1.5次会の費用相場と自己負担額はいくら?会費設定のコツも解説

1.5次会の費用相場と自己負担額はいくら?会費設定のコツも解説

1.5次会とは、披露宴と二次会の間に位置するウエディングパーティーのこと。決まったルールは特になく、披露宴に近いものからブッフェ形式で二次会に近いものまでさまざまな1.5次会があります。

そんな自由さが魅力の1.5次会ですが、その分、費用や自己負担額を気にする人も多いもの。今回は、1.5次会の費用や自己負担額、会費についてご紹介します。

1.5次会の費用・自己負担額の目安

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ハナユメの調査によると、2023年に行われた結婚式の費用は371.0万円、人数は56.2人が平均でした。

一般的な結婚式ではご祝儀制で引出物を用意するのに対し、会費制の1.5次会では引出物を用意しません。

1.5次会の費用は一般的な結婚式よりも若干抑えられ、320~350万円程度。会費は一人あたり1~1.5万円が相場なので、自己負担金額は240~300万円ほどが目安になります。

ただし、二次会に近いカジュアルな1.5次会なら費用はここからさらに下がりますし、ハナユメ割のような割引や式場探しキャンペーンなどを活用すればさらに費用が抑えられるでしょう。

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1.5次会にかかる費用の内訳

1.5次会の費用には、料理や飲み物のようにゲスト数や提供形式で変わるものと、ドレスや写真撮影のように人数にかかわらず一定の金額がかかるものがあります。

見積もり例を見てみましょう。

新婦衣装 213,855円
新郎衣装 88,100円
ブーケ 27,400円
美容着付け 99,600円
控え室 45,000円
挙式 191,000円
介添え料 18,900円
写真 49,200円
音響 63,500円
司会者 73,000円
会場料 256,711円
料理 862,903円
飲み物 282,499円
ケーキ 60,920円
装花 149,015円
サービス料 199,842円
印刷物 43,298円
合計 2,724,743円

一般的な結婚式の場合、結婚式場を借りてコース料理を提供するのが基本。披露宴のみのケースもありますが、挙式もセットで行われることが多いです。

しかし、1.5次会は料理をブッフェ形式にしたり、挙式は別日に行ったり。会場をレストランにしてカジュアルに楽しむケースも見受けられます。

また上記見積もりのうち、会場料・料理・飲み物を会費でまかない、それ以外を新郎新婦の自己負担と考えることが多いようです。

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1.5次会の費用に影響する3つのポイント

1.5次会の費用を節約したいと思ったら、次の3点を考慮してみましょう。

1.会費制かご祝儀制か
2. 料理の提供形式
3. 持ち込み料や衣装代などのその他費用

それぞれ詳しく見ていきましょう。

会費制かご祝儀制か

1.5次会にかかる費用の一部もしくは全部をゲストから一定の金額で集めるのが会費制、決まった金額はなくそれぞれがお祝いの気持ちとしてお金を包むのがご祝儀制です。

ご祝儀制にするか会費制にするかご祝儀制にするかで1.5次会の費用が大きく変わることはありませんが、自己負担は変わります。

たとえば50人で300万円の1.5次会の場合、1.5万円の会費にすると自己負担は300万円-1.5万円×50人=225万円ですが、相場3万円のご祝儀制にした場合、300万円-3万円×50人=150万円。

会費制にしてゲストの負担を軽くするか、ご祝儀制にして新郎新婦の自己負担を少なくするか、よく考えたうえで判断しましょう。

料理の提供形式

料理の提供形式をどうするかは、1.5次会費用に大きく影響を与えます。ブッフェ形式なら1人あたり数千円で抑えられますが、コース形式なら1人あたり1万円以上かかります。

ゲスト数が多いほど、ブッフェ形式かコース形式かによる費用の差が大きくなるでしょう。

持ち込み料や衣装代などのその他費用

持込料や演出費用など、一般的な見積もりに含まれない項目もあります。

たとえば節約のために、衣装やブーケ、ペーパ-アイテムなどを持ち込む場合、会場によっては持ち込み料がかかる可能性が。

また、演出を追加すればその分1.5次会費用は追加になりますし、ギフトや装飾にも費用がかかります。

とはいえ、衣装や演出に費用をかけたからといって、ブッフェ形式の1.5次会を2万円の会費にするわけにはいきません。選ぶものが自己負担額に影響するため注意しましょう。

会費別:1.5次会の料理提供スタイル

料理提供スタイルは1.5次会の費用と会費に大きく影響します。会費別の1.5次会スタイルを見てみましょう。

会費10,000円~15,000円の場合

会費1万~1.5万円なら、コース料理を提供する形式もしくは着席でのブッフェ形式がよいでしょう。

コース形式よりも費用を抑えられるブッフェ形式ですが、ゲストテーブルごとに大きなお皿が並ぶ光景はパーティーらしく華やか。ゲストが好きなものを選んで食べられるのも喜ばれるポイントです。

