運命の結婚式のブーケに出会える5つのステップ!最新トレンドまとめ
ドレスをより一層華やかに魅せてくれるブーケ。しかしどのようなブーケを選んでよいかわからない方も多いのではないでしょうか。
ブーケは挙式や集合写真、入退場のときなど注目される場面では必ず手元に持つアイテムです。
そこで今回は、自分のドレスに合うブーケの選び方や、挙式後の保管・アレンジまでをご紹介します。
この記事を読めばブーケの種類を詳しく知ることができ、自分のドレスに似合うブーケをイメージすることができるでしょう。
なお、ブーケの相場をいち早く知りたい方はこちらをご覧ください。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・結婚式のブーケの総額の相場は2.3万円
- ・結婚式のブーケの花には「生花・造花・プリザーブド」の3種類ある
- ・最近人気急上昇でトレンドな形はクラッチブーケ
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ブーケはフランス語で「花束」。ヨーロッパが起源とされている
ブーケ(bouquet)というのは、フランス語で「花束」という意味を持ちます。日本では、ブーケというとウェディングブーケのことを指すケースがほとんどです。
ウェディングブーケの歴史は古く、諸説ありますがヨーロッパでは3,000年以上前から存在しており、男性が女性にプロポーズをするときに渡した花束が由来だと言われています。
プロポーズされた女性の返事が「YES (はい)」であった場合、花束から1輪の花を抜き取り、男性の胸ポケットに挿したのだとか。
ちなみに、この一連のやり取りはアレンジされ、結婚式の演出で「ブーケ・ブートニアの儀式」「ダーズンローズセレモニー」として行われることが多くなりました。
どんなブーケが良いかわからなくなっている人は順に整理していくことがポイント!
ブーケを選ぶ際に、インスタグラムやmarryなどで写真をたくさん見て参考にしているという人も多いでしょう。しかし、見れば見るほど何が良いかわからず決められなくなっていませんか?
しかし、難しく考える必要はなく、次の章で紹介する5つのステップで決めていけば、自分が思い描いているブーケにたどり着くことが出来ます。
それではさっそく、見て行きましょう。
運命の結婚式のブーケに出会うための5つのステップ
理想とするブーケに出会うためには、いくつかのステップを踏んでいく必要があります。具体的なステップは次のとおりです。
1. 自分のなりたい「イメージ」を考える
2. 自分のドレスに合う「形」を選ぶ
3. 「生花・造花・プリザーブド」を決める
4. 結婚式に向いている花を知り使いたい「花材」を決める
5. ブーケの「手配方法」を決める
まずは写真などからイメージを膨らませ、自分のドレスの形にあったブーケスタイルを選びます。
スタイルを決めたら生花か造花、プリザーブドにするか選び、具体的な花の種類と手配方法を決めていきます。それぞれ1つずつ見ていきましょう。
1.自分のなりたい「イメージ」を考える
まずは、雑誌やインスタグラムなどのSNSを使ってイメージを膨らませましょう。ウェディングドレス姿の花嫁とブーケが一緒に写っている写真がたくさんありますので、その中からお気に入りを見つけていきます。
最初はあまり絞り込もうとはせずに、少しでも気に入ったのならお気に入りに入れておきましょう。
また、「かわいい」や「かっこいい」、「モダン」などといった言葉で、自分はどれがぴったりくるのかを選んでおくのも良いです。
2.自分のドレスに合う「形」を選ぶ
イメージがある程度固まってきたら、自分のドレスをより際立たせるブーケスタイルを決めましょう。
各ブーケスタイルの詳細は以下の通りです。
【ラウンドブーケ】
定番ともいえるブーケスタイルで、和洋問わずあうのがラウンドブーケです。
