これで迷わない!結婚式に呼ぶ人を失礼なくスムーズに決める方法

これで迷わない!結婚式に呼ぶ人を失礼なくスムーズに決める方法

結婚式に誰を呼ぶかという悩みは、二人の理想だけでは解決できなくて困りますよね。その他にも、呼ぶ人のバランスや線引きなどに迷っている人も多いでしょう。

そこで、今回は結婚式に呼ぶ人をどうすれば円滑に決められるかについて詳しく紹介します。

これを読めば、招待する人をいつまでに、どのように決めるか知ることができるでしょう。

さらに、よくあるお悩みについてや知識も紹介します。これさえ頭に入れておけば、ゲスト選びのトラブルも回避できるでしょう。

この記事をざっくり言うと・・・
・結婚式に呼ぶ人の平均人数は67.3名。友人の招待数が増えている
・基本の4ステップで、早めに結婚式に呼ぶ人数を想定するのが大事
・最終的には本当に二人が来てほしい人を呼ぶのがベスト

結婚式に呼ぶ人の平均人数は67.3名!

ハナユメ(以下同調査)によると、披露宴・披露パーティに招待するゲストの平均人数は67.3人です。

披露宴・披露パーティの招待客人数
30人未満 16.2%
31 人~40人 8.1%
41人~50人 7.2%
51人~60人 12.2%
61人~70人 10.4%
71人~80人 14.4%
81人~90人 8.9%
91人~100人 7.6%
101人~110人 5.8%
111人~120人 2.5%
121人~130人 1.0%
131人~140人 0.5%
141人~150人 2.0%
151人~160人 0.5%
161人以上 2.8%

あくまで全国平均ですので、もっとたくさん招待したい、アットホームにもっと少ない人数で挙げたいなど希望は様々あるでしょう。

多い人数帯は、30人未満で16.2%、次いで71~80人で14.4%となっています。

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結婚式に呼ぶ人の内訳は、親族が減り、友人が増える傾向に

近年は微減ではありますが、親族の招待数が年々下り傾向にあります。

昔のように家と家との結びつきが感じられるような結婚式ではなく、仲の良い友人をたくさん呼んで賑やかにという結婚式が増えているのかもしれませんね。

それでは、実際にどうやって招待ゲストを決めていくのか詳しく見ていきましょう。

結婚式に呼ぶ人の決め方4ステップ!ざっくりでいいから早めに決めるのが吉

結婚式の招待状を発送するのは、式当日のおよそ4か月前が一般的です。

しかし、結婚式の直前になって呼ぶ人を決めようとすると、思ったより人数が多くて会場に入らないなどの問題がでてくる場合もあります。

まずは式場を決める前に、大まかでいいので誰を招待するか、全員で何人ぐらいになるのかをふたりで考えてみましょう。

それでは、具体的にどのような段取りで決めていけばいいのか、ステップ順に紹介します。

ステップ1. どんな結婚式にしたいかをイメージする

最初に二人がどんな結婚式を挙げたいのかをイメージしましょう。

「お世話になった上司や先輩方にパートナーを紹介する落ち着いた式にしたい」「学生時代の友人に囲まれてワイワイ楽しみたい」など希望は様々でしょう。

二人の想いを、できるだけ具体的にすることで、そこにいる結婚式に参加するゲストの顔ぶれが思い浮かんでくるはずです。


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ステップ2. イメージした結婚式にふさわしいゲスト層を考える

次は、イメージした結婚式にふさわしい列席者の中心となる層を選びます。

結婚式の招待ゲストは主に親族・職場関係・友人の3つに分けられます。

アットホームな式にしたいなら親族と友人関係に重心を、今後の会社づきあいを大切にしたいなら職場関係を中心にしながら、呼ぶ人を書き出してみましょう。

ステップ3. 主賓と絶対に呼びたい人、呼ぶべき親族を決める

結婚式 親族

続いて、必ず席が必要になる人を確定させます。主賓や親友、親族がこれに当てはまります。

親族の場合、兄弟姉妹の有無など家庭によって招待数にかなりのバラつきがあります。早めに両親に相談して絶対に呼ばなければならない人を相談しましょう。

主賓選びは、「親しい直属の上司にお願いしよう」なんて気軽に決めてしまっては、あとからトラブルになることも考えられます。直属の上司や同僚に、どこまで会社関係の方を招待すればよいのか相談してから決めるようにしましょう。

