婚約指輪と結婚指輪を重ね付け！指輪選びから身につけ方まで徹底解説

2021.02.08

婚約指輪（エンゲージリング）と結婚指輪（マリッジリング）を重ね付けしたいと考える人は多いようです。でも同時に、「婚約指輪は結婚後も身につけていいの？」といった疑問も浮かぶかもしれませんね。

たしかに、婚約期間は女性が婚約指輪を身につけ、結婚後は夫婦で結婚指輪をつけるのが一般的。しかし、結婚後も婚約指輪を身につけるのはまったく問題ありません！

今回は、婚約指輪と結婚指輪を重ね付けするメリット・デメリット、重ね付けしやすい婚約指輪の選び方などをご紹介します。

この記事の内容をざっくり言うと…: ・婚約指輪と結婚指輪を日常的に重ね付けする人は少ない; ・形、素材、テイスト、ブランドなどをそろえると重ね付けしやすい; ・婚約指輪と結婚指輪の重ね付けデザインを紹介

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結婚後も婚約指輪を身につけている人はどれくらい？
どちらが上？婚約指輪と結婚指輪を重ね付けする順番
婚約指輪と結婚指輪を重ね付けするメリット・デメリット
重ね付けしやすい婚約指輪と結婚指輪を選ぶポイント
婚約指輪のデザインをベースに紹介！結婚指輪と婚約指輪の重ね付け
まとめ

結婚後も婚約指輪を身につけている人はどれくらい？

婚約指輪,重ね付け

「婚約指輪と結婚指輪の重ね付け」と聞いて、「婚約指輪は婚約している間しか身につけられないのでは？」と驚いた人もいるかもしれませんね。

婚約指輪は結婚後も身につけてOK。しかも、普段使いしてもまったく問題ありません！

ハナユメの行なったアンケートによると、15.2％の人が結婚後も毎日婚約指輪を身につけていることがわかりました。

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結婚後に婚約指輪と結婚指輪を重ね付けするタイミング

結婚後、婚約指輪を日常的にはつけない人でも、特別なタイミングには身につけているようです。

結婚後、婚約指輪はいつつけていますか？またつける予定ですか？（複数回答可）
結婚式などフォーマルな場所へ行く際につけている	49.0％
記念日デートなどふたりの特別な日につけている	31.0％
休日など出かけるときにつけている	22.3％
ほぼつけることがない	16.1％
毎日つけている	15.2％
その他	1.9％

結婚後は「ほぼつけることがない」という人もいますが、多くの人が婚約指輪を「特別で大切なもの」と考えているようですね。

この結果を見て「私も婚約指輪と結婚指輪を重ね付けしたい！」と思ったものの、「でも重ね付けってどうやったらいいの？」と疑問を感じた人もいるはず。

続いては、まずは婚約指輪を重ね付けする際の順番について解説します。

どちらが上？婚約指輪と結婚指輪を重ね付けする順番

婚約指輪,重ね付け

重ね付けの順番は、結論からいうと「結婚指輪の上から婚約指輪をつける」のが一般的。

これは、結婚指輪の上から婚約指輪を重ねることで「永遠の愛に蓋をする」という意味があるから。

また、結婚指輪に比べて大きな宝石が付いていたり装飾が多かったりする婚約指輪は、こまめな着け外しが必要になる可能性も。

結婚指輪の上から婚約指輪を重ねれば、結婚指輪はそのままで婚約指輪だけをつけたり外したりできて便利ですね。

ただし、必ずこの順番で重ね付けしなければならないわけではありません。もっと言えば、婚約指輪も結婚指輪も必ず左手の薬指に身につけなければならないという決まりもないのです。

