相手家族に嫌われない!婚約後の食事会・顔合わせ段取りマニュアル
婚約が決まり、両家で食事会を開くことになったものの、何から決めればいいのか悩む人は少なくありません。
ハナユメの調査では、顔合わせのみを行ったカップルが69.5%でした。結納をするかどうかで迷っている段階なら、食事会だけを開く形が現在の主流です。
顔合わせ食事会で決めることは、日程・会場・料理・予算の4つと、当日までに両家ですり合わせておく5つのことに整理できます。まずは、顔合わせ食事会がどういう場で、守るべき決まりごとがあるのかどうかから確認していきましょう。
- この記事の内容をざっくりいうと…
- ・食事会の会場を決める前にお互いの親と話し合っておく
- ・当日は両家でそろえておきたいことがあるので事前に話し合う
- ・印象のいい最低限の食事マナーを身につけておく
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顔合わせ食事会とは|両家の親が初めて会う場

顔合わせ食事会と聞くと、決まった進行や作法があるように感じて身構えてしまう人がいます。実際には、顔合わせ食事会に「こうしなければならない」という決まりはありません。
顔合わせ食事会は、初めてお互いの両親を引き合わせ、ふたりの婚約の意思を確認する、結婚準備の第一歩です。両家の家族が正式に顔を合わせ、食事を共にしながら親睦を深める場になります。
ただしスタイルには幅があります。結納と顔合わせ食事会を一緒に行う形、記念品の取り交わしをしてから食事会に移る形、プログラムを設けずに食事だけを共にする形まで分かれます。
どの形にするかは、まずふたりで話し合いましょう。両家の親に希望を聞いておくと、結納を望む声があとから出てくることも防げます。形が決まれば、次に考えるのは日程と会場です。
顔合わせ食事会までの段取り|日程・会場・料理・予算を決める

決まりごとがないぶん、何をいつ決めるのかは自分たちで組み立てることになります。両家顔合わせは、お互いの両親をよく知ってもらう最初の機会です。ここがうまくいけば、以降の結婚準備も相談しやすくなります。
決める順番は、日程、場所、料理、予算の順に進めると迷いにくくなるでしょう。
両家の都合のいい日程を何日か聞いておく
両家で都合が合わないと開催できないため、全員の予定が合う日を何日か聞いておきましょう。
顔合わせ食事会は、結婚式当日の3~6ヶ月前に行うのが一般的です。会場を確実に押さえるため、予約は希望日の3~6週間前までに済ませておきたいところです。
ここから逆算して、お日柄のいい日(大安、友引、午前であれば先勝、午後であれば先負など)を決めます。親世代はお日柄を気にする場合もあるので、候補日を出す段階で希望を聞いておくと、二度手間にならずに済みます。
両家の実家が遠方の場合はどこで行うか話し合う
実家どうしが離れていると、どちらが移動するのかでお互いに気を遣い合い、話が進まなくなることがあります。
お互いの地元が離れている場合には、男性側が女性側に出向くのが一般的です。それぞれの負担を平等にするために、両家の中間地点に会場を設ける方法もあります。
どちらにするかは両家の希望を確認してから決めると、移動の負担が一方に偏りません。
料理の好みを聞き、和食・洋食・中華のジャンルを決める

苦手な食べ物がある親を前にして、当日になってから気づくのは避けたいところです。両家に料理の好みを聞き、両親の希望も反映させたうえでジャンルを決めましょう。
選ぶときのポイントは、個別に取り分けられたコース料理にすることです。鍋物のあるコースや大皿で出る中華料理は取り分ける作業が発生し、初対面ではお互いに気を遣う場面が生まれます。
出席者の苦手な食材が分かっているなら、予約の時点で会場に伝えておけば、変更に応じてもらえる場合もあります。時間をかけて味わえるメニューにすると、お互いの話をする間も自然に生まれます。
顔合わせ食事会の予算を決める
どこまでを食事会の費用に含めるかを決めないまま会場を探すと、見積もりを比べられません。
食事代の相場は1人あたり1~1.5万円です。個室を使うと追加料金がかかる会場もあり、遠方から来る家族には交通費や宿泊費も必要になります。食事代だけで決めず、これらを含めた総額で予算を組みましょう。
先輩カップルの食事会の平均費用は6.4万円
