後悔しない!地味婚の意味やゲストに満足してもらう3つのポイント
近年、結婚式にあまり費用をかけたくない、派手にはしたくないというカップルが増加しており「地味婚」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
1980年代に、「派手婚」と呼ばれる、費用が1000万を超えるような結婚式が流行した時代もあったようですが、時代の変化や結婚式の多様化により、現在ではそのような結婚式を希望するカップルは減少しています。
このような背景もあり「地味婚」が増加していく中、実際に「地味婚」を行なった人の意見を聞くと後悔した・・・という声も少なくありません。
そこで今回は、地味婚のそもそもの意味や種類、後悔しないためのポイントを紹介します。
この記事を読めば、後悔せずに自分たちもゲストも満足できる結婚式を行なう事ができるでしょう。
- この記事の内容をざっくり言うと・・・
- ・結婚式の演出の流れを省いたり簡略化したものを「地味婚」と呼ぶ
- ・「地味婚」を希望する人が全体の38.7%にもなり近年増加している
- ・地味婚でもゲストへのもてなしの気持ちを忘れないことが重要
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「地味婚」とは?明確な決まりはなくシンプルな結婚式のこと
そもそも「地味婚」とは、どんな結婚式のことを指すのでしょうか?結論から言うと、明確な決まりはありませんが、シンプルな結婚式です。
この記事では大きく3つのパターンに分けて、地味婚とはどんなものなのか詳しく紹介します。
結婚式にはお金をかけず、ひっそりと挙げたいと考えるカップルは「地味婚」を選ぶことがあります。さまざまな理由があって派手な結婚式を避けたいというカップルの希望を、地味婚が叶えてくれるのです。
主役は花嫁と言われる結婚式ですが、実は女性が地味婚を望んでいるケースが増えており、ニーズが高いことで注目を集めています。
では、地味婚とはどういった結婚式いったいどのようなものなのか、ご紹介します。
地味婚とは演出などを簡略化させたシンプルな結婚式のこと
地味婚とは「地味」という名前から想像できるように、費用をかけなかったり、招待客は少なかったりと非常にこじんまりとした結婚式のことです。
地味婚は「少人数婚」、「会費制の結婚式」、「コン」などスタイルがさまざまあります。
盛大な結婚式とは異なり、こじんまりとしたささやかな結婚式のことを地味婚と捉えるとイメージしやすいでしょう。
果たして、どういった結婚式が地味婚にあたるのかを詳しく解説していきます。
地味婚の定義って何?
費用がいくらだから、人数が〇〇人以下だから地味婚になる、というような明確な決まりはありません。
「地味」と感じる基準は人それぞれ異なります。つまり、結婚式が地味婚かそうでないか、人によって受け止め方が変わります。
しかし、多くの地味婚に共通している特徴があります。地味婚に見られる3つの特徴について、詳しく解説します。
1.派手な余興や演出を取り入れない
結婚式に多数のゲストを招いても、余興やサプライズなどといった演出がないことも地味婚の特徴としてあげられます。
余興などを取り入れない理由は次のとおりです。
- ・盛大なもの、派手なものは避けたい
- ・演出の準備にかける時間がない
- ・親族のみの結婚式なので必要性を感じない
スピーチや友人の催し物などがまったくなく、挙式の後は食事のみという流れです。ゲストの皆さんと一緒に食事と会話を楽しむ結婚式といえるでしょう。
2.招待するゲストの人数が少ない
招待客が少ないことで盛大な結婚式のイメージから外れて、地味婚と呼ばれることもあります。招待客の人数や誰を招くかは、次に挙げられる新郎新婦の事情から考えられます。
- ・費用を抑えたい
- ・親族のみで執り行いたい
- ・再婚なので、知人を再度招待するのに気がひける
- ・授かり婚のため、花嫁の妊娠を知っている人のみ招待したい
招待客が少ない地味婚では、親族や気心知れた友人が集まることが多いので、ホームパーティーのように距離感の近い結婚式になる傾向があります。
3.結婚式の費用抑える
結婚式にかける費用が少ない場合、地味婚と呼ばれることが多いです。
金銭的事情で派手な結婚式は挙げられない、または、結婚式にお金をかけず、新婚旅行や新生活にお金を回したいという考えから結婚式の費用を抑えることがあります。
結婚式の費用を抑えることで、規模が小さくなり、内容も限られていくので、必然的に地味婚になっていきます。
全体の38.7%の女性が希望!なぜ近年増加傾向にあるの?
