顔合わせの流れはこれで完璧!基本をおさえてスムーズに進行するコツ
両家顔合わせを控え、当日の流れやマナーについて不安を抱えていませんか。
二人が中心となって行う両家の顔合わせは、なんだか照れくさくもあり、相手の親のことを考えると上手く進行できるか心配になる人もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は顔合わせ当日の流れやマナーに加え、会話が弾むテクニックなどをご紹介します。
これを読めば当日和やかな顔合わせを行うことができるでしょう。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・両家顔合わせをスムーズに!事前準備から当日の流れまでを紹介
・服装や手土産など、両家で格の差が出ないよう、二人が調整を!
・楽しく会話が弾み、両家の親睦が深まるような顔合わせにしよう
顔合わせ食事会の事前準備の流れ
両家顔合わせ当日の流れをご紹介する前に、事前準備の流れをご紹介します。
顔合わせをスムーズにするためには、事前準備が大切です。
次の流れで準備を進めていきましょう。
- 1.食事会当日のイメージを決める
2.顔合わせの日程を決める
3.当日のお店を決める
4.当日の料理を決める
5.食事会の費用分担を決める
6.当日の服装を決める
7.当日の流れ・進行を決める
8.当日の手土産を決める
両家で手土産や服装に格差が出ないよう、二人が上手に両家の橋渡しをしてください。
また、事前に決めなければならないことも多いですが、両家両親の意向を確認しながら準備を進めていきましょう!
顔合わせの準備について詳しくは、こちらをご覧ください。
続いて、当日の流れについて解説します。
両家顔合わせ食事会当日の基本的な流れ
両家顔合わせの所要時間は、2時間半~3時間ほどが目安です。ここでは、顔合わせ食事会の一般的な流れをご紹介します。
「当日の流れはこうでなければならない」というものはありませんが、その日に初めて両家が揃うことも多いため、ある程度流れを決めて臨むのが良いでしょう。
次は、主な項目について、どのように進行をするか詳しくご紹介します。
1.両家集合
両家の顔合わせは、集合することから始まります。自分の親と一緒に顔合わせ会場へ足を運びましょう。
すでに実家を離れて一人暮らししている場合は、自分の両親とも待ち合わせをすることになります。顔合わせ会場集合にすると、両家両親が先に到着して気まずい雰囲気になってしまうことが多いためオススメできません。
別の場所で自分の親と待ち合わせをし、集合時間の5分前を目安に顔合わせ会場へ到着するのがベターです。
2.着席・はじまりの挨拶
現地へ着いたら、会場スタッフの案内に従ってロビーで待つもしくは、両家顔合わせ食事会を行う個室に案内されることになります。個室へ入る場合は、席次に注意しましょう。
席次は基本的に、入口から遠いほうが上座になります。上座に両家父、続いて母親、一番入口に近いところに新郎新婦が座りましょう。
全員席についたら、最初の挨拶を行います。
新郎又は男性側の父親から顔合わせの主旨や集まってくれたことへのお礼を述べましょう。
その後、新郎新婦から簡単な挨拶をして両家の紹介をします。
3.両家の紹介
両家の紹介は男性側→女性側の順番に行います。新郎新婦から父親・母親・出席している家族を紹介し、それに続く形でそれぞれが自己紹介をする流れがスマートです。
両家の挨拶が和やかになると、両家顔合わせの緊張した雰囲気も和らぎます。新郎新婦が率先して、雰囲気作りをしましょう。
4.婚約記念品の交換・お披露目
両家顔合わせの場で婚約記念品を交換する場合は、両家の紹介後に行いましょう。
新郎から新婦へ婚約指輪、新婦から新郎へ時計などの記念品を贈ります。
すでに婚約指輪を受け取っている場合は、この場でお披露目をすると喜ばれるでしょう。
5.記念撮影
記念品の交換が終わったら、両家揃って記念撮影をしましょう。
一生に一度の記念撮影ですから、両家ともにこやかな笑顔を心がけてください。
ここで撮影した写真は、両親へのプレゼントやSNSでの結婚報告、結婚式のムービーなどに使用できます。
プログラムがいろいろありますが、集合~記念撮影までで、大体30分~1時間くらいを想定して進めると良いでしょう。
6.乾杯~食事・歓談
記念撮影が終わったら、いよいよ食事会のスタートです。
お祝い事ですから、乾杯をして料理を味わいましょう。乾杯の音頭は新郎の父親がとることが多く、不在の場合は新婦の父親が代わりに行うことが多いです。
食事会中は、新郎新婦の子供時代の話やエピソードトークに花が咲いて、ついつい飲みすぎないように注意が必要です。和やかに歓談を楽しめる時間にしましょう。
7.締めの挨拶とお礼