ハナユメ調べによると、先輩カップルに「食事を含めた両家の顔合わせの費用」を尋ねたところ、「5万円未満」が49.4%で最も多く、「5~10万円未満」が38.2%でした。
平均は6.4万円です。交通費や宿泊費、個室使用料、手土産を除いて考えると、食事代は1人あたり1~1.5万円が相場となります。
※出典:ハナユメWEBアンケート(2018年10月)回答数:110名
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顔合わせ食事会の会場の選び方
会場選びで迷うのは、格式をどこまで求めるかという点です。かしこまりすぎると緊張が解けないまま終わり、くだけすぎるとどちらかの家が物足りなさを感じることもあります。
場所から探すのではなく、どんな雰囲気の食事会にしたいのかを先に決めるほうが絞り込みやすいでしょう。
- 【顔合わせ食事会の会場を選ぶポイント】
- ・先輩カップルが選んでいる会場のタイプを知る
- ・顔合わせや結納プランのある会場を選ぶ
- ・個室のある会場を選ぶ
- ・婚約記念品の取り交わしや結納を行う場合は事前に会場と打ち合わせをする
それでは詳しく見ていきましょう。
先輩カップルの会場は料亭が41.2%

先輩カップルに「両家の顔合わせの実施会場」を尋ねたところ、以下のような結果となりました。
| 顔合わせを行った会場 | |
|---|---|
| 料亭 | 41.2% |
| ホテル内料亭・レストラン | 19.8% |
| レストラン | 18.1% |
| ホテル内宴会場 | 2.8% |
| 専門式場 | 1.1% |
| その他 | 17.0% |
※出典:ハナユメWEBアンケート(2017年8月)回答数:182名
割烹料亭やホテル、レストランの個室など、ある程度フォーマルな場所が選ばれています。
かしこまった席にしたいなら格式のある料亭、両家の親睦を深めるアットホームな会にしたいならレストランの個室が向いています。すでに結婚式場をおおよそ決めているなら、併設の料亭やレストランを使い、下見を兼ねることもできます。
選ぶときは、自分たちの身の丈に合った場所かどうかも見ておきましょう。慣れない格式の店で両親が戸惑ってしまうと、会話が弾まないまま終わる場合もあります。
顔合わせや結納プランのある会場を選ぶ
会場が顔合わせや結納に慣れているかどうかで、当日の進行のしやすさが変わります。会場の雰囲気、料理の味、料理を出すペース、ホスピタリティが食事会の進み方を左右するためです。
会場によっては、料理代と部屋代がセットになり、乾杯用のドリンクが付く顔合わせ用のプランを用意しています。
こうした会場のスタッフは進行に慣れているため、目線を送るだけで新しいお酒を持ってきてくれたり、個室でもちょうどいいタイミングで次の料理を運んでくれたりします。会計を主催者にこっそり伝えてくれる会場もあり、支払いの場面で気まずくなりません。
個室のある会場を選ぶ
落ち着いて話せるかどうかは、個室を取れるかでほぼ決まります。周囲の音や視線を気にせずに話せるため、会話が途切れても気まずくなりません。
予約の際は広さも確認しておきましょう。両家が対面で座れるかどうかを聞いておけば、当日に席が詰まって窮屈になる事態を防げます。
婚約記念品の取り交わしや結納を行う場合は事前に会場と打ち合わせをする
婚約記念品や結納品を飾る場所、食事を始めるタイミングは、当日その場で決めようとすると進行が止まります。事前に打ち合わせができる会場なら、こちらの意向を伝えておくだけでタイミングを合わせてもらえます。
打ち合わせに応じてもらえるかどうかは会場によって差があるため、問い合わせの段階で確認しておきましょう。
会場が決まったら、次は両家のあいだで足並みをそろえていきます。
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顔合わせ当日までに両家で決める5つのこと

食事会そのものに決まりはなくても、準備の段階で両家の認識がずれると当日に響きます。一方の家だけが手土産を用意していた、服装の格が合わなかったという行き違いは、どちらにも悪気がないまま起こります。
ふたりが間に立って、次の5つを事前に決めておきましょう。
- 【顔合わせ当日までに決めておく項目】
- 1.両家で服装をそろえる
