結婚式の日程をいつにするか決める方法はこれ!準備ダンドリ徹底解説
結婚式をいつにするかどうやって決めていいかわからず、迷っている方も多いでしょう。
また、結婚式をしたい時期は決まっても、いつから結婚式場探しや準備を始めたらいいのかわからず、困っている人も多いのではないでしょうか。
今回は、結婚式の日取りの決め方と、準備の段取りについて詳しくご紹介していきましょう。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・結婚式人気第一位は11月!秋と春は天候が良く人気
- ・結婚式の日程は、ゲストに配慮して選ぶべき
- ・準備期間は平均8.8ヶ月間。日程にこだわるなら早目に探すといい
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結婚式はいつがベストシーズン?11月が人気第一位、理由は天候
ハナユメで行われたアンケートによると、12ヶ月の中で11月が結婚式を挙げる月で最も人気が高いということがわかりました。
11月に次いで人気の9月、10月もそうですがその人気の理由として、いずれも安定した天候であり、暑くもなく寒くもないことから選ぶ人が多いといえるでしょう。
まずは、先輩カップルが挙式した人気月のランキングからご紹介していきましょう。
結婚式人気月ランキング
先ほどもお伝えしましたが、人気がある11月、9月、10月に共通しているのは、全国的に落ち着いた天候でしょう。
また、多くの人が忙しい年度末年度初・年末年始ではないため、列席者にとって参加しやすい日取りであることも理由の一つです。
全国的に人気が高いのは秋と春!
秋と春に行われる結婚式は人気が高いです。その理由は冒頭でもお伝えしたように、天候が関係しています。
ガーデンなど屋外での演出を行いたいカップルはもちろん、当日のゲストのことを考えると天候がいい日を選ぶにこしたことはないでしょう。
大型連休や年末年始、年度末は注意が必要
大型連休や年末年始、年度末はゲストに迷惑がかかる可能性が高いため注意が必要です。
同調査で実際、「結婚式に招待されたら困る季節があるか」と聞いてみると、下記の結果がでました。(複数回答)
年始 | 77.5% |
年末 | 75.5% |
クリスマス | 42.6% |
夏 | 34.4% |
ゴールデンウィーク | 34.4% |
年末年始は特に時期的にも仕事や家族の予定で忙しいため困る、という意見は多いようです。
ただ、秋や春でも困る、と言うゲストも中にはいます。つまり、ゲスト全員の予定にぴったりの日付はほぼないといっていいでしょう。
とはいえ、ゲストの顔ぶれや仕事などの状況に最大限配慮して、日程を選ぶと喜ばれるでしょう。
人気シーズンの秋と春に結婚式を挙げるメリットデメリット
ここからは人気シーズンの秋と春に結婚式を挙げるメリット・デメリットを紹介していきます。
秋と春に結婚式をするメリット
・気候が良いためゲストをお招きしやすい
・ガーデンやテラスなど外でも過ごしやすく、屋外ならではの演出が行いやすいできる
・秋は紅葉、春は桜など写真撮影のバリエーションが増える
秋と春に結婚式をするデメリット
・人気シーズンなので、希望通りの日程で会場の予約ができない可能性が高い
・費用が夏と冬に比べて高い
夏と冬に結婚式を挙げるメリットデメリット
ここからは比較的人気の低い、夏と冬に結婚式を挙げるメリット・デメリットを紹介していきます。
夏と冬に結婚式をするメリット
・人気シーズンではない分、希望の式場・日取りを選びやすい
・秋や春と比べて結婚式費用が安い
・夏はあえて夕方から式を始めてフィナーレで打ち上げ花火をあげてもらったり、冬はイルミネーションを楽しめたりと、夏と冬ならではの演出ができる
夏と冬に結婚式をするデメリット
・夏は暑さ対策の必要があり、式場選びや演出に制限がでることも
・冬の寒さ対策も必須、特に雪が降る地域は交通機関や開催時間の配慮が必須
・屋外演出の場合など寒さ対策のアイテムに配慮が必要
・夏休み、冬休み、年末年始などがあるため、ゲストに迷惑がかかりにくい日程が少ない
・費用が安い分、ゲストにケチったと思われないように引出物や料理など費用配分に注意が必要
ここまで結婚式を挙げる時期の人気度と、それぞれのメリット・デメリットなどについてまとめました。
結婚式を挙げる時期を考える上では、お日柄を重要視する人がまだ多いようです。
次の章では、結婚式を挙げるお日柄についてお伝えします。
実は大安だからいいとは限らない!大安よりもイイ日がある
結婚式の日取りを決めるにあたって、おおよその時期と共にお日柄も重要だと考えるカップルが半数以上いるそうです。
ハナユメがおこなったアンケート結果では62.9%もの方がお日柄(六輝)を「気にした」と答えているそうです。