また、お勤めをしていないなど会社関係の人を呼ばない場合は、親族から主賓を選ぶ場合もあります。両家の意見を合わせて決めましょう。

ステップ4. あとは、優先順位をつけてリストアップ

あとは、呼びたい人をリストアップしましょう。

このときグループごとにまとめたり、お車代のかかる遠方ゲストであるなどの情報を加えておくと、具体的な検討と確定をする時に便利です。

これで、おおよその結婚式のゲスト数がわかります。上記のステップを踏まずに、先に会場を選んでしまうと会場の広さと招待客数がアンバランスになる可能性があります。

なるべく会場を決める前に、呼ぶ人数をイメージできると良いでしょう。

では、大まかな招待客リストからどのように、実際に招待する人を絞り込んでいけばよいでしょうか。スムーズに進める方法を紹介します。


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会場のレイアウトやテーブルに座れる人数から結婚式に呼ぶ人を考える方法

呼びたい人を選びきれない場合、気持ちを切り替えて、予算や配席を考えながらゲスト選びに取り組みましょう。

式場を決めて、収容人数(呼ぶ人数)を想定する

まずは式場選びです。挙げたい結婚式のイメージとおおよそのゲスト数が頭にあるはずなので、それを叶えられる会場を選びましょう。

会場にはそれぞれ収容人数があるので、絶対に呼ぶゲスト数を引けば、あと何人呼びたい人を招待できるかわかりますね。

もし、検討している会場の収容人数が足りないと思うのであれば、大きな会場に変更するか、結婚式に呼ぶ人を少なくするかを選択しなければなりません

また、結婚式場のプランナーに相談してみるのも、一つの方法でしょう。

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テーブルの着席数を確認する

結婚式場は、会場によってテーブルの大きさが違い、レイアウトや着席数も様々です。何名用テーブルでセッティングされるのかを式場に確認して配席を考えましょう。

例えば、6人着席のテーブルが用意されるのであれば、高校時代の部活仲間8人は配席が難しいです。付き合いが浅かった2人だけ招待しないというのも、のちのち顔を合わせるときに申し訳ないですよね。

交友関係の線引きは難しいですが、優先順位を決めて配席の難しいグループは全員呼ばないという考え方もできます。

結婚式に呼ぶ親族は、親に決めてもらうのが一番早い

結婚式に呼ぶ親族をスムーズに決めるには、親に任せるのがスムーズな場合が多いです。

祖父や祖母を招待する方は多いですが、従兄弟などどこまでを招待するかは各家庭の付き合いの深さやこれまでの慣習がありますので両親の判断を仰ぎましょう。

あまり会ったことのない関係の親族を招待するのにどうやって声をかけていいか戸惑う場合は、結婚の報告や招待の打診も親に協力してもらうとよいでしょう。

結婚式に呼ばない人には、失礼のない結婚報告を

顔合わせ 手紙

結婚の報告をしたら、上司が「式に招待される」と思い込んで困ったという先輩カップルの声を聞きます。

こういった場合は「身内だけで行うことにしたため、会社関係の方はご招待しない予定です」という言葉をそえると無難です。

また、「入籍します」との言い方で結婚式については触れない、もしくは聞かれても「式については未定です」と結婚式からは離れた状態で報告するのもよいでしょう。

気を付けたいのは、招待しない人に結婚報告を行うタイミングです。今はSNSなどですぐに情報が伝達される時代です。

ほかの友人には結婚の報告があったのに私にはまだないと知ったら、招待される・されない以前に気分を害する同僚や友人もいるでしょう。できるだけ招待しない人にも結婚の報告の時期は合わせるのがベターです。

