5月の結婚式は費用が高い?人気のワケと日取りの選び方
ゴールデンウィークなどの連休はあるものの、ハナユメアンケートでは全体ののカップルが5月に結婚式を挙げています。
気候がよく、結婚式の人気シーズンに含まれる5月の結婚式は、気候の良さ以外にどのような魅力があるのでしょうか。また、人気シーズンで結婚式場の日程を抑えるにはいつ頃から式場探しを始めればよいのでしょうか。
今回は、5月に結婚式を挙げる際の日程の選び方やゲストに喜ばれる結婚式のポイントなどをご紹介します。
これを読めば5月の結婚式について詳しく知ることができるでしょう。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・春は結婚式の人気シーズン!5月は5番目に人気の月
- ・5月に結婚式を挙げるならゴールデンウィークを考慮して日程を選ぶ
- ・気候の良い5月はガーデンなども利用して季節感ある演出を楽しもう
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5月の結婚式のメリット・デメリットは?5月の結婚式が選ばれる理由
ハナユメの調査によると、5月に結婚式を挙げる方は全体の9.5%。人気【第5位】の月です。
春や秋は気候的に穏やかなこともあり、5月に結婚式を挙げるカップルも比較的多め。しかし、ゴールデンウィークがあって日程調整が難しいという面もあります。
この時期に結婚式を挙げるメリットとデメリットを、それぞれ具体的にご紹介していきましょう。
5月の結婚式のメリット
まずは、メリットから見ていきましょう。5月に結婚式を挙げる主なメリットは次の3点です。
・気候が良く、ガーデンなどを利用した演出ができる
・新緑の季節でジェニックな写真が撮れる
・ゴールデンウィークを利用して結婚式の準備ができる
気候が良く、ガーデンなどを利用した演出が出来る
3月や4月に比べて5月は、日中の気温が高く晴れの日が多め。そのため、ガーデンなどを使った屋外演出を行いやすいのがメリットのひとつです。
穏やかな気候の中、開放感あふれる屋外でケーキ入刀やデザートビュッフェを楽しんだり、ゲストとともに乾杯や歓談、写真撮影をしたりするなど、思い出深い一日を過ごせるでしょう。
新緑の季節でジェニックな写真が撮れる
気候の良い5月は、新緑の季節でもあります。鮮やかなグリーンの植物と、晴れ渡るブルーの空のコントラストが写真映えします。
結婚式場のガーデンで集合写真を撮るのはもちろん、緑いっぱいのロケーションへ足を運んで、前撮りや後撮りなどはいかがでしょう。
後々まで思い出に残る写真をたくさん残してくださいね。
ゴールデンウィークを利用して結婚式の準備ができる
結婚式前にゴールデンウィークのような長期休暇があれば、ゆっくりと結婚式の準備に時間を使えます。
仕事もあり、結婚式の準備もあり、結婚式の前は何かと忙しいもの。「時間がなくて準備ができなかった!」「ブライダルエステに行きたかったのに…」など、心残りができる可能性もあります。
忙しい人ほど、ゴールデンウィークを結婚式準備に利用してみては。
5月の結婚式のデメリット
5月の結婚式には、次のようなデメリットもあります。
・人気シーズンなので結婚式の費用が高め
・ゴールデンウィークの関係で日程選びが難しい
こちらもそれぞれ解説しましょう。
人気シーズンなので結婚式の費用が高め
気候の良い春や秋は、結婚式業界にとってのハイシーズン。5月もハイシーズンにあたるため、結婚式の費用が高めに設定されています。
式場によっては、日柄や時間、申し込みのタイミングなどで費用を割引してくれるところもあります。とはいえ、ハイシーズンですから、過度な期待はしない方がいいでしょう。
ゴールデンウィークの関係で日程選びが難しい
たくさんのゲストに出席してほしいとの想いから、ゴールデンウィーク付近は結婚式を避けるカップルも少なくありません。ただでさえ他の月よりも日数が少ない中、日柄や曜日、時間を選べば人気日が集中してしまうことも。
特に、5月中旬以降の日程は競争率が高くなるため、できるだけ早めに結婚式場を抑えるようにしましょう。
とはいえ、ゴールデンウィークの結婚式に対してゲストはどう感じるのかも気になるところ。次章では、アンケートの結果を踏まえゲストの本音をご紹介していきましょう。
ゴールデンウィークは迷惑?5月に結婚式をするならいつがベストか
何らかの事情でゴールデンウィーク中に結婚式を挙げることになる人もいるはず。
その際、ゲストはどのように感じるのでしょうか。また、どのような対策をすれば楽しんでもらえるのでしょうか。
ご紹介していきましょう。