食事会の最後は、新郎もしくは新郎の父親が結びの挨拶をします。結びの挨拶のあとに、新郎新婦が顔合わせに集まってくれたお礼を述べるという流れもいいですね。
以上が顔合わせ当日の一般的な流れになります。
他に盛り込みたい内容や両家の親しさの度合いで、全体の構成や時間も変わってくるでしょうから、柔軟に進めていきましょう。
次の章では、両家顔合わせ食事会をスムーズに進め、好印象を与えるためのポイントについてお伝えします。
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好印象を与える!両家顔合わせの事前準備ポイント
顔合わせでは、マナーを知ったうえで当日を迎えるようにしましょう。
マナーを知らずに恥をかいた、印象が悪くなったということがないように、次の点について把握しておきましょう。
- ・相手側の家族について事前に情報を伝えておく
・顔合わせ当日の服装は、両家で格をあわせる
・結納金や手土産は事前に決めておく
・食事会の費用は誰が負担するか二人もしくは両家で相談しておく
それぞれ、ポイントを解説します。
相手側の家族について事前に情報を伝えておく
相手側の家族の情報は、あらかじめ新郎新婦から両親へ伝えておくようにしましょう。家族構成や出生などプライベートな情報は、場合によっては触れられたくないこともある可能性があります。
事前にそういった情報を把握しておけば、気まずい雰囲気になることを避けられます。
顔合わせ当日の服装は、両家で格をあわせる
顔合わせの服装は、場所や両家のバランスに注意しましょう。
かしこまった雰囲気にしたい、カジュアルにしたいなど、顔合わせ食事会のイメージにあわせて服装を選びます。
その際、片方はスーツや和服なのに、もう片方はカジュアルスタイルといったことがないよう、二人が気を配り事前に認識をあわせておくのが無難です。
結納金や手土産は事前に決めておく
相手側から手土産をいただいたのに、こちらは何も用意していなかった…となると気まずい雰囲気になってしまいます。
また、食事会で結納金を用意することは珍しいですが、家によってはきっちりしておきたいと考えているケースもあります。
手土産の有無や結納金に対する希望などは、事前に調整しておきましょう。
食事会の費用は誰が負担するか二人もしくは両家で相談しておく
両家顔合わせ食事会にかかる費用は、二人が支払うケースが多いです。
しかし中には、親が負担したり両家で折半したりすることも。顔合わせ当日に揉めることがないよう、事前に取り決めをしておきましょう。
両親が遠方から足を運ぶ場合は、宿泊費や交通費の負担についても検討しておきましょう。
お金のことで揉めると、その後の関係性に響くため事前確認が必須です。
両家の印象にもかかわる!食事のマナーを解説
顔合わせ食事会では、食事のマナーにも注意が必要です。
ガチャガチャと音を立てる、箸の持ち方が悪い、咀嚼音をさせて食べるといった点は、思いのほか気にする人が多いものです。
和食・洋食それぞれの食事マナーについてご紹介しましょう。
料亭・和食の場合
料亭で顔合わせをする際は、次の2点に気をつけてください。
1.品数が多いときの食べ方
2.和室でのふるまいに気を配る
1.品数が多いときの食べ方
先付けは、薄味のものから1品ずつ順番に食べるのがマナーです。
器は出された時と同じ状態に戻す必要がありますから、茶碗蒸しやお椀のふたは閉めるようにしましょう。
2.和室でのふるまいに気を配る
目線はできるだけ低めにし、上座にいる人に背を向けないようにしましょう。
靴を脱ぐ際は、出迎える人にお尻を向けないように、また中央は避けるようにします。
レストラン・洋食の場合
レストランで顔合わせをする際は、次の3点に気をつけてください。
1.ナフキンは首から下げない
2.スープの器は手に持たない
3.肉料理は切り分けていただく
1.ナフキンは首から下げない
ナフキンを首から下げて良いのは子どもだけです。
大人はナフキンを半分に折り、折り目を自分の方に向けて、ももの上に置くようにしましょう。
2.スープの器は手に持たない
スープの器を手に持って口元へ運ぶのはマナー違反です。
しっかりスプーンですくって、口元に静かに運ぶと上品に見えます。
3.肉料理は切り分けていただく
肉料理はステーキなど塊で出てくることもしばしばあります。
その場合は、そのままかぶりつくと下品な印象を与えます。ナイフとフォークを使い、切り分けていただくようにしましょう。
顔合わせ当日の注意したいマナーについて紹介してきました。
普段気を使わない何気ない仕草も意外と見られていたりするので、注意して臨むようにしましょう。
次の章では、顔合わせでの話題についてご紹介します。
両家顔合わせの流れを壊さない!当日はどんな話をする?