名前の通り、丸い半円やドーム型が特徴で、かわいらしいイメージを持つものの、使う花によって様々なイメージを持たせることが可能です。
ラウンドブーケと相性が良いドレス
使用する花材やサイズによって雰囲気が変わるので、基本的にどんなドレスとも相性が良いです。
丸いフォルムが可愛らしさを演出してくれるので、プリンセスラインのドレスと合わせるとよりキュートな印象になるでしょう。
【キャスケードブーケ】
キャスケード(cascade)は「小さな滝」「階段状に連続する滝」という意味を持つことから、地面に向かって花束が流れていくかのようなブーケです。
エレガントな雰囲気になり優雅なイメージを描いている方は、候補に挙げてみてはいかがでしょうか。
キャスケードブーケと相性が良いドレス
縦長で比較的ボリュームのある形になるので、Aラインマーメードやスレンダーなどのすっきりとしたシルエットのドレスと相性が良いでしょう。
【クラッチブーケ】
クラッチ(clutch)との名がつくとおり、花を束ねて茎を長めに切り揃えて、リボンや紐でざっくりまとめたブーケのことです。
茎が見えるようにしてありますので、ナチュラルなスタイルを求めるカップルに向いています。
ラウンドブーケと同じで、どんな衣裳でも合わせやすいのもうれしいところです。
クラッチブーケと相性が良いドレス
ボリュームがあるドレスより、すっきりとしたナチュラルなドレスと相性が良いでしょう。エンパイヤーやスレンダーと合わせるとよりトレンド感がでます。
【オーバルブーケ】
ラウンドブーケを細長くし、少し地面方向に垂らしたブーケです。ディアドロップブーケとも言われ、しずくのような形が特徴です。
ラウンドの丸みとキャスケードのエレガントさを両立したようなイメージで、シンプルなドレスにとても映えるブーケです。
オーバルブーケと相性が良いドレス
ラウンドよりもボリューム感があり、キャスケードよりも短いオーバルブーケは、Aラインやプリンセスラインのドレスと相性が良いでしょう。
【バッグブーケ】
持ち手がついたバッグ型のブーケです。和装スタイルに非常に合いますが、ドレスに合わせる方も多くいらっしゃいます。
バッグブーケと相性が良いドレス
個性的で可愛らしい印象になるバッグブーケは、プリンセスラインやAラインのドレスと相性が良いでしょう。細身のドレスにはあまりおすすめしません。
【ボールブーケ】
ボールブーケは完全な球体です。どの方向からでも花を見ることができ、かわいらしいイメージが特徴です。主に和装に合わせることが多いブーケです。
飾り紐や房飾りを付けるとより和装にぴったりなボールブーケになります。
ボールブーケと相性が良いドレス
ボールブーケは、プリンセスラインやAラインなどボリュームがあるドレスとの相性が良いです。また、和装ともとても相性がよくより華やかにしてくれます。
【クレッセントブーケ】
三日月を意味するクレッセント(crescent)の言葉どおり、細身でゆるやかな曲線を描くブーケです。
Aラインやベルラインといった衣裳と組み合わせる方が多く、着る衣裳を多少選びはしますが、花々の曲線が描きだすクールでエレガントなスタイルは隠れた人気を誇ります。
クレッセントブーケと相性が良いドレス
個性的な印象になるクレッセントブーケは、Aラインやマーメイドといった、すっきりしたスタイリッシュなドレスと相性が良いでしょう。
最近のトレンドはクラッチブーケとワイルドブーケ
最近の人気のトレンドブーケは「クラッチブーケ」です。
クラッチブーケとは前の章で書かれている通り、花を束ねて茎を長めに切り揃えて、リボンや紐でざっくりまとめたブーケのことです。ナチュラルでカジュアルなスタイルを好む花嫁から支持されているようです。
またインスタグラムを中心にクラッチブーケよりも大胆に束ねた「ワイルドブーケ」というものもでてきています。クラッチブーケよりもボリュームがあることが特徴です。
