国内海外どちらを選ぶ?リゾートウエディングのメリット・デメリット
結婚式のスタイルのひとつである「リゾートウエディング」に憧れているという人も少なくありません。
しかし、いざリゾートウエディングをしようと思っても、「国内と海外どちらがいい?」「国内・海外リゾートウエディングに人気の場所は?」などと悩むこともあるでしょう。
そこで今回は、国内・海外リゾートウエディングそれぞれのメリット・デメリットや、人気の場所を紹介します。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・国内・海外それぞれのメリット・デメリットを比較して場所を決める
- ・リゾートウエディングに人気の場所は国内なら沖縄、海外ならハワイ
- ・リゾートウエディングにゲストを招待する際は配慮を忘れずに
結婚式のプロに無料相談!
選べる4つの相談サポート♪
Hanayume(ハナユメ)の無料相談サポートでは、店舗・オンライン・LINE・電話の4つのサポート方法で相談を受付中!
・結婚式準備をどう進めたらいいかわからない…
・費用を抑えるにはどうしたらいいの?
そんなお悩みを、結婚式のプロに相談してみませんか?
オンラインでの相談は、当日予約もOK。LINEや電話なら予約の必要もないので、思い立ったらすぐに相談できます!
国内と海外を比較!リゾートウエディングをするメリット・デメリット
憧れのリゾートウエディングを挙げたいと思っていても、そもそも国内と海外どちらにするか悩んでいる人も多いでしょう。
リゾートウエディングの場合、費用面や招待するゲスト、打ち合わせなど、通常の国内挙式とは異なる部分が多く、国内・海外ともにメリット・デメリットがそれぞれあります。
また、そのメリット・デメリットも、捉え方はふたりの希望や考えにもよるでしょう。まずはそれぞれについて詳しく見ていきます。
国内リゾートウエディングのメリット
国内リゾートウエディングの主なメリットには、以下のようなものがあります。
- ・国内なので旅行日数が限られていても行きやすい、場所によっては日帰りで行けることもある。
- ・移動にかかる時間が比較的短いので、子どもや年配のゲストも参加しやすい。
- ・言語の心配がいらない。
- ・授かり婚の場合も海外リゾートウエディングよりは検討しやすい。
- ・親族だけでなく、親しい友人に来てもらえる可能性が高い。
- ・海外よりも旅費や滞在費が抑えられる。
国内リゾートウエディングは、比較的近場のリゾート地で非日常感を感じられるのが嬉しいところです。
国内ということで、新郎新婦もゲストも言語や治安の心配をせず、安心して式に臨めるのが魅力的です。
移動時間が海外に比べて短いので、海外への参加は難しい子連れや年配のゲストも比較的参加しやすくなるでしょう。
また、授かり婚の場合、万が一のときも国内の病院にかかることができるので安心感があります。
国内リゾートウエディングのデメリット
一方、国内リゾートウエディングのデメリットには以下のようなものがあります。
- ・日本国内なので新鮮味が薄い。
- ・沖縄では台風、北海道では雪など、時期によって天候の心配がある。
国内ということで、その地を訪れたことのある人も多いでしょうし、言葉や食事もほとんど変わらないため、海外よりは新鮮さを感じられないかもしれません。
また、人気のリゾート地である沖縄は台風のシーズンは要注意。
式が挙げられないばかりでなく、飛行機が欠航になり、天候状況によっては何日も足止めされるリスクもあることを頭に入れておきましょう。
北海道の雪も心配な部分ではありますが、雪景色に包まれた幻想的な結婚式を挙げられるというメリットもあります。
海外リゾートウエディングのメリット
続いて海外リゾートウエディングのメリットです。
- ・非日常感が味わえる。
- ・海外の憧れのロケーションで結婚式が挙げられる。
- ・親族と一緒に海外旅行ができるので大切な思い出になる。
- ・旅費はかかるが挙式費用が国内に比べて安くできる。
- ・新婚旅行も合わせて楽しめる。
