相手家族に嫌われない!婚約後の食事会・顔合わせ段取りマニュアル

婚約し両家で顔合わせと称した「食事会」を行う事になったけど、実際どのように行えば良いのかと悩んでいませんか?

初めて両家の親が顔を合わせる場となりますので、当日までの段取りを理解する事が大切です。今回は、婚約後に相手家族に嫌われない為の食事会の段取りを紹介します。

この記事を読めば、両家の皆が納得してくれる食事会の進行や会場選びができるようになるでしょう。

この記事の内容をざっくり言うと…
・食事会の会場を決める前にお互いの親と話し合うべき事がある
・当日は両家でそろえておきたい事がいくつかあるので、事前に話し合いをする
・相手家族に嫌われない為に、印象の良い最低限の食事マナーは身につけておく

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失敗談から学ぶ!婚約後の食事会でおきたトラブル

悩む夫婦

まず先輩カップルの体験から、婚約後の食事会で「失敗してしまった!」というトラブルについてあらかじめ把握しておきましょう。

失敗談から学ぶ、気をつけたいポイントや対処法もご紹介します。

お酒を飲みすぎてしまった

顔合わせ食事会では、結婚を迎える2人はもちろん、両親もかなり緊張していることが多いものです。

緊張を紛らわすために両親がお酒を飲み過ぎてしまい、うっかり相手の家族に失礼な言動をしてしまって初対面が気まずいものとなるのは避けたいですよね。

お酒が好きでいつも飲み過ぎてしまったり、酒癖が良くなかったりするのであれば、食事会の席では他の家族が気をつけてやんわり制限をかけましょう。

主役の2人はもちろんお酒を控え、場が和むように話の中心になるのが良いですね。

前もって自分の両親へ、相手の両親の趣味や今はまっていることなどの情報を伝えておくと、2人から話をふらなくても当日の話題が増え、気持ちよく食事会が進むでしょう。

両家で手土産や服装に差が出てしまった

結婚前の顔合わせという場では、すでに交流があったとしても、改めてお互いにご挨拶をするという場になります。

両家で差が出ないように前もって決めておき、認識を共有しておくことが大切です。手土産は用意するのかどうか、何を贈るのか、値段はどれくらいかなど、2人が間に立って意見をまとめておきましょう。

また服装に関しては、基本的には清潔感のある服装が求められますので、スーツやワンピース、着物などの正装がおすすめです。

堅苦しくないものにしたいのであれば、カジュアルスーツを着るか、シャツの上にジャケットを羽織る位を目安にしましょう。

「リラックスできるように普段着で」などと事前に両家で認識を合わせておけば、一人だけ服装が浮くということは起きないでしょう。

お店選びを失敗してしまった

お店の雰囲気や格式を考慮することは、和やかに話を進めるためにとても重要です。そのためには、どのような食事会にしたいのかをきちんと決めておくのが良いでしょう。

和やかな食事会なのか、コース料理が出る老舗の割烹料亭で厳かな雰囲気で行いたいのか、それによって選ぶお店は変わりますし、自分たちの身の丈に合った場所であることも大切です。

また、出席者の好き嫌いを事前に把握しておき、苦手な食べ物は変えてもらえるようにお店に頼んでおく気遣いがあれば完璧です。

全員が気持ちよく過ごせ、楽しんでもらえるような食事会場選びを心がけましょう。

食事会当日の記念撮影を忘れてしまった

せっかくの両家初対面となる記念すべき場なので、思い出として忘れずに撮っておきたいですね。

お酒が入ったらそんなこと忘れてしまう、と不安もあると思いますので、乾杯の前に記念写真を撮っておくと食事会の進行にも支障が出ないのでおすすめです。

このように失礼なことにならず、全員が気持ちよく過ごせる食事会にしたいですよね。

そこで、次の章からは顔合わせ食事会の段取りやマナーについて詳しく紹介します。

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失敗しない!婚約から食事会までの段取り

食事

婚約をしてから顔合わせ食事会までの段取りを詳しくお伝えします。

両家顔合わせは、お互いの両親をよく知ってもらい、仲良くなるための第一歩の機会です。ここがうまくいけば以降の結婚準備もスムーズに進むので、是非とも成功させましょう。

食事会(顔合わせ)は、初めて両家の親が会う場なので事前準備が必要!

