マタニティウエディングのドレス選びで絶対失敗しない7つの秘訣!

マタニティウエディングのドレス選びで絶対失敗しない7つの秘訣!

マタニティウエディングでのドレス選びは通常のドレス選びと違い、体形の変化はもちろん自身の体調も考慮しながら進めなければなりません。

しかし、ほとんどの方は妊娠だけでなく結婚式自体初めてのことなので、具体的にどう進めればよいか不安でいっぱいだと思います。

今回はマタニティのウエディングドレスついて詳しいプロのドレスコーディネーターが、ドレス選びの段取りから選び方までわかりやすくお伝えします。

これを読めば、あなたにピッタリなウエディングドレスが見つかるだけでなく、きっと素敵なマタニティウエディングが挙げられるようになるでしょう。

この記事の内容をざっくり言うと…
・まずは自分自身の気持ちを整理する。出来ない場合は周りの意見に耳を傾ける。
・結婚式をすることが決まったら、早めに式場探しをする
・マタニティだけの割引特典やマタニティにしか出来ない演出がある

マタニティウエディングは全体の25%!

4人に一人がマタニティウエディング

まずはじめに、マタニティウエディングと聞くととにかく大変なのでは?と不安になってしまいがちですが、厚生労働省の調査によると、結婚期間が妊娠期間より短かい人の割合は25.3%、およそ約4人に1人はマタニティウエディングなのです。

多くの方が赤ちゃんを授かりながらも結婚式を挙げおり、式場スタッフも妊婦さんへの配慮などは当然慣れています。体調面などで辛いときは、ぜひ一人で考え込まず式場スタッフの方を上手く頼りながら準備を進めていけると良いと思います。

まずはそのあたり安心しながら、この記事を読んでいただければと思います。

それでは具体的にマタニティウエディング成功の秘訣を具体的にお伝えしていきましょう。

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マタニティウエディング成功の秘訣はドレス選びから始めること

マタニティウエディングドレス選び

結婚式の準備は通常、結婚式場を決めてからドレスなどの衣装を選びを行っていきますが、マタニティウエディングの場合は、衣装選びから始めるのが理想的と言われています。

なぜかというと、マタニティ向けのウエディングドレスは普通のウエディングドレスと比べて、まだまだ少ないのが現状だからです。

せっかく雰囲気の良い会場を選んだとしても、マタニティ向けの可愛いドレスが見つからなければ、自分たちで手配しなければなりません。会場によっては、ドレスの持ち込み自体許可していないところもあるくらいです。

気に入ったドレスが無くて悲しい思いをしないためにも、会場選びの前にどんなドレスが良いか、またそのドレスは会場にありそうか、無い場合持ち込みは可能かなど事前に確認しておくことがマタニティウエディング成功の第一歩なのです。

マタニティのウエディングドレス選びの時期やスケジュールについて

マタニティウエディングの時期・スケジュール

マタニティウエディングの場合、ドレス選びのスケジュールは通常のドレス選びに比べ、より細かなスケジュールとなっています。

通常のドレス選びの場合は、挙式日の1〜2ヶ月前にドレスのサイズ合わせを行い、結婚式の7〜10日程前に再度試着をしてサイズの微調整を行います。

しかし、マタニティの場合、お腹の中の赤ちゃんが成長するとそれとともに体形も変わってくるため、通常のドレス選びよりもサイズ合わせを2〜3回程増やし、お腹の出方を確認しながらサイズ調整していくのが一般的です。

また、サイズ合わせの時期を出来るだけ結婚式の近い日に行うことで、想定していた体形となるべくズレがおきないように工夫することも大切です。

具体的なスケジュールとしては、妊娠何ヶ月目で結婚式を迎えるのかを計算し、結婚式当日の体形をイメージしながらウエディングドレスのサイズを決めることになります。

人によって妊娠中のお腹の出方は個人差がありますが、一般的な体形の変化とドレスのサイズアップについて表にまとめてみました。

妊娠時期 体形の変化 ドレスアップ
1ヶ月〜3ヶ月 ほぼ大きな変化なし サイズ変化なし
4ヶ月〜5ヶ月 少し大きくなったように感じる 1サイズアップで補正が入る
6ヶ月〜7ヶ月 このころから大きくお腹がでてきます 1〜2サイズアップ
8ヶ月〜10ヶ月 お腹がパンパンに大きくなります 2〜3サイズアップ

