withコロナ時代に安心して結婚式を挙げる方法まとめ~招待状例文や結婚式当日の工夫~

withコロナ時代に安心して結婚式を挙げる方法まとめ~招待状例文や結婚式当日の工夫~

withコロナ時代に結婚式を考えているふたりのために、コロナ禍において理想の結婚式を挙げるためのポイントをお伝えします。

「たくさんの情報があふれていて整理しきれない!」という人も、これを読めば大丈夫。同じような状況の中で結婚式を挙げた卒花の意見や、ハナユメのプロのアドバイザーからのアドバイスなどをもとにまとめたこちらの記事を参考に、理想の結婚式を叶えましょう!

この記事をざっくり言うと・・・
・感染症対策をしっかりすれば、コロナ禍でも結婚式はできる
・ニューノーマルに対応した結婚式のポイントを紹介
・招待状の例文を参考に、ゲストへ事前通知をして招待を!

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結婚式を迷っている人に知ってほしいポイント

withコロナ時代においては、結婚式にもニューノーマルが求められます。どんな結婚式をしたらいいのかわからないなどの理由から、結婚式を挙げるか迷う人も少なくありません。

そんなカップルたちが最初に悩みがちなポイントは次の通りです。

・結婚式を挙げてもいいの?
・日程はどうやって決める?
・人数を決められなくて式場探しが始められない!

まずは、この疑問を解消しましょう。

結婚式を挙げてもいいの?

コロナ禍においても、結婚式を挙げているカップルはいます!

結婚式を挙げていいのか悩むカップルは多くいます。すでに結婚式場を予約していても、延期やキャンセルという選択をしているカップルも少なくありません。

しかし、誰も結婚式をしていないのかというとそうではありません。大切なのは、感染症対策をしっかり行なったうえで結婚式を挙げているかどうか。

「結婚式を挙げたい!」と思うなら、結婚式での感染症対策について知っておくことが大切です。

日程はどうやって決める?

結婚式の日程は、ふたりの希望をベースに考えてOK

「いつになったら安心して結婚式ができる?」「万が一、延期になったらどうしよう……」と悩み、結婚式の日程を決められずにいる人もいるでしょう。しかし、基本的にはふたりの希望で日程を選んで大丈夫です。

ただし、結婚式の予定日あたりに新型コロナウイルスの感染者が増加する可能性は否めません。そのため、結婚式場を決める際は、日程変更や延期などに臨機応変に対応してもらえるかどうかを確認するようにしましょう。

ちなみに、ハナユメが行なったアンケートによると、20215月以降の結婚式が人気(20208月時点)となっています。

人数を決められなくて式場探しが始められない!

結婚式のゲスト数が確定するのは結婚式の約1ヵ月前。ゲスト数がある程度固まっている人も、まだわからない人も、イメージよりも広めの会場を選んでおけば安心です。

「招待状を送っても、結婚式に来てもらえるかどうかわからない」「通常の結婚式にするか、家族だけの結婚式にするか迷っている」など、ゲスト数について迷う人も多いもの。

しかし、招待状は結婚式の32ヵ月前にゲストへ送り、1ヵ月前を目安に返信してもらうのが一般的。通常の結婚式でも、ゲスト数が確定するのは結婚式の約1ヵ月前です。

ざっくりとイメージしているよりも広めの会場を探せば、フレキシブルに対応できるでしょう。広い会場は、ソーシャルディスタンス対策にもなります。

以上の疑問が解消され、結婚式をすることに前向きになれた人もいるのではないでしょうか。次の章では、コロナ禍の結婚式ではどのような対策をしたらよいかご紹介します。

コロナ禍での結婚式は何に注意する?ニューノーマルな結婚式のガイドラインとは

ホテルや結婚式場など、結婚式に携わる企業が加盟している公益社団法人日本ブライダル文化振興協会は、コロナ禍でも安心して結婚式ができるよう「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」を発表しました。

