平日の結婚式は迷惑？メリットデメリットと成功させる4つのポイント
結婚式は土日に行われるのが一般的。しかし、「仕事の関係で平日しか休みが取れない」「曜日関係なく結婚式をしたい日がある」「家族だけなら平日でも問題ない？」など、平日の結婚式を考えている人もいることでしょう。
そこで今回は、平日に結婚式をするメリット・デメリット、平日結婚式を成功させるポイントなどをご紹介します。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・メリットがいっぱい！平日に結婚式を行う魅力を解説
- ・実施率は14.5％！平日の結婚式は増加傾向にある
- ・平日限定プランなど、土日より結婚式がお値打ちになる式場もある
この記事を読めば、平日に結婚式を行うメリット・デメリットを理解することができ、平日に結婚式を行うかの判断ができるようになるでしょう。
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平日結婚式の実施率は14.5％
ハナユメの行ったアンケートによると、平日に結婚式を挙げたカップルは14.5％となっています。
| あなたが挙式を実施した日はいつですか。 | |
|---|---|
| 月曜～木曜 | 5.2％ |
| 金曜日 | 9.3％ |
| 土曜日 | 57.7％ |
| 日曜日 | 23.7％ |
| 祝祭日 | 4.1％ |
調査方法：ハナユメWEBアンケート
調査人数：104名
期間：2018年10月
エリア：全国
「結婚式は土曜日や日曜日に行うもの」というイメージを持っている人が多いと思いますが、近年、平日に結婚式を行なうカップルも増えてきています。
平日結婚式が増加傾向にある理由
結婚式を平日に行う人が増えている理由として、大きく次の3つの理由があげられます。
- 結婚式場が、お得な平日プランを充実させている
- 不定休など、土日以外が休みの人も多い
- 少人数結婚式なら平日も結婚式を行いやすい
詳しく見てみましょう。
1. 結婚式場が、お得な平日プランを充実させている
ひとつ目の理由は、平日も結婚式を挙げてもらいたいと考えている結婚式場側が、平日限定の特典やプランを充実させていることです。
・土日よりも平日の価格設定をお得にしている
・平日限定プランを用意している
・会場貸切料無料、衣装1着プレゼントのように魅力的な特典がついている
・平日なら挙式のみでも受け付けてくれる
など、結婚式場によって内容はさまざま。しかし、平日の結婚式を希望する人が少ないため、土日よりもお得で魅力的な特典が多い傾向があります。
2. 平日休みや不定休など、土日以外が休みの人も多い
会社によって異なる場合もありますが、平日休みが一般的な業界もあります。
月曜日：美容師・理容師
火曜日：車販売関係
水曜日：不動産関係
木曜日：病院関係（歯医者・皮膚科等）
また、働き方改革によって有給休暇の取得が推奨されることも多く、平日を休みやすくなっていることも平日結婚式が増えている理由のひとつだといえるでしょう。
3. 少人数結婚式なら平日も結婚式を行いやすい
新郎新婦が平日休みであっても、ゲストが平日仕事であればやはり土日の結婚式を考えるのが基本。しかし、最近では「二人だけ」「家族だけ」など、ゲストが少ない少人数結婚式も増えています。身近な人を数名招待するだけならば平日でもスケジュールをあわせてもらいやすいのではないでしょうか。
では、平日結婚式にはどのようなメリットがあるのでしょうか。また、デメリットはあるのでしょうか。次の章で見ていきましょう。
魅力たっぷり！平日の結婚式のメリット・デメリット
平日の結婚式は、費用がお得になったり、仕事の業種によっては休みを取りやすいなどのメリットがあり、とても魅力的に感じますね。しかし、その反面にデメリットも存在することを忘れずに。
平日の結婚式の主なメリット・デメリットを挙げると次のようになります。
【メリット】
- 結婚式の費用が抑えられる
- 希望の日程が押さえやすい
- 土日と比べて貸切感が出て、ゆっくり結婚式を行うことができる
- ゲストに喜ばれる場合もある
- 公共交通機関の混雑を避けられるため感染症対策にもなる
【デメリット】
- ゲストの出席率が悪くなる
- 常識がないと思われてしまうケースも
- 週の真ん中にすると、宿泊しづらい
解説していきましょう。
メリット
まずはメリットからです。
1. 結婚式の費用が抑えられる