食事会(顔合わせ)は、初めてお互いの両親を引き合わせ、2人の婚約の意思を確認する、まさに結婚準備の第一歩です。

両家の家族が正式に顔を合わせて、食事などを共にしながら親睦を深める意味があります。特別にすべきことなど、決まり事はありません。

ただし食事会のスタイルは多様で、結納と顔合わせ食事会を一緒に行うものや、記念品の取り交わしを行った後食事会を行う形式、リラックスムードを重視してプログラムを設けずに食事だけを共にする形式まで様々です。

どのような顔合わせにしたいのかを2人でまずは話し合いましょう。両家の両親へ意見や希望を聞いておくのも良いでしょう。

両家の都合の良い日程を何日か聞いておく

女性 電話

両家で都合が合わないと開催できませんので、皆の予定が合う日を何日か聞いておきましょう。

一般的には、顔合わせの食事会は結婚式当日から3~6ヶ月前に行います。食事会を開く場所を確実に確保するためにも、予約は食事会を希望する当日の3~6週間前を目安に済ませたいものです。

ここから逆算してお日柄の良い日(大安、友引、午前であれば先勝、午後であれば先負など)を決めましょう。

両家の実家が遠方だった場合どこで顔合わせを行うか話し合う

両家の実家が遠方だった場合、どこで顔合わせを行うかは非常に重要です。

お互いの地元が離れている場合には、男性側が女性側に出向くのが一般的です。

最近では、それぞれの負担を平等にするために、お互いの家の中間点に会場を設定するのが増えてきていますので、両家の希望を確認しておきましょう。

料理の好みを聞き、和食・洋食・中華などのジャンルを決める

和食

両家に料理の好みを聞いておき、両親の好みも反映させた上でどのようなジャンルにするかを決めましょう。ポイントは、個別対応のコース料理を選択することです。

鍋物のあるコースや中国料理で大皿があるコースの場合は、取り分ける作業が発生するのはお互いに気を使ってしまうので、初対面では避けた方が無難でしょう。

皆が食べやすい食事内容を選び、お互いの話もできるように時間をかけて味わえるメニューにしましょう。

食事会の予算を決める

食事会の予算をあらかじめ決めておきましょう。相場としては食事代1人あたり1~1.5万円が一般的です。

ただし、個室の場合は追加料金がかかる会場もありますし、遠方から来る場合は交通費や宿泊費が必要となる場合も考えられますので、それも想定に含めて考えましょう。

先輩カップルの食事会の平均費用は6.4万円

ハナユメ調べによると、先輩カップルの「食事を含めた両家の顔合わせの費用」を尋ねたところ、「5万円未満」が49.4%で最も高く、「5~10万円未満」が38.2%という結果でした。

また平均として6.4万円という結果になり、この数字からも交通費や宿泊費、個室使用料、手土産などを抜いて、食事会の料金相場が1人あたり1~1.5万円というのは妥当な数字といえるでしょう。

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当日の会場を決める

待ち合わせ

前述のアンケートで先輩カップルに「両家の顔合わせの実施会場」を尋ねたところ、下記のような結果となりました。

順位 会場 割合
1 料亭 41.2%
2 ホテル 22.5%
3 レストラン 18.1%
4 結婚式場 1.1%
5 その他 17.0%

会場の形式としては割烹料亭やホテル、レストランの個室など、ある程度フォーマルな場所が人気のようです。

ただし、場所を先行するのではなく自分たちの希望する食事会の雰囲気を優先するのが大切です。

かしこまった席にしたいなら格式ある料亭を、両家の親睦を深めるアットホームな会にしたいならレストランの個室などがおすすめです。

またすでに結婚式場をおおよそ決めている場合はその会場に併設している料亭やレストランにして、下見も兼ねて会場の雰囲気を同時に味わうのも良いでしょう。

緊張しすぎて普段の自分が出せなかったり、両親が慣れないお店で戸惑わせてしまったりするのも良くないので、皆がリラックスして気持ちよく過ごせる場所を決めていきましょう。

