76.8%のゲストは再婚でも祝福したい!再婚カップルの結婚式事情まとめ
厚生労働省の統計データによると、平成27年の再婚件数は20年前と比べて約1.45倍に増加しています。
それにともなって「再婚でも結婚式をしたい!」と考えている人も少なくないでしょう。
しかし、「再婚の結婚式はゲストにどう思われるの?」「そもそも再婚でも結婚式はしていいの?」と気になっていませんか。
そこで今回は、再婚の結婚式事情やおすすめの結婚式、結婚式をする際の注意点を解説します。
再婚の結婚式についてのゲストの意見もご紹介しますので、結婚式を検討する際の参考にしてください。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・76.8%のゲストは再婚でも祝福!再婚を理由に結婚式を控えなくても良い
- ・どちらかorふたりともなど再婚ケースにあわせて結婚式スタイルを選択
- ・ご祝儀を辞退などゲストへの配慮を忘れずに希望の結婚式を叶えて
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76.8%のゲストが再婚でもお祝いしたい!再婚を理由に結婚式を控える必要はない
ハナユメの調査では、再婚となる友人から結婚式への2回目の招待を受けたとき、76.8%の人が「参加してお祝いしたい」と答えています。
再婚だからといって結婚式を控える必要はないということがわかります。
一方で、14.2%の人が「結婚式に参加するか迷う」と答えているのも無視はできません。
このように答えた人たちがみな「お祝いの気持ちがない」というわけではありませんが、「ご祝儀を準備してまで結婚式に参加するかどうかは考えてしまう」という人も多いようです。
再婚でも結婚式を挙げるのに特別な後ろめたさを感じる必要はありませんが、参加することを迷う、もしくは迷いながらも参加してくれるゲストもいることは意識しておきましょう。
再婚でも挙式スタイルは選べる!招待するゲストに制限もない
再婚だからといって、結婚式でしてはいけないことや、結婚式を控えなければいけない理由はありません。
基本的に、再婚でも挙式スタイルは自由ですし、どのような披露宴を挙げても問題はありません。
ゲストに制限もないので、招待したいと考えている人を誰でも呼ぶことができます。ふたりが希望する結婚式のスタイルがあれば前向きに検討してみましょう。
結婚は新たなライフステージの始まりです。
家族の門出となる晴れがましいイベントとして、また、結婚に対するけじめとしてきちんと式を挙げるという考え方もあります。
再婚でも初婚と変わらない結婚式を挙げるカップルもいる
再婚の場合、ふたりの間では結婚式はしなくてもよいと思っていても、地域柄や両家の意向で結婚式は盛大に行ないたいという考えもあるでしょう。
特に女性が初婚の場合は、娘の花嫁姿を見ることを心待ちにしている両親の希望で初婚と変わらない結婚式を挙げることが多いです。
女性は花嫁姿に憧れがあるもの。みんなと変わらない盛大な結婚式を挙げたいと思うのは当たり前のことです。
また、女性側が再婚の場合であっても、1回目の結婚式とは別のスタイルで結婚式を挙げる人もいます。
離婚理由や再婚までの期間を気にするゲストもいるので注意
結婚式のスタイルや招待するゲストに制限はありませんが、ゲストによっては離婚理由が引っかかったり、離婚から再婚までの期間が短いことを気にされたりすることもあります。
結婚式に招待するにあたり、「お祝いされて当然」という態度ではなく、結婚して再スタートすることをゲストに報告する気持ちを忘れないことが大切です。
それを前提として、次の章では再婚のケース別におすすめの結婚式を紹介していきます。
ケース別に見る!再婚におすすめの結婚式
再婚と初婚のカップル、再婚同士のカップル、子どもがいる再婚カップルなど、再婚の結婚式でも事情はさまざまです。
ここでは、ケース別におすすめの結婚式のプランを紹介します。
新郎が再婚の場合は「新婦の意見を重視」して結婚式のプランニングを
新郎が再婚で新婦が初婚の場合は、新婦の意見を中心にするのがおすすめです。
また、新婦側の親の考えをできるだけ尊重するようにしましょう。
結婚式のスタイルは盛大な披露宴を行なうものから、シンプルなウエディングまでありますが、新郎の「新婦を大切にする」という気持ちを表すために、比較的豪華な結婚式が挙げられることが多いようです。
新婦が再婚の場合は「派手すぎない」結婚式が好印象
新婦が再婚で新郎が初婚の場合も、新婦は一度結婚式を挙げていて事情に詳しいという理由から、新婦が主体となって進めるケースが多いようです。
新婦が再婚の場合は、初婚時よりも年齢が上がっていることもあり、派手すぎない落ち着いた結婚式が好印象です。
レストランウエディングや披露宴と二次会の中間の1.5次会なども選択肢に入れてみましょう。
新郎新婦ともに再婚の場合は「大切な人だけを招待」して絆を深める
新郎新婦のどちらも再婚の場合は、どちらのゲストも2回目の結婚式に招待していいものかを考えることがほとんどです。