ガイドラインのポイントは次のとおりです。

1. ゲスト数を減らし、ソーシャルディスタンスを保つ
2. こまめに手指の消毒ができるよう出入口などにアルコール消毒を設置
3. 新郎新婦とゲスト、ゲスト同士、ゲストとスタッフなど、人の接触機会を減らす
4. ゲストやスタッフのマスク着用を推奨する
5. 結婚式の打ち合わせをオンラインで行い、外出機会を減らす

ひとつずつ確認していきましょう。

1.ゲスト数を減らし、ソーシャルディスタンスを保つ

飛沫感染や接触感染で広がる新型コロナウイルス感染症。人と人との距離を保つことは、感染症対策として有効だといわれています。そのため、ゲスト数をなるべく減らし、ソーシャルディスタンスを十分に保つようにしましょう。

ゲスト数を減らせない場合は、想定しているゲスト数よりも多い人数を収容できる会場を選んだり、ガーデンやテラスなど換気がしっかりできる場所での結婚式を検討してみてください。

2.こまめに手指の消毒ができるよう出入口などにアルコール消毒を設置

会場の出入口、お手洗い、ロビーや控室など、人が触れる場所にはアルコール消毒を設置するようにしましょう。

式場によっては、ドアの開け閉めはスタッフが行う、ドアノブなどたくさんの人が触れる部分は定期的にアルコール消毒するなどの対策をしているところも。

アルコール消毒をアメニティやプチギフトとして自分たちで用意するのもおすすめですが、式場の協力も得ながら対応できるとより安心です。

3.新郎新婦とゲスト、ゲスト同士、ゲストとスタッフなど、人の接触機会を減らす

結婚式では定番のテーブルラウンドやゲスト同士のお酌など、人と人との接触機会を減らすような工夫も必要です。

フルコースをひと皿ずつ運ばずに、すべて一度に配膳する、ドリンクは1杯ずつオーダーを受けてスタッフが用意するなど、式場側も対応を考えていますので確認してみてください。

また、大きな声を出すものや大人数の余興は控えてもらうなど、ゲストの協力も得ながらプログラムを考えましょう。

4.ゲストやスタッフのマスク着用を推奨する

マスクの着用は、飛沫感染防止につながります。しかし、フォーマルな場でのマスク着用にネガティブなイメージを持つ人もゼロではありません。ふたりからゲストへ、マスク着用を促しましょう。

また、スタッフがマスク着用でゲストを迎え、対応することを事前に伝えておくと、ゲストもスタッフも安心です。

5.結婚式の打ち合わせをオンラインで行い、外出機会を減らす

ハナユメが行なったアンケートによると、6割の人が「結婚式の打ち合わせをオンラインで行なったことがある」と回答しており、7割以上の人が「オンラインでも問題ない」と感じているようです。

結婚式場側に確認しつつ、オンラインでできる打ち合わせと実際に式場へ足を運ぶ打ち合わせを組み合わせながら対応しましょう。

結婚式当日の対策がしっかりしていても、当日までに何かあってはいけません。不要な外出は、できるだけ控えておくと安心です。

最近では、ハナユメウエディングデスクのような相談デスクへの相談や式場見学が、オンラインでもできるようになっています。式場探しの段階から、オンラインを上手に活用してください。

ハナユメウエディングデスクのオンライン相談について詳しくはこちら

ここまで、新郎新婦目線でお話をしてきましたが、コロナ禍で結婚式に招待されるゲスト側がどう感じるのかも気になるところ。次でご紹介しましょう。

コロナ禍の結婚式に招待された時ゲストはどう感じる?

結婚式に招待されたゲストはふたりの思いを尊重し、基本的には出席を前向きに検討したいと思うもの。しかし、高齢ゲストや妊娠中のゲスト、小さな子どものいるゲストなど、出席を迷う人がいるのも事実です。