あとで揉めないために!顔合わせ当日までに両家で決める事5選

話し合い

食事会自体でやるべき決まり事はありませんが、準備において両家で揃えておきたい決まり事があります。

失敗談でも伝えたように、顔合わせ当日までに両家同士で意見の擦り合わせをしておかないと、当日揉めてしまう恐れがあります。

下記の5つがその代表例として考えられます。
1.両家で服装をあわせること
2.手土産を持って行くかを決めること
3.出席者の確認をすること
4.婚約記念品の交換をするか決めること
5.食事代費用は誰が支払うかを決めること

これらを詳しく見ていきましょう。

1.両家で服装をあわせよう

両家で服装の話し合いをすることはとても大切です。

例えば一方の家がフォーマルであるにもかかわらず、もう一方の家がカジュアルな服装では、両家間で釣り合いが取れません。服装は会場の雰囲気に合わせながら、かつ両家で格をそろえましょう。

もし着物を着たいという意見があれば、この機会だからこそ着物に統一するのも華やかさを感じられるのでおすすめです。服装に関しては必ず事前に相談しておき、前日に慌てることのないようにしましょう。

2.手土産を持って行くか両家でそろえよう

手土産を持って行くかどうかを両家でそろえておきましょう。

例えば一方の家が用意しているのに、もう一方の家は用意していなかったということがないようにしたいものです。

用意する場合は金額の差が生じないようにあらかじめ予算を決めておき、それぞれの親と相談して何を持参するか見当をつけておきます。

一般的には地元の銘菓やお茶やコーヒーなどがおすすめです。衣装と共に、新郎新婦当人で話し合いをしておき、手土産を買うのであれば当日バタバタしないように、食事会の前日までには用意しておきましょう。

顔合わせの手土産について、詳しくは下記の記事にて紹介しています。

3.出席者の確認を親にして、両家でそろえよう

出席者の確認を行い、両家でバランスをとりましょう。

結納の場合は新郎新婦と両親、と参加する人が決まっていますが、顔合わせ食事会の場合は特に決まりはないので親以外の家族が参加しても問題ありません。

・兄弟姉妹
新郎新婦に兄弟姉妹がいて都合がつく場合にはぜひ参加してもらいましょう。一番近くで新郎新婦の人となりを見てきているので、お互いを紹介するのにも最適です。
・祖父母
もちろん食事会に招いてもかまいません。祖父母しか知らない、新郎新婦の子どもの頃の懐かしい話題が出てきて場が盛り上がるはずです。

ただし、健康状態に不安がある場合は無理をせず、顔合わせが終わってから改めて祖父母の家へ挨拶に出かけるのが良いでしょう。

・仲人(またはそれにふさわしい共通のお世話になった方)
両家に縁があり、2人の結婚に大きく関わった仲人的な存在がいれば、その方を招いてもかまいません。

当日の司会進行をお願いしたり、両親にきちんと紹介する場に活用するのも良いでしょう。

4.婚約記念品の交換をするか事前に話し合いをしよう

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婚約記念品の交換をするか、婚約食事会の際にするかも事前に話し合っておきましょう。

最近では金銭的なことを考慮し、婚約指輪や婚約記念品を贈らず、その費用を結婚式や新生活に回すという方も多いです。

顔合わせ食事会では必ず記念品を交換しなければならないという決まりはないので、交換をするかしないかは両家が納得する方を選ぶようにしましょう。

婚約指輪をすでに贈っている場合であれば、このタイミングで改めて両親にお披露目すると喜んでもらえます。

また贈る場合、男性から女性に贈る婚約記念品としては、婚約指輪以外にネックレスなどのアクセサリー類が一般的です。女性から男性に贈る婚約記念品のお返しとしては、腕時計やスーツの仕立券を贈る人が多いです。

5.費用は誰が支払うかも事前に決めておこう

食事代の費用を誰が払うかについても事前に決めておきましょう。

最近は親を招待するという形で、新郎新婦が費用を負担するケースが増えています。

その他、ホテルやレストランで行う際には個室使用料は分担したり、遠方から来る両親には交通費や宿泊費以外の負担をかけないようにしたりなど、どこまでを負担するのかも相談しておきましょう。