結論!ゲストの3人に1人がゴールデンウィークの結婚式は困ると思っている
ハナユメが行ったアンケートによると、ゲストが結婚式に招待されて困ると感じる季節に次のようなものが挙げられました。
・年始(77.5%)
・年末(75.5%)
・クリスマス(42.6%)
・ゴールデンウィーク(34.4%)
・夏(34.4%)
・年度末(29.5%)
・冬(24.8%)
・年度初め(23.8%)
・春(1.7%)
・秋(1.0%)
およそ、3人に1人が「ゴールデンウィーク中の結婚式は困る」と答えており、3月~4月の年度末や年度初めの結婚式よりも多いのが現実です。
「家族や友人たちと出かけたり、旅行に行ったりすることが多く、予定の調整が難しい」ことが理由のひとつ。「出費が多く、ご祝儀を出すのも大変」という人もいるでしょう。
また、遠方ゲストにとっては、新幹線や飛行機のチケットが取りにくかったり、旅費がかさんだりするなどの事情もあるようです。
もしゴールデンウィークに結婚式をするなら、かなり配慮が必要
ゴールデンウィーク中に結婚式が決まった場合は、以下のような配慮が必要です。
- ・日取りが決まった時点で早めにゲストに連絡する
- ・極力、連休中日(なかび)は避け、GW初日~2日目ぐらいを選ぶ
- ・お車代を上乗せして渡す
- ・結婚式当日は、忙しい中出席してくれたゲストに改めてお礼を言う
日取りが決まった時点で早めにゲストに連絡する
旅行や帰省など、ゴールデンウィークの予定を早い時点で決めている人も多いため、結婚式の日取りが決まったら早めにゲストに連絡しましょう。
メールやメッセージアプリを使用して連絡もできますが、できれば直接会ったり電話したりして伝えるのがベターです。文字だけでは誤解を生むこともあり、ふたりの想いがきちんと伝わらない可能性もあります。
極力、連休中日(なかび)は避け、GW初日~2日目ぐらいを選ぶ
また、結婚式の日取りはゲストに配慮して、できるだけゴールデンウィーク初日や2日目など前半を選び、中日は避けましょう。
結婚式などの用事が前半に済めば、ゴールデンウィーク後半は旅行や帰省するなど、ゲストも予定を立てられます。
お車代を上乗せして渡す
ゴールデンウィーク前半でも、移動費がかさむことは避けられません。遠方ゲストへの配慮として、相場よりも多めにお車代を渡すようにしましょう。
ゲストの代わりにチケットや宿泊の手配を二人がするなどの対応も喜ばれるかもしれません。
結婚式当日は、忙しい中出席してくれたゲストに改めてお礼を言う
そして、結婚式当日は二人のために来てくれたゲストへしっかりとお礼の言葉を述べることが大切です。
時期に関わらず、ウェルカムスピーチや最後の代表挨拶で来てくれたお礼を述べることは多いですが、ゴールデンウィーク期間中であれば、より誠心誠意を込めてお礼の言葉を伝えると、ゲストにも2人の想いが届くでしょう。
おすすめの日取りと人気の曜日・お日柄
結婚式の日柄としては、大安・友引が人気です。大安は「万時良い」とされる日柄であること、友引は「大安に次ぐ吉日」であることが人気の理由です。
曜日としては「翌日が休みの人が多い」という理由から半数以上が土曜日を選び、次いで日曜日、祝日となっています。しかし、休みの日程が多様化していることから、最近ではあえて平日に結婚式をする人もいるようです。
早めの予約が安心!5月の結婚式の日取りを抑えるには
5月に結婚式を挙げると決めたなら、1年前くらいには日程を抑えておくようにしましょう。
希望の式場で希望の日時に結婚式を挙げられるカップルは限られます。いくら気に入ったとしても先に日取りを抑えている人がいれば、日程を変更したり会場を変更したりしなければなりません。
ある程度余裕をもって準備ができれば、結婚式が近づいて「あれがない」「これもまだやってない」とアタフタしないで済むはずです。
結婚式場は平均8ヶ月前に決定!少しでも早く式場決定するとよい
ハナユメの調査によれば、結婚式の8.8ヶ月前から結婚式の検討を始め、約1ヶ月半の検討期間を経た後、8ヶ月前には会場を決定するのが平均的なスケジュールとなっています。
5月を含む春や秋のようなハイシーズンに希望の日程を抑えるためには、これよりも早めの予約が必要でしょう。
とはいえ、これだけ世の中には多数の式場がありますから、1年前までに決めないと絶対に5月に挙式ができないと言うわけではありません。実際、約4割のカップルは結婚式の6ヶ月~1ヶ月前に結婚式場の検討開始・決定しています。
直前であっても、先に予約しているカップルが急遽日程変更したり、他の曜日を希望するカップルが多くたまたま日程があいていたりするケースも少なくないようです。
ハナユメではオンライン相談も可能!
