結婚式場の仮予約とは?2組に1組が利用する仮予約について解説
結婚式場を決めるとき、できることならいくつかの式場を見比べて気に入った会場を選びたいですよね。
そのために、たくさんある結婚式場の中から気になるところをピックアして、式場見学のスケジュールをたてるカップルも多いはず。
しかし、1件目に見学した式場の条件が良く、希望の日にちが空いていた!プランナーさんからは「今日決めなくては希望日が埋まってしまうかも」といわれてしまった場合、その場で決められるでしょうか?
できることなら予約している式場を全部見学した上で決めたいというのが本音ですよね。
そこで今回は、カップルの3組に1組が利用している結婚式場の仮予約について解説します。
- この記事をざっくり言うと・・・
- ・仮予約とは1週間~10日など期間限定で式場を抑えられるシステム
- ・基本無料だが場合によってはキャンセル料が発生する場合がある
- ・仮予約できない式場も多い
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期限は1週間~10日が一般的! 基本無料でできる結婚式場の仮予約
仮予約とは、本契約前に気になる結婚式場を一時的に抑え、考える時間や相談できる時間をとることができる制度のことです。
迷ったときなどにとても便利な仮予約は、基本的には無料でできることが多いでしょう。
まずは、どんな時に仮契約を利用するのか、また結婚式場見学から申し込みまでのスケジュールについてみていきましょう。
仮予約とは本契約前に一定期間会場を抑えてもらうこと
本契約をする前に、気になる結婚式場の結婚式希望日を抑えてもらうことを仮予約といいます。
仮予約できる期間は、ブライダルフェア参加日や結婚式場見学の日など、仮予約を申し込んだ日から1週間~10日ほどが一般的です。多くの場合予約金は必要なく、キャンセル料は発生しないでしょう。
気になっていた結婚式場を見学した際、そこがとても魅力的で、結婚式を挙げたいと希望する日程が空いていたとしても、その場で「ここで結婚式を挙げよう!」と決断するのは意外と難しいものです。
「本当にここでいいのかな?」「見積もりの内容や金額は妥当なのかな?」「結婚式への親の希望を聞いてなかった」など、結婚式場をいざ決めようとすると不安や迷いなどが出てくることもあります。
そんな時にいったん冷静になって考える時間が得られる仮予約は、後悔しない結婚式場決めをするのにとても便利なシステムです。
見積もり検討・式場比較・両親のOKが欲しい時などに利用
結婚式場の仮予約を利用する主な理由には、以下のようなものがあります。
- 1.念のため、他の結婚式場の雰囲気や見積もりなどを見比べてから決めたい。
- 2.結婚式場はとても気に入ったのだが、予算がオーバーしてしまったため少し冷静になって考えたい。
- 3.親族を招待するにあたって、本当にこの結婚式場のこの日程でいいのか親に確認したい。
- 4.そもそも、結婚式場見学の日に決めようと思っていなかったのでここで決めることを迷ってしまった。
見学した結婚式場で結婚式を挙げることに対して前向きに検討しているものの、納得して式場を決めたい場合などに仮予約を利用するケースが多く見られます。
ただし、結婚式場を見比べたいという理由で仮予約をする場合は注意が必要です。
やみくもに結婚式場を見学してしまうとどれもステキに見えて余計迷ってしまい、決められなくなることがあります。
また、カップルによってはブライダルフェアの参加自体が楽しくなってしまい、結婚式場を決めるためではなく、ブライダルフェアの参加が目的になってしまう場合もありますので注意してくださいね。
知っておきたい!結婚式場の見学から申し込みまでのスケジュール
結婚式場探しは、「情報収集」「式場見学」「申し込み」の3ステップが基本です。
ハナユメの調査によると、実際に結婚式を挙げた日の8.8ヶ月前 から式場探しを開始し、8.0ヶ月前 に決定するのが、情報収集から申し込みまでの平均的なスケジュールとなっています。
同調査によると、実際に結婚式場を探している期間はおよそ1ヶ月 です。
1ヶ月の間に、結婚情報誌やインターネット、結婚式場紹介カウンターなどを利用して気になる式場をピックアップし、実際に結婚式場見学をして決めていることになります。
見学に行った式場の平均数は2.8ヵ所で、1件目に見学したところで実際に結婚式を挙げたカップルが39.0% と最も多くなっています。
この結果から、「見学したらその場で本契約を結んだ」など仮予約をしなかったカップルもいますが、1件目の見学の際に仮予約をし、約3件の結婚式場を見比べた上で最終的に1件目の結婚式場で結婚式をすることに決めたカップルも多いと予想できます。
比較検討する際にとても嬉しい制度である仮予約は、すべての結婚式場でできるものなのでしょうか。次の章で解説していきます。
事前に確認!仮予約ができない結婚式場もあるので注意しよう