結婚報告について詳しく知りたい方は下記をご覧ください。

さて、結婚式に呼ぶ人は決まりましたか。

ここからは、招待人数の違いによるメリットデメリットや、気になる常識についてチェックします。

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【少人数:大人数】のメリットデメリット

どんな結婚式を挙げるにも、メリットデメリットはつきものです。

結婚式に呼ぶ人が少ない場合と多い場合には、どんな違いがでてくるでしょうか。

【少人数のメリット】

・ゲストと話す時間が十分にとれる
新郎新婦とゲストとの距離が近く、プログラムで各テーブルにまわって歓談する時間を取ることもできます。久しぶりに会う恩師や地元の友人とゆっくり語ることができますね。

・結婚式準備の負担が少ない
引出物や招待状など、準備しなくてはならないものの数が少ない分、手間も少なくて済みます。

・結婚式場に払う金額が少なくて済む
招待人数が少ないため、結婚式全体にかかる費用を抑えることができます。会場の中には、お得な少人数プランを用意していることもあります。

【少人数のデメリット】

・式場が少人数対応してくれるところに限られる
結婚式場の中には100名前後の招待を考えた広い会場のみ構えているところや、「100名以上で利用可」などの条件があるところも。

ゲスト数に対して会場が広すぎると、閑散とした雰囲気になってしまいますし、少人数に合った会場から選ぶことになります。

・会食中心で盛り上がりに欠けるケースも
人数が少ない分、スピーチや余興などプログラムが少なくなります。ただ食べるだけで、場が持たないという可能性があります。

【大人数のメリット】

・大勢の人に祝福してもらえる
呼びたい人が呼べないという悩みは少ないでしょう。大勢の人に囲まれて華やかな結婚式になるでしょう。

・自己負担額が少なくなる可能性も
式場に払う金額は大きいものの、人数が多い分ご祝儀も多くいただくことになります。招待数が多ければ多いほど、自己負担額は少なくなる傾向があります。

【大人数のデメリット】

・ゲストとの距離が遠い
会場が広すぎて、新郎新婦の表情がよく見えないなんてこともあります。ひとり一人にご挨拶は時間的に難しく、ゲストと話す機会は取りにくいでしょう。

・結婚式準備の手間が増える
招待状などの準備物をもし手づくりにするのなら、人数が多いほど大変な作業になります。また、スピーチ依頼、余興の依頼、お車代、宿泊の必要な招待客など各種の連絡や手配も煩雑になります。

招待客が少人数の場合と大人数の場合でのメリットデメリットについて紹介しました。

次に、結婚式に呼ぶ人数についての気になる疑問を解消していきましょう。

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これって常識なの?気になる結婚式に呼ぶ人に関する暗黙ルール

耳にしたことがある結婚式の招待に関するマナー。時代の流れによって変わっていることもあります。実際のところ、気にすることはないルールも多いようです。

新郎新婦両家の呼ぶ人数は同じでなくてよい

新郎側と新婦側のゲストの数を同じにするという考えは、今は少ないようです。両家の親族の数は違って当たり前ですし、職場によって同僚の数も違うでしょう。

気になるようでしたら、テーブルの数を同じにしておくと多少人数が違っても気になりません。また、共通の友人はすべての招待数が少ない側のゲストとして呼ぶのもありでしょう。

結婚式に招待された人はこちらも招待するのがマナー

友達同士の間で結婚式に「呼ばれたら、呼び返す」が常識です。お互いに結婚式に招待される絆の確認になります。

しかし、友達が結婚した時と現在では事情が違う場合があります。友達が遠方に引っ越している、出産直後であるなどです。

招待される人にとっても都合をつけるのが難しく招待が100%喜ばしいことではない可能性もあります。呼ばなくては!と気負わず、相手に相談することも大事でしょう。

異性の友人ゲストを呼ぶ際は、席次に工夫を

結婚式,ジャンプ,友人

昔は、ゲストに親族でない異性がいるなんてもってのほかでした。ここ最近は、どのような関係性の友人なのか主役の二人が理解しているのであれば気にする人は少ないようです。

