夏の結婚式は本当に迷惑?ゲストの本音とメリット・デメリット
夏の結婚式を検討していると、気温の高さがゲストの負担にならないかが気にかかります。会場も日取りも候補は挙がっているのに、暑さだけが引っかかって決めきれないという人もいるでしょう。
ハナユメの調査では、ゲストの35.5%が「夏の結婚式は困る」と答えています。3人に1人という数字ですが、これはゴールデンウィークと同じ割合で、裏を返せば3分の2近くは困ると答えていません。
夏を選ぶかどうかは、ゲストが何に困るのかと、夏だからこそ得られるものを並べて比べると決めやすくなります。この記事では、調査結果から見えたゲストの本音と、夏の結婚式のメリット・デメリットを整理します。
- この記事の内容をざっくりいうと…
- ・ゲストの35.5%が夏を「困る」と回答。ゴールデンウィークと同じ割合
- ・困る理由は暑さとお盆の予定の2点に絞られる
- ・夏はオフシーズンで費用を抑えやすく、お日柄のいい日も押さえやすい
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「夏の結婚式は困る」と考えているゲストは35.5%

年間行事を含めると、もっとも回答が多かったのは年始と年末でした。年始の結婚式は困るという人が80.1%、年末は78.0%と、多くの人がこの時期を避けたいと考えています。
春夏秋冬の4つで比べると、夏がもっとも高く35.5%でした。ただしこの数字はゴールデンウィークとまったく同じ割合で、夏だけが突出して敬遠されているわけではありません。
では、夏の何がゲストの負担になるのでしょうか。調査では、次のような声が挙がっています。
「汗だくになるから」(30代前半:男性)
「暑いから外でのセレモニーはいやだ」(20代後半:男性)
「お盆は既に予定が埋まっているので、もしその期間に当たったら参加できないかもしれないので…」(20代前半:女性)
暑さそのものを挙げる声もありますが、もっとも多かったのは「お盆の時期は予定がある」という回答でした。ゲストが困る理由は、暑さとお盆の2点に絞られます。
この2点は、日程の選び方と当日の準備で減らせる範囲です。困ると答えた3分の1のゲストに何が起きるのかが分かれば、対策も絞り込めます。
夏に結婚式を挙げるカップルは10.7%|春と秋に集中
ゲスト側の数字を見たところで、挙げる側の実態も確認しておきます。
ハナユメの調査では、7〜8月に結婚式をしたカップルは合わせて10.7%でした。気候が安定する秋の10〜11月は22.9%、春の3〜4月は19.2%で、結婚式は春と秋に集中しています。
夏はこの2つのシーズンに比べると、選ぶ人が少ない時期です。とはいえ10人に1人という数字は、珍しすぎて浮くという規模ではありません。
少数派と分かったうえで夏を選ぶ人がいるのは、この時期ならではの条件がそろうからです。次は、メリットとデメリットを並べて見ていきます。
夏の結婚式で知っておきたいメリット・デメリット

