誠実さが大切!授かり婚の挨拶で注意すべきポイント4選&挨拶例
突然妊娠が発覚し両親へ結婚挨拶を控えているあなた、どのように挨拶をするべきか悩んでいませんか?
いずれ結婚しようと思っていた場合には、赤ちゃんも授かり嬉しい出来事ですが、両親への挨拶は「結婚を反対されたらどうしよう…」など緊張と不安でドキドキしている人も多いでしょう。
そこで今回は、授かり婚(おめでた婚)における挨拶の注意点や、状況別の挨拶例について紹介します。
この記事を読めば、突然のことでも少しは安心して結婚挨拶に臨むことができるでしょう。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・授かり婚の挨拶に行く前に、必ず事前に妊娠の報告をしておく
- ・今後の計画をある程度二人で決め、両親が安心できる状況を作っておく
- ・挨拶を済ませたら、新居・産院・新婚旅行など早めに準備を進める
※この記事では、生理日管理アプリ『ラルーン』で取得したアンケート結果の数値を引用しています。
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突然の授かり婚(おめでた婚)でも慌てない!親への挨拶までに準備すべき4つの事
妊娠がわかり、授かり婚を決意した後に待っているのが親への挨拶です。
しかし、反対されるかもしれないといった思いもあり、報告するのも相当な覚悟が必要になります。
「結婚を許してもらえるか」「どのような流れで挨拶すればいいのか」など、悩みは尽きません。
そこで、この章では親への挨拶までに準備しておきたい事を紹介します。
1.両親への妊娠・結婚報告の一般的な流れ
授かり婚(おめでた婚)の場合、自分の親へ結婚の報告をする時に妊娠の報告をするべきか悩みますが、必ず自分の口から妊娠・結婚の報告を親へしっかりと行うべきでしょう。
2人で親に挨拶する時にサプライズで妊娠の報告をすればいいと考えるカップルもいると思いますが、親からしたら我が子からしっかりと報告もなく、突然
妊娠の事実を言われたら、親からすると順番が違うのではないかと疑問に思う方もいます。
また、市販の妊娠検査薬で、妊娠したことを確認する人が多いと思いますが100%正しいとは言えません。きちんと産婦人科へ行き妊娠を確認してから、両親の挨拶へ行きましょう。
順序としては、
①産婦人科へ行く
二人で産婦人科へ行き医師に妊娠しているかみてもらう。
②自分の親へ結婚と妊娠の報告
自分の口からしっかりと親へ妊娠と結婚が決まった事の報告をする。
③彼女の親に挨拶
まず先に、彼女の親へ挨拶に行くことをおすすめします。決まりはありませんが、一般的に「女性の親」に了承を得てから「男性の親」に報告をすることが多いです。
女性の体に負担がかかっていることもあり、先に彼女の親に挨拶することによって彼女も安心できるでしょう。
④彼の親に挨拶
彼女の親へ挨拶が済んだら、早めに行くと良いでしょう。
彼の親にも事前に彼女が妊娠していること、結婚したいと思っていることを伝えておきましょう。
2.挨拶の場所の確認
通常であれば、結婚の挨拶は二人そろって新婦の実家まで出向いて挨拶を行います。
しかし、新婦の実家が遠方の場合、妊娠している新婦の体を気遣って新婦の親が二人が住む近くの場所まで来てくれることもあります。
その際には、しっかりと準備をしておもてなしをすべきでしょう。
事前に、個室があるレストランや料亭などを手配しておくとスムーズだといえます。
3.挨拶当日の服装
挨拶当日の服装は男性はスーツ、女性はワンピースなどの正装で臨むとよいでしょう。
正式な結婚の挨拶の場になるため、身なりは清潔感のある格好が基本になります。
ただし、女性の服装を選ぶ際には注意しておかなければいけない点があります。それは、お腹周りがきつい服を避けることです。
妊娠初期の女性は、体調の変化が激しいものです。ただでさえ妊娠していて体調面も安定していないため、お腹周りを締め付けるような服装は避けるべきでしょう。
服装ももちろん気にしますが、まずは体調に細心の注意を払いましょう。
また、ヒールが高い靴も避けた方が良いでしょう。外出する際には、ヒールが低いものかヒールがない靴がオススメです。
4.手土産の準備
挨拶に行くときに絶対に忘れてはならないのが、手土産です。
もし相手の親の気遣いで手土産はいらないと断られたとしても正式に挨拶する場なので、必ず準備しておきましょう。まして、結婚と同時に親になるのですから大人としての最低限のマナーは忘れないようにしなければいけません。
また、手土産の相場としては2,000円~5,000円程度が相場となっています。
