的にワンピースのほうが簡単ですよね。

色やデザインを落ち着いたものにして清楚なイメージで着こなせば、印象も良く映ります。

ワンピースが選ばれる理由については以下の記事に詳しく載っていますので、あわせてご覧ください。

振袖を選ぶ場合の注意点

結納を行う場合には格式を重んじ正礼装として振袖が選ばれることがありますが、顔合わせのみで振袖を着る場合は、両家で服装の「格」を合わせるために、相手家族と事前に相談をして決めることが大切です。

何も相談せずに顔合わせした場合、一方は正礼装でもう一方はカジュアルな服装ではお互いに恥をかくこともあるので注意してください。

顔合わせで男性・両親・兄弟(姉妹)は何を着るべきか

両家顔合わせに女性が振袖を着ていく場合、相手の男性や両親、兄弟(姉妹)はどんな服装がふさわしいのでしょうか。

男性・両親・兄弟(姉妹)それぞれの服装を見ていきましょう。

結婚する男性の服装

男性はスーツが一般的です。無地のブラックかダークスーツに、白か淡い色のワイシャツを合わせて、控えめなネクタイを結ぶのがおすすめです。

また、スーツやワイシャツの汚れやしわ、靴の汚れ、靴下に穴がないかなど細かな点へも気を配りましょう。

格式高い装いでしたら紋付き袴の和装も良いでしょう。

両親の服装

両親ともに、和装・洋装のどちらの場合でも婚約した二人より派手にならないことが大切です。

まずは父親ですが、ブラックなどのダークカラーのスーツに、ネクタイは白かシルバーでお祝いスタイルにします。

相手の父親が和装でしたら、同じく和装にするのも良いでしょう。

続いて母親ですが、娘がワンピースでしたら母親も合わせて落ち着いた印象のワンピースやスーツにするのが一般的です。

また、娘が振袖を着る場合は礼装の着物(留袖・訪問着・色無地など)で合わせると良いででしょう。

兄弟(姉妹)の服装

主役の二人の格に合わせた服装が良いでしょう。
その際に主役の二人よりも控えめな装いにすることを忘れてはいけません。

次の章ではは、振袖を着る場合どうやって準備をするのか、その方法を3つお伝えします。

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振袖はどうやって準備する?3つの方法と特徴まとめ

振袖準備

振袖を元々持っていれば、それを着て顔合わせへ行っても良いでしょう。

振袖を持っていない場合はレンタルや、この機会に購入するという方法もありますので、どれが自分に合っている方法か以下を見て判断してみてください。

1.持っている振袖を着る

母親から譲り受けた振袖や、成人式のときに購入した振袖などすでに持っている人もいるでしょう。

このようにすでに振袖がある場合は、改めて手配をする手間はありませんが、振袖を着るための小物まで揃っているかを確認しておく必要があります。

できるだけ早めに一式揃えておくことで心にゆとりができ、落ち着いて両家の顔合わせへ行けます。

2.レンタルする

レンタルを利用しようと考えている場合、振袖を扱う店舗へ行き現物を見て選ぶこともできますが、WEB上で振袖を選んでレンタルするネットレンタルもあり、顔合わせを行う会場や、着付け支度をする美容室への直送をしてくれるサービスなどを利用すれば手軽で便利に振袖を着ることができます。

ただし、ネットレンタルでは届いた後に、思っていた生地の質感や、色・柄と少し違っていることに気づいたり、実際の着姿が事前に確認できなかったりとネットならではのリスクもあります。

また、宅配の受け取りや返送の手配は自分で行わなければなりませんのでスケジュールに余裕をもって手配する必要があります。

3.購入する

振袖を購入するのは高価な買い物になるので、顔合わせのためだけに購入するのは躊躇しますよね。

そんなときは落ち着いた色みの振袖を購入すれば、顔合わせを終えたあとに訪問着に仕立て直して、結婚式に参列する際に着られるようにするなどの方法もあります。

ただし、一度購入してしたら保管やメンテナンスはすべて自分で行わなければならないので、湿気や虫がつかず、しわにならない着物専用の保管場所を確保したり、着用後は着物専用のクリーニングを利用するなどのコストがかかることも知っておきましょう。

次に、着物を着たときに注意するべき作法を紹介します。

着付け手配や髪形には注意する!着物を着たときに気をつけたい作法

作法

なれない着物を着る場合に注意すべき点は、着付けをしてもらう場所や、作法についてです。
肝心な日に失敗しないよう、ここで確認しておきましょう。

着付けはどこで?早目の予約をすべき

着物の着付けには時間がかかるので、行きつけの美容室でも必ず予約していきましょう。

予約の時間は、着付けとヘアメイクにかかる時間を美容室に確認し、顔合わせに間に合うよう予約します。

また、ヘアメイクは清楚なイメージになるようにまとめ髪がおすすめです。華やかなイメージは大切ですがカラーリングで明るすぎる髪色や、巻髪でボリュームが出過ぎるヘアスタイルは派手に見え印象が悪くなる可能性がありますので気をつけましょう。