ただし、親世代はまだまだ気になるようです。両親や親族には、どのような関係の異性ゲストがくるかを知らせておきましょう。

また、異性のゲストが一人で浮いてしまわないように、男女混合の席をつくるなど席次に工夫しましょう。

ほかにも、結婚式に呼んでいいのか悩む人にはさまざまなケースがあります。

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結婚式に呼んでもOKなのか悩む…実例集

連絡不足や見解の違いで、招待後気まずくなったなんてことにならないよう招待する相手によっては配慮が必要です。

疎遠だった友人を結婚式に呼びたい場合

今はあまり連絡をとっていないけれど、「心の友」という人は誰しもいるかもしれません。

結婚式に呼びたいけれど迷う場合、ゲストがひとりぼっちになってしまわないか周囲のゲストにも声をかけて配席に気を配りましょう。

また、人数あわせに無理やり関係の浅い友人を呼ぶのはやめたほうがいいでしょう。

小さい子供のいるゲストは招待時に説明を

バウリニューアル子供

友人だけを招待したつもりだったのに、子供を連れて出席しますと返事がきた場合はどうすればよいのでしょうか。

小さな子供にはキッズメニューや披露宴中に飽きないようおもちゃを用意するなどの特別対応が必要になります。

もし乳児ならベビーベッドや授乳室の有無も気になりますね。会場が対応できない場合もありますので、小さい子供がいるゲストには、先に子連れは難しいと伝えておきましょう。

子連れ歓迎であれば、年齢を確認して必要なら席を用意しましょう。

顔見知りの友達の旦那さん。悩むなら、友人に相談を

友人の結婚後、何度か家に遊びに行かせてもらい、顔なじみ程度にはなったという友人の旦那さん。招待するべきかどうか悩みますよね。

これからも夫婦でお付き合いを続けていきたいならばぜひ呼びましょう。新郎と仲良くなってもらう機会にもなります。

判断に迷う場合は友人に聞きましょう。二人分のご祝儀を包むのは経済的に苦しいと旦那さんまでは呼ばなくていいと返事をする人もいるでしょう。

離婚した元両親や兄弟を招待したい場合

新郎新婦 疑問

新郎新婦が来てほしいと思っているのなら、ぜひ招待するべきです。

しかし、離婚した本人たちの気持ちも大切です。離婚した両親の仲が非常に悪いのであるならば、結婚式の場にふさわしくありません。

二人だけで決めずに、招待したいですと意思表示をし、親族間で話し合って決めるとよいでしょう。
 

地域や両家の習慣はむげにはしないで

地域や両家の考え方によって、招待する層が違う場合もあります。

地方によってはご近所の方々を結婚式に招待するというところもあります。

自分には思いつかなかった招待客を提示されて戸惑うかもしれませんが、まずは話を聞き理解を示したうえで、二人で話し合って決めましょう。

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まとめ

いかがでしたか。今回は結婚式に呼ぶ人について、いろいろご紹介しました。

要点をまとめると・・・
・結婚式に呼ぶ人の平均人数は67.3名
・式場を決めるまでに早めに呼ぶ人をイメージするべき
・最終的には本当に二人が来てほしい人を呼ぶのがベスト

この記事を参考に、これからの親族、会社、友人関係をより充実させる結婚式の招待が出来るとよいでしょう。

また、招待するゲストについてプロの結婚式のプロに無料で相談できるハナユメ相談サポートもオススメです。ぜひチェックしてみてくださいね。

監修者情報


記事監修者T.Yの顔写真

ハナユメアドバイザー T.Y
経歴
名古屋の結婚式場にてご予約担当や打ち合わせ担当のプランナー業務を経験。その後ブライダルジュエリーショップにてジュエリーコーディネーターを経験。ブライダルの現場での経験を活かし、ハナユメアドバイザーとして結婚式のお手伝いをさせていただいております。
ハナユメアドバイザーとは?
ハナユメウエディングデスクで、お客様の式場探しのお手伝いや、予約・見学の手配といった結婚式の準備をサポートするスタッフです。全員が日本ブライダル文化振興協会が主催する「3級ブライダルコーディネート技能検定」を取得しており、プロの視点からお客様に寄り添ったご提案をいたします。

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