暑さのイメージが先に立つ夏の結婚式ですが、費用や日程の面では春や秋にない条件がそろいます。判断材料として、メリットとデメリットを並べて整理します。
夏の結婚式のメリット
夏の結婚式のメリットとして、次の5つが挙げられます。
- 【夏の結婚式のメリット】
- ・結婚式の閑散期にあたるため、費用が安くなる
- ・お日柄のいい日や希望の日程を押さえやすい
- ・夏休みの期間だとゲストは集まりやすい
- ・空や海の青さが鮮明で写真映えする
- ・日が長く夕方スタートのナイトウエディングも選べる
結婚式の閑散期にあたるため、費用が安くなる
夏は結婚式のオフシーズンにあたるため、ほかの時期よりも費用を抑えられます。夏を選ぶ理由として、もっとも分かりやすいメリットです。
費用を抑えた分は、料理や引出物、夏ならではの演出に回せます。どれくらい安くなるのかは、後ほど詳しく見ていきます。
お日柄のいい日や希望の日程を押さえやすい
夏はオフシーズンのため、お日柄のいい日や希望の日程で結婚式ができる可能性が高い時期です。
春や秋の人気シーズンは、約1年前という早い時期から大安などのお日柄のいい日が埋まっていきます。両親から大安を勧められているものの希望の会場が空いていないという場合、夏に目を向けると選択肢が残っていることがあります。
夏休みの期間だとゲストは集まりやすい
夏はお盆休みや夏休みなど、長期の休暇を取りやすい季節です。遠方のゲストや親戚を招きたい場合、移動の日程を組んでもらいやすくなります。
ただし前の章で見たとおり、お盆はゲストの予定が埋まりやすい時期でもあります。長期休暇そのものは招きやすさにつながりますが、お盆の当日と連休の中日は避けたほうが、出席してもらえる可能性は上がります。
空や海の青さが鮮明で写真映えする
梅雨が明けてから台風シーズンに入るまでの夏は、晴天の日が多く天候に恵まれます。空や海の青さが鮮やかで、写真映えする季節です。
ガーデンウエディングでも芝生やグリーンの青々しさが際立ちます。撮影のときだけ屋外に出るという組み立て方なら、暑さの負担を抑えながら夏らしい写真を残せます。
日が長く夕方スタートのナイトウエディングも選べる
夕方スタートのナイトウエディングは、日が長い夏なら明るい時間から始められます。日中に比べて暑さが和らぐため、ゲストにとっても過ごしやすい時間帯です。
開始時間を夕方にずらすと、外での移動や待ち時間の負担も減らせます。暑さが理由で夏を避けようとしていた場合、時間帯を変えるだけで選択肢が戻ってくることもあります。
夏の結婚式のデメリット
一方で、デメリットとして挙げられるのは次の3点です。
- 【夏の結婚式のデメリット】
- ・ゲストにとっては厳しい夏の暑さ
- ・夏特有の急な天候の変化
- ・お盆はゲストの予定が埋まりやすい
ゲストにとっては厳しい夏の暑さ
夏の結婚式で最大のデメリットは、やはり暑さです。調査でも「汗だくになるから」という声が挙がっていました。
新郎新婦もゲストも、汗でメイクが落ちたり、ドレスに汗ジミができたりしないか心配になります。
ただし暑さは、会場選びと当日の準備で減らせる部分が大きいデメリットです。駅からの距離、送迎バスの有無、更衣室の有無は見学のときに確認できますし、冷たいおしぼりやアメニティの用意は式場と相談しながら決められます。
夏特有の急な天候の変化
太平洋高気圧に覆われて晴天が多い夏ですが、夕立やゲリラ豪雨、台風が発生する可能性もあります。
屋外での演出を予定しているなら、雨天時の差し替え案を契約前に確認しておきましょう。代替案が用意されている会場かどうかは、見学の段階で聞けます。
天候不良で交通機関が乱れることもあるため、前日から当日にかけては交通アクセスの確認も忘れないでください。
お盆はゲストの予定が埋まりやすい
調査でもっとも多かった「お盆は既に予定が埋まっている」という声のとおり、お盆は家族や親戚と過ごす人、旅行に出かける人が多い時期です。
お盆だからこそ休みが取りやすいという人もいるため、一長一短ではあります。日程がお盆に重なる場合は、招待状より前に日取りだけ知らせておくと、ゲストも予定を組みやすくなります。
デメリットは3つとも、日程の選び方と会場選びで抑えられる範囲です。残る判断材料は費用なので、次はどれくらい安くなるのかを見ていきます。
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夏の結婚式、費用が安いって本当?
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メリットの1つに挙げた費用について、もう少し詳しく見ていきます。
結婚式の費用は季節によって変わり、オフシーズンである夏や冬は比較的抑えられる傾向があります。式場側が、夏や冬にも結婚式を挙げてもらうために割引や特典を用意しているためです。
春や秋でも時間帯やお日柄、結婚式相談カウンターの特典による割引はありますが、夏や冬のほうが割引の幅は大きくなります。7月や8月など真夏限定のプランを用意している式場もあり、1年のなかでも費用が安い時期です。
結婚式の時期にこだわりがない場合は、オフシーズンを選ぶという考え方もあります。
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※式場、日時、人数によっては、割引額が100万円より下回る場合もあります
お得な時期だからこそ、ゲストへのおもてなしを
「春や秋に比べて夏や冬は費用が安くなる」ことは、広く知られています。
費用を抑えるために真夏を選んだと受け取られると、ゲストの都合を考えずに日取りを決めたように見えてしまうかもしれません。浮いた分を引出物や料理、演出に回しておくと、その心配は小さくなります。
最後に、夏に結婚式を挙げると決めた際の暑さ対策とおすすめの演出についてお伝えしましょう。
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夏に決めたら|暑さ対策と演出の進め方

ここまでの内容を踏まえて夏に決めた場合、次に考えるのは当日の中身です。
ゲストが挙げた「汗だくになる」「外でのセレモニーはいやだ」という声への対策は、冷たいおしぼりやうちわの用意、アメニティグッズの充実、送迎の手配、室内中心の演出という4つに整理できます。どれも式場と相談しながら決められる範囲です。
暑さへの配慮は、演出そのものでも補えます。冷たいウェルカムドリンクを用意しておけば、会場に着いたばかりで体が火照っているゲストが、席に着くまでにひと息つけます。
会場選びの段階なら、プールがある会場やオーシャンビューの会場という選び方もあります。海や水が見えるだけでゲストは涼しさを感じるため、リゾート感のある会場は暑さへの配慮としてもおすすめです。
ほかにも、ひまわりやビーチをテーマにしたコーディネート、屋台や流しそうめんなど、夏だからこそ使えるアイデアがあります。具体的な進め方は、夏の結婚式の演出9選と暑さ対策4選の記事でまとめています。
まとめ
夏の結婚式を困ると答えたゲストは35.5%で、ゴールデンウィークと同じ割合でした。理由は暑さとお盆の予定に絞られるため、対策する範囲もはっきりしています。
費用を抑えられること、お日柄のいい日を押さえやすいことは、春や秋には手に入りにくい条件です。暑さ・天候・お盆の3つに手を打てるなら、夏は現実的な選択肢になります。
- 要点をまとめると…
- ・ゲストの35.5%が夏を「困る」と回答。ゴールデンウィークと同じ割合
- ・困る理由は暑さとお盆の予定の2点に絞られる
- ・夏はオフシーズンで費用を抑えやすく、お日柄のいい日も押さえやすい
この記事を参考に、夏の条件がふたりの希望に合うかを確かめて、日取りを決めていきましょう。
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