また、大きくなるのはお腹だけではありません、胸のサイズも通常より平均に1〜2カップほどサイズは大きくなります。そのため、胸元が浅く、胸が溢れ出しそうなドレスはなるべく避けた方が良いでしょう。

もちろん、ドレス選びの際にはプロのドレスコーディネーターやドレススタイリストと呼ばれる担当が付くかと思います。

休憩を挟みながら試着させてもらえたり、通常飲食が禁止されているドレスサロンでもお水や飴を食べながら試着ができたりなど、妊婦さまへの配慮を必ずしてくれるはずです。

体調のことやサイズのこと、ドレスのデザインのことなど、気になることがあればまず相談することをオススメします。不安な気持ちのまま結婚式準備をすると、きっとお腹の中の赤ちゃんにも良くないでしょう。

では具体的に、どんなドレスを選んだら良いのでしょうか?次はドレス選びの際に気をつけるべきポイントをご紹介します。

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マタニティウエディングのドレス選びで絶対失敗しない7つの秘訣!

マタニティウエディングドレス

マタニティウエディングのドレス選びにおいて重要なポイントは、通常のウエディングドレス選びと違い、体への負担や体形などを第一に考える必要があることです。

具体的には、以下7つのポイントです。

一つずつ解説していきます。

1.体への負担が少なく、大きいお腹が目立たないドレスの形を選ぶこと

ウエディングドレス選び方

選択するドレスの形によって当日の体への負担を減らしたり、大きいお腹を目立たなくさせることができるのは、なんとなく知っていると思います。しかし実際にどう違って、どう選ぶべきなのか詳細に説明できる人は少ないでしょう。

それにはまず、ドレスがどのような形で成り立っているかを知る必要があります。実はウエディングドレスは次の3つのうちのどれかで成り立っているケースがほとんどです。

A.袖やストラップによって、肩でドレス支えるもの
B.胸下の切り返しや胸への締め付けなど、胸回りでドレスを支えるデザイン
C.ウエストの切り返しなど、腰でドレスを支えるもの

妊婦の場合、当然お腹の赤ちゃんのことを考えるとお腹への締め付けはできるだけ避けたほうが良いため、AかBのデザインの衣装を選ぶといいでしょう。

以下具体的に、マタニティにオススメなドレスラインをご紹介します。

エンパイアライン

ドレスラインの中でも特にマタニティ向けにおすすめなのが「エンパイアライン」です。
胸下での切り返しによって、お腹に負担をかけることが少ないドレスラインと言えるでしょう。

ビッグライン(ドームライン)

下半身にかけてボリュームのあるビッグライン(ドームライン)は、スカート部分の生地を何層にも重ねるなど、スカート部分にボリュームがあります。そのため、お腹が出ても目立ちにくく、妊婦のお腹をカバーしてくれるドレスラインです。

肩紐のあるドレスライン

肩にデザインのあるドレスや肩紐のついたドレスは、その名のとおり肩でドレスを支えるのが特徴です。そのため、お腹周りの負担を軽減させることができ、ドレスの重みをあまり感じることなく過ごすことができます。

POINT:背中が編み上げになっているデザインを選ぶ

背中が編み上げのドレス
出典:http://.goo.ne.jp/lemimosa/e/e02fe942ee979d43e62403efdc8dda0b

背中が編み上げになっているウエディングドレスをご存知でしょうか。シャーリングなどと呼ばれ、胸やウエストを新婦さまの体形にあわせて自在に調整ができるドレスのことです。

このタイプのドレスなら、予想していたよりお腹が大きくなってしまった、予想よりもお腹が出なかったなどの場合に対応ができるため、安心して結婚式のドレス選びをすることができます。