以上が婚約から食事会までの段取りの際に成功するための流れとなります。次の章ではいよいよ、当日のスケジュールを見ていきましょう。

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事前にチェック!両家顔合わせの当日のスケジュール例

スケジュール

まずはじめに、顔合わせ食事会は「こうしなくてはならない」という決まりはありません。両家の雰囲気なども配慮して、2人らしいプログラムを考えてみるのも一案です。

初めての正式な顔合わせの場ですが、緊張して会話が途切れないように、全員がリラックスして楽しめる雰囲気を作りましょう。

それでは、食事会当日の流れをお伝えします。

顔合わせ当日の一般的な流れ

当日の一般的な流れは以下のようになります。

1.当日待ち合わせ
2.挨拶:新郎または新郎の父親から
3.両家族の紹介:新郎新婦からそれぞれを紹介
4.婚約記念品の交換(ある場合)
5.記念撮影
6.乾杯後、会食
7.締めの挨拶:新郎新婦から

顔合わせでは主役の2人、もしくは新郎の父親が進行役を務めることが多いです。当日の流れを事前に打ち合わせ、進行役を決めておきましょう。

1.当日待ち合わせ
予約時間の5分前には会場に着くようにしましょう。第一印象はとても肝心なので遅刻は厳禁です。

可能であれば、主役の2人がそれぞれの家族を会場までエスコートしましょう。両親同士が先に会ってしまい、気まずい思いをするようなことが避けられます。

2.挨拶
代表して新郎から挨拶しましょう。新郎の父親が挨拶をすることも多いです。

「本日は2人のためにお集まりいただきありがとうございます。このような会を開くことができ、とても嬉しく思っています」とシンプルに伝えましょう。

3.両家族の紹介
新郎側、新婦側の順で、主役の2人がそれぞれの家族を紹介します。

紹介を受けた後、それぞれが自己紹介を添えると良いでしょう。初対面の場合は主役の2人がリードしてあげると場の雰囲気も和みます。

紹介には共通の趣味など両家で盛り上がる話題や、旅行、出身地の話などもおすすめです。

4.婚約記念品の交換(ある場合)
記念品の交換を行う場合、料理が運ばれてくると中断してしまうこともあるので、食事が始まる前に済ませましょう。

セレモニー感を出すために食事会の席で結納金や結納品の交換を取り入れるケースもあります。

この場合は白木のお盆にご祝儀袋と記念品を載せ、両脇に長熨斗(ながのし)や末広(すえひろ)などの結納品を添えると格が上がります。

5.記念撮影

カメラ

せっかくですのでお店の人に頼み、この日の記念にぜひ集合写真を撮りましょう。

会計の際だと忘れてしまったり、お酒が入って顔が赤くなるのが心配な方もいたりするので、乾杯前に済ませるのがポイントです。

ホテルや結婚式場併設のレストランであれば写真室も備えてあるので、そこで改めて撮影するのも一つの手です。

6.乾杯後、会食
乾杯の挨拶と音頭は新郎もしくは新郎の父親が行うケースが多いので、事前に決めておきましょう。

食事はコース料理を頼んでおけば、皆が同じペースで料理を食べられるのでスムーズに進行しやすくなります。

2人はアルコールをなるべく控え、積極的に話題を提供しながら、両家が親睦を深められるように気を配りましょう。幼少時代のアルバムを持参して披露すると、話に華が咲くのでおすすめです。

7.締めの挨拶:新郎新婦から
場の空気が間延びしないように頃合いを見てお開きにします。その際結婚式までの今後の流れを軽く確認しておくのも良いでしょう。

主役の2人からこの日親睦が深められたことにお礼をし、両親への感謝、結婚に向けての今の想いなどを伝え、最後をしっかりと締めくくりましょう。

かしこまった食事にあたふたしたくない!印象の良い食事のマナー

マナー

顔合わせ食事会という普段よりかしこまった場では、食事のマナーはとても注目されますのであたふたしたくはありませんよね。

何気なくやってしまったマナー違反で相手の気分を害することのないように、下記に最低限気をつけたい食事のマナーをまとめましたので参考にしてください。

・食事は残さない
・箸を使わない時は箸置きに置くなど、箸は正しく使う
・物を噛みながら話さない、口を開けない
・おしぼりで手と口以外は拭かない
・食べるペースを合わせる
・料理やお店の文句は言わない

