クリスマスに結婚式は困るのか?ゲストのリアルな本音

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クリスマスは家族や大切な人と過ごす、一年でも大事な時期の一つではないでしょうか。

そんなクリスマスシーズンに結婚式を挙げたいと考えているけれども、ゲストが困るのではないかと不安な方もいらっしゃることでしょう。

そこで今回は、クリスマスシーズンに結婚式を挙げたい場合のゲストへの配慮や選びたい演出・ウエディングアイテムをご紹介いたします。

42.5%もの人がクリスマスの結婚式は困ると回答!

結婚式 冬 ウィンター 新郎新婦 ロケーション撮影

クリスマスの結婚式はゲストにとって困るのか、と言うのはこの時期に結婚式を検討する人の最大の悩みと言ってもよいでしょう。

実際どのくらいの人がクリスマスの結婚式が困ると感じているのか、またどうして困るのかというリアルな声をハナユメが「結婚式に招待されたら困る季節があるか」というアンケートを取って調べてみました。

クリスマスの結婚式が困ると言う人は年末年始や夏、ゴールデンウィーク、年度末と共に高い数値となり、実に42.5%もの方がクリスマスの結婚式は困ると感じていると答えました。

季節 回答割合
1.7%
34.4%
0.9%
24.7%
ゴールデンウィーク 34.4%
クリスマス 42.5%
年末 75.5%
年始 77.4%
年度末 29.4%
年度初め 23.7%

その理由も聞いてみたところ「忙しいから」という人が45.0%、「寒いから」という人が17.1%、「出費が多いから」という人が12.6%という結果でした。

いずれの結果からもイベントやデートがあるから断るという意見よりは、それよりも年末であり仕事など忙しい時期である、寒い時期だと格好に迷うから困るし実際寒い、という意見が多く聞かれる結果となりました。

クリスマスの結婚式をするのであれば、その点を配慮する必要があると言えるでしょう。

彼氏・彼女が居る人にとっては迷惑かも?

クリスマスと言えば、やはりカップルにとっては一年の中でも大事な日の一つです。

彼氏彼女がいる未婚の人にとっては、彼氏にとっては貴重なサプライズやプロポーズのタイミングでもありますし、彼女にとってはそれを期待してしまう日でもあるでしょう。

早い人ですと12/23祝日からもう冬の連休に入り旅行に行く計画を立てているかもしれません。

未婚カップルにとってはやはりどちらかというと困ると感じるようです。

逆に居ない人にとっては、出会いのチャンス?

一方、彼氏彼女がいないシングルの人にとっては、結婚式というのは出会いのチャンスとよく言われています。

実際、アニヴェルセル株式会社調べのデータによりますと、結婚式に参列する48%もの人が出会いを意識して出席しているそうです。

そして、41.1%の人が実際に出会いがあったと答えています。

シングルの人にとっては、独りで過ごすクリスマスではなくなりますし出会いも期待できると言うことで比較的迷惑ではないと言えるかもしれません。

少人数特集

クリスマスに結婚式を行う場合に気をつけるべき2つのポイント

結婚式 写真 新郎新婦 冬 ウィンター 氷

ここまでクリスマスシーズンに結婚式をするゲストのリアルな気持ちをご紹介してきました。

それでは、どのような点に配慮すればよりゲストに納得して結婚式に来ていただけるのでしょうか。

1.事前にクリスマスが日程だということをゲストに断りを入れておく

結婚式の招待状は急に出すのではなく、結婚式の日取りが決まったら早めに伝えておくのがマナーです。

遅くとも3~4ヶ月前には日取りを伝えましょう。

更にその際、「日取りがクリスマス当日・イブ(年末)で忙しい時期で申し訳ない」、というような一言を伝えるようにしましょう。

その際LINEやメールではなく、出来れば直接伝えるのが良いでしょう。直接が難しい場合は電話で伝えた方が良いと言えます。

家族親族→直属の上司(上長)→同僚・友人の順番で伝えるのが一般的なマナーとされているようです。

同僚や友人に先に伝えたい気持ちは良くわかりますが、自身での報告の前に上司の耳に入ったことによる無用なトラブルを避けるため必要な配慮と言えるでしょう。

2.公式的な二次会は控える(夜に予定がある人へのせめてもの配慮)

ゲストの中には家族の予定やデートの予定をずらして来てくれる人も多いことでしょう。

家族でのディナーやイルミネーションデートをせめて楽しんでもらえるよう、大々的な二次会は行わないのがマナーだといえます。

もし二次会をやったとしても、レストランはクリスマス特別メニューなどで会場選びが困難となったり、参加者が劇的に少なくなったりする可能性もあります。

やる場合は、公式には行わずに挙式の余韻を楽しめる程度の行ける人だけで内内に行うのが良さそうです。

そして、当日の会場探しはかなり困難になるかもしれませんから、早めに準備しておくのが良いでしょう。

では次に、クリスマスに結婚式を行う場合に来てくれたゲストに喜んでもらうための演出例をご紹介します。

来てくれたゲストに喜んでもらうための演出例5選!