平日に結婚式を行なう最大のメリットは、結婚式の費用を抑えやすい点です。
「平日に結婚式をしてもらえるなら…」という思いから、土日に比べて大幅に結婚式費用を抑えた平日限定プランを用意している結婚式場も少なくありません。コスパの良い結婚式を挙げたいと考えているカップルにとっても、収益を確保したい結婚式場にとってもメリットといえるでしょう。
節約できた分は新生活の費用にまわしたり、料理や引出物をグレードアップしたりするなど、有効に使ってみては。
2. 希望の日程が押さえやすい
平日の結婚式を希望する人が少ないということは、土日に比べて空きが多いということです。
人気の結婚式場やトップシーズンでお日柄の良い土日だと、１年先でも希望の日が空いていないということも珍しくありません。しかし、平日であれば比較的希望の日程を押さえやすくなります。
「二人の付き合った記念日」「彼女の誕生日」「お日柄や語呂が良い日」など、こだわりの日程がある人にとって嬉しいポイントですね。
3. 土日と比べて貸切感が出て、ゆっくり結婚式を行うことができる
1日一組限定の結婚式場でなくても、平日の結婚式なら貸切感があり、ゲストとゆったり時間を過ごしやすいのも平日結婚式のメリット。
複数の挙式・披露宴会場がある結婚式場は、同じ時間帯に結婚式を挙げるカップルがいるのが一般的。人気の結婚式場なら、決まったスケジュールに従って次々に結婚式が行われるケースも少なくありません。
しかし、平日の結婚式なら同じ時間帯や前後に結婚式を挙げるカップルがいない可能性が高い場合も。比較的自由度が高く「1日一組限定」「時間の設定は自由」などの対応をしている結婚式場もあります。
ほかのカップルやゲストを気にすることなく、自由度の高い結婚式が挙げられるでしょう。
4. ゲストに喜ばれる場合もある
平日が休みの仕事をしているゲストにとっては、限られた有給休暇を取得せずに結婚式に出席できると喜んでもらえることも。
接客業の人であれば、土日の忙しい日に休んでほかの人に気を遣うこともなく、心から結婚式を楽しんでもらえるでしょう。
また、土日が休みのゲストでも平日に有給休暇を取れるのであれば、貴重な土日を休日として使えるので喜ばれるケースもあります。
5. 公共交通機関の混雑を避けられるため感染症対策にもなる
外出を自粛しているとはいえ、平日は働いて土日を休む人が多いため土日の公共交通機関は平日に比べて利用者が多い傾向があります。
しかし、平日の通勤時間帯を避けた時間に結婚式を設定できれば、ゲストは公共交通機関の混雑を避けて結婚式場まで行くことができます。感染症対策としても有効だと考えられるでしょう。
デメリット
続いてデメリットです。
1. ゲストの出席率が悪くなる
土日休みの人の中には、平日休みが取れずに結婚式に出席できないという人も見受けられます。そのため、平日の結婚式は土日に比べてゲストの出席率が悪くなってしまう可能性もあります。
結婚式を平日にするか土日にするか迷った場合は、結婚式に出席してほしいゲストの顔ぶれを見ながら判断しましょう。
また、「出席してもらえなくても仕事の事情もあるから仕方ない…」というくらいの気持ちでいると良いかもしれません。
2. 常識がないと思われてしまうケースも
「結婚式は土日に行うもの」と思っている人が多いため、ゲストや親族に「平日に結婚式をするなんて非常識だ」と言われてしまう可能性もあります。
特に、年配ゲストほど“従来の結婚式スタイル”を重視する傾向にあるため、「常識はずれだ」と思われてしまうことも。
平日の結婚式を考えている場合は、事前に相談した上で決定するようにしましょう。
3. 週の真ん中にすると、宿泊しづらい
遠方ゲストの中には、結婚式出席のために宿泊が必要になる人もいるでしょう。その場合、結婚式のために2日間の休みが必要になります。しかし、土日休みの人が平日に2連休を取得することは難しく、火・水・木の結婚式は出席できない可能性もあります。
・結婚式を金曜日の午後スタートにし、宿泊して土曜日に帰宅してもらう
・前日・日曜日に来て宿泊してもらい、月曜日の午前中の結婚式に出席、その日のうちに帰宅してもらう
などの工夫をすれば、同じ平日でも月曜日や金曜日のほうが出席してもらえるかもしれません。
このように、平日の結婚式にはメリットばかりではなく、デメリットもあります。
では、メリットとデメリットを押さえた上で、実際に平日に結婚式を挙げる場合、どのようなポイントを押さえれば成功させられるのでしょうか。
平日の結婚式を成功させるポイントを次の章でみていきましょう。