こうした最低限のマナーに気をつけながら、緊張しすぎることなく食事を楽しむことが大切です。

次に、和食と洋食それぞれの具体的なマナーについてもまとめていきます。

和食のマナー

畳に座って食事をする機会も減ってきた昨今、食事会のような大切な「和の会席」において恥をかかないことはとても大切です。

座敷の場合、最も注意したいのが敷居や畳の縁を踏まないことです。座布団を踏むのもマナー違反です。

座る位置は床の間に近い順に上座、出入り口に近い方が下座になります。男性側が上座になるように座りましょう。

箸や器の正しい使い方としては、

・箸は割った後は一旦箸置きに戻してから使うこと
・食事中箸を使わないときは必ず箸置きに戻すこと
・箸で器を引き寄せないこと
・手を受け皿のように添えないこと
・小鉢やお茶碗など小さい器は手で持ち、平皿や大鉢など大きい器は持たずにいただくこと
・器の内側に親指を入れないこと

など、美しく見える作法に気をつけましょう。

洋食のマナー

かしこまった洋食の会席となるとナイフとフォークがずらりと並んだテーブルを想像して緊張してしまうかもしれません。洋食で優雅に見える正しいマナーを押さえておきましょう。

レストランではレディーファーストが基本なので、女性は男性もしくはお店のスタッフのエスコートに任せるのがスマートです。

席次で上座は入り口から遠い方、窓際の場合は窓の見える位置が上座になります。スタッフが椅子を引き、膝の裏に椅子があたったらゆっくりと座りましょう。

洋食の正しい食べ方としては、

・ナプキンは食事開始前に折り目を手前で二つ折りにし、膝の上に広げ、口を拭く時はナプキンの内側で拭く
・中座する時はナプキンを椅子の上に、帰る時はテーブルの上に軽く畳んで置く
・カトラリーは基本的には外側から使う
・カトラリーを落としても自分で拾わずにお店のスタッフを呼ぶ
・スープは音を立てずに飲む
・スープは少なくなったら皿を向こう側に傾けながらスプーンですくって飲む

以上のことに注意しながら食事会を楽しみましょう。

次の章では今まで紹介してきた顔合わせと、耳にはするけど分からないことも多い結納の違いについてお伝えします。

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結納と顔合わせと食事会は違うの?結納は両家の婚姻関係を結ぶ儀式

結納

結納と顔合わせは異なりますが、それらを料亭やレストランなどで行うので共に「食事会」と称することもあります。

結納は室町時代から始まったといわれる日本独特の儀式で、男性側の感謝と誠意の気持ちを結び収め、両家で婚姻関係を結ぶものです。

伝統的な正式結納は仲人が両家を往復して結納品を届ける役割をしていましたがその負担が大きいため、現在結納を行う場合は仲人も両家も一堂に会する「略式結納」を行うことがほとんどです。