結婚式 ゲスト 新郎新婦 写真撮影

クリスマスシーズンに結婚式をするならば、ゲストも期待していますのでクリスマスらしさを出すのは必須と言えます。

せっかく来てくれたゲストが更に満足して貰えるような演出例をご紹介しましょう。

1.【お色直し入場のときの演出】幻想的なキャンドルリレー・ブローアウト

キャンドルリレー

キャンドルの数だけ天使が舞い降りてきて幸せになれる、という言い伝えがあることから、昔からキャンドルサービスやキャンドルリレーは人気の演出の一つです。

幻想的なキャンドルの灯りは特にクリスマスにぴったりではないでしょうか。

キャンドルリレー

隣のゲストにどんどんキャンドルの火を回していくキャンドルリレー。

披露宴だけではなく挙式のときにも行えます。

ブローアウト

そしてその全てのキャンドル一つ一つを新郎新婦が消して回ったり、ゲスト全員で一度に吹き消すブローアウトの演出は、幸せを封じ込めるという意味を持ち、最近特に人気の演出の一つです。

2.【待ち時間や披露宴中にも】クリスマスのプロップスを用意する

プロップスとは、写真撮影で使う小物のこと。

プリンターや色紙などとストローなどがあれば本当に手軽に作ることができますし、売っているものも費用が余りかからないものが多いです。

最近手作りウエディングをしたい人が増えていますが、お金をあまりかけずに簡単に用意できて可愛い写真が撮れるので、オススメの演出の一つです。

クリスマス プロップス

3.【披露宴中・お開きなどの演出】ふたりからのクリスマスプレゼント

クリスマスと言えばサンタクロースからのクリスマスプレゼントをイメージする方が多いのではないでしょうか。

クリスマス結婚式 トナカイ サンタ

このように新郎がお色直しのときにサンタクロースの格好で小さなプチギフトを配りながらテーブルラウンドをしたり、お開きのときのプチギフトにクリスマスらしいプチギフトを選ぶのもオススメです。

4.【料理・ウエディングケーキ】クリスマスらしい美味しいおもてなし

近年、料理にこだわるカップルがかなり多くなってきているようです。

旬の食材を取り入れたりするのもいいですが、見た目でクリスマスらしさを演出したり、クリスマスならではのデザートでのおもてなしも喜ばれる演出の一つです。

ツリーやリースの形をイメージした料理でおもてなし

クリスマスならではのツリーやリースや、星、サンタの形を取り入れた料理でのおもてなしは取り入れやすいですね。

クリスマス 料理

シュークリームで出来たクリスマスツリーでケーキ入刀

クロカンブッシュというウエディングケーキを知っていますか?

クロカンブッシュとはフランスでウエディングケーキとして使われる、小さなシュークリームを幾重にも重ねた飾り菓子のことです。

その形がクリスマスケーキに似ているので、クリスマスらしいと選ぶカップルが多いようです。

クロカンブッシュ ケーキ

5.【準備をしておくアイテム】暖かアイテムでおもてなし

いくら暖房が効いているとはいえ、クリスマスシーズンだと寒さが気になるゲストも多いですから、次に挙げるようなものを用意しておくと良いでしょう。

更に式場から移動するときに外に出たり、ガーデンなどでの演出がある場合は特にオススメの演出です。

ブランケット

寒い時期の結婚式にはブランケットでおもてなし
式場内や披露宴会場内では一般的に、コートなどを着ることはマナー違反となります。

ガーデンなどがある場合は勿論、そうでなくても少し多めにブランケットを用意して、ウェルカムスペースなどに置いておくおもてなしもオススメです。

特に妊娠中のゲストがいる場合は必ず用意して、席に着いたら直接渡してもらえるよう手配しておくと喜ばれます。

ちなみに、式場によっては備付で貸し出してくれるところもありますが、自分たちで用意することが多いようです。コーディネートやテーマにあわせたブランケットでおもてなしができるといいですね。

ホッカイロ

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セレス高田馬場のブログより引用

一番ストレートに伝わるおもてなしです。

受付の際に席次表と一緒に受付の人に渡してもらうケースが多いようです。待合スペースやガーデン入口、化粧室内、テーブルなどに予めセットしておくのもよいでしょう。

ホットドリンク

ホットワイン ドリンク 結婚式

寒い中お越しいただいたゲストへのおもてなしの一つとして、「ホットココア・ゆず茶・フレーバーティー」などの季節を感じる温かいドリンクを用意しておくのもオススメです。

また、最近では可愛い「ホット(ノンアルコール)カクテル」もありますので料理や二人の結婚式のテーマにあわせたドリンクなどを+αで用意するのもよいでしょう。

それでは、最後にクリスマスらしいコーディネート実例をご紹介します。

クリスマス気分を盛り上げるコーディネート

結婚式 クリスマスツリー ウエディング
クリスマスらしいコーディネートやクリスマスツリーを置いたりするコーディネートは、クリスマス結婚式に出席するゲストは皆期待しています。

入った瞬間からクリスマス気分を盛り上げる、素敵な先輩方のクリスマスコーディネートをご紹介しましょう。

披露宴会場コーディネート

クリスマス 装飾

クリスマス 装飾

クリスマスらしいウェルカムスペース

クリスマス ウェルカムスペース

クリスマス リース

クリスマスツリーでコーディネート

クリスマス デコレーション

ご覧の通り、クリスマスらしいコーディネートといっても、いろいろなアレンジをする方がいらっしゃいますね。

クリスマスの結婚式が決まったら、早めにテーマやコーディネートについては二人でどうしたいのかイメージを膨らませておくのがよいと言えるでしょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

クリスマスの結婚式についてゲストのリアルな本音と対策がお分かりいただけたと思います。

クリスマス当日・イブ当日に結婚式をするかどうかは慎重に判断をし、ゲストへの最大級のおもてなしが必要だということが言えますね。

ちなみに、多くの式場で早いところだと11月上旬からクリスマスの装飾がされており、その頃には街中でもクリスマスムードが高まってきています。

ご紹介したような演出・装飾で更にクリスマスムードいっぱいの結婚式を行うことは当日でなくても可能だと言えます。

日程にはこだわりがないけれどクリスマスの結婚式がしたい、という人は、ゲストのためにもクリスマス当日・イブではなく11月下旬~12月上旬を選ぶことをお勧めします。

おふたりもゲストも大満足の結婚式が叶うことをお祈りしております。

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