職場関係や親族などを招いて盛大に行なうというよりは、本当に祝ってもらいたい大切な人だけを招待する結婚式がおすすめです。
結婚式を通して感謝やふたりの想いが十分に伝わり、新郎新婦とゲストの間の絆が深まるようなものであるとよいでしょう。
子どもがいる場合は「家族のお披露目」を意識したアットホームな結婚式もおすすめ
子どもがいる再婚カップルの場合は、「これから家族になる」というお披露目の意味を込めた、子どもとの関係も深まるようなアットホームな結婚式がおすすめです。
子どもも結婚式に主体的にかかわることで、これから家族になることをより意識できます。
子どもとみんなでケーキカットをしたり、子どもにリングボーイやリングガールをお願いしたり、子どもが活躍できる演出を取り入れてみんなが楽しめるように心がけましょう。
旅行をかねたリゾートウエディングやフォトウエディングもおすすめ
再婚のカップルの結婚式の場合、結婚式場の華やかな雰囲気や、他のカップルの結婚式に対して気後れしてしまうという人もいます。
そんなときは、人目が気になりにくい、家族旅行をかねたリゾートウエディングやフォトウエディングがおすすめです。
リゾートウエディングの場合は、国内外にかかわらず家族や親族だけの参列がほとんどなので、アットホームな結婚式になるのはもちろん、家族旅行としても思い出深いものになるでしょう。
ふたりだけもしくは家族だけで結婚式をするケースもある
一度結婚式に招いた人をもう一度招待するのは申し訳ないなどという理由から、家族だけの少人数の結婚式をするケースもあります。
司会を立てないレストランウエディングやリゾートウエディングなどで両家の家族のみの参列は費用が比較的抑えられるメリットもあります。
演出では定番のケーキカットや花嫁の手紙を取り入れたいという人も多く、特に花嫁の手紙は両親や家族にしっかりと感謝を伝えられる人気の演出です。
再婚カップルのケース別におすすめの結婚式のスタイルを紹介しました。
どんな結婚式でも、人生の新たな門出を晴れがましい気持ちで迎えられるものにしたいですね。
そこで、次は再婚で結婚式を挙げる際に注意したいポイントについて見ていきます。
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再婚で結婚式をする際の注意点5つ
再婚で結婚式をする場合、ふたりとも初婚のケースとは違う配慮が必要となります。
費用も高額になりやすい結婚式をもう一度挙げることや、ゲストにお金や時間をかけて2回も参加してもらうのかなど、悩ましいところです。
再婚で結婚式をする際の注意点を5つご紹介します。
1. 結婚式をするかどうかはふたりだけでなく家族の意見を聞いて決める
結婚式はふたりの意見を大切にしたいところですが、初婚のときよりもさらに家族の意見を重視して決めるようにします。
特に両親は、再婚ということで慎重になることもあります。
逆に、本人たちが結婚式はしなくてよいと思っていても、親は結婚式を挙げてほしいと考えているケースもあります。
結婚式をするのかしないのか、するとしたらどのようなスタイルで行なうのかなど、基本的なことからしっかりと話し合うのがいいでしょう。
例えば、親戚を招待するのかどうかなども、ふたりよりも親戚関係に詳しい家族に意見を仰ぐのが確実です。
2. 親に再婚の結婚式を反対されたら反対する理由を聞き結婚式をしたい理由を説明
再婚での結婚式は、親に反対される可能性もあります。
その場合は、反対の理由をしっかりと聞くこと、そして、ふたりがなぜ結婚式をしたいと考えているのか理由をきちんと伝えることが大切です。
再婚だからこそ結婚式を挙げたほうがいいことももちろんあります。
第1に、新たな家族となり、これから人生を共に歩んでいくことをしっかりと決意表明するけじめとして行なうこと。
第2に、離婚によって心配や迷惑をかけてしまった人たちに安心感を持ってもらうこと。
「ただやりたいから」では反対している人には伝わりません。
しっかりとした目的や理由があることを伝え、結婚式に対して前向きな印象を持ってもらえるようにしましょう。
3. ゲスト数は新郎新婦で同じ割合でなくてもOK!結婚を報告したい人を招待する
再婚・初婚にかかわらず、ゲスト数は同じ割合でなくても大丈夫です。
特に再婚の場合は、たとえ9:1であっても問題ありません。
人数の割合を合わせるために気乗りしない人を招待するよりも、本当に結婚を報告したい人を招待するのがベストです。
ただし、どちらかが初婚で、初婚側のゲストが相手が再婚だと知らない場合、相手側のゲストが極端に少ないことに心配を抱かせる可能性があります。
ゲストにはあらかじめ相手が再婚であることをさりげなく伝えておくとよいでしょう。
4. 再婚の結婚式をする場合はゲストへの心配りを忘れない
再婚の結婚式の場合は、再婚に対してあまりいいイメージがない人や、2回目の参列となり金銭面で負担をかけてしまう人もいます。
お祝いしてもらって当然という態度は厳禁です。ゲストへの心配りを忘れないようにしましょう。