- 2.手土産を持参するかを決める
- 3.出席者の確認をする
- 4.婚約記念品の交換をするか決める
- 5.食事代は誰が支払うかを決める
これらを詳しく見ていきます。
1.両家で服装をそろえる
一方の家がフォーマルなのに、もう一方がカジュアルな服装だと、両家のあいだで釣り合いが取れません。会場の雰囲気に合わせながら、両家で服装の格をそろえましょう。
基本は清潔感のある服装で、スーツやワンピース、着物といった正装が選ばれています。堅苦しくしたくないなら、カジュアルなスーツを着るか、シャツの上にジャケットを羽織る程度が目安です。
着物を着たいという意見が出たなら、この機会に着物でそろえると華やかになります。「リラックスできるように普段着で」と事前に両家で認識を合わせておけば、ひとりだけ服装が浮くことはありません。前日に慌てないよう、服装の相談は早めに済ませておきます。
2.手土産を持参するかを決める
手土産は、持って行くかどうかを両家でそろえておきましょう。一方の家が用意しているのに、もう一方は手ぶらという状況は、その場の空気を気まずくします。
用意する場合は金額に差が出ないよう、あらかじめ予算を組み、それぞれの親と相談して何を持参するか決めます。手土産は地元の銘菓やお茶、お酒が選ばれることが多いです。
買うと決めたら、当日にばたつかないよう、食事会の前日までに手元に用意しておきます。
顔合わせの手土産について、詳しくは下記の記事にてご紹介しています。
3.出席者の確認をする
出席者は、両家でバランスを取っておきます。結納は新郎新婦と両親で行うものと決まっていますが、顔合わせ食事会に決まりはなく、親以外の家族が参加しても問題ありません。
新郎新婦に兄弟姉妹がいて都合がつく場合には、ぜひ参加してもらいましょう。近くでふたりの人となりを見てきているので、お互いを紹介するのにも向いています。
また祖父母も招いてもかまいません。祖父母しか知らない、新郎新婦の子どもの頃の懐かしい話題が出てきて場が盛り上がります。ただし健康状態に不安がある場合は無理をせず、顔合わせが終わってから改めて祖父母の家へ挨拶に出向くのもいいでしょう。
両家に縁があり、ふたりの結婚に大きく関わった仲人的な人も招待できます。仲人を招くなら、当日の司会進行をお願いしたり、両親にきちんと紹介する場として使ったりできます。
4.婚約記念品の交換をするか決める

婚約記念品を交換するかどうか、交換するなら食事会の席で行うかどうかを、当日までに決めておきましょう。
金銭面の負担を考えて、婚約指輪や婚約記念品を贈らず、その費用を結婚式や新生活に回す人も多いです。顔合わせ食事会で必ず記念品を交換しなければならない決まりはないため、交換するかどうかは両家が納得するほうを選べば問題ありません。
婚約指輪をすでに贈っているなら、このタイミングで改めて両親にお披露目するのもおすすめです。贈る場合、男性から女性には婚約指輪のほかネックレスなどのアクセサリー類、女性から男性には腕時計やスーツといった長く使えるものが選ばれています。
5.食事代は誰が支払うかを決める
支払いは、当日その場で譲り合いになると落ち着かないため、事前に決めておきましょう。親を招待するという形を取り、ふたりが費用を負担するケースが多いです。
ホテルやレストランで行う際には個室使用料を分担する、遠方から来る両親には交通費や宿泊費以外の負担をかけないなど、どこまでを誰が持つのかも合わせて相談しておきます。
ここまでが当日までの準備です。あとは当日の流れを頭に入れておけば、進行役を任されても戸惑いません。
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顔合わせ食事会当日の流れ|7ステップのスケジュール例
当日は進行役が決まっていないと、最初の挨拶で全員が顔を見合わせることになります。顔合わせ食事会に「こうしなくてはならない」という決まりはないので、両家の雰囲気に合わせてふたりらしいプログラムを組んでかまいません。
それでも、おおまかな流れを共有しておくと、会話が途切れたときに次へ進めやすくなります。
顔合わせ当日の一般的な流れ
当日の一般的な流れは以下のとおりです。
- 【顔合わせ当日の一般的な流れ】
- 1.当日待ち合わせ
- 2.挨拶:新郎または新郎の父親から