では、どんなふうに招待されたら、安心して出席できるのでしょうか。

コロナ禍での結婚式に招待されたとき、事前にゲストが知っておきたいこと

ハナユメが行なったアンケートでは、結婚式に招待される際に気になるポイントとして、次のような声が寄せられました。

・実際に結婚式で採用される防疫対策の具体的な内容
・参列者の人数、式場の広さ、席次
・できればオンライン参加したい
・招待客がどこの人か、地方からゲストは来るか
・人数や出席者の体調、マスク着用など
・会場が密になっていないか、換気ができているか、消毒はできているか
・当日キャンセル可能か
・全体の人数や着席人数を減らしているか、テーブルに仕切りがあるかなど
・参列する人の数や、どのような形式の式なのか
・ソーシャルディスタンスや消毒、飛沫防止のシールドなど対策がされている
・式や披露宴のスケジュール、アクリル板など飛沫感染への配慮について
・野外で行うのかどうか
・飲食があるかどうか
・詳細な進行と環境(とくに列席者の間隔。ライスシャワーのような密になるイベントを避けているか)と室内で過ごす時間の長さ

ここで挙げられたような点について検討・準備し、しっかりと対策していることを招待状で伝えられるとゲストも安心です。

そこで、感染症対策を伝える招待状文面や、感染症対策の具体的な工夫について、次の章で詳しくみていきましょう。

ゲストの不安を解消する招待状例文と結婚式当日の工夫

結婚式への出席を前向きに考えてもらうためには、しっかり対策を行なったうえで、その内容を事前に伝えることが大切。次のポイントについて解説していきましょう。

・感染症対策を知らせる招待状の文面
・ソーシャルディスタンスを保つ席次の工夫
・結婚式当日に用意したい感染予防アイテム
・映像やオンラインを活用した演出や余興の工夫
・コロナ禍だからこそ喜ばれる引出物やプチギフト選び
・遠方ゲストはどうする?ゲストの送迎について

感染症対策を知らせる招待状の文面

招待状に次のような一文を加えることで、感染症対策をしていることを伝えられます。

当日はみなさまの安心・安全を確保できるよう 除菌スプレーの設置 換気の徹底 スタッフのマスク着用など 結婚式場と協力した対策を行います

みなさまも マスク着用の上でご来館いただき 手指のこまめな消毒にご協力くださいますようお願い申し上げます

ソーシャルディスタンスを保つ席次の工夫

席次やテーブル配置についても、これまでとは違う対応が必要です。

・これまで1卓10人着席だったところを1卓6人にしてテーブル数を増やす
・向かい合っての食事にならないよう、長テーブルをコの字型に配置する

など、会場の広さや設備などを考慮しながら会場レイアウトを決めていきましょう。

結婚式当日に用意したい感染予防アイテム

結婚式当日、感染症対策を兼ねたゲストへのおもてなしとして、次のようなものを用意すると喜ばれます。

・マスクやマスクケース
・アルコールハンドジェル

結婚式の雰囲気にあわせたオリジナルデザインのマスクやマスクケースを用意すると、おしゃれで統一感のある結婚式になります。また、プチギフトとして小ぶりのアルコールハンドジェルをゲストテーブルにセッティングすれば、結婚式中もこまめに消毒できて安心です。

こうしたきめ細やかな配慮がゲストを安心させ、結婚式を心から楽しんでもらえるでしょう。

おしゃれなマスクケースのテンプレートはこちら

映像やオンラインを活用した演出や余興の工夫

大きな声を出したり、激しい動きのあるような演出や余興は控えるのが無難。たくさんの人が集中しないよう集合写真もテーブルごとに撮影したり、テーブルラウンドも控えるのがよいでしょう。

その代わりに、ムービーなどの映像を使った演出を取り入れてみるのはいかがでしょうか。

結婚式当日、ゲストと一緒にムービーを見る喜びだけでなく、作成する時間も楽しめます。ムービーなら手元に残るので、結婚式後も思い出を振り返ることができますね。

また、結婚式をオンライン配信すれば、会場に足を運べなかったゲストにも結婚式に参加してもらうことができます。

実際の結婚式とオンライン結婚式を上手に組み合わせるのもよいかもしれません。

コロナ禍だからこそ喜ばれる引出物の工夫

ソーシャルディスタンスが気になり、結婚式場までの移動に気をつかって疲れる……そう感じるゲストの負担を減らすためにも、引出物を自宅に宅配してくれるサービスを利用してみては。

大きな袋を持ち帰る手間がなく、高いヒールを履いた女性や遠方ゲストも安心。数量変更OKのネットショップなどもあり、申し込み後にゲスト数が変わった場合でも対応してもらえます。