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それでは次の章で、結婚式を5月に挙げる場合の費用についてご紹介しましょう。
人気シーズンは費用がかかる?5月の結婚式費用相場
5月は結婚式の人気月のひとつであるため費用が高め。人気月No. 1、No.2である10月・11月とほぼ同等の金額がかかるともいえます。
春や秋は結婚式を挙げたいと思っている人が多く、割引プランを出さなくても予約が埋まってしまうため、最終的に費用が高くなるというわけです。
それでは、「予定していた金額より高くなりそう…」「少しでも費用を抑えて式を挙げたい」と思っている方のために、費用を抑えるコツをご紹介いたします。
予算オーバー!結婚式の費用を抑えるコツ
結婚式の費用を抑えるコツとしては以下のようなことが挙げられます。
・日時、日取りの候補を増やし、早めに予約する
・結婚式場紹介サイトやデスクを利用する
・持ち込み料を確認しつつ、持込できるものは持ち込む
日時、日取りの候補を増やし、早めに予約する
日柄や時間によってはお得なプランを利用できる場合があります。申し込むタイミングによって特典がつく可能性もあるため、日程の選択肢を増やし、費用を比較してみてください。希望日がある場合は早めに式場探しに動き出しましょう。
ただし、5月は人気月であるため、そこまで過度な割引は期待できないかもしれません。
結婚式場紹介サイトやデスクを利用する
結婚式場紹介サイトや結婚式場紹介デスクでは、割引特典を用意しているケースが多いです。
サイトやデスク限定のパッケージプランや割引などを利用すれば、お得に結婚式を挙げられる可能性があがります。
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持ち込み料を確認しつつ、持ち込みできるものは持ち込む
招待状や席次表、ウェルカムボード、プロフィールビデオなど、自身で作成できるものは作成して持ち込むのも一つの手です。
ただし、会場によっては外部からアイテムを持ち込む際に持ち込み料がかかることも。節約したはずが、割高になってしまうケースもあるため、事前に会場のプランナーに確認しましょう。
詳しくは以下の記事にヒントがありますので、よろしければ参考にしてみてください。
最後に、5月の結婚式にオススメの演出とテーマについてご紹介します。
ガーデンと緑!5月の結婚式にオススメの演出とテーマ5選
5月の結婚式では、次のようなテーマ、演出がおすすめです。
【結婚式の演出】
それぞれ詳しく紹介していきます。
テーマ1:緑いっぱいのナチュラルなテーマの結婚式にする
引用:HARMONIE VILLA EAU JARDIN(アルモニーヴィラ オージャルダン)
会場の装飾に緑をたくさん取り入れたり、自然豊かな会場で式を挙げたりなど、新緑の季節だからこそできるナチュラルテーマの結婚式はいかがでしょうか。
素朴さを感じる小花をふんだんにあしらったり、提供するお料理もオーガニックにこだわってみたりなど、ラスティックな結婚式もステキですね。
テーマ2:穏やかな気候の中でガーデンウェディングを叶える
適度な気温で心地よい風が吹く5月は、ガーデンやテラスでのガーデンウェディングも人気です。屋外で挙式や披露宴をしたり、演出で外に出たりするのも良いでしょう。
ただし、5月は紫外線が強く暑さ対策が必要になる日も。招待状などで「屋外でのガーデンウェディングがメインとなります」などの事前連絡をしておくと、ゲストも対策がしやすいでしょう。
テーマ3:夏を先取り、リゾートテイストの結婚式にする
引用:‥★星空チャペル★‥ALILAGARDEN RESORT(アリラガーデン リゾート)
暖かい5月だからこそ、夏を先取りしてプールやビーチのような水辺での結婚式もおすすめ。会場内をブルーでコーディネートして、どこか涼しげなリゾートテイストの結婚式をあげるのも良いでしょう。
芽吹き始めた5月の新緑と、ブルーのコントラストがさわやかですね。
演出1:ガーデンやテラスでデザートブッフェをする
引用:Muromachi Stage THE SCREEN(室町ステージ ザ スクリーン)
ガーデンウェディングにふさわしいこの時期だからこそ、ガーデンやテラスでのデザートブッフェを取り入れてみては。
フルーツをふんだんに使用したカラフルなスイーツでゲストの目を楽しませつつ、ゼリーやアイスクリームなどで「涼」を感じてもらうのもおすすめです。
演出2:5月ならではの花と緑で装飾をする
バラやアジサイ、ライラックなど、5月に旬を迎える花々やグリーンで会場を彩るのも演出のひとつ。春はピンクとグリーンの組み合わせが定番ですが、それ以外の組み合わせもステキです。
この他にも、5月ならではの演出やテーマは沢山挙げられます。結婚式に季節感を取り入れてみましょう。
まとめ
いかがでしたか。今回は5月の結婚式が人気の理由と日取りの選び方についてご紹介しました。
要点をまとめると・・・
・春は結婚式の人気シーズン!5月は5番目に人気の月
・5月に結婚式を挙げるならゴールデンウィークを考慮して日程を選ぶ
・気候の良い5月はガーデンなども利用して季節感ある演出を楽しもう
この記事を参考に、5月の結婚式に向けた配慮がわかり、この時期に式をあげるかどうかの判断ができると良いでしょう。
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