そのため、身につけやすい順番で重ね付けしたり、「結婚指輪は左手薬指、婚約指輪は右手薬指」など、指を選んで身につけたりしても大丈夫です。

婚約指輪はどの指にはめる？指によっての意味や身に着け方を解説

続いて、婚約指輪と結婚指輪を重ね付けするメリット・デメリットを見てみましょう。

婚約指輪と結婚指輪を重ね付けするメリット・デメリット

婚約指輪,メリット,デメリット

婚約指輪と結婚指輪の重ね付けについて迷っている人のために、重ね付けのメリット・デメリットをまとめてみましょう。

【メリット】

・結婚後も婚約指輪を身につけられる

・華やかな印象になる

・自分好みのコーディネートができる

【デメリット】

・指輪同士があたって傷みやすくなる

・サイズ感が難しい

・指輪同士のコーディネートが上手くいかない

それぞれポイントを解説していきます。

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重ね付けするメリット

まずはメリットから見てみましょう。

結婚後も婚約指輪を身につけられる

1つ目のメリットは、結婚後も婚約指輪を身につけられること。

結婚後に身につけるのは結婚指輪のみで、婚約指輪を身につける機会があるとすれば、パーティやお呼ばれの席といったフォーマルなシーンのみという人も少なくありません。

しかし、重ね付けできるデザインの指輪が増えたことによって、婚約指輪をもっと気軽に、日常生活において違和感なく使用できるようになり、婚約指輪の重ね付けをする人も増えています。

せっかくの婚約指輪ですから、“タンスの肥やし”にしていてはもったいないですよね。

華やかな印象になる

2つ目のメリットは、婚約指輪と結婚指輪を重ね付けすることで、手元が華やかな印象になることです。

結婚指輪は普段使いすることを考えて、シンプルなデザインを選ぶ人が多数派です。

そのため、ファッションとして楽しむには少し寂しい印象になりがち。しかし、婚約指輪を重ね付けすることで手元が一気に華やぎ、おしゃれをより楽しむことができるでしょう。

自分好みのコーディネートができる

3つ目のメリットは、婚約指輪も結婚指輪も好きなデザインを選び、自分好みにコーディネートできることです。

数万円のものから百万円以上のものまで、婚約指輪の価格帯はさまざま。最近は手ごろな価格で質のよい婚約指輪も多く、豊富なデザインの中から自分の好きなものを選ぶことも可能です。

自分の好きな指輪を自由に組み合わせ、ファッション感覚で婚約指輪を身につけるのも楽しいですね。

重ね付けするデメリット

婚約指輪.指

続いて、主なデメリットです。

指輪同士があたって傷みやすくなる

デメリットの1つ目は、婚約指輪と結婚指輪を重ね付けすることで、それぞれ傷みやすくなる可能性があること。これは、指輪同士がぶつかることでアームに傷が付いたり、凹んだりしてしまうからです。

これを防ぐため、重ね付けすることを前提にデザインされたセットリングなども登場しています。

できるだけ傷を避けたいと思うなら、試着して指輪同士のあたりを確認する、セットリングを選ぶなどの対応をするようにしましょう。

サイズ感が難しい

2つ目のデメリットは、サイズ選びが難しいことです。

婚約指輪も結婚指輪も指の付け根のサイズで選ぶと、上側につける指輪が若干きつめになる可能性があります。逆に、重ね付け前提で指輪を選ぶと、1本ずつつけたときに指輪サイズが大きく感じることも。

そのため、婚約指輪と結婚指輪を重ね付けしたときと、1本ずつ指輪をつけたとき、両方のサイズ感を確認するようにしましょう。

指輪同士のコーディネートが上手くいかない

3つ目のデメリットは、指輪同士のコーディネートが上手くいかない場合があること。

重ね付けを前提にしていないデザインの指輪に起こりがちな話ですが、婚約指輪も結婚指輪も好きなデザインを選んだら、指輪同士がぶつかっておさまりが悪いなど、それぞれのよいところを打ち消しあってしまう可能性があります。

せっかく重ね付けするのに、指輪のよさを引き出せないのはもったいないですよね。次の章で、重ね付けしやすい指輪選びのポイントをご紹介します。

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重ね付けしやすい婚約指輪と結婚指輪を選ぶポイント

結婚指輪-ゴールド,婚約

婚約指輪と結婚指輪を重ね付けしたいなら、次のポイントを考慮して選ぶことをおすすめします。

・セットリングを選ぶ

・リングの形状をあわせる

・婚約指輪がソリティアやメレならV字の結婚指輪もしっくりくる

・素材をあわせる

・ブランドやテイストをあわせる

ポイントを解説しましょう。

セットリングを選ぶ

出典：TRECENTI（トレセンテ）

セットリングは、婚約指輪と結婚指輪の重ね付け前提でデザインされています。そのため、指輪同士がぴったりかみあって傷が付きにくく、1本だけでも2本重ねてもステキに身につけられるなどの特徴があります。

また、1本ずつ購入するよりもお得な価格設定になっていることも。指輪選びに時間がかけられない、同じブランドで一度に購入したい場合などは、セットリングを選んでみてはいかがでしょうか。