3.「生花・造花・プリザーブド」を決める
ブーケのスタイルを決めたら、ブーケを彩る花々を生花、造花、プリザーブドフラワーの中から選びます。
生花が圧倒的人気であるものの、記念となるブーケを取っておきたいという気持ちから造花やプリザーブドフラワーなどを選ぶ方もいます。それぞれのメリットとデメリットをみていきましょう。
【生花】 圧倒的人気!全体の86.3%の先輩花嫁が使用
ハナユメの調査によると、結婚式のブーケで生花を使った方は86.3%にのぼり、大半のカップルが生花を選んでいます。
- <生花のメリット>
- 花々が持つ質感や香りなど、命あるものだからこそより美しく思えるのが、生花ブーケの一番のメリットです。旬の花々を使うことで、季節感を表現できるのも特徴です。
- <生花のデメリット>
- 造花・プリザーブドフラワーに比べると、1.5~2倍程の金額がかかります。購入先から会場まで距離がある場合や暑い時期の結婚式だと、花がしおれてしまう可能性もありますので注意が必要です。
2次会などでも使いたい場合は、生花とは別に造花やプリザーブドのブーケを用意しておくのをおすすめします。
【造花】 劣化や保存に悩むことなし!全体の13.7%の先輩花嫁が使用
造花のブーケを選んだカップルは全体の13.7%となり、全体の7組に1組は造花ブーケを使っています。最近のものは、生花と見分けがつかないほど高品質になっており、価格が抑えられるのもうれしいところです。
- <造花のメリット>
- 造花のメリットは生花に比べ費用が安いことと、しおれる心配がないことです。2次会に持っていけることはもちろん、結婚式が終わったあとも家で飾っておくことができます。
また、盲点かもしれませんが、同じようなブーケであれば生花よりも造花の方が軽くできていますので、腕が疲れてしまう心配を減らせます。
- <造花のデメリット>
- デメリットとしては、生花のような花々の香りを楽しむことができません。また、いくら高品質になったとはいえ、間近でよく見ると造花だとわかってしまうこともあります。
【プリザーブドフラワー】
プリザーブドフラワーは、生花を長い時間保存するために特殊な加工を施した花のことをいいます。結婚式のブーケで使う方は全体の5.3%と少数派であるといえます。
最初からプリザーブドでブーケを依頼する方もいれば、当日は生花のブーケを使い、式を終えたあとプリザーブド加工を施すこともあります。
- <プリザーブドフラワーのメリット>
- 「生花がいいけれど、保存して飾っておきたい」という方には、プリザーブドフラワーをおすすめします。造花よりも花々のみずみずしさがわかるのも、プリザーブドフラワーのメリットです。
- <プリザーブドフラワーのデメリット>
- プリザーブドフラワーは、プリザーブド加工を施せる花が限定されるため、ブーケに使える種類が限られてしまいます。保存ができるとはいえ、元々は生花なので保管期限は半年~3年ほどです。
加えて、高温多湿の環境下では劣化が早まるため、造花よりも丁寧に取り扱う必要があります。
4.結婚式に向いている花を知り使いたい「花材」を決める
使用する花材によってブーケの雰囲気が大きく変わります。
また季節の花を使うことで、ブーケに季節感を取り入れられることが出来る上に、旬の花は手に入りやすいこともあり費用を抑えることができるといったメリットもあります。
しかし花の種類はたくさんあり、詳しくないという方も多いでしょう。花材については、本記事の最下部で季節別の花材と花言葉を一覧にて紹介いたします。
5.ブーケの「手配方法」を決める
ブーケスタイルと生花か造花、使う花材を決めたらあとは手配する業者を決めます。手配方法は大きく分けると4種類あります。
・結婚式場または会場提携の花屋に手配
・外部の花屋へ手配
・自分で手作り
・友人や親族からプレゼントされた