意外なことに、地味婚を希望する女性は増加傾向にあります。
1000人の女性にアンケート調査をしたところ、38.7%の女性が小規模な結婚式、つまり地味婚を希望している結果が出ました。
このほかにも、結婚式自体しなくていいという女性も21.0%いました。結婚式は費用を抑え、ささやかでよいという考えの女性が増えてきているといえます。
地味婚を希望するもっとも多い理由は、結婚式にかかるコストを新生活に回したいというものでした。そのほかにも次のような理由があげられました。
- ・賑やかなイベントが苦手
- ・準備に手間と時間がかかりそう
- ・親しい友人とだけで行いたい
- ・招待できる人が少ない
金銭的事情のみだけでなく、個人のこだわりや好みから地味婚を希望している女性が多いということがわかりました。
数字の引用元:メディケア生命
地味婚と派手婚の違い
地味婚に対して「派手婚」という言葉がありますが、昔の結婚式は派手婚にあたるものが一般的でした。
1970年代の高度成長期における結婚式では、新郎新婦の席(高砂:たかさご)には光り輝く金屏風(きんびょうぶ)が置かれていました。
ケーキ入刀に使用されたケーキは、天井まで届きそうなほど高く派手なもので、ケーキ入刀のためだけに作られたイミテーションのケーキでした。
しかし、景気が低迷していき、結婚式にあてられる費用に限界を感じるカップルが増えてきました。
1990年代からアットホームなささやかな結婚式が増え始め、地味婚につながる結婚式のスタイルが現れ始めたのです。
2000年代からは新郎新婦のニーズにあわせ、ブライダル業界がさまざまなスタイルの結婚式を提案するようになり、結婚式の形が多様化されてきました。
地味婚は時代の流れにあった結婚の形として生まれたものであり、現代の結婚スタイルとして受け入れらるものであると言えるでしょう。
地味婚が受け入れられやすい時代にはなりましたが、全ての女性が地味婚に満足しているわけではありません。
次の章では、地味婚をやって後悔したことや失敗したことを紹介します。
先輩花嫁に聞いた!結婚式でやっておけばよかったランキング
地味婚は、思い出になる結婚式です。シンプルな結婚式だけれども、後悔しない結婚式にしたいものです。
ここでは、地味婚に限らず、結婚式を挙げた先輩花嫁が後悔している事をランキングで紹介します。
1位:「花嫁姿」にこだわればよかった
「これでいいかな」と妥協したり、計画性がなかったりして、花嫁姿が残念な結果に……ということがあります。
ムダ毛の処理やドレスからはみ出る贅肉。自分に似合わない髪型やメイクなど、もっとしっかり考えておけばよかった、と満足いかない花嫁姿となってしまった新婦も少なくありません。
確かに、ドレスやブライダルエステなど、花嫁姿はこだわればこだわるほどキリがなく、お金も手間もかかります。
しかし、せっかくの晴れ姿なのですから、悔いを残すことなく、新婦の望みが叶えられた花嫁姿をお披露目できることは大切なことではないでしょうか。
2位:写真やDVDをケチらなければよかった
結婚式の思い出を振り返るための写真や映像DVDを見て、プロに頼めばよかったと後悔する声も非常に多いです。
家族や友人に撮影を頼んだら、撮影のアングルが悪かったり、映像に余計な音が入っていたり……など、自分たちの思い出をキレイに残せなかったというケースがあります。
撮影のプロにお願いして、自分たちの納得のいく写真や映像を残せばよかったと悔やんでしまうのです。
二度とない結婚式をいつでも鮮明に振り返るためには、キレイに残った記録は必要不可欠です。
結婚式をいつまでも色褪せない思い出として残しておきたいと思うなら、撮影にかける費用を抑えすぎないようにすることをおすすめします。
3位:披露宴の演出やプログラムを考えればよかった
費用や自分たちの事情を優先して、招待客へのおもてなしの意識が足りなかったと後悔してしまったカップルは少なくありません。
演出にかけられる予算からどのようなプログラムを考えられるか、プランナーとよく相談して準備し、新郎新婦、招待客すべての人々が満足できる結婚式を挙げられるとよいでしょう。
予算など自分たちの事情を気にしすぎた結果、納得のいく結婚式を挙げられなかったというケースは決して少なくありません。
次章では、地味婚でありながらも、満足できる結婚式を挙げるための3つのポイントを紹介します。
地味婚で後悔しないための3つのポイント
地味婚で後悔しないためのポイントは、決して難しいものではありません。ポイントは地味婚に限らず、どのようなスタイルの結婚式においても共通していると言えます。
特に肝となる3つのポイントを紹介しますので、これからのプランニングの参考にしてみてください。
1.二人だけでなく両親の意見も聞いてしっかりと話し合う
結婚式にかかわる話は、新郎新婦だけでなく、双方の両親の声も聞くようにしましょう。
式について、新郎新婦で話がまとまっていても、両親の意見はまったく違うこともあります。
特に結婚式は盛大に行うべきという意見をもつ両親には、なぜ地味婚にするのか具体的な理由を説明した方がよいでしょう。
新郎新婦の祝福を一番に祝いたいのは、両親のはずです。自分たちの親が納得し、心から祝福できる気持ちになってもらうことも、後悔が残らない結婚式として大事なことです。
2.お金を掛ける部分と、節約してもよい部分を把握しておく
衣装、演出、食事……結婚式で何を大事にするか、費用を抑えても良いかをよく把握しておきましょう。