気軽にできてとても便利な仮予約ですが、すべての式場が仮予約制度を設けているわけではありません。
仮予約制度がない結婚式場はどのようなところなのでしょうか。また、なぜ仮予約できないのかを紹介します。
仮予約はすべての式場でできるものではない
結婚式場を決める際にとても便利な仮予約ですが、すべての結婚式場でできるものではありません。
ハナユメの調査によると、44.7%のカップルが仮予約しなかったと回答しています。
心配な人は、仮予約ができる式場かどうかは見学前に確認するようにしましょう。
人気の式場ほど仮予約を受け付けていない傾向がある
人気があって予約がすぐに埋まってしまう結婚式場ほど、仮予約ができない傾向にあります。
結婚式を挙げたいと希望するカップルが多い人気の結婚式場の場合、日程に空きがあればその場で本契約したいという希望が多くなります。
そうすると、結婚式場側としては期日管理や後日の意思確認に手間のかかる仮予約を受け付けする必要がありません。
仮予約ができない結婚式場では、迷っている間に希望の日にちが埋まってしまう可能性が高くなります。土曜日の大安で午後の結婚式など、日程の良い日ならなおさらです。
希望通りの日程で結婚式ができるようにするには早目の決断が必要です。そのため、見学に行く前に結婚式場を決めるポイントや優先順位についてはふたりで話し合っておくことをおすすめします。
ここまで、仮予約について解説してきました。
次の章では、仮予約のメリット・デメリットについてみていきます。
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仮予約の際の注意点とデメリット!タイミングによってはキャンセル料がかかることも
仮予約はいいことばかりのような気がしますが、本当でしょうか。
仮予約のメリット・デメリットを整理し、注意点を見てみましょう。
気軽にできるのが仮予約のメリット
仮予約のメリットは、何といっても予約金やキャンセル料などの金額がかからず気軽に日にちを抑えられることでしょう。
結婚式場見学の際に即決するのではなく、気になる結婚式場の希望日を抑えておいて後でじっくり考えることができるのは嬉しいですよね。
無料のはずなのにキャンセル料が発生する?仮予約にはデメリットもある
仮予約をすることで結婚式場を決めるまでに時間がかかってしまったり、仮予約をしていたのに希望日が他のカップルの結婚式で埋まってしまったりなど、思わぬデメリットが生じることもありますので注意しましょう。
仮予約をする際の注意点3つ
仮予約をする際に、気をつけたいポイントは主に以下の3点です。
- ・仮予約中に本契約が入るとそちらが優先される
- ・仮予約のつもりが本契約になっていた?仮予約で申込金は発生しない
- ・式場見学の際の当日特典が使えなくなることもある
それぞれ詳しく解説します。
仮予約中に本契約希望が入るとそちらが優先されることもある
仮予約はあくまで、結婚式希望日を「仮」で抑えることです。
先に日にちを抑えたほうが優先されるのが基本ですが、同じ日に他のカップルが本契約を希望した場合には、そちらが優先されることもありますので注意してください。
仮予約期間中であっても、疑問や不安が解消されれば早めに正式な申込みをしたり、キャンセルをしたりするようにしましょう。
仮予約のつもりが本契約になっていた?仮予約で申込金は発生しない
仮予約は無料でできるのが一般的ですので、基本的には申込金やキャンセル料などは発生しません。
しかし、挙式日時が迫っている場合や、式場の規定によってはいずれも必要な場合があります。また、申込金は必要なくともキャンセル料がかかるケースもあります。
必ず仮予約時には詳しく条件などを確認するようにしましょう。
式場見学の際の当日特典が使えなくなることもある
結婚式場の見学では、「当日特典」といわれる割引を受けられることが多くあります。
この当日特典は、初めて結婚式場見学に行ったその日に申し込みをした場合に使える特典であることがほとんどです。
そのため、仮予約では当日特典が付かなくなってしまう可能性がありますので注意してください。多くの結婚式場に当日特典があり、見学の場で申し込みをすることで数十万円お得になることもあります。
納得できるまでじっくり結婚式場を選びたいがお得な特典も手に入れたいと考える場合は、事前に候補の式場が希望に合っているかなど結婚式場相談カウンターなどに足を運ぶことをおすすめします。
相談カウンターでは、仮予約ができる結婚式場かどうかはもちろん、気になる結婚式場の空き状況なども事前に確認できます。どの順番で見学をすればうまく見比べられるのか考慮した上で見学スケジュールも立ててくれるでしょう。
また、「ハナユメ割」のように相談カウンターならではの特典がもらえる場合もあります。結婚式場をスムーズに決めたいカップルは、相談カウンターを上手に活用してください。
ハナユメではオンライン相談も可能!