- ・打ち合わせ回数が国内挙式より少ない。
海外リゾートウエディングは、海外ならではの開放感や非日常感が味わえるのが最大のメリット。
海外旅行が好きな人には結婚式後の滞在期間も楽しみが多いでしょう。
新婚旅行がかねられるだけでなく、普段はなかなかゆっくり会えない両家親族との親睦を深められるよい機会であることも大きなメリットです。
また、挙式費用も国内よりも安く、打ち合わせ回数も少なくて済みます。
海外リゾートウエディングのデメリット
海外リゾートウエディングのデメリットも押さえておきましょう。
- ・移動時間や滞在日数が長いため、参加が難しいゲストが出てくる。
- ・滞在費用や交通費が国内リゾートよりも高くなりがち。
- ・パスポートをつくるなどゲストも事前の準備が大変。
- ・海外に慣れていないと心から楽しめない可能性もある。
- ・授かり婚の場合、体調によっては医師からストップがかかることもある。
- ・帰国後、国内でパーティーを行なう場合もある。
国内に比べると、どうしても移動時間や滞在日数が長くなってしまう海外ウエディングは、来てもらうゲストにも負担が大きくなります。
仕事などの都合がつかない場合や、年配の人や小さな子どものゲストは長時間のフライトが負担になり、参加自体ができない場合が予想されます。
授かり婚の場合は、ドクターストップの可能性だけでなく、万が一海外で病院を受診することになったり、出産になったりしたときは、高額な医療費がかかるリスクがあることは頭に置いておく必要があります。
また、招待できるゲストが限られるため、帰国後に改めてお披露目のパーティーをするケースもあり、その場合は二重に準備が必要です。
それぞれメリット・デメリットがある国内・海外のリゾートウエディングですが、それは国内での挙式や披露宴にもあることです。
メリットに感じることが多いのであれば、リゾートウエディングを前向きに検討してよいでしょう。
そこで次は、国内・海外リゾートウエディングに人気の場所を紹介していきます。
国内・海外リゾートウエディングに人気の場所
リゾートウエディングに憧れを持っていても、場所はどこにしようか迷っている人もいるでしょう。
また、自分が知っているところだけでなく、ほかにどんなところが人気なのか気になりますよね。
ここでは、国内と海外のリゾートウエディングに人気の場所トップ3をそれぞれ紹介していきます。
国内リゾートウエディングに人気の場所トップ3
国内リゾートウエディングで人気の場所トップ3は以下のようになっています。
No.1 沖縄
第1位は、青い海と青い空、白い砂浜が広がる沖縄です。沖縄の海の美しさは、海外と比べても引けを取りません。
東京から飛行機で片道2~3時間ほどの距離、国内各地からのアクセスもよいのでゲストに来てもらいやすいのも人気のポイントです。
観光地としても人気の沖縄はリゾート感が強く、アクティビティや観光施設も豊富なので、結婚式前後の滞在もたっぷり楽しめます。
年間を通して比較的暖かく過ごしやすい沖縄ですが、日取り選びの際は、5月中旬〜6月中旬の梅雨と、台風が接近しやすい〜10月頃は注意が必要です。
No.2 軽井沢
皇室をはじめ文化人やセレブに愛され続けている軽井沢は、都心から1時間ほどで行けるアクセスの良さで人気の場所です。
明治時代からすでにリゾート地として知られる緑豊かで自然あふれる場所なので、ガーデンパーティーもおすすめです。
また、明治以降に多くの宣教師が軽井沢に滞在したことから「教会の町」と呼ばれるほど教会が多く、未信者の結婚式も快く引き受けてくれる教会もたくさんあります。
ホスピタリティにあふれた心温まる式でありながらも、神聖でおごそかな雰囲気の結婚式になるでしょう。
No.3 北海道
北海道の魅力はなんといっても広大な大地と自然。どこまでも広がる大自然は、ヨーロッパを思わせるようなロケーションです。
緑豊かで美しい春・夏・初秋、白銀の世界が幻想的な冬など、ベストシーズンは一年中と言ってもいいでしょう。
また、食べ物がおいしいことも魅力のひとつです。北海道は面積が広いこともあり、エリアによっても魅力はさまざま。