- 3.両家族の紹介:新郎新婦からそれぞれを紹介
- 4.婚約記念品の交換(ある場合)
- 5.記念撮影
- 6.乾杯後、会食
- 7.締めの挨拶:新郎新婦から
顔合わせでは主役のふたり、もしくは新郎の父親が進行役を務めることが多いです。当日の流れを事前に打ち合わせ、進行役を決めておきましょう。
1.当日待ち合わせ
予約時間の5分前には会場に着くようにしましょう。第一印象を左右する場なので、遅刻は避けたいところです。
可能であれば、主役のふたりがそれぞれの家族を会場までエスコートします。両親同士が先に会ってしまい、気まずい時間を過ごすことを避けられます。
2.挨拶
代表して新郎から挨拶します。新郎の父親が挨拶をすることも多いです。
「本日はふたりのためにお集まりいただきありがとうございます。このような会を開くことができ、とても嬉しく思っています」
このように、短く伝えれば十分です。
3.両家族の紹介
新郎側、新婦側の順で、主役のふたりがそれぞれの家族を紹介します。
紹介を受けた人が自己紹介を添えると、その場がつながります。初対面で緊張しているときは、ふたりがリードすると雰囲気がほぐれます。共通の趣味や旅行、出身地の話は、両家で広がりやすい話題です。
4.婚約記念品の交換(ある場合)
記念品の交換は、料理が運ばれてくると中断してしまうので、食事が始まる前に済ませましょう。
セレモニー感を出すために、食事会の席で結納金や結納品の交換を取り入れるケースもあります。この場合は白木のお盆にご祝儀袋と記念品を載せ、両脇に長熨斗(ながのし)や末広(すえひろ)などの結納品を添えると格が上がります。
5.記念撮影
記念撮影は、乾杯の前に済ませます。タイミングを逃すとうっかり忘れてしまいますし、お酒が入って顔が赤くなるのを気にする人もいるためです。
お店の人に頼めば、集合写真も撮ってもらえます。ホテルや結婚式場併設のレストランなら写真室を備えている場合もあり、そこで改めて撮影する方法もあります。
6.乾杯後、会食
乾杯の挨拶と音頭は新郎もしくは新郎の父親が行うケースが多いため、事前に決めておきます。食事はコース料理を頼んでおけば、全員が同じペースで進められます。
緊張を紛らわすために親がお酒を飲みすぎ、相手の家族に失礼な言動が出てしまうと、初対面が気まずいまま終わります。酒量が心配な家族がいるなら、同じ家の誰かがやんわり止める役を引き受けておくと安心です。
主役のふたりはアルコールを控え、話題を出す側に回りましょう。幼少時代のアルバムを持参して披露すると、話が広がります。前もって自分の両親へ、相手の両親の趣味や今熱中していることを伝えておけば、ふたりから話をふらなくても会話が続きます。
7.締めの挨拶:新郎新婦から
場が間延びしないよう、頃合いを見てお開きにしましょう。その際、結婚式までの今後の流れを軽く確認しておくと、次の相談につながります。
主役のふたりから、この日親睦が深められたことへのお礼と、両親への感謝、結婚に向けての今の想いを伝えて締めくくります。流れが頭に入っていれば、あとは食事の所作に気を配るだけで済みます。
印象のいい食事マナー|和食と洋食で気をつけること

かしこまった席では、箸や食器の扱いが思いのほか見られています。何気ないマナー違反で相手の気分を害さないよう、以下の最低限のポイントだけ押さえておきましょう。
- 食事は残さない
- 箸を使わないときは箸置きに置くなど、箸は正しく使う
- 物を噛みながら話さない、口を開けない
- おしぼりで手と口以外は拭かない
- 食べるペースを合わせる
- 料理やお店の文句は言わない
これらに気をつけながら、緊張しすぎることなく食事を楽しむことが大切です。和食と洋食それぞれの具体的なマナーも見ていきます。
和食のマナー
畳に座って食事をする機会が減り、座敷と聞くだけで身構えてしまう人もいます。和の会席でまず注意したいのは、敷居や畳の縁を踏まないことです。座布団を踏むのもマナー違反にあたります。
座る位置は、床の間に近い順に上座、出入り口に近いほうが下座になります。
- 【和食のマナー】
- ・箸は割った後は一旦箸置きに戻してから使うこと
- ・食事中箸を使わないときは必ず箸置きに戻すこと
- ・箸で器を引き寄せないこと
- ・手を受け皿のように添えないこと
- ・小鉢やお茶碗など小さい器は手で持ち、平皿や大鉢など大きい器は持たずにいただくこと