ここでは、4つ目のプレゼントされた場合をのぞいて、3つの手配先のメリットやデメリットをご紹介しましょう。
結婚式場または会場提携の花屋
結婚式場または式場で提携している花屋に依頼するパターンです。式場や提携先で手配する人が1番多いでしょう。
結婚式場で依頼するメリット
提携している花屋に依頼するメリットは、プランナーと相談しながら決めることができる安心感と信頼性です。後述する持ち込み料を気にしなくても良いです。
結婚式場で依頼するデメリット
安心と信頼性が他のどれよりも高いことから、やや高い金額設定がデメリットとなります。
外部の花屋
一般的に、式場提携の花屋よりも値段を抑えられるものの持ち込み料に注意しなくてはなりません。
外部の花屋で依頼するメリット
外部の花屋に依頼するメリットは、費用を少しでも抑えることができる点です。また、依頼先によっては、より豊富なバリエーションの中から気に入ったブーケを選べるというメリットもあります。
外部の花屋で依頼するデメリット
会場によってブーケの持ち込み費用が発生することがあります。
費用を下げようと外注したものの、持ち込み費用も考えたら提携先の手配とトントンだった・・・、ということにならないよう事前にスタッフに確認しておくのがポイントです。
自分で手作り
業者に依頼する以外に、自分でブーケを手作りする方もいます。自分で手作りすることでオリジナリティを出すことができますし、費用も抑えることができるでしょう。
自分で手作りするメリット
手作りのメリットは、ハンドメイド感とオリジナリティの両方を出せることと、費用を浮かせることができることの2点です。ハンドメイドが得意な方であれば、ぜひチャンレンジしてみてはいかがでしょうか。
自分で手作りするデメリット
外部への手配と同じで持ち込み料が発生するかもしれませんので、前もって式場スタッフに確認しておきましょう。
また、手作りではスタイルや花材をすべて自分たちで決めていなくてはならないため、ウェディングドレスに合わせるのが難しいともいえます。
外部の花屋または自分で手作りを検討している人は持込料を事前に確認
外部の花屋に手配する方と自分たちでブーケを手作りする方は、持ち込み料がどれぐらいかかるのかを事前に確認しておきましょう。
ブーケ持込料の平均費用は1~2万円ですが、式場によって持ち込み料が0円であったり、それ以上かかる場合もあります。また、外部の花屋に依頼すると持ち込み料を負担してくれることもあります。
ブーケを持ち込む場合の注意点
そのほかにも、花屋さんが当日会場まで届けてくれるかかならず確認しましょう。当日の新郎新婦は大変忙しくて受け取りにいく時間はほぼありません。
生花の場合は生ものなので前日の夜に取りに行くと、せっかくの生花の美しさが損なわれてしまいます。見落としがちなのが、ブーケスタンドが会場にないケースがあることです。
当日の配送と合わせて、ブーケスタンドも借りられるかを必ず聞いておきましょう。
また、新郎の左胸に付けるブートニアの手配も忘れないようにしましょう。ブーケ・ブートニアの儀式を行なわないカップルも、新郎の胸には必ずブートニアを付けます。
ブーケの由来からブーケの色とブートニアの色を合わせなくてはなりません。ブーケを自身で手配する場合や自分で作る場合はこの点を忘れがちなので、気をつけるようにしましょう。
以上が運命のブーケに出会える、5つのステップでした。次は、ブーケの平均費用と早見表をご紹介します。
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結婚式のブーケの総額の平均は1個2.3万円
ここまで、ブーケの種類や形、手配方法いついて紹介しました。選ぶ花材や手配方法によって相場も異なることを理解していただけたと思います。
この章では、ブーケの平均費用についてご紹介します。
結婚式のブーケの総額の平均は個2.3万円!