平日の結婚式を成功させる4つのポイント
平日の結婚式を検討しているのなら、成功させるポイントをしっかり押さえておきましょう。平日の結婚式を成功させるポイントとして次の4つをご紹介します。
- 日程が決まったらゲストには早めに連絡する
- なるべく連休になるように調整する
- 夕方や夜からのナイトウエディングを検討する
- 子どもがいるゲストに対して配慮する
1.日程が決まったらゲストには早めに連絡する
土日休みの人にとっては、平日が休みづらい可能性もあります。結婚式の日程が決まったらできるだけ早めに連絡を入れましょう。
また、「この人にはどうしても出席してもらいたい！」というゲストがいたとしても、出席を無理にお願いしないように気をつけてください。
デメリットでも紹介したように、平日の結婚式はまだまだ一般的ではありません。「常識がない」と感じるゲストも少なからずいるでしょう。
そのため、強引に出席のお願いをしたり、断りにくい誘い方をしたりしてしまうことで、ゲストが「出席を強いられた」と思う可能性もあります。後々の関係性にも響きますので、平日の結婚式の場合は相手の仕事や予定を配慮しながら、招待するように心がけましょう。
2.なるべく連休になるように調整する
ゲストによって定休日が違ったり、仕事を休みやすい曜日が異なったりするため難しい部分もありますが、できるだけ結婚式前後で連休になるようなスケジュール調整をすると喜ばれます。
土日休みの遠方ゲストが多い場合は、金曜日や月曜日に結婚式を行うなど、ゲストの負担が軽くなるようなスケジュールを検討してみてください。
遠方ゲストもゆったり宿泊できるので、ゆとりを持って出席できるでしょう。
3.夕方や夜からのナイトウェディングを検討する
「平日の結婚式にこだわりたいものの、ゲストにはできるだけ出席してもらいたい」という場合は、ナイトウエディングを検討してみましょう。結婚式の時間帯を調整することで、平日でも比較的多くのゲストに出席してもらいやすくなります。
特に、金曜日のナイトウエディングであれば、仕事を休まずに結婚式に出席でき、次の日はゆっくり休めるためゲストに大きな負担がかかりません。
4.子どもがいるゲストに対して配慮する
子どもがいるゲストの場合、「子どもをどこに預けよう…」「子連れで出席してもよいの？」と悩む人もいるでしょう。そのため、子どもと一緒に出席してもらえるよう案内するなどの配慮を忘れないでください。
可能であれば待合スペースや披露宴会場にキッズスペースを用意したり、授乳やおむつ替えスペースがあるか確認したりするなど、子連れのゲストが安心して参加できるように配慮しましょう。
また、保育園や学校に通う子どもがいるゲストが多いのであれば、子どもが不在の間に結婚式に出席できるような時間設定になっていると嬉しいもの。特別な時間を過ごしてもらえるような心遣いを見せると喜ばれますよ。
続いて、平日プランにはどのようなものがあるのかチェックしていきましょう。
平日結婚式の費用・お得なプラン
平日の結婚式の費用は休日の結婚式と比べるとお値打ちになる場合が多く、プラン内容も充実しています。土日祝の結婚式では、叶えられないような贅沢なプラン内容に驚く人も少なくありません。
例えば、平日の結婚式の費用やお得なプランには以下のようなものが挙げられます。
- ・会場使用料金が無料になる
- ・少人数制結婚式で挙式費用が半額になる
- ・上質な格式高い婚礼料理コースをお得に選べる
- ・最大で140万円も結婚式費用が安くなる
- ・式場や会場貸切で自由に進行できる
結婚式を平日にするだけで、こんなに豪華な特典や割引を受けられるなんて驚きですね！
ここで紹介している平日プランはほんの一部です。「ほかにどんなプランがある？」「気になる結婚式場のオトクなプランを知りたい」など、平日の結婚式に興味のある人は、一度ハナユメに相談してみてください。
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まとめ
いかがでしたか。今回は平日に結婚式をするメリット・デメリット、平日結婚式を成功させるポイントなどをご紹介しました。
要点をまとめると・・・
・メリットがいっぱい！平日に結婚式を行う魅力を解説
・実施率は14.5％！平日の結婚式は増加傾向にある
・平日限定プランなど、土日より結婚式がお値打ちになる式場もある
この記事を参考に、メリット・デメリットを理解し平日に結婚式を行なうかどうか判断できると良いでしょう。