ご祝儀を辞退する・会費制にするなどゲストの負担を軽くする
2回目の参列となるゲストはご祝儀も2回分です。
もちろん、それ以外に衣装やヘアセット代、交通費などもかかるため、金銭的な負担が大きくなります。
お祝いの気持ちはあっても、金銭面で不満が出てしまうケースが少なくありません。
ゲストの負担が軽くなるように、招待状を送る際などにあらかじめご祝儀は辞退する旨を伝えたり、会費制にしたりするなどの方法があります。
感謝の気持ちを込めて結婚式でふるまう料理や引出物の内容・質にこだわる
再婚をするにあたり感謝の気持ちをゲストに伝えるために、結婚式の料理や引出物をグレードアップするのもひとつの手です。
引出物の平均額はひとりあたり5,500円と言われているので、迷ったときは参考にしてみてください。
料理の場合は、グレートアップすると使われる食材が変わります。配慮を込めて料理や引出物選びを行なえるといいですね。
5. 迷ったら担当のプランナーに再婚であることを伝えてアドバイスをもらう
再婚にはさまざまなケースがあります。どうすればよいのか迷ったときは担当のプランナーに相談するのがベストです。
プランナーはいくつもの結婚式を見てきており、さまざまな結婚式や演出についても日々勉強しています。
ふたりで考えていたときには思いつかなかったようなアドバイスを提案してくれるでしょう。
再婚カップル向けのプランを用意している式場も登場している
最近では、再婚カップル向けのプランを用意し、さまざまなケースに合わせたオーダーメイドの結婚式をつくってくれる式場も登場しています。
大人の再婚カップル向けに、落ち着いた雰囲気の少人数挙式スタイルを提案したり、大人だからこそ似合うドレスやヘアメイクを紹介したりしている式場もあります。
スタッフや相談カウンターなども年齢層の高いスタッフを配置するなど、「若い人が多い結婚式場は人目が気になる」というようなカップルに配慮した式場も出てきています。
再婚で結婚式をする際の注意点5つをご紹介しました。いずれも、自分たちだけの気持ちを優先するのではなく、周りの家族やゲストに十分配慮することが大切です。
では、実際に再婚の結婚式に呼ばれたゲストの意見を見ていきましょう。
実際どうなの?再婚の結婚式についてのゲストの意見
再婚でも結婚式をしたいけど、ゲストがどう思っているのか知りたい人も多いでしょう。
ここでは、ハナユメの調査でわかった、再婚の結婚式についてのゲストの率直な意見を紹介します。
その人との関係性によります。親友であれば何回でも行きます。
このように、関係性が深い場合は参列したいと考えるゲストが多いようです。
本当に仲のいい友達で本当にお祝いしたくて、かつお金に余裕があれば参加します。
その一方で、こんな意見もありました。参列を迷うポイントとしては金銭的な負担が大きいところにあるようです。
友人に非がない状態で別れた場合は喜んで参加したいけど、自業自得な感じで別れていれば呼ばれたくない…。
一度目の離婚理由にもよるが、どう祝えば良いのかイメージが沸かない。
という、離婚した理由によっては参列したくないという意見や、参列してもお祝いムードに戸惑ってしまいそうと考える人もいました。
3回目もあるかなと、ちょっと思っちゃう。『誓います』のときに、前も誓ったよねと思う。
ご祝儀を一度払っているから、友人との関係性によるが、招待する方もどうかと思う。
という厳しい意見も見られました。
友人のためなら何度でもお祝いしたいという好意的な意見が見られる一方、関係性が薄い場合は参列を悩む場合もあることがわかりました。
たとえ仲が良くてもご祝儀の金銭的負担は大きいものです。
相手との関係性にかかわらず、前述の通りご祝儀の辞退や会費制にするなどゲストへの配慮は欠かせません。
再婚ということでゲストによっては心からお祝いをするのははばかられるという意見もあり、お祝いムード一色というよりは、ゲストへの感謝の気持ちやこれから新たに家族となる決意などが表せるような結婚式にすることが大切です。
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3拠点でつなぐこともできるため、二人が同じ場所にいなくても相談できるのもうれしいポイント。
「忙しくてなかなか時間を取れない……」「相談デスクまでの移動時間を省きたい」という人におすすめです。
予約はこちらの相談フォームに必要事項を記入して送信するだけです(当日予約は電話にて受付)。
便利なハナユメの無料オンライン相談をぜひご利用くださいね。
まとめ
今回は再婚カップルの結婚式事情やおすすめの結婚式についてご紹介しました。
- 要点をまとめると・・・
- ・76.8%のゲストは再婚でも祝福!再婚を理由に結婚式を控えなくても良い
- ・どちらかorふたりともなど再婚ケースにあわせて結婚式スタイルを選択
- ・ご祝儀を辞退などゲストへの配慮を忘れずに希望の結婚式を叶えて
この記事を参考に、再婚で結婚式をする際の注意点を知り、結婚式の開催について前向きに検討しましょう。