最近では、お日柄(六輝・六曜)だけでない日取りの考え方も、判断に使う人が増えてきているようです。
詳しくご紹介していきましょう。
お日柄とは、元々は中国から伝わってきた占いがもとの「曜日」のようなもの
お日柄とは、六曜(ろくよう)や六輝(ろっき)など様々な呼び方がある、暦注のひとつで、縁起の良い人悪い日を判断する指標として使用されています。
※暦注とは、暦に記載される日時・方位などの吉凶、その日の運勢などの事項の記載のことです。
大安、仏滅などのことだと言えば、聞いたことがある人も多いでしょう。
もともとは、中国から伝わってきた占いがもとになっており、曜日のようなものとして扱われていました。
その後、今のような吉凶を表すものとなったといわれていますが、なぜそのようになったかはわからないようです。
各お日柄のもつ意味
ここからはお日柄6つの意味を説明していきましょう。
大安は何をするにも良い吉日
大安(たいあん)は「大いに安し」という、意味で何事にも良い日だとされています。
一日を通して最も吉の日とされるため、結婚式にはぴったりの日柄だと言えるでしょう。
お祝い事には一番良い日、友引
友引(ともびき)は、お祝い事には一番良い日だとされています。「友を引く」という意味で慶事である結婚式に選ばれることが多いです。
一日のうち、朝は吉、昼は凶、夕は大吉です。
「先」は午前を意味する!午前が吉の先勝と午後が吉の先負
先勝(さきがち/せんしょう)は、「先んずれば即ち勝つ」という意味があり、午前が吉で午後が凶です。
先負(さきまけ/せんぶ/せんぷ)は、「先んずれば即ち負ける」という意味で、午前が凶で午後が吉です。
赤口は正午以外は凶とされている
赤口(しゃっこう/しゃっく/せきぐち)は正午(午前11時頃から午後1時頃まで)のみ吉で、それ以外は凶とされています。
仏滅は全てにおいて凶とされている
仏滅(ぶつめつ)は「仏も滅するような大凶日」という意味で、全てにおいて凶の日とされています。
お日柄の中では婚礼などの祝儀を忌む習慣があるので結婚式を挙げる人は全体的に少ないです。
終日凶とする説と、午後は縁起が良いとする説があります。
ただし最近では、ふたりのスタートとなる日が仏滅であることで、それ以上悪くなりようがないと捉えるカップルも増えてきているようです。
天赦日(てんしゃにち)と一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
先ほどお話した暦注は、六曜だけではありません。良い日をあらわすものに、「天赦日(てんしゃにち・てんしゃび))」と「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」という日があります。
天赦日は「日本の暦の上で最上の吉日」といわれています。季節と日の干支で決まり、1年間の中でも数日しかありません。
一粒万倍日は、1粒のお米から1万粒ものお米がとれることから、物事の始まりに良い日とされています。天赦日とは違い、月に数回のチャンスがあります。
縁起の良い日が重なる場合があります。大安などの吉日と重なれば効果が倍増すると考えられているので、結婚式の日を決める参考にしてみてくださいね。
ここまでお日柄についてまとめてきました。結婚式の日程を考える際の参考にしてください。次の章ではさらに細かく考えるため、人気の曜日と時間についてご紹介します。
土曜日昼間が一番人気!結婚式に人気の曜日と時間
多くの人の仕事の都合などから、結婚式を挙げたカップルや式場を探しているカップルに一番人気なのは、土曜日の昼間です。
53.8%ものカップルが土曜日に結婚式をしたそうです。
次の日が日曜日で休みの人が多いため、二次会などで夜遅くなることや遠方からのゲストへの配慮から、多くのカップルが選んでいます。
また、一般的に土曜であれば、前日が平日で翌日が休みなので、お昼前後の時間帯が人気です。
土曜午前からの結婚式となると、着付けやヘアセットのために、人によっては早朝から動き出さなくてはいけないことになります。そのため、どのゲストにとっても時間的にゆとりのある午後の方が人気です。
また、日曜や祝日など結婚式の翌日が平日の場合は、午前中からのスタートだと早めにお開きできるでしょう。
日取りの時期選びと同様、曜日・時間選びも全てのゲストに配慮することは難しいです。
出来るだけ迷惑のかからない用にすると共に、もし迷惑がかかりそうな日時になるようであれば、下記のような対応をするとよいでしょう。
-
- 遅めの時間の結婚式スタートとなった
⇒(解決策1)二次会は行わない
⇒(解決策2)遠方の方に配慮してスムーズにお見送りをする
- 朝早い時間の結婚式スタートとなった
⇒(解決策1)遠方のゲストに前日分の宿泊手配をする
⇒(解決策2)式場のヘアセット・着付けの予約が必要ないかゲストに確認、手配をする
- 遅めの時間の結婚式スタートとなった