略式結納の一般的な流れ

正式結納をどこまで略すかによって準備や流れは多少変わりますが、男性側・女性側双方が結納品を用意するスタイルを紹介します。

1.結納品を準備し、和室なら床の間、洋室ならテーブルの上に飾りましょう。男性側が上座、女性側が下座に飾ります。

2.男性側、女性側の順に入室し、全員そろったら男性側のリードで両家が挨拶し、着席します。

3.仲人がいる場合は仲人が、いない場合は男性側の父親が、儀式を始める挨拶の口上を述べます。

4.男性の母親が、結納品と家族書を載せた台ごと女性本人の前へ運んだ後、男性の父親もしくは男性本人が口上を述べます。

5.女性本人が目録を開いて目を通します。続いて女性の父親、母親の順に目を通したら、お礼を述べます。

6.女性の母親が贈られた結納品を飾り台に運び、受書を男性本人に渡します。男性側はお礼を述べ、席で受書を確認します。

7.女性の母親が、結納品と家族書を載せた台ごと男性本人の前へ運んだ後、女性の父親が口上を述べます。

8.男性本人が目録を開いて目を通します。続いて男性の父親、母親の順に目を通したら、お礼を述べます。

9.男性の母親が贈られた結納品を飾り台に運び、受書を女性本人に渡します。女性側はお礼を述べ、席で受書を確認します。

10.婚約指輪などの婚約記念品があればお披露目を行います。

11.男性の父親が結びの口上を、女性の父親が返礼の口上を述べ、一同で深く礼をします。

口上は決まった言い回しがありますが、無理に決まり通りに言う必要はなく、メモを見ながらでかまいません。

結納を行った先輩カップルは4.4%

ハナユメよると、結納・両家の顔合わせを行った割合は、「結納と顔合わせ両方行った」が13.1%、「結納のみ行った」が4.4%、「顔合わせのみ行った」が76.9%という結果でした。

古くからのしきたりを重視する傾向は残っているものの、現在は顔合わせのみ行うカップルがとても多いことがわかります。

結納を行う場合も、結納だけにするのではなく、結納も顔合わせも両方行うカップルが多数派です。

顔合わせは儀式よりカジュアルに行えること、加えて金銭面の負担が軽く済むことから多くの方が選んでいるのでしょう。

ただし、結納を行うことで両親が喜んでくれたり、日本の伝統を改めて感じる機会となったりするので、一生にまたとない機会、一度検討してみることをお勧めします。

ここまでで結納と顔合わせの違いや、結納の流れについてお伝えしました。

次の章では顔合わせをする会場を選ぶ際に気をつける点についてご紹介します。

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婚約後の食事会(顔合わせ)をする会場を選ぶ際に気を付けるポイント3選

食事会場

結婚する二人の両親の初対面の場となるので、成功するためには会場選びが非常に重要です。

気をつけるポイントを下記3点、お伝えします。
・顔合わせや結納プランのある会場を選ぶ
・個室のある会場を選ぶ
・婚約記念品の取り交わしや結納を行う場合は事前に会場と打ち合わせをする

それでは詳しく見ていきましょう。

顔合わせや結納プランのある会場を選ぶ

会場が顔合わせや結納に慣れているかどうかはとても大切です。

食事会をスムーズに進めるために、会場の雰囲気、料理の美味しさ、料理提供のペース、ホスピタリティなどのサービスが重要となるからです。

会場によっては、料理代・部屋代がセットで乾杯用ドリンクが無料提供などの顔合わせ用のお得なプランを用意しているところもあります。

こうした会場のスタッフは慣れているので、目線を配るだけで新しいお酒を持ってきてくれたり、個室であっても良いタイミングで次の料理を提供してくれるので進行がだれません。会計についても主催者にこっそり伝えてくれます。

個室のある会場を選ぶ

顔合わせで大切なポイントの1つは落ち着いて話せる雰囲気なので、その雰囲気を作るには個室のある会場は重要です。

個室であれば周囲の音や視線を気にせず、スムーズに会話が進みます。個室の広さもチェックして、対面で両家族が座れるかどうかを確認することも忘れずに行いましょう。

婚約記念品の取り交わしや結納を行う場合は事前に会場と打ち合わせをする

婚約記念品や結納品を飾る場所、食事スタートのタイミングなど、顔合わせの雰囲気を作り出すための打ち合わせが事前に行える会場はおすすめです。

両家が親睦を深めることを成功するために、事前にこちらの意向を相手に伝えておけば頃良いタイミングでサポートしてくれます。

そのためにも打ち合わせが大切ですので、会場に問い合わせる際には必ず確認しましょう。

まとめ

いかがでしたか。今回は婚約の食事会・顔合わせについてご紹介しました。

要点をまとめると・・・
・顔合わせ会場を決める前にお互いの親と話し合うべき事がある
・当日は両家でそろえておきたい事がいくつかあるので、話し合いをする
・相手家族に嫌われない為に、印象の良い食事のマナーを事前にチェックする

この記事を参考に、相手家族に嫌われない顔合わせを行う事ができると良いでしょう。

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