結婚式の人数差バランス問題を解消!ゲスト数に偏りがある時の対処法
結婚式の人数差バランス問題とは、新郎側と新婦側とでゲスト数に差が出てしまうこと。
最近では、人数差を特に気にしない人も増えていますが、地域や場所によっては「ゲストは半々であるもの」「新郎側が多いのが当然」といった考えもあります。
そのため、ゲスト人数を数えていたら、思ったよりも相手との人数に開きがあって悩む新郎新婦も少なくありません。
そこで今回は、結婚式の人数のバランスがうまく取れない場合の対処法や、ゲストにバランスの悪さを感じさせないコツをご紹介します。
これを読めば結婚式のゲスト人数について、悩むことはないでしょう。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・結婚式の人数差を気にする新郎新婦は約半数。気にしない人も多い
- ・人数差があっても大丈夫!気になるときの対処法を5つ紹介
- ・人数差が目立たない会場もある!ハナユメでスムーズな結婚式場探しを
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結婚式の人数差バランス、どれくらいの人が気にしている?
ハナユメの調査によると54.6%のカップルが、新郎側と新婦側でゲストの人数のバランスがとれるよう調整したと答えています。
Q:参列ゲストについて、新郎側新婦側でバランスが取れるように調整しましたか。 | |
---|---|
人数の調整を行った | 54.6% |
人数の調整を行なわなかった | 42.6% |
覚えていない | 1.9% |
※出典:ハナユメWebアンケート(2018年11月取得)回答数:108名
人数差を気にしなかった先輩カップルの声
人数差バランスを気にする人の人が若干多いですが、気にしない人がいるのも事実。人数差バランスを気にしなかった新郎新婦の意見を見てみましょう。
新郎側が多いのは一般的に普通だと思うので全然気にしなくてもいいと思います!という私も最初は気にしていましたが、当日は本当に気にならなくてなんであんなに心配してたんだろうという感じです(笑)
気にしていた新婦さんも当日はあまり気になることなく、とても素敵な1日を過ごされたみたいですね!
では、招待されたゲストはどうでしょうか。
招待されたゲストの声
はじめての結婚式なので、色んな不安や心配がよぎるのでしょうが、事実、ゲストは人数バランスの悪さをそこまで気にしていません。
招待された時に人数のアンバンランスさについては聞いてはいましたが、当日はすっかり忘れていました。披露宴の最中は主役の2人や、久しぶりに会う友人とのおしゃべりに夢中で一切気になりませんでした。(20代 女性)
とはいえ、人数差があることで問題が生じることもあるようです。次の章でご紹介しましょう。
先輩カップルにアンケート!ゲストのバランスが悪くて起きた問題
新郎側・新婦側のゲストバランスに偏りがあった場合どのような問題が起こるのか、よくある3つのケースをご紹介します。
ちなみに、この点に注意しておけば人数差バランスがあっても大丈夫だと考えて良いでしょう。
ケース1:結婚式費用を分担する割合でもめてしまう
人数差があっても、費用分担について話がしっかりできていれば特に問題はありません。しかし、人数差があるにもかかわらず「結婚式の費用は折半」となるともめてしまう場合があるようです。
確かに、料理やドリンク、引出物などは、ゲストの人数分だけかかるもの。さらに、相手側のゲストの人数に合わせ、広い会場を選ぶとなればますます費用がかかってしまいます。
そのため、結婚式の費用を折半するとなると、ゲスト数が少ないほうは負担が大きく感じるのではないでしょうか。
費用の分担方法にルールはありませんが、費用の負担割合や支払い方法は、両家が納得できるよう話し合って決めましょう。
ケース2:人数バランスの悪さを義理の両親が許してくれない!