ハナユメによると、ブーケは平均1.4個使用し、総額の平均は2.4万円という結果がでています。この相場は、種類や手配先すべて一括にした相場になっています。
式場で手配するや手作りなどの手配方法によっても相場がかわってくるので、目安程度にしておくと良いでしょう。
また、ブーケの相場を見て、ブーケは高いと感じている方も多いのではないでしょうか。
高額なのにはちゃんとした理由があり、生花のブーケの場合は花の仕入れをする際、通常よりも余分に仕入れて綺麗な状態のもののみを使用します。その分金額も高くなってしまうのです。
ブーケの相場を紹介しました。次の章では結婚式に向いている花を季節別に紹介します。
季節別!結婚式のブーケに向いている花材とそれぞれの花言葉一覧
ここでは、季節別に使える花材の紹介と、それぞれの花言葉を簡単にご紹介いたします。
オールシーズン
季節問わず使える花材には、バラやトルコキキョウといった定番の花があげられます。
<バラ>
特徴:ブーケといえばバラというぐらい定番の花です。
花言葉:「愛」の他に、色によって「尊敬(白)」、「上品(ピンク)」などがあります。
<カサブランカ>
特徴:白いウェディングドレスに大変似合う白い花です。
花言葉:「威厳」、「純潔」などです。
<トルコキキョウ>
特徴:バラよりもやわらかな印象をブーケに持たせます。
花言葉:「優美」、「希望」です。
<カスミソウ>
特徴:英語では、baby’s breathと呼ばれるほど小さくて可憐な花です。
花言葉:「清らかなこころ」です。
<ガーベラ>
特徴:かわいらしく、花びらも大きいためブーケの定番の一つです。
花言葉:「希望」という共通の花言葉の他、色によって「崇高美(ピンク)」、「律儀(白)」などがあります。
春
春に旬を迎える花として、桜、芍薬(しゃくやく)、スズランを紹介します。
<桜>
特徴:日本人にとっては、もはやお馴染みの花です。ブーケ以外に、会場装飾にも取り入れてもいいでしょう。
花言葉:「精神の美(品種によって多少変化します)」です。
<芍薬>(しゃくやく)
特徴:花びらが大きく豪華さを演出できる花ですが、旬は短い(5~6月がピーク)です。
花言葉:「はじらい」「はにかみ」などです。
<スズラン>
特徴:花の形が鈴に似ていることから、この名前がついたと言われています。
花言葉:「純粋」「純潔」など。
夏
夏の花々としては、アジサイ・ひまわり・ユリの3つです。
<アジサイ>
特徴:梅雨の時期の代名詞で、ジューンブライドとの相性もばっちりです。
花言葉:「元気な女性」「一家団欒」などです。
<ひまわり>
特徴:太陽に向かってただまっすぐに咲くひまわりは、一途さの象徴です。
花言葉:「あなただけを見つめる」です。
<ユリ>
特徴:純潔のシンボルといえる花です。ちなみに、オールシーズンで紹介したカサブランカは、ユリ科の植物です。
花言葉:「純粋無垢」です。
秋
結婚式の人気シーズンとなる秋には、ダリア・ピンポンマム・コスモスがおすすめです。
<ダリア>
特徴:美しい見栄えが特徴的で、ブーケでも主役級として用いられることもある花です。
花言葉:「優雅」です。
<ピンポンマム>
特徴:丸い形が印象的な秋の花です。
花言葉:「真実」「君を愛す」などです。
<コスモス>
特徴:秋に咲くかわいらしいピンク色の花といえばコスモスです。会場装飾や一輪挿しにしてアクセントをだすのも良いでしょう。
花言葉:「乙女の真心」です。
冬
最後は冬の花々として、ポインセチアとラナンキュラスのご紹介をします。
<ポインセチア>
特徴:真っ赤な花びらが特徴的であるため、クリスマスシーズンにぴったりです。
花言葉:「祝福」「私の心は燃えている」です。
<ラナンキュラス>
特徴:豊富な色と大きな花びらで、冬のブーケに暖かな彩りを与えます。
花言葉:「晴れやかな魅力」「光輝を放つ」などです。
以上が、結婚式に向いている花々とその花言葉の一覧でした。次は、5つのステップを踏んでできあがったブーケをつかった、おすすめ演出のご紹介をします。
結婚式のブーケを使用した定番演出3選!成功させるポイント
ブーケを使った定番の演出は、「ブーケトス」「ブーケプルズ」「ブーケ・ブートニアの儀式(セレモニー)」があります。それぞれの内容や注意点、成功させるポイントなどをお伝えします。
ブーケトス