小樽や函館は異国情緒あふれる街並みが堪能でき、富良野や美瑛は雄大な自然に包まれた結婚式を挙げられます。
海外リゾートウエディングに人気の場所トップ3
次は、海外リゾートウエディングに人気の場所トップ3を見ていきましょう。
No.1 ハワイ
リゾート地として人気のハワイは、リゾートウエディングで定番と言ってもよい場所です。
日本語が通じる場所も多く、海外慣れしていないゲストも安心して楽しめます。滞在中のアクティビティや買い物も楽しみのひとつでしょう。
ハワイは日本だけでなく、世界中からリゾートウエディングの地として選ばれている実績があります。
そのため、挙式プランや撮影、衣装レンタルなど、リゾートウエディングの内容が充実しており、選択肢が多いのも特徴です。
理想の結婚式やこだわりがあるカップルは、ハワイであれば希望が叶いやすいでしょう。
No.2 グアム
真っ青な海と白い砂浜というロケーションがリゾート感をいっそう盛り上げてくれるグアムは、日本からのアクセスの良さで人気の場所です。
第1位のハワイが日本から7~8時間ほどかかるのに対し、グアムは3~4時間と約半分。
時差も1時間ほどなので、過ごしやすいでしょう。最短2泊3日あれば結婚式ができるので、ゲストも参加しやすくなります。
また、グアムは面積549㎢と東京23区よりもコンパクトな島です。
空港から式場までのアクセスも良く、日本語が伝わる場所も比較的多いので、滞在中も安心して行動できるメリットがあります。
No.3 バリ
アジアのエキゾチックな雰囲気が味わえるバリは、海でのロケーションも抜群です。
ヴィラタイプの客室のホテルが多く、スパやエステも充実していて、ゆったりとホテルステイを楽しめます。
神々が宿る神聖な島と呼ばれるバリでは、滞在中は寺院や王宮の観光もおすすめ。
飛行時間が7~13時間かかりますが、時差は1時間なので滞在中は過ごしやすいでしょう。
物価が安いので、同じ予算でほかのリゾート地よりも豪華な結婚式を挙げることができたり、反対にリーズナブルに満足度の高い結婚式が挙げられたりすることが魅力です。
国内・海外のリゾートウエディングに人気の場所をそれぞれご紹介しました。
憧れのロケーションで選ぶもよし、アクセスの良さで選ぶもよし、旅行で楽しみたいところを選ぶもよし。
トップ3以外にも素敵な場所はたくさんあるので、自分たちにぴったりの場所を見つけるヒントにしてくださいね。
続いては、リゾートウエディングで欠かせないゲストへの配慮についてお話ししていきます。
リゾートウエディングをする際に心がけたいゲストへの配慮
リゾートウエディングは遠方での開催になりがちなので、移動時間や費用などゲストにかかる負担も大きくなります。
そのため、ゲストへの配慮は欠かせません。具体的に気を付けたいポイントを見ていきましょう。
ご祝儀制にするか・ゲストの旅費負担はどうするかは招待前に決めて知らせる
リゾートウエディングでは、ご祝儀や交通費・宿泊費などの負担を「だれが」「どのくらい」するのかを事前に決めてから招待するべきです。
先に伝えておかないと、参加で返事をしていた人が負担を知って欠席になったり、最悪の場合は関係が崩れてしまったりする可能性もあります。
特に、新郎新婦が全額負担できない場合は、ゲストにどの程度の負担をお願いするのかを明確にし、了承を得られてから招待するようにしましょう。
ゲストに旅費を全額負担してもらうときは、ご祝儀は遠慮するのがマナーです。
招待時に全額負担をお願いするとともに、ご祝儀を辞退する旨をお伝えします。
費用負担ができない場合でも旅行の手配を代行すると親切
旅行会社のリゾート挙式プランや大手プロデュース会社に結婚式の依頼をした場合、ゲストの旅行の手配も一緒にできることがあります。
ホテルや航空券の手配は意外と手間がかかります。費用負担ができない場合も、ホテルの手配や航空券の用意など、旅行にかかる準備を代行すると親切です。
また、ヘアセットや衣装のレンタルが必要な場合もゲストが現地で手配するのは大変なので、代わりに予約すればゲストの負担が減ります。