納得の結婚式場探しを効率的にしたい人は、無料で利用できて当日予約もOKのハナユメのオンライン相談がおすすめ。
PCやスマホのビデオチャットを利用して、自宅でプロのアドバイスが受けられます。
3拠点でつなぐこともできるため、二人が同じ場所にいなくても相談できるのもうれしいポイント。
「忙しくてなかなか時間を取れない……」「相談デスクまでの移動時間を省きたい」という人におすすめです。
予約はこちらの相談フォームに必要事項を記入して送信するだけです(当日予約は電話にて受付)。
便利なハナユメの無料オンライン相談をぜひご利用くださいね。
次の章では、仮予約のキャンセルについて解説していきます。
キャンセル率は48.1%! 仮予約をキャンセルする方法と手順
ハナユメの調査では、仮予約をしたカップルのうち48.1%がキャンセルをしています。また、キャンセルの連絡方法は、62.7%が電話で連絡をしたという結果がでています。
この章では、仮予約をキャンセルする場合の方法と手順について解説しましょう。
仮予約のキャンセルは電話やメールでOKの場合が多い
仮予約は、電話やメールなどで連絡するだけでキャンセルすることができることがほとんどです。
多くの場合、仮予約をキャンセルする場合は改めて結婚式場に足を運ぶ必要はありません。
キャンセルしたい結婚式場の担当プランナーに電話やメールで連絡をし、キャンセルの旨を伝えましょう。
担当プランナーからキャンセル理由を尋ねられると思います。簡単にでいいので、答えるようにすると親切です。
「せっかく案内してくれたのに申し訳ない」「気まずくて連絡しづらい」などという気持ちからキャンセル連絡が遅れたり、連絡を入れなかったりすることがないよう気をつけましょう。
場合によっては新郎新婦両方の確認が必要な場合もある
仮予約の場合は、連絡を受けた時点でキャンセルの手続きをしてくれることがほとんどです。
しかし、電話やメールなど、カップルのうちどちらか一方からのキャンセル連絡の場合は、念のためもう一方に連絡をして、ふたりのキャンセル意思を確認する結婚式場もあります。
少し手間に思うかもしれませんが、しっかり対応するようにしてください。
それでは最後に、仮予約ができない式場で、その場で結論を決められなかった場合についてお話ししておきましょう。
どうしよう?仮予約ができない式場で返事を保留してもらう方法
仮予約ができるかできないかにかかわらず、結婚式場見学の際に必ずしも答えを出す必要はありません。
少し考えたいという場合は、その旨を担当プランナーに伝えましょう。
他のカップルが希望したら日にちが埋まってしまうこと、当日特典などがなくなってしまうことなどを了承すれば、その場で結論を出さずに保留することができます。
結婚式場のプランナーは、自社だけでなく周辺の結婚式場にも詳しい人が多いもの。迷いを解消するためのヒントをくれたり、理想通りの結婚式ができる式場を教えてくれたりなど、親身に相談に乗ってくれるプランナーもいるでしょう。
しかし、客観的な第三者の意見が欲しいという場合は、やはり相談カウンターの利用をおすすめします。
まとめ
いかがでしたか。今回は結婚式場の仮予約についてご紹介しました。
要点をまとめると・・・
・仮予約とは1週間~10日など期間限定で式場を抑えられるシステム
・基本無料だが場合によってはキャンセル料が発生する場合がある
・仮予約できない式場も多い
この記事を参考に、気になる結婚式場を見比べて、2人にとってベストな結婚式場を選べると良いでしょう。