新婦が背を向けて列席者に向けてブーケを投げ、それを受け取った人は次に幸せになれるというセレモニーがブーケトスです。定番中の定番なので、知っている方も多いのではないでしょうか。
ブーケトスは基本的に「未婚の」女性が対象のため、前に出ることをためらう人もいます。また、新婦と列席者の距離が遠いと、ブーケを落としてしまうこともあるので立ち位置にも気を遣う必要があります。
事前にブーケトスをするよと、列席者に伝えておくと当日もスムーズに進みます。
ブーケプルズ
ブーケから何本も出ている糸を1本ずつ持ってもらい、ブーケとつながっている糸を持っている人に幸せのおすそ分けをするという演出です。ブーケトスよりも参加しやすく、落とす心配もないため近年人気となっています。
列席者の人数に応じて、本数を適切に調整するのが成功させるポイントです。少なくとも5人以上の参加者がいるのが理想ですが、多すぎる場合にはこちらから事前に指名しておくといいでしょう。
ブーケ・ブートニアの儀式
プロポーズの際に男性側が用意してくれた花束の中から1本選び、「YES(結婚承諾)」の意味をこめて男性の胸に挿す演出がブーケ・ブートニアの儀式です。
人前式や披露宴中に行なわれることが多く、プロポーズが出来ていない...とうカップルにオススメの演出です。
特に難しいわけではありませんが、成功させるには2人が恥ずかしがらず、思い切って役を演じることがカギとなります。
このセレモニーのあとは会場内がより幸せムードに包まれますので、思い切ってブーケ・ブートニアの儀式を取り入れてもいいでしょう。
最後に、結婚式後のブーケの保存方法を説明して、この記事を締めたいと思います。
挙式後のブーケの保存方法3選!無料でできる方法もある
この記事で紹介した通り、結婚式のブーケで生花を使った方は1番多86.3%にのぼり、大半のカップルが生花を選んでいます。その反面、生花は命あるもので時間が経つにつれ枯れてしまいます。
しかし、特別な日の思い出のブーケを記念に残したいと思う人も多いのではないでしょうか。
ここでは結婚式後のブーケの保存方法について紹介します。
ドライ加工・プリザーブドフラワー
出典元:http://www.xing-flower.com/shopping/grace
立体的に花の形を残すことができるため今一番人気の方法と言えるでしょう。
プリザーブドフラワーは、専用の溶液を使うことで生花に近い状態で長時間保存できるお花です。色が鮮やかなのが特徴でより生花に近い質感で保存ができます。
しかし、高温多湿に弱いため、日本の気候にはやや不向きとも言われています。ドライ加工は、特殊な方法で乾燥させ花の水分を取り除き立体的に花の形を残すことが出来ます。
どちらも、ボトル型のガラスケースなどに入れて、記念日や名前も入れることができる場合が多いようです。
押し花
出典元:http://www.hanaguruma.com/millefeuille.html
押し花とは、花を各部位ごとに分解し、プレスすることによって水分を取り除き、その後にまた花の形になるように組み合わせるという方法です。
額に入れるタイプになるため、かさばらず上品な仕上がりとなるでしょう。額縁や大台紙を選ぶこともできるため、インテリアにもぴったりです。
ドライフラワー
出典元:https://diyers.co.jp/articles/displaydryflower_k
ドライフラワーは、自身でも手軽にお金をかけず行なうことができます。
方法とては、ブーケで使用した花を風通しの良い日陰に干し乾燥させるという方法です。ただし、自分で行なう場合は、花材の変色はある程度見込んでおかなければいけません。
花を美しく長く保存したいのであれば、費用は掛かりますがプロに任せるほうが良いでしょう。
それぞれ、加工に向いていない花材や変色しやすい色味などもあるので、依頼する場合は事前に自分のブーケの特徴を伝え問題ないか確認するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。今回は結婚式のブーケについてご紹介しました。
要点をまとめると・・・
・ブーケの総額の平均費用は2.3万円
・ブーケは「生花・造花・プリザーブド」3種類ある
・最近のトレンドで人気急上昇なのはクラッチブーケ
この記事を参考に、ブーケの種類を詳しく知ることができ、自分のドレスに似合うブーケをイメージすることができるでしょう。