ちなみに結婚挨拶を行なった先輩カップルに行なったアンケート結果によると以下のような結果が出ています。1番多かった金額は2000円~3000円となっています。
2000円~3000円 | 31.3% |
3000円~4000円 | 20.3% |
2000円~1000円 | 14.4% |
4000円~5000円 | 11.3% |
5000円~10000円 | 5.5% |
また、選ぶ手土産はできることなら前もって好きな食べ物などを確認し、両親の好みに合わせて考えるようにしましょう。
持っていく手土産は時計や置物のように残る物ではなく、食べてなくなる物がいいとされています。
上記と同様のアンケート結果によると、以下のような結果がでています。
1位 | 洋菓子・和菓子 | 65.4% |
2位 | それ以外の食品 | 6.0% |
3位 | お酒 | 2.5% |
洋菓子・和菓子が圧倒的に多い結果となっています。両親がお酒を飲まれる場合には、美しいお酒も喜ばれるでしょう。
その他の意見としては、「旅行のお土産」や「手作りケーキ」といった意見も少数派としてみられました。
また、手土産を買うときに悩むことが、「熨斗(のし)」をつけるかどうかですが結論から言ってしまえば、結婚の挨拶時に持っていく手土産に熨斗は必要ありません。
つける場合は、紅白の結び切りの熨斗を「外熨斗」で包装してもらい、その下に自分の姓を書いてください。
ここまで授かり婚の場合に結婚の挨拶をする前に準備しておくべきことを紹介しました。
続いては、授かり婚の際の挨拶例を紹介します。
状況別!授かり婚の挨拶例
結婚の挨拶とはいえ、妊娠しましたといった一言だけで済まされるわけでもなく相手の親へ決意を伝えなくてはいけません。
そこで簡単に挨拶の流れをみていきましょう。
1、もともと結婚の意思があった旨を伝える
2、そのなかで、妊娠が判明した
3、結婚と妊娠の順序が逆になってしまったことへの謝罪を伝える
4、ふたりの今後の決意と結婚の承諾のお願い
このような順序で挨拶を進めていくと、ふたりの誠意も伝わりスムーズな流れと言えるでしょう。
では、実際に授かり婚の挨拶例を状況別でご紹介していきます。
初めて相手の親に会う場合の挨拶例
相手の親への面識がなく初めて会うのが結婚・妊娠の報告となるとまずは、何よりも先に自分の名前・職業など自己紹介はしっかりしておくとよいでしょう。
相手の親からすると、自分の娘の相手がどんな相手なのかは1番気になることと言えます。
親への不安を与えないよう簡単な自己紹介は必須です。
それから先ほどの挨拶の流れを踏まえると、挨拶例は以下のようなものになります。
- 「初めまして。本日は貴重な時間をいただき、ありがとうございます。現在○○(彼女の名前)さんとお付き合いをさせていただいている○○(自分の名前)です。○○(彼女の名前)さんとは〇年お付き合いをさせていただいております。
- 今回は、このように順序の後先が逆になってしまい申し訳ありませんでした。
- しかし、私と○○さん(彼女の名前)は今回のことが発覚する前から互いに真剣に交際してきました。そして、今では二人が授かった命を共に大切に育てていこうと約束しています。
- まだまだ未熟な点はありますが、○○さん(彼女の名前)と産まれてくる子どもをしっかりと守っていきますので、結婚を許していただけませんでしょうか」
このような形で、挨拶の流れを踏まえて簡潔にまとめるようにしましょう。
相手の親と面識があった場合の挨拶例
引き続き、相手の親と面識があった場合の挨拶例を見てみましょう。
この時に、注意しなければいけないのがいくら面識があるといっても、普段と同じような挨拶にしないという点です。
- 「正式な挨拶がこのような形になってしまい、申し訳ありませんでした。今まで、○○さん(彼女の名前)とは将来を見据えて真剣にお付き合いをさせていただいてきました。結婚の時期をうかがっていたところ、このような形で順序の後先が逆になってしまい、申し訳ありませんでした。
- しかし、二人で話し合ってこれから産まれてくる子どもを共に育てていきたいと思っています。まだまだ未熟な点はありますが、誠心誠意を持って○○さん(彼女の名前)と産まれてくる子どもを守っていきたいと思っていますので、結婚を許していただけませんでしょうか」
子どもの親になるのですから、面識がありどれだけ仲が良かったとしてもしっかりと挨拶をするようにしましょう。
顔見知りなのであればなおさら、いつもと違う一面を見ることが出来て相手の両親も安心できるはずです。
結婚の挨拶をした時に親に反対されてしまった時
なかには結婚に反対されるケースもあります。
ですがそのような時には、焦って取り乱してしまうのではなく、冷静に受け止めるべきでしょう。