結婚式の日程はいつ頃決めればOK?準備期間の平均は8.8ヶ月
結婚式の準備は1年以上前からしなくてはならない、と思っている人も多いでしょう。
しかし、実際先輩カップルの平均検討開始時期は10.1ヶ月前だったそうです。
本当にそれで間に合うか、不安な人も多いでしょう。また、最短何ヶ月あれば準備が出来るのか着になっている人もいるはず。
ここでは、準備期間についてご説明していきます。
式場探しは8.8ヶ月前から、式場決定は8.0ヶ月前からが平均
披露宴・披露パーティ会場の検討開始時期と決定時期 | 検討開始時期 | 決定時期 |
---|---|---|
12ヶ月以上前 | 33.3% | 20.7% |
11~10ヶ月前 | 13.5% | 13.5% |
9~7ヶ月前 | 10.8% | 21.6% |
6~5ヶ月前 | 23.4% | 27.0% |
4~3ヶ月前 | 14.4% | 9.9% |
2ヶ月前 | 0.9% | 1.8% |
1ヶ月前以内 | 0.9% | 1.8% |
無回答 | 2.7% | 3.6% |
先輩カップルの式場探しを始めた平均は8.8ヶ月前、実際に式場を決定したのは8.0ヶ月前だったことがわかります。
結婚式内容の打ち合わせが本格的に始まるのは、多くの場合3ヶ月~4ヶ月前からですから、半年もあれば十分準備は間に合います。
ただ、先ほどご紹介したような人気の時期・月・曜日・時間・にこだわりがあるのであれば話は別です。
人気式場の人気日時ともなれば、1年以上前から予約が埋まっているケースが多いです。
その日その場所で結婚式が出来るのは一組だけ。日程や日柄を気にするのであれば、平均などは気にせず早めに検討を始めた方がよいでしょう。
実は1ヶ月前でも結婚式はできる!
実際、準備を1ヶ月前から始めたとしても結婚式をすることは可能です。
先ほどのアンケートで、1.8%が式場決定から挙式まで1ヶ月以内だったと回答しています。
人によっては授かり婚や仕事の都合などで、急に結婚が決まったという人もいるでしょう。実際に1ヶ月で行っている人がいると、この数字から読み取れるだけでも安心できます。
プロポーズから結婚式まで、準備のダンドリはこれ
だいたいの準備期間がわかったところで、ここからはプロポーズから結婚式当日までに行うべき準備のダンドリをご紹介します。
地域によって多少の違いはあったり、現在は結納を行う人が少なくなっていることもありますが、一般的には次のような流れです。
- 1.プロポーズ
- 2.両親への挨拶
- 3.婚約指輪・入籍の記念品購入
- 4.結納・両家顔合わせ
- 5.結婚式場検討・決定、周囲への結婚報告
- 6.ウエディングドレスなど衣裳選び
- 7.2次会実施の検討・ウエディングアイテム情報探し
- 8.結婚指輪の購入
- 9.打ち合わせ1回目(結婚式3~4ヶ月前):招待状デザイン決め・招待状発送・準備の流れを把握、衣裳決定・小物合わせ
- 10.打ち合わせ2回目(結婚式2~3ヶ月前):当日のプログラム・料理・引出物・プチギフト・演出・装花・BGMなどアイテム打ち合わせ
- 11.入籍(婚姻届提出)
- 12.最終打ち合わせ(結婚式3週間~1ヶ月前):席次表確定・アイテムや人数最終確定・司会者との打ち合わせ・ヘアメイクリハーサル・衣裳最終フィッティング
- 13.前撮り
- 14.挙式当日
- 15.ハネムーン
この流れを参考にして、挙式までのダンドリをスムーズに進めていきましょう。
ここまで結婚式の準備期間についてまとめてきました。次の章では特に結婚式準備が忙しくなる時期についてお伝えしていきます。
結婚式準備が一番忙しいのはいつ?本格的な準備は結婚式の3~4ヶ月前からが一般的
繰り返しとなりますが、結婚式の本格的な準備が始まり一番忙しくなるのは、結婚式の3~4ヶ月前からが一般的です。
式場を早くから決定していたとしてもすぐに式場スタッフと細かい打ち合わせは始まりません。
早くから打ち合わせてもゲスト人数も確定していないですし、早くから決定したことがあったとしても後々迷う可能性が高いからです。
早めに式場が決まった人は、本格的な準備が始まる前に、衣装選びやイメージ作り、アイデア集めをしておくと良いでしょう。
また、指輪選びも早目がオススメです。
なお、もっと詳しくダンドリを知りたい方は、
の記事をご覧ください!
まとめ
いかがでしたか。今回は結婚式をいつあげるべきなのか、結婚式準備はいつしたらいいのかについてご紹介しました。
要点をまとめると・・・
・結婚式人気第一位は10月!秋と春は天候が良く人気
・結婚式の日程は、ゲストに配慮して選ぶべき
・準備期間は平均8.8ヶ月間。日程にこだわるなら早目に探すといい
この記事を参考に、結婚式の日程がスムーズに決められ、準備をスタートする時期がわかると良いでしょう。
人気の挙式日が埋まる前に!式場探し