両家顔合わせの場では、避けたほうが良い話題もあります。オススメの話題と避けたほうが良い話題をご紹介しましょう。
オススメの話題
両家顔合わせでの話題は、両家が共通で知っていることや、興味をもっていること、両家両親が知りたい二人のことなどがおすすめです。
- ・天気や季節
・幼少期のエピソード
・地元の話
・趣味の話題
・家族について
場を和ませ、人柄を伝え、両家を知るきっかけをつくると良いでしょう。
ただし、マニアック過ぎる話題は会話が一方的になってしまう可能性があります。
スポーツの話は、応援しているチームが異なると気まずいため、様子を見ながら話すようにしましょう。
避けたほうが良い話題
宗教や政治、学歴といったデリケートな内容は避けましょう。
思想的な話題は、人によって差が出ますし、学歴はコンプレックスに感じている人がいると気まずい雰囲気になりかねません。
リスクが高い内容は、避けることが無難です。
両家顔合わせの場所も結婚式場も、ハナユメでスムーズに選ぼう!
両家顔合わせが済んだら、結婚に向けて本格的に準備を進めていくことになります。
せっかく両家が集まる場ですから、顔合わせ当日の雰囲気を見つつ、入籍や結婚式の時期、結婚式場についても相談してみましょう。
その際、事前に日取りや式場の候補を挙げておくとスムーズです。
二人の結婚イメージを共有しながら、両親の意向を確認し、両家納得の上で入籍日や結婚式の日取りを決定しましょう!
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対応してくれるのは結婚式場の紹介だけだと思っている人もいるでしょうが、結婚式全般に対する質問や疑問にも答えてもらえます!
また、ハナユメでご紹介している結婚式場やレストラン、料亭の中には、両家顔合わせにも対応してくれる会場もあります。
どんな場所が良いのか迷ったら、ぜひ一度、ハナユメ相談サポートに相談してみてくださいね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は顔合わせの流れとマナーについてご紹介しました。
要点をまとめると・・・
・両家顔合わせをスムーズに!事前準備から当日の流れまでを紹介
・服装や手土産など、両家で格の差が出ないよう、二人が調整を!
・楽しく会話が弾み、両家の親睦が深まるような顔合わせにしよう
この記事を参考に、顔合わせに必要な知識や心構えを知ることができ、当日の顔合わせを成功させることができると良いでしょう。
また、顔合わせが終わったらいよいよ結婚式場選びが始まります。結婚式のプロに無料相談できるサービスもぜひ利用したいですね。
コラム:顔合わせでよくある失敗談
顔合わせは、お互いの両親を紹介しあう大切な機会ですが、中には失敗してしまった!という人もいるようです。ここでは、先輩カップルが経験した顔合わせの失敗談を紹介していきます。
食事中にお酒を飲みすぎた
顔合わせは初対面のことも多いので、緊張がつきものです。そんな中、新郎は緊張を紛らわすためにお酒を飲みすぎてしまい、相手の両親に絡みだしてしまったようです。
挙句の果てには気持ちが悪くなり、途中退席するなど、最悪の印象で顔合わせが終わってしまったようです。
お店選びを失敗
普段馴染みのないお店を選んだことで、失敗してしまった例です。
結納のような堅苦しい雰囲気ではなく、気軽に話ができる場にしたいと選んだ割烹料理店でしたが、格式が余りにも高く、かえって緊張してしまい話がはずまなかったそうです。
おまけに同じ時間帯に子連れの団体客が隣になってしまい、ふすま越しに子供たちの騒がしい声が響き、ますます話すに話しづらい状況に・・・。
時間がたてば思い出話になったとしても、顔合わせ後すぐは申し訳ない気持ちでいっぱいになりますよね。
そんなことにならないよう、事前の準備や心構えをしっかりして、一生に一度の顔合わせを最高の一日にしましょう。