両親にとっても、急な出来事でどう判断していいのか分からなくなっている状況も考えられます。
無理に食い下がろうとせずに、何を言われても誠実な態度で伝えるべきことをしっかりと伝えるようにしましょう。
またその時に、結婚に反対する理由を伝えられるかもしれません。その場合には、反対の理由を受け止めて今後の対応を考えるようにしましょう。
もし、反対されてしまったのであれば、伝えることを伝えて一旦その場は帰るようにしましょう。
帰る時にはどのような気持ちであっても「本日は貴重な時間をいただきまして、ありがとうございました。本日はこれで失礼します。改めてお時間をいただければ幸いです」と伝えることが大切です。
この章では、授かり婚の結婚挨拶例を紹介しました。
次章では、挨拶に行く前に二人で決めておくことについて紹介します。
授かり婚の挨拶へ行く前に二人で決めておく事3選
ここでは、挨拶に行く前に話し合って決めておきたい項目をお伝えしていきます。
この章を踏まえて挨拶をすれば、きっと両親も将来のことが考えられていて計画性があると安心してくれることでしょう。
結婚式を挙げるか考えよう
まずは、結婚式を挙げるのか挙げないのかを決めなければいけません。
妊娠している場合、結婚式を挙げるとすれば安定期にはいる5ヶ月~7ヶ月がベストだと言えます。
8ヶ月以上となると動くことすら難しく体力面でも限界があるため、結婚式を挙げるとすれば安定期中にと準備期間は限られてしまいます。
そのため、今から結婚式の準備をしても間に合うのか、挙げるとすれば家族のみでアットホームに行うのか、通常の結婚式のようにゲストを招いて行うのかまで具体的に意見をまとめておくことをオススメします。
産前に結婚式を挙げるとなると限られた時間の中で準備をしていくので、結婚の挨拶の段階でふたりの意志を伝えられるようにしましょう。
新居の事を考えよう
もし別々に暮らしいているのであれば、ふたりで住む新居についてもイメージしておくことをオススメします。
新居を決める際には、どこに住むのか、家賃はいくらで考えているのかなど具体的に話し合いを進めておきましょう。
相手の両親の意見として、できるだけ近くに住んで欲しいなどの要望があるかもしれません。
聞かれて困らないためにも、二人で話し合っておきましょう。
今後の仕事の事を考えよう
女性の場合は特に、結婚後に仕事を続けるかどうかも決めなければいけません。
両親に報告した時に心配するのが、二人の今後についてです。
仕事を辞めるのであれば、「どのようにして生活を成り立たせていくのか」といったことも説明できるようにしておきましょう。
また、産休制度や育児休暇を利用して働き続ける意思がある場合もしっかり報告できるようにしておきましょう。
参考:今後の仕事を考えるなら、フリーター・既卒・第二新卒の就職や転職をプロが無料個別サポートしているハタラクティブがおすすめ。仕事探しのお役立ちメディア「ハタラクティブ プラス」も参考にしてみてください。
この章では、挨拶に行く前に二人で決めておくべきことについて紹介しました。
二人で話し合って、将来のことを考えているのが分かると、両親も安心できるはずです。
挨拶に行ったときに、これからのことを聞かれて困らないようにするためにも、事前に決めておくようにしましょう。
最後に、挨拶が終わってから必要になる準備について紹介します。
決める事はたくさんある!親への挨拶が終わったら準備するべき事
挨拶が終わったらホッと一息つきたくなりますが、まだ決めなければいけないことがあります。では、どのようなことを決めていく必要があるのでしょうか。順番に見ていきましょう。
両家顔合わせの日程の相談・場所の確保
両家の親への挨拶が終わったら、次は両家の顔合わせです。
両家の両親とも緊張しているでしょうから、落ち着いた雰囲気の場所がいいでしょう。お互いの両親の好みなどを考慮しながら場所と日程を決めていきましょう。
個室のあるレストラン・料亭などが顔合わせにはオススメです。
また、お店選びの際に注意しておきたいのが、食べられないものがないかということです。
食物アレルギーがある場合も考えられるので、両家両親に確認を忘れずおこなうとよいでしょう。
もっと詳しく両家顔合わせについて知りたい人はこちらをご覧ください。
結婚式場の見学・相談
前章でもお伝えしたように、出産前に結婚式を挙げるのであれば安定期がベストです。
その為早めに、結婚式場探しをしなければなりません。
しかし妊娠して体調も不安定の中、イチから自分で情報を集めて式場を選ぶのは妊婦にとっては負担が大きいです。
そこでオススメなのが結婚式のプロに直接相談できる「相談カウンター」になります。
相談カウンターに行くとお気に入りの式場見学を手配してくれる!