- ・器の内側に親指を入れないこと
箸や器の正しい使い方は上記のとおりです。これらの点に気をつけると、所作が落ち着いて見えるでしょう。
洋食のマナー
ナイフとフォークがずらりと並んだテーブルを前にすると、緊張してしまうかもしれません。使う順番さえ分かっていれば、慌てずに済みます。
レストランではレディーファーストが基本なので、女性は男性もしくはお店のスタッフのエスコートに任せるとスマートです。上座は入り口から遠いほう、窓際の場合は窓の見える位置になります。スタッフが椅子を引き、膝の裏に椅子があたったらゆっくりと座りましょう。
洋食の正しい食べ方は、次のとおりです。
- 【洋食のマナー】
- ・ナプキンは食事開始前に折り目を手前で二つ折りにし、膝の上に広げ、口を拭くときはナプキンの内側で拭く
- ・中座するときはナプキンを椅子の上に、帰るときはテーブルの上に軽く畳んで置く
- ・カトラリーは基本的には外側から使う
- ・カトラリーを落としても自分で拾わずにお店のスタッフを呼ぶ
- ・スープは音を立てずに飲む
- ・スープは少なくなったら皿を向こう側に傾けながらスプーンですくって飲む
所作に気を取られて会話が止まってしまっては本末転倒です。分からなくなったらスタッフに聞いてしまうほうが、場も止まらずに済みます。
結納と顔合わせの違い|結納は両家で婚姻関係を結ぶ儀式

親から結納の話が出て、顔合わせ食事会との違いが分からないまま返事を保留している人もいます。結納と顔合わせは異なるものですが、どちらも料亭やレストランで行うため、共に「食事会」と称することもあります。
結納は室町時代から始まったといわれる日本独特の儀式で、男性側の感謝と誠意の気持ちを結び収め、両家で婚姻関係を結ぶものです。
顔合わせのみ行ったカップルは69.5%
ハナユメが結納と両家顔合わせの実施状況について調査したところ、「両家の顔合わせのみ行った」というカップルが69.5%と7割近くを占めました。
| 結納や両家顔合わせを行った割合 | |
|---|---|
| 両家の顔合わせのみ行った | 69.5% |
| 結納のみ行った | 5.2% |
| 結納と両家顔合わせを両方行った | 15.7% |
| 両家の顔合わせも結納も行っていない | 9.7% |
※出典:ハナユメWEBアンケート(2018年1月)回答数:632名
古くからのしきたりを重視する傾向は残っているものの、現在は顔合わせのみを行うカップルが多いことがわかります。結納を行う場合も、結納だけで終えず、顔合わせも合わせて行うケースが大半です。
顔合わせが選ばれているのは、儀式よりカジュアルに行えることと、費用面の負担が軽く済むためです。ただし結納を行うと両親が喜んでくれたり、日本の伝統を改めて感じる機会になったりします。一度は両親に希望を聞いておきましょう。あとから「本当はやりたかった」と言われずに済みます。
略式結納の一般的な流れ
伝統的な正式結納では仲人が両家を往復して結納品を届けていましたが、その負担が大きいため、現在は両家が一堂に会する「略式結納」を行うことがほとんどです。
略式結納の基本は、結納品を床の間やテーブルに飾り、男性側から女性本人へ結納品と家族書を渡し、女性側が目録に目を通して受書を返すという一連のやり取りです。男性側・女性側の双方が結納品を用意するスタイルなら、同じ手順を女性側から男性側へも行います。最後に婚約記念品があればお披露目をし、両家の父親が結びと返礼の口上を述べて締めくくります。
口上には決まった言い回しがありますが、そのとおりに言う必要はなく、メモを見ながらでかまいません。どこまで略すかによって準備も流れも変わるため、迷う場合は会場や結納品を扱う店に相談してみましょう。
まとめ
顔合わせ食事会には決まった形がないぶん、何を決めるのかを先に把握しておくことが準備の近道になります。
日程・会場・料理・予算の4つを先に押さえ、そのうえで服装、手土産、出席者、婚約記念品、食事代の5つを両家ですり合わせます。この順番で進めれば、当日までに決め漏れが起きにくくなります。当日は7つのステップに沿って進行すれば、進行役を任されても迷わずに済むでしょう。
まずは両家の親に、参加できる日程とお日柄の希望を聞くところから動き出しましょう。そこで候補日が出れば、会場の予約まで一気に進みます。