ただし、旅行をかねて参加するゲストの場合、自分で手配したい場合もあるので、まずは相手に意向を聞いてみるのが大切です。
結婚式後のアクティビティなども用意しておくとゲストと一緒に楽しめる
リゾートウエディングの場合、リゾート地なので、どの場所でも観光客向けのアクティビティや施設が充実しています。
結婚式後にゲストと一緒に楽しめるアクティビティやレストランでの食事などを準備しておくとよいでしょう。
また、リゾートウエディングでは、引出物の代わりに現地でのアクティビティをプレゼントするのもおすすめです。結婚式後にゲストと楽しい思い出が共有できそうですね。
ゲストの中には、慣れない土地に行ったり過ごしたりということを負担に感じる人もいます。
リゾートウエディングでは、結婚式に参加するみんなが満足して過ごせるような配慮が大切です。
最後に、国内と海外のリゾートウエディングについてまとめました。
国内・海外リゾートウエディングの詳細比較
国内と海外のリゾートウエディングを項目別に比較しました。人数や費用負担の割合、場所によって変わってくるものも多いですが、参考にご覧ください。
国内 | 海外 | |
---|---|---|
ゲスト数 | 10~20人。親族や親しい友人中心。場所によって会社関係も呼ぶことができる場合はもう少し人数が増えることも。 | 2~20人。費用がかかるため、新郎新婦と親族のみで行なうことが多い。最近では親しい友人も旅費は自己負担などで参加するケースもある。 |
費用 | 50~250万円ほど。ゲスト10人、挙式とパーティーで50万円ほどのプランを選ぶ人が多い。宿泊の有無と旅費の負担次第で費用は大きく変わる。 | 100~400万円ほど。ゲストの人数や負担割合で変わるが、ゲスト約10人の相場。2人だと100~250万ほどだが、新婚旅行をかねていることもある。 |
申込方法 | プロデュース会社や旅行会社、現地の結婚式場に直接申し込む。 | プロデュース会社や旅行会社から申し込む。現地に直営店を持つ会社もある。 |
打ち合わせ | メールや電話・FAXで完了することがほとんど。打ち合わせは平均2~3回。 | メールやFAXで完了することがほとんど。国内での打ち合わせは平均すると3回ほど。現地で挙式前日に最終打ち合わせすることもある。 |
おすすめシーズン | 場所にもよるが、梅雨時期以外がおすすめ。人気の沖縄は7~8月以外のほうがホテルの空きがあり、ゆったりと過ごせるメリットがある。 | ハワイなど人気の観光地は4~6月、9~11月は旅行代金が安くなるのでおすすめ。ただし、休みの取りやすさからGWや長期休みを選ぶ人も多い。 |
アフターパーティー | パーティーや1.5次会を開くことが多い。 | パーティーや1.5次会を開くことが多い。新郎新婦のみでリゾートウエディングをした場合は、改めて国内で結婚式を行なうこともある。 |
国内と海外リゾートウエディングを比較すると、共通点も多いことがわかりました。特に打ち合わせ回数の少なさは、忙しい人にはありがたいですね。
費用面では高く感じるかもしれませんが、招待客100名前後で国内結婚式を行なった場合の相場は310万円ほどなので、それほど高すぎるわけではありません。
ただし、リゾートウエディングの場合はご祝儀をいただかないこともあるので、自己負担分が多くなるとことも頭に入れておきましょう。
まとめ
今回は国内と海外のリゾートウエディングのメリット・デメリットや人気の場所について紹介しました。
- 要点をまとめると・・・
- ・国内・海外それぞれのメリット・デメリットを比較して場所を決める
- ・リゾートウエディングに人気の場所は国内なら沖縄、海外ならハワイ
- ・リゾートウエディングにゲストを招待する際は配慮を忘れずにする
この記事を参考に、国内リゾートと海外リゾートのメリット・デメリットを知り、ふたりのイメージにぴったりな結婚式を挙げられる場所を見つけましょう。
あわせて読みたい:旅のモデルコースならかりんのりん