2.ドレスだけでなく、ドレスの中に着るブライダルインナーにも気を遣うこと

ドレスの中に着るブライダルインナー

次に紹介するのは、ドレスの中に着用する下着であるブライダルインナーについてです。

妊娠中は締め付けに弱く、つわりの症状を訴える花嫁も少なくありません。安心して当日を迎える為には、マタニティ用のブライダルインナーを着用することをオススメします。

一般的なブライダルインナーは、ブラジャーとニッパー(コルセット状のモノ)が2つに分かれているものや、ブラジャーとニッパーが繋がって1つになっているもの、背中が大きく空いたデザインのドレスはヌーブラなどがあります。

一方で妊婦の方向けのブライダルインナーは、お腹に負担をかけることなく、大きくなった胸元を支える形状のインナーになっています。

お腹のが出方を見ていきながら、担当のドレススタイリストさんに相談し、自分の体形に合ったのブライダルインナーを決定することが大切です。

なお、ここでは筆者がオススメするブライダルインナーのブランドを3つご紹介します。

ワコール(エクスペレーム)

公式サイト:https://www.wacoal.jp/bridal/expreme/index.html

大手下着メーカーだからこその技術で、ブラワイヤーの作りやショーツなどは腰への負担まで計算された作りになってします。また、4段階のアジャスト付きでお胸のサイズの変化に合わせて調整が可能です。

セモア

公式サイト:http://www.cestmoibridal.com/top.html

ドレスを綺麗に着こなす為に人間工学に基づき緻密に計算された立体的デザインが特徴的です。腹帯と支え帯のセットでお腹に合わせて調整ができ、産後のボディーウォーマーとしても活用できる嬉しいアイテムなどもあります。

ブルーム

公式サイト:http://www.bridal-bloom.jp/

花嫁の美しさを引き立てるよう、補正美、デザイン美、機能美、全てにこだわったインナー作りを行っています。お腹の両サイドを編上げするデザインの採用により、お腹周りの成長に合わせた調整が可能です。

腰の負担を軽減する二重構造設計により、出産を控えている体をやさしくサポートしてくれます。

3.万が一に備え、サブのドレスを選んでおくこと

万が一に備え、サブのドレスを選んでおくこと

素敵なドレスに出会ったが、サイズ合わせの際に予想以上に赤ちゃんが成長していて、ドレスが全く入らないなんて悲劇も少なくありません。

そのような事態に備え、サブのドレスを選んでおくことをオススメします。つまり、ドレス選びの初日から結婚式で着る運命のウエディングドレス・カラードレスをそれぞれ2着選でおくということです。

サブで選ぶドレスについては、結婚式当日に想定される体形、つまりドレスサイズよりも1サイズ上のものをサブとして選んでおくと良いでしょう。

4.途中のお直しが可能かどうかの確認を

途中でお直しが可能かどうか確認を

想定よりもお腹が大きくなってきた場合、ドレスのスカート丈が短くなりすぎたり、お腹への締め付けがきつくなったりする可能性があります。

そうした場合、スカート丈の調整やドレスの背中に生地を足して締め付けをゆるくをするなど、お直しの対応が可能かどうか、またその場合いくらくらい費用がかかるのか、あらかじめ確認しておくことをオススメします。

想定以上にお直しの費用がかかってしまった・・・という話も少なくないので、ドレス選びの際は注意が必要です。

5.重たいドレスは避けること

ドレス選びの際、見た目に気を取られてつい忘れがちなのがドレスの重さです。

結婚式は少なくとも約2時間はドレスを着て過ごします。前後のヘアメイクの時間やリハーサルになどの時間を合わせるとさらに長い時間ドレスを着ていることになります。

そこで重要となってくるのが、ドレスの重さです。装飾があまりに多いタイプのデザインや、何層にも生地を重ねたもの、バックトレーンが長いものなどを選んでしまうと当日の負担も大きくなってしまうことがあります。