最近では、ゲストの人数差を気にする人は減っています。しかし、各家庭の考え方や住んでいる地域などによっては、「ゲスト数は半々にすべき」「新郎のほうが多く招待するべき」と、相手側に人数調整を求めるケースもあるようです。
・親族が多いので相手側の人数に合わせようとすると、友人が1人も呼べなくなってしまう。でもこれ以上の人数開きを義理の両親がいい顔をしない
・お互いに最小限の人数しか呼ばないという話し合いをしていたのに、蓋を開けて見たら“最小限の人数”の感覚に差があった
というケースも。親族をどこまで呼ぶのか、何人くらいになるのかは事前に両親に確認し、場合によっては家族・親族のみの結婚式と、友人中心の1.5次会といった2部制を検討してみても良いかもしれません。
ケース3:招待客が少ないことで周りの目を気にしてしまう
ゲスト数が相手と比べて少ないことで、周りの目を気にする人もいます。親族の人数を増やすのは当然難しく、疎遠になった友人を招待するわけにもいかず、またそのことを相手や家族に言いづらいと感じてしまうようです。
「結婚式には、招待したい人全員に参加してもらいたい」「無理に声をかけてゲストに負担をかけたくない」と思うのは当然のこと。
結婚式の人数差バランスを気にする場合、どのように解消したらよいのでしょうか。次でお伝えします。
ゲストの人数差バランス問題を解決するアイデア
結婚式のゲストに新郎新婦で人数差があった場合の対処法をご紹介しましょう。いくつかアイデアを挙げていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
アイデア1.実際に人数を増やす、減らすで調整する
最初に、新郎側・新婦側のゲストを半々にするのか、6:4にするのかなど、バランスを決めましょう。そして、その数に向けて各自調整を行っていきます。
その際、「必ず招待する人たち」というグループと「可能であれば招待したい人たち」というグループで分けて考えると、人数調整がスムーズです。
ゲスト数を増やす方法
招待客を増やす場合は、次の人たちを検討してみてください。
・グループで交友関係がある人
・最近疎遠になっているが、自分が結婚式に参列した人
・職場の先輩、後輩、部署やチームのメンバー など
結婚式の直前で招待すると、「人数合わせ」と感じさせてしまう恐れがあります。できるだけ早めに声をかけ、招待状を渡すようにしましょう。
その際、「○○だから招待させてもらった」「ぜひ出席してほしい」といった気持ちが添えられるといいですね。
ゲストを増やしたいが、招待する人が思い浮かばないという場合は、ゲスト代行サービスもあります。友人役はもちろん、両親や上司、スピーチや余興の代行もあるそうなので、場合によって検討してみても良いかもしれません。
ゲスト数を減らす方法
逆に招待客を減らす場合は、下記を見直してみてはいかがでしょう。
・グループでの交友しかなかった人
・参列者の中に知り合いがいない人(当日に1人になりそうな人)
・遠方の友人
・出産間近の妊婦さん、出産したてのママさん など
ただし、今後の関係に影響を与えないためにも、結婚することは直接伝えましょう。その上で、結婚式への招待を遠慮した理由を伝えたり、二次会に招待したりしてみてはいかがでしょうか。
アイデア2. 披露宴のテーブルレイアウトを工夫する
両家のテーブルの数に差がありすぎて、ゲストが席次表を見た時に驚くのではと心配ならば、以下のような工夫をしてみてはいかがでしょうか。
長テーブルで構成する
円卓に比べゲスト同士の距離が近くなり、新郎側と新婦側のゲストがたとえ隣りあっても違和感は感じにくくなります。
肩書きを「新郎新婦の友人」とする
新郎側・新婦側と分けて考えず、友人を一つのテーブルに合体させ、席次表の肩書きを「新郎新婦の友人」とする方法もあります。
この場合、本人の了解を取りつつ、面識のある友人同士を同じテーブルにするのが望ましいです。また、歓談中に孤立する人が出ないように配慮しましょう。
ゲスト数が多いほうの円卓は大きく、少ないほうの円卓は小さくする
両家のテーブルの数をあわせたい場合は、円卓に大小の差をつけて調整する方法もあります。テーブルの数が同じなのでアンバランスさは解消されそうですが、テーブルの配置をしっかり考えるようにしましょう。
会場をきっちり半分に分けて新郎側・新婦側のテーブルを配置してしまうと、どちらかが窮屈になり、返って人数差が浮き彫りになってしまう可能性があります。
新郎と新婦のゲストを分けない
なかなか見かけないテーブルレイアウトではありますが、新郎側・新婦側とゲストを分けずに席次を決めたり、テーブルをつくったりするケースもあります。
筆者がウエディングプランナー時代に担当した結婚式では、新郎新婦の両親が同じテーブルに座ったケースもありました。
「披露宴のテーブルレイアウトは必ずこうでないといけない!」というルールはありません。両親の意見やプランナーの話も参考にしつつ考えてみましょう。
アイデア3. 席次表をつくらず、エスコートカードを用意する
待合スペースをおしゃれに彩りつつ、受付での接触を減らすこともできる方法です。
席次表のかわりにエスコートカードを使えば、ゲストの肩書きが目に触れないので、たとえアンバランスであっても気になりません。
ただし、ゲストへ挨拶をしてまわる両親のための席次表の用意はお忘れなく。
エスコートカードとは?
ゲストが着席するテーブル番号(テーブル名)が記載されたカードのこと。受付にてエスコートカードをお渡しし、テーブルに席札を用意しておけば着席に迷う心配はありません。
アイデア4. 披露宴を二部制にする
「両家の顔合わせ」という目的に合わせた会食と、「友人たちと楽しく過ごすこと」が目的の披露宴の二部制にする方法です。
出席人数が分散するため、人数の差もあまり気になりません。また、「親族に人数差があって友人を呼べない」「友人が少ないことを義理の両親にどう思われるだろう?」という心配も解消されます。
二部制の結婚式とは?