ハナユメでは、全国に相談デスクを設けていることももちろんですが、イメージ検索などで式場を検索することができ、妊娠されている方には嬉しいマタニティウエディング特集のページもあります。
あらかじめマタニティ専用のプランを設けていたり、マタニティの方にオススメする式場が集まっているためスムーズに式場探しをすることができるでしょう。
また、ハナユメ相談サポートを利用すれば、結婚式のプロである専任スタッフがふたりにピッタリな結婚式場を提案してくれます。
煩わしい見学の予約を代わりにしてくれたり、分からないことがあればすぐに相談に乗ってくれるのでもし式場選びに悩んでいるのであれば一度相談してみてはいかがでしょうか。
考えもしなかった理想の式場に巡り合えるかもしれません。
式場探しは結婚式のプロに無料相談予約
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関東エリアのウエディングデスク
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JR「新宿駅」南口より徒歩3分
住所:東京都新宿区西新宿1-17-1 日本生命新宿西口ビル11階
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「横浜駅」きた東口Aから徒歩5分
住所:神奈川県横浜市神奈川区金港町3-1 コンカード横浜1F
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新居の下見・契約
新居の下見もできる限り早めに行うとよいでしょう。引っ越しの準備は想像以上に大変で体力も必要になります。
新居に引っ越してから荷物を整理整頓していくには、妊婦でお腹が大きくなってからでは更に負担も大きくなるといえます。ほどくのも同じぐらい大変な作業になります。
そのため、新居の目安が決まれば下見・契約まで早めに終えておく必要があるのです。
引っ越しの日程を決めよう
新居の契約を終えると、次に決めなければいけないのが、引っ越しの日程です。
引っ越しの日程としておすすめなのは、連休最初の日です。初日に引っ越しを終え、残りの休日を使って片付けができるからです。
連休を使って、一気に終わらせるぐらいの気持ちで臨んでください。
新婚旅行の相談
続いては、新婚旅行についてです。
旅行は、移動が多かったり、長時間乗り物に乗っている為、体に負担がかかってしまいます。
さらに飛行機に乗れるのも安定期と呼ばれる5~7ヶ月の時期でなければ、難しくなってきます。体調面も踏まえて、行ける時期と場所についてもふたりで相談し、決めておくとよいでしょう。
新婚旅行に行く際は主治医への相談はもちろん、旅先で万が一のことが起こった際に受け入れ可能な病院があるかどうかも調べておくと良いでしょう。
妊娠中の旅行は可能?先生に相談してから決めよう
妊娠中の旅行は、基本的には問題ありません。ただし、時期は考えておく必要がありますし、旅行先でも体調の変化には敏感である必要がでてきます。
そして、旅行へ行く前に確認をしておきたいのが担当してくれている先生への相談です。
まずは旅行にいつまでなら行っていいのか相談して、どのような時期に行くべきなのかを決めるようにしましょう。また、その際には気を付けるべきことを、しっかりと聞いておくようにしましょう。
【動画】プレ花嫁必見♡プロが教える式場探しの極意!
最後に、式場を探している人に向けて、式場探しに役立つおすすめ動画をご紹介します!
こちらの動画では、結婚式のプロであるハナユメアドバイザーが「式場探しの極意」を徹底解説しています。
式場を決めた後に「え!こんな式場あったの?」と後悔したくない、調べても情報が多くて決められない…という人は、ぜひこの動画を参考に式場探しをしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか。今回は授かり婚の挨拶についてご紹介しました。
要点をまとめると・・・
・授かり婚の挨拶に行く前には、必ず事前に妊娠の報告をしておく
・今後の計画をある程度二人で決め、両親が安心できる状況を作っておく
・挨拶を済ませたら、新居・産院・新婚旅行など早めに準備を進めよう
この記事を参考に、素晴らしい授かり婚の挨拶ができると良いでしょう。
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