さらに、時間が早すぎて着崩れたり、逆に着付けが間に合わなくて遅刻する事がないよう、美容室に顔合わせの旨を伝え、事前に打ち合わせをしましょう。

着慣れない着物で気をつけたい作法5選

着物を着慣れていない人は、ちょっとしたしぐさにも気を配らなければ思わぬところで無作法に見られてしまうことがあります。

着物を着たときの作法のポイントを5つお伝えしますので、できるだけ気に留めて実践できるようにしましょう。

1.立ち姿

着物を着たときの立ち姿で美しい基本姿勢は背筋を伸ばすことです。

足はこぶしひとつ分ほどあけて立ちます。つま先をやや八の字合わせ、足先を足半分ほど前後にずらします。

これで美しく安定して立つことができます。

また、歩くときにはやや内股で歩幅を小さくし、一本線の上を歩くようにかかとを引きずらないで歩きます。

右手は軽く肘を曲げて、上前に置くのが良いでしょう。

2.椅子に座るとき

バッグは背もたれと腰の間に挟んでおきます。

椅子に浅く腰かけて膝をこぶしひとつ分あけて座り、足を八の字にして足先を足半分ほど前後にずらします。

3.食事をするとき

テーブルとの距離はこぶしひとつ分ほどあけて座ります。

注意する点はたもとです。手を伸ばした際に汚れてしまわないようにもう片方の手で袖口をつまんでカバーします。

ナフキンは膝上に置いても良いのですが、帯に掛けるともっと安心して食事ができます。

4.お手洗いにいくとき

お手洗いの個室を選ぶときには、できるだけ広い洋室を選んで入るようにします。

まず、着物のつま先を上にあげて帯に挟みます。

次に長襦袢の裾、裾除けも帯に挟みます。

用がすんだら長襦袢、着物の順番に下ろしていきます。

また、袖やたもとは汚れやすいので、たもとをクリップで留める便利な紐を用意しておくと大変便利です。

5.車の乗り降り

車に乗るときの手順は、座席にお尻を向けてお尻から座席に入ります。
次に、両足をそろえたまま足を入れ、前を向きます。
座席には浅めに腰掛け、帯結びをつぶさないように車の持ち手を持って体を支えます。

袖は膝の上に重ねて置くとしわになりにくいです。
また、車から降りる手順は、乗ったときの逆になります。

はじめに、そろえた両足を外に出し、そのあと腰を上げます。

すると、車から自然に出られます。

次に紹介するのは、暑い夏に着物を着る場合の着物の選び方です。

夏でも着られる振袖はある!顔合わせで着る振袖の選び方

夏,振袖

夏に着物を着ると暑いというイメージがありますが、着物にも夏用があるのです。

ここでは、夏でも着られる振袖の紹介と選び方の説明をしていきたいと思います。

夏場は単衣(ひとえ)の振袖を選ぶとよい

夏場は裏地付きの着物では暑くなり、着ているのが大変になります。

そこで、単衣の振袖のご紹介になるのですが、単衣とは5、6月と9月に裏地を付けずに仕立てる着物のことで、盛夏の7、8月を挟んで暑くなりはじめの頃と残暑の頃に着るものです。

この単衣の振袖でしたら見た目にも涼やかで着心地も良いでしょう。季節感のある娘さんと一目置かれるかもしれませんね。

華美すぎない色・柄の振袖が吉!体型別で似合う振袖の選び方

振袖選びに迷ったら、身長や体型に合ったものを選ぶと失敗しません。

身長が高い人には華やかなデザインからすっきりとしたデザインまで幅広く合いますので総柄や大柄のものを選ぶと良いでしょう。

無地の部分が多いと身長が強調されるので、できるだけ無地部分が少ないタイプを選びましょう。

逆に小柄な人は、優しい色みの小柄が似合います。しかし、大柄でも程よく余白がある物でしたらきれいに着こなせますので、気に入った振袖があれば着てみる価値はあります。

そして、ぽっちゃりさんに似合うのは大きすぎない柄で、ややスッキリとした振袖です。

濃いめのカラーがベースで、斜めや縦に柄が入ったものが良いでしょう。

続いて、スリムな人向きなのは淡い色みで、広がりのある柄が多く入った振袖がお似合いです。

総絞りの振袖もボリュームが出ておすすめです。

自分に似合う振袖を知って、顔合わせを華やかにする振袖が選べると良いでしょう。

振袖については以上ですが、多くの人に選ばれているワンピースについても次の章で少しだけ説明しましょう。

62.9%はワンピースを着た!顔合わせに適したワンピースの選び方

ワンピース

これまで振袖について説明してきましたが、両家顔合わせでワンピースを着た人は62.9%もいます。

これはやはりワンピースの着やすさやコストが関係しているのでしょう。

しかし、王道のワンピースも選び方を間違えると印象が変わってしまいますので注意しましょう。

まず、ワンピースの色ですがお祝いの席ですし、新婦になるのですから初々しさをイメージしてパステルカラーなどの明るく優しい色を選びましょう。

デザインは露出の少ない膝下丈のフレアスカートがおすすめです。胸元も開きが少ないものを選びましょう。

また、袖のないワンピースでしたら、ボレロかジャケットを羽織りましょう。基本は清楚なイメージです。

足元はストッキングにパンプスが好印象です。全体的に見てビジネスライクにならないよう注意しましょう。

まとめ

いかがでしたか。今回は、顔合わせでは振袖を着てもよいのかについてご紹介しました。

要点をまとめると・・・
・顔合わせで振袖を着た人は4.4%、ワンピースを着た人は62.9%
・振袖は格が高い「正礼装」。両家で服装の格を合わせることが大切
・両家顔合わせでの、男性や家族に服装は洋装が一般的

この記事を参考に、顔合わせで着るべき服装を納得して決めることができると良いでしょう。

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