二部制の結婚式とは、披露宴や食事会を2回に分けて行うものです。
例-1
二部制の結婚式でスタンダードなのはこの例-1。親族のみで挙式と食事会を行った後に、友人や同僚を招待して披露宴を行います。
出席してもらう回にあわせて来場してもらえばOKなので、ゲストを待たせずスムーズな進行ができるでしょう。
例-2
先に親族のみで顔合わせの食事会を行い、挙式をしてから友人・同僚を招いて披露宴を行う方法もあります。この場合、挙式の前に食事会をすることに対し、両親の同意を得ていることが前提となります。
また、稀ではありますが1部と3部(2部以外)に出席する人がいる場合は、待ち時間が発生します。時間をつぶせる場所を用意したり、ドリンクチケットを用意したりするなど、配慮をしましょう。
例-3
挙式と披露宴を別の日に行うパターンも増えています。
リゾートウエディングのように少人数で挙式をし、後日改めて披露宴や1.5次会を行います。カジュアルな1.5次会なら、ゲストに人数差があっても特に気にしなくて良いでしょう。
二部制結婚式は費用が心配!?
ゲスト数によっては、「二部制の結婚式=披露宴を2回行う」ということになる人もいます。その際、費用について気になる人も多いでしょう。
その場合は、おトクな割引やキャンペーンなどを利用して結婚式場を探したり、比較的費用を安く抑えられる結婚式場を選ぶのがおすすめ。ブライダルローンやご祝儀払いを検討してもよいでしょう。
ハナユメ相談サポートなら、費用に関する相談にものってくれます。ハナユメ割で100万以上結婚式がおトクになる可能性もあるため、費用が心配な人は一度相談してみてください。
アイデア5. ゲストに人数差があることを事前に伝える
新郎側・新婦側で人数差があることを気にしそうなゲストがいる場合は、先に伝えておくのも一つの手です。
「人数差を気にされたらどうしよう」「あまり伝えたくないな…」と思う人もいるかもしれません。しかし、結婚式当日にゲストが知るよりは、事前に説明しておくことで当日何か問題になることはないでしょう。
また、新郎側・新婦側でゲスト数が大きく異なっても、会場の広さや雰囲気を選び、レイアウトを考えれば目立たなくすることも可能です。細かな部分まで相談に乗ってくれる結婚式場を探すことをおすすめします。
さらに、結婚式場を探す前からゲストの人数について話し合っておくなどすれば、いざ「結婚式準備を始めよう!」というときに悩む必要はありません。
続いては、結婚式の準備をスムーズにするための結婚式場探しについてお伝えします。
結婚式場探しを始める前に話し合っておきたいポイント
やみくもに結婚式場見学やブライダルフェアへ参加しても、時間がかかるばかりで、希望に沿った会場をなかなか見つけられない人が多いです。
もし見つかったとしても、「もっと心チェックしておけばよかった!」「これはどうしよう…」など、後々問題が発生する可能性もあります。
結婚式場探しを始める前に、次のポイントを話し合っておくようにしましょう。
・希望の結婚式イメージや予算を話し合う
・ゲスト数をざっくりとでもイメージしておく
・結婚式の日程や日柄・曜日を複数挙げておく
・希望の演出やオプションをリストアップしておく
・譲れないポイントを二人で決めておく
もちろん、結婚式場を見学しながら具体的な結婚式イメージをかためていく方法もあります。しかし、結婚式の時期や予算はどの会場でも聞かれること。さらに、ゲスト数がイメージできなければ会場の広さも選べないでしょう。
また、演出の内容によっては、すべての会場で希望の演出ができるとは限りません。
あとあとになって「狭すぎて会場を変えなくてはならなくなった…」「希望の演出を諦めなればならない」ということがないよう、注意しましょう。
ハナユメなら、スムーズな結婚式場探し&理想の結婚式をおトクに叶えられる!
複数の結婚式場を見比べるには、結婚式場紹介サイトを利用するのがおすすめです。さらに、ハナユメ相談サポートを利用すれば、結婚式のプロが相談にのってくれるため、結婚式場探しはもちろん、結婚に関する様々な疑問を解消できます。
「デスクで相談」「オンラインで相談」「LINE相談」「電話相談」と、相談方法を選べるのも嬉しいポイント。便利な方法を選んで、ぜひ一度相談してみてください。
なお、ハナユメウエディングデスクについて詳しく知りたい方は、こちらの関連記事で利用者のクチコミなどをチェックしてみてください。
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まとめ
いかがでしたか。結婚式当日はもちろん、その後も良好な人間関係を築きたいという思いがあるからこそ、ゲストの人数差バランスを悩んだり心配したりするのでは。
・相手側に合わせてゲストの人数を調整する
・人数は調整せず、別の工夫をする
・人数に差があっても気にしない
上記のいずれかを選択し、段取り良く準備を進めていきましょう。
ゲストに人数差があっても気にしない人は多いです。さらに、準備をする時にゲストを思いやる気持ちを忘れずにいれば、招待されたゲストも心から祝福してくれることでしょう。
監修者情報
ゲストの人数どうしよう‥と考え始めたら