遠方ゲストはどうする?ゲストの送迎について

不特定多数が利用する公共交通機関で移動したり、人ごみの中を歩いたりするのは感染リスクを高めることになりかねません。少しでも感染リスクからゲストを遠ざけるためには、なるべく自家用車で来場してもらえるよう駐車場を用意したり、送迎バスを用意したりするのが好ましいでしょう。

とくに高齢ゲストや妊娠中のゲストなどには、ハイヤーなどの個別送迎ができるとより親切です。

続いては、コロナ禍において結婚式を挙げた先輩花嫁たちが、実際にどのような感染予防対策を行なったのかをご紹介しましょう。

卒花から学ぶ!コロナ禍の結婚式で実際に行った感染予防対策はこちら

ハナユメでは、挙式済みのカップルを対象に、どんな感染予防対策を実施したのかについてもアンケートを行いました。

基本的な対策である

・検温

・アルコール除菌液などの利用・設置

・パーテーションの設置

・人数制限

・マスク着用

・換気

などのほか、以下のような具体例が聞かれました。

・芳名帳ではなくあらかじめゲストカードと、式場のコロナ対策をまとめたチラシを招待状に同封。

・神前式だったのですが神殿がどうしても密になってしまうため、別の部屋を借りて神殿のセットを移動してもらい、広い部屋で行いました。

・親の各卓への挨拶回りをやめました!

・屋外のガーデン挙式にしました。挙式のみゲストを呼び、飲食する披露宴は親と6人でしました。

・県外の参列者はリモート参加。

・抗菌作用のあるアロマを会場で噴霧・マスクスプレーをゲスト全員に用意し楽しみつつ対策です!

2週間前〜2週間後までcocoa使用のお願い。

・事前に唾液PCR検査を受けました。

ゲストに安心して参列してもらえる工夫をそれぞれに凝らしていることがうかがえますね。

 

コロナ禍で結婚式をする際の工夫については、以下の記事もあわせてご覧ください。

 

ここまで、コロナ禍での結婚式についてみてきましたが、プロポーズ後の顔合わせやハネムーンについて疑問をもつ人もいるはず。次でご紹介しましょう。

コロナ禍での顔合わせやハネムーン…みんなどうしているの?

結婚に向けて正式に動き出す前に、お互いの実家への結婚挨拶や両家の顔合わせなどがあります。また、結婚式前後でハネムーンを考えている人もいるはず。

先輩カップルは、どうしているのでしょうか。

結婚挨拶や両家顔合わせについて

コロナ禍でも、結婚挨拶や両家顔合わせを行なっているカップルは少なくなくありません。感染リスクを考慮するなら、次のポイントを検討してみてください。

1. 移動は公共交通機関を控え、自家用車やタクシーを利用する
2. レストランや料亭ではなく、自宅で行う
3. マスクを装着し、ソーシャルディスタンスに気をつける
4. できるだけ短時間で行うようにする
5. 飲食・会食は行わない

味気なく感じるかもしれませんが、結婚挨拶や両家顔合わせをオンラインで行う方法もあります。両家両親と話し合いながら、どのように行うかを検討してください。

ハネムーンについて

コロナ禍では、海外へのハネムーンは難しいかもしれません。その代わり、Go Toキャンペーンなどを利用してお得に国内旅行をしてみては。

何らかの理由で結婚式のめどが立っていない人なら、ハネムーンを兼ねたフォトウエディングもよいでしょう。

ただし、感染症対策はしっかり行なってくださいね!

まとめ

今回は、withコロナ時代に結婚式を考えているカップルのために、コロナ禍で理想の結婚式を挙げるポイントをご紹介しました。

要点をまとめると・・・・

・感染症対策をしっかりすれば、コロナ禍でも結婚式はできる
・ニューノーマルに対応した結婚式のポイントを紹介
・招待状の例文を参考に、ゲストへ事前通知をして招待を!

この記事を参考に、ふたりもゲストも安心できる、笑顔いっぱいの結婚式を挙げてくださいね。

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