ただし、年配ゲストや家族・親族は遠慮して料理に手を伸ばせないことも。ゲストによっては取り皿に料理を盛りつけた状態で提供してもらうなどの配慮を忘れないでください。

会費15,000円~20,000円の場合

1.5~2万円の会費であれば、着席スタイルでコース料理を提供するのが一般的。通常の披露宴とそれほど変わらない1.5次会ができるでしょう。

上司、恩師を招待する、年配ゲストが多い、きちんと感のある結婚式をしたいけれどゲストの負担も軽くしたいといったときは、会費1.5~2万円でコース料理を提供する1.5次会がおすすめです。

会費7,000円~8,000円の場合

友人や同世代のゲストが多い1.5次会なら、会費を1万円以下に設定するのも選択肢のひとつ。立食でのブッフェ形式で二次会に近いカジュアルなパーティーになるでしょう。

会費1万円以下でコース料理を用意してもよいですが、会費が安いのにおもてなしが豪華すぎるとゲストに気を遣わせることになるためバランスを考慮してくださいね。

1.5次会の会費を決める際に注意したいポイント3選

十分なおもてなしでゲストに満足してほしいものの、自己負担は抑えたい…会費をいくらにするべきか迷う人もいることでしょう。

会費の金額に迷ったら、次の点を考慮してみてください。

1.自分たちが負担できる金額を確認する

二次会と違い、1.5次会の費用はすべて会費でまかなえるものではありません。自分たちでどれくらいの金額を負担できるのか考えてみましょう。

場合によっては、親からの援助を受けられたり、親族からお祝いの気持ちとしてご祝儀をもらえたりすることもあります。

最初から援助を期待するわけにはいきませんが、両親と話し合いながら予算や両家の負担割合を検討してみてください。

2.ゲストにどんなパーティースタイルで楽しんでもらいたいか

1.5次会に招待するゲストをリストアップしつつ、どんなふうに楽しんでほしいのか考えることも大切です。

「おいしい料理を落ち着いて味わってほしい」「年配ゲストや目上の人が多い」なら着席でコース料理を提供する、「気の置けない仲間たちとカジュアルに時間を過ごしたい」なら、二次会に近い立食ブッフェ形式の1.5次会にするなど、内容が変わってきます。

3.パーティー内容に合った会費設定にする

1.5次会の内容が回避に見合っていることも大切。「1.5万円の会費で立食ブッフェ形式だった」となればゲストをがっかりさせてしまうことになりかねません。

かといって、7,000~8,000円の会費でコース料理やギフトなど十分すぎるおもてなしが用意されていれば、「後日、何かプレゼントしたほうがいいかも…」「会費にお祝いの気持ちをプラスして出せばよかった…」とゲストに気を使わせてしまうことに。

すでに結婚式場を決めているなら、担当プランナーに会費をいくらにするか相談してみて。

式場探し中で1.5次会の予算も内容も迷っているようなら、ハナユメ相談サポートが式場探しも費用相場や会費にまつわることも相談にのってくれますよ。

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1.5次会の費用にまつわるよくある質問

そのほか、1.5次会の費用について「コレはどうしたらいいの?」と疑問の声が上がりがちな点を見てみましょう。

1.5次会で引出物やプチギフトは必要?

引出物は、お祝い(ご祝儀)をいただいた方へのお礼として渡す記念品。披露宴か1.5次会かにかかわらず、ご祝儀制であれば引出物を用意しましょう。

プチギフトは、結婚式に出席してくれたゲストへ感謝の気持ちを伝えるアイテム。ご祝儀制か会費制か、披露宴か1.5次会かにかかわらず用意しておくことをおすすめします。

1.5次会でもお車代は出すべきなの?

お車代は、遠方から足を運んでくれたゲストへの感謝の気持ちとして渡すもの。

1.5次会でも、新幹線や飛行機を使って来てくれるゲストへはお車代を用意するもしくは会費をいただかない、宿泊が必要なら代わりに手配するなどの対応をするとよいでしょう。

遠方ゲストが多くお車代を用意できない理由があれば、事前に伝えた上で出席してもらえるか相談してみてくださいね。

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まとめ

いかがでしたか。今回は、1.5次会の費用や自己負担、会費と内容の関係などについてご紹介しました。

要点をまとめると・・・
・1.5次会の費用相場は320~350万円程度、会費は1~1.5万円が目安
・会費1万円以上ならブッフェ形式は避けコースにするのがおすすめ
・ご祝儀制の一般的な披露宴のほうが、自己負担は少なくなる傾向がある

「ゲストの負担を軽くしたい」「かしこまったパーティーにしたくない」と考えているなら、1.5次回はおすすめ。この記事を参考に、素敵な1.5次会をかなえてくださいね!

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