リングの形状をあわせる

出典：杢目金屋

アームがまっすぐなストレートデザイン同士や、同じくらいの角度でカーブが付いているウェーブやV字をあわせるなど、指輪の形状をあわせることで指輪同士がキレイに重なります。

指輪選びを迷うようであれば、リングの形状をあわせて考えてみると選びやすくなりますよ。

婚約指輪がソリティアやメレならV字の結婚指輪もしっくりくる

出典：銀座ダイヤモンドシライシ

「婚約指輪と結婚指輪が同じ形ではつまらない……」と思う人には、ストレートタイプのソリティアやメレデザインの婚約指輪と、V字の結婚指輪を組み合わせるのもおすすめ。

V字のカーブ部分にセンターストーンが収まれば、指輪と宝石があたることがなく、傷が付きにくくなります。

素材をあわせる

出典：ケイウノブライダル

「プラチナ×プラチナ」「ゴールド×ゴールド」など、素材の種類をあわせてみると見た目に統一感が出ます。

「婚約指輪は華やかなデザインがいいけれど、結婚指輪はシンプルなものがいい」など、デザインの好みがまったく違う場合でも、素材が一緒ならおさまりがよく感じるものです。

ブランドやテイストをあわせる

出典：ITH

同じブランドの婚約指輪と結婚指輪なら、セットリングではなくても重ね付けしやすいデザインのものがあることも。

また、ブランドが違っても「シンプル」「キュート」「ゴージャス」など、テイストをあわせてみるのもよいでしょう。何か1つポイントを決め、それを軸に選ぶことで、セットリング以外でも重ね付けしやすい指輪選びができるはずです。

個性的な重ね付けをしたいなら…

ここまで、統一感があって重ね付けしやすいことに着目してご紹介しましたが、中には個性的な組み合わせを楽しみたい人もいるのでは。

そんな人は、次のような選び方もおすすめです。

・ウェーブやV字を重ね付けする

・あえて異なる素材を重ね付けする

・特に気にせず好きなデザインを重ね付けする

具体的な写真とともに見ていきましょう。

ウェーブやV字を重ね付けする

出典：CAFERING ( カフェリング )

ウェーブやV字など、個性的なデザインの指輪を重ね付けすることで、よりオリジナリティのある印象になることも。

ストレートの結婚指輪では物足りないという人は、アームの形状が少し変わったものを重ね付けしてみてもよいでしょう。

あえて異なる素材を重ね付けする

出典：ラザールダイヤモンドブティック

統一感を出したいなら同じ素材を重ね付けするのがおすすめですが、あえて異なる素材を重ね付けするのもステキ。

重ね付けしたときと1本ずつ身につけたときでガラッと印象が変わるため、結婚指輪のみ、結婚指輪と婚約指輪の重ね付けなどその日の気分で選んでみては？

特に気にせず好きなデザインを重ね付けする

出典：銀座ダイヤモンドシライシ

婚約指輪も結婚指輪も、自分が気に入ったデザインを選ぶのが基本。「重ね付けしやすいものの、なんだかしっくりこない……」という場合は、それぞれ好きなデザインを選んでみましょう。

人の好みはどこか共通する部分があるものです。自分で選んだものなら、何も気にせず選んだとしても、意外と重ね付けしやすいデザインであることも少なくありません。

続いて、婚約指輪の主なデザインを基本に、婚約指輪と結婚指輪の重ね付けイメージをご紹介していきます。

婚約指輪のデザインをベースに紹介！結婚指輪と婚約指輪の重ね付け

婚約指輪,重ね付け

「こんな婚約指輪がいい！」など、婚約指輪のデザインに希望がある人のために、婚約指輪のデザインをベースに重ね付けしやすい指輪デザインをご紹介しましょう。

婚約指輪の基本的なデザインとそれぞれの特徴は次のとおりです。

婚約指輪の基本デザインとその特徴
セットリング	婚約指輪と結婚指輪の重ね付けを前提に考えられたもの。アームの形や宝石の数、セットの仕方はさまざま。
ソリティア	宝石が1粒セットされたもの。ストレートからV字まで、アームの形はいろいろある。
メレ	センターストーンの横にメレダイヤといわれる小粒のダイヤがセットされたもの。
パヴェ	小粒のメレダイヤが石畳のようにアームに敷き詰められたもの。センターストーンがセットされていることもある。
エタニティ	アーム部分にダイヤが1周敷き詰められているもの。ぐるっと1周敷き詰められたものをフルエタニティ、半周だけのものをハーフエタニティという。