「これだけは譲れない」というものには妥協せず、費用をあてるようにすれば納得いくものとなるはずです。
しかし、逆にどこを節約すればいいのかわからないこともあるでしょう。
以下に、節約しやすいポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 結婚式の節約ポイント
- ・結婚式の開催日を割引がきく日にする
- ・リングピローやブーケなどを手作りにする
- ・衣装やヘアメイクなどを持ち込みにする
- ・カメラマンを自分で依頼する
3.ゲストにも満足して貰えるよう、おもてなしの気持ちを忘れずに
結婚式の費用を抑えることばかり考えてしまうと、招待客へのおもてなしや配慮の気持ちを忘れがちになります。
自分たちが満足する結婚式だからといって、必ずしもゲストに喜ばれるとは限りません。ぜひ、ゲスト側の立場にもなって、結婚式をプランニングしましょう。
挙式後は食事だけでなく、ゲストも参加できるようなイベントなどを式のプログラムとして盛り込んでみることをおすすめします。
ゲストへのおもてなしの重要性について紹介しましたが、実際に地味婚に出席したゲストはどのような感想をもっているか気になる人もいるはずです。
次の章では、地味婚に出席したゲストの生の声を紹介します。
地味婚に出席したゲストの本音
地味婚の良いところ、悪いところは新郎新婦だけでなく、ゲストも感じます。こじんまりとした結婚式ゆえに感じるものは、ゲストによってさまざまと言えるでしょう。
地味婚でも満足した結婚式を迎えるためには、ゲストが満足できるかどうかも重要になります。
地味婚に参列したことがあるゲストの本音を紹介します。
シンプルだけど新郎新婦とゆっくり話す時間があって良かった!
少人数で演出もなく、こじんまりとしていたことで新郎新婦とゲストの距離が近く感じたようです。
盛大な結婚式になると、人数も多く、催し物が続いていくため、新郎新婦に直接お祝いの言葉をかけるのが難しくなってしまいます。
ホームパーティーのような結婚式は、新郎新婦だけでなくゲスト同士の親睦も深まりやすくなります。
親しい友人のみを集めた式であるのなら、形式張ったものにならなくても楽しめるものになることでしょう。
料理が豪華で美味しかった
招待客も少なく、派手な演出もないので、招待客へのおもてなしにお金をかける新郎新婦もいます。おもてなしにお金をかけることで、料理のクオリティが高くなり、ゲストが食事に満足しやすくなります。
美味しい料理は和やかな雰囲気を作る要素として、結婚式を盛り上げるのにとても重要な役割をもっています。
結婚式に参加した記憶に、料理の美味しさも残りやすいです。
おもてなしにこだわるなら、ぜひ料理のグレードを上げたり、ゲストが感動するような料理を用意したりしましょう。
シンプルすぎてお祝いムードがあまりなかった・・・
こだわりのない地味婚だと、結婚式独特の雰囲気が感じられず、お祝いムードにならないケースもあります。
演出やプログラムがないと、ただ親戚や友人が集まった食事会みたいだったとゲストに思われてしまいます。
ゲストの結婚式への期待が強ければ強いほど、演出のない地味婚に残念な感想を抱きやすくなるでしょう。
決して派手なものでなくて構いません。新郎新婦が新たな門出を迎えることを感じられる演出で、ゲストを喜ばせようとする心配りもぜひ忘れずにしましょう。
結婚式は自分たちだけでなく、ゲストも満足できるものであることが望ましいです。しかし、理想的な結婚式を自分たちで考えるのは難しいと悩んでしまうカップルも多いのではないでしょうか。
自分たちだけでプランニングできないという悩みを解決する方法を、次章で紹介します。
楽にコスパの良い結婚式をするならプロに相談がおすすめ
地味婚にしたいけど、自分たちもゲストも満足できるものにしたいと思うなら、専門家に頼ることも念頭に置いてみてはどうでしょう。
これまでに数々の結婚式をサポートしてきたプロは、情報量や知識が豊富なので的確なアドバイスを受けられる可能性が十分にあります。
プロに頼む方法をおすすめします。
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ハナユメ相談サポートなら、新郎新婦の希望をプロがヒアリングし、ぴったりの結婚式場を見つけるサポートをしてもらえます。デスクだけでなく、オンライン・LINE・電話での相談も可能です。
結婚式の準備には、予算や招待客の人数、演出の有無や料理など、考えることが非常に多く、何が一番いいのか迷ってしまうことがあります。
結婚式のプロに相談すれば、具体的な希望を叶えられる会場やプランの提案を受けることができます。逆に、アイデアがまとまっていなくても、相談しながらイメージをまとめていくことが可能です。
自分たちで情報収集する必要は一切ないので、忙しいカップルにも非常におすすめです。
まとめ
いかがでしたか。今回は地味婚について紹介しました。
要点をまとめると・・・
・結婚式の演出の流れを省いたり簡略化したものを「地味婚」と呼ぶ
・「地味婚」を希望する人が全体の38.7%にもなり近年増加している
・地味婚でもゲストへのもてなしの気持ちを忘れないことが重要
この記事を参考に、後悔しない結婚式をあげられると良いでしょう。
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