そうならないよう、ドレスの重さにも気をつけながら最高の一着に出会えると良いでしょう。

6.高すぎるヒールは危ないのでフラットシューズがおすすめ

フラットシューズ
出典:http://www.benir-shop-j.com/items/1778615

注意していただきたいのはドレス選びだけではありません。トータル的なコーディネートの中にもポイントがあります。それは、シューズ選びです。

あまりに高すぎるヒールシューズは、見ているゲストもヒヤヒヤです。安定感のあるヒールや普段履きなれたヒールの高さを選びましょう。

ピンヒールよりも少し太めのヒールを選ぶと、バージンロードのウォーキングやテーブルランが安定し、転倒防止にも繋がります。

そして、妊娠後期の花嫁さまの場合は、足のむくみも体型の変化の中でよく見られます。

最近ではおしゃれなフラットシューズなども話題になっていますので、そういったシューズを選んでみるのも良さそうです。

7.スタイリング剤の匂いや化粧品にも気をつける

結婚式ヘアメイク

赤ちゃんがお腹にいると人によっては、普段より香りに敏感になったり、お肌がデリケートになったりします。

ヘアスタイルの際のワックスやスプレーのスタイリング剤の匂いで気分が悪くなったり、普段使わないスキンケアや化粧下地にお肌がピリついたりする場合もあります。

ヘアメイクは必ずリハーサルをおこない、結婚式当日と同じスタリング剤や化粧品などを使用して大丈夫かどうか、確認しておくようにしましょう。

いかがでしたか?マタニティウエディングのドレス選びは、通常ドレスよりも事前に確認しておかなければならないポイントが多いです。
再度、確認すべきポイントをまとめておきます。

1.体への負担が少なく、大きいお腹が目立たないドレスの形を選ぶこと
2.ドレスだけでなく、ドレスの中に着るブライダルインナーにも気を遣うこと
3.万が一に備え、サブのドレスを選んでおくこと
4.途中のお直しが可能かどうかの確認をすること
5.重たいドレスは避けること
6.高すぎるヒールシューズは避けること
7.スタイリング剤の匂いや化粧品にも気をつけること

マタニティウエディングのドレス選びにオススメなショップ2選!

では、具体的にどういったところでドレスを選んだらよいのでしょうか。
最後は筆者オススメのマタニティウエディングドレスが購入できるショップを2つご紹介します。

JADEE

公式サイト:http://jadee.net/
サロン:東京
日本唯一のマタニティ専用ドレスショップ。

妊婦の方のために立ち上げたドレスサロンだからこそ、寄り添った案内で安心してドレス選びができます。

Landybridal

公式サイト:http://www.landybridal.jp/
サロン:東京・名古屋・京都・福岡・オンライン

ウエディングドレスのみならず、アクセサリーからタキシードまで幅広い取り揃えのあるショップ。

マタニティ用のドレスもスレンダーラインからビッグラインまで多くの種類が取り揃えられているのが特徴です。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?妊婦のみなさまの不安が少しでもなくなれば幸いです。

妊娠と言う突然な出来事に、心配ごとや不安が尽きないと思います。

しかし、実際マタニティウエディングの割合は全体の約25%と意外と多くいらっしゃいます。

そして何よりおめでたいことですので、人生最大のイベントを大切なパートナーだけでなく、お腹の中の赤ちゃんと過ごすことが出来るのはマタニティだけの特権と言っても良いかもしれません。

今まで数多くマタニティウエディングのドレス選びを担当してきました。

「新郎と身長差があるので、なるべく高いヒールを履きたい・・・」「マーメードラインやスレンダーラインのドレスを着ることが夢だった・・・」など妊娠してしまったことで泣く泣く諦めると相談を受けたこともあります。

しかし「妊娠してしまったから諦める・・・」というような考えには決してならないでください。

高いヒールが履きたい場合は、転倒しないよう必ず誰かのエスコート付きで歩いたり、スレンダーラインのドレスを着るなら、比較的お腹が目立たないエンパイアラインのドレスを選んだり、お腹が目立たない時期にマーメードラインのウエディングドレスを着て前撮りをするなど、あなたの夢を叶えるアイデアは必ずあるはずです。

実際、「結婚式当日、必ず誰かに支えてもらいながら歩くことで、みんなに支えてもらいこの日を迎えることが実感できて周りに感謝できた。」「結婚式とは違う細身のドレスで、結婚式の季節とは違う素敵な写真が残せて、逆に良かった。」など大変喜んでいらっしゃいました。

また、ドレス選びの際はプロのコーディネーターやスタイリストさんが必ず全力でバックアップしてくれますので、些細なことも相談をし、体だけでなく精神的な不安もなるべく取り除いてあげることも忘れないようにしましょう。

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