赤口(しゃっこう)に結婚式って非常識?日柄を気にするかは両家次第
結婚式の日取りをいつにするか検討する際、大安や友引などお日柄を気にする人もいるでしょう。
お日柄以外にも、記念日や式場の空き状況、仕事の都合に親族・友人のスケジュールなど、さまざまなことを考慮しながら日にちを決めなくてはなりません。
しかし、やっと運命の一日をピックアップできたにもかかわらず「赤口だからダメ」と両親や親族に反対されたという人もいるようです。
赤口の結婚式はなぜダメと言われるのでしょうか。
今回は、赤口に結婚式を挙げたカップルの割合や、赤口が結婚式に向かないといわれる理由などをご紹介します。
- この記事をざっくり言うと・・・
- ・結婚式の日取りを決める際に日柄を気にしなかった人は37.3%
- ・赤口の結婚式をする人はいる!赤口で「吉」の時間帯は正午前後
- ・赤口に結婚式をしていいかは、両親や家族に相談すること
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結婚式を赤口にした人は5.7%!37.1%が日柄を気にしなかった
ハナユメが行ったアンケートによれば、赤口に結婚式をしたという人は、5.7%でした。
それではそもそも赤口の結婚式は本当に縁起が悪いのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
赤口とは?中国から伝わった占いをもとにした暦注のこと
「赤口」とは、中国から伝わった占いをもとにした暦注である六輝(ろっき)のひとつです。
※暦注とは暦(こよみ)に記載されている、曜日・干支・六輝など日時や方角の吉凶を表したもののことです。
足利時代に誕生した当時は今でいう曜日のようなものでしたが、江戸時代から吉凶をあらわすようになりました。
六輝は六曜・お日柄などとも呼ばれ、大安(たいあん)・友引(ともびき)・先勝(さきがち・せんしょう)・赤口(しゃっこう・しゃっく)・先負(さきまけ・せんぷ)・仏滅(ぶつめつ)の6つあり、それぞれに意味があります。
赤口は仏滅と同じくらい縁起が悪いといわれている
赤口は、六輝の中で最も縁起が良くないといわれている仏滅に匹敵するほどの、凶日だといわれています。
逆に、大安は吉日とされ、「結婚式を挙げるなら大安がいい」といわれるようになりました。
六輝を気にしなかったカップルは37.1%
最近では六輝を気にせず、記念日など思い入れのある日に結婚式や入籍をするカップルも増えています。
先ほどと同じアンケートによれば、結婚式の日取りを決める際六輝を気にしなかったカップルは37.1%でした。
六輝を重視するかしないかは結婚式を挙げる新郎新婦とその家族の理解次第ともいえるでしょう。
二人や家族が納得すれば日柄よりも記念日などを優先してOK
六輝は毎年変わるものですし、何より、結婚式を挙げた日柄についてアンケートをとった際に、「日柄は覚えていない」と回答している人が 20.3%もいるのです。
そう考えると、日柄よりも誕生日や付き合い始めた日など、何らかの記念日を重視したいと二人が考えるならば、日柄を気にせず思い入れのある日を結婚式の日に選んでも良いでしょう。
ちなみに、実は縁起の良し悪しを決めるのは六輝だけではありません。次に六輝以外の吉凶を表すものについてお話ししていきましょう。
縁起が良い日柄かどうかは六輝以外でも判断できる
日柄の良し悪しを判断する際には、「開運日」が用いられることもあります。
開運日には下記のようなものがあり、それぞれに吉凶など六輝と同じように意味があります。
- ・一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
- ・天赦日(てんしゃにち)
- ・母倉日(ぼそうび)
- ・天恩日(てんおんにち)
- ・月徳日
- ・神吉日
- ・大明日
- ・鬼宿日
- ・寅の日
- ・巳の日
ここでは、結婚式におすすめの開運日3つを詳しく解説します。
凶日も半減する「一粒万倍日」
一粒万倍日は、種を一粒巻いたら万倍になって帰ってくる日という意味を持ちます。
そのため、何かの種をまいたり、仕入れや投資をしたりすれば多くの利益がもたらされると考えられています。宝くじを買うのも良いでしょう。
新しいことを始めるのにも最良の日であるといわれているため、二人の新生活を始める結婚にも向いています。
一粒万倍日は月に4~7回あり、「大安」や「天赦日」などと重なることで効果が倍増し、凶日と組み合わされば凶を半減させるといわれています。
よろず良しの大吉日!「天赦日」
実は暦の上で最も良い日であるとされているのが天赦日です。
天が万物の罪を赦(ゆる)す日と考えられ、新しいことをスタートさせるのに良い日といわれています。
結婚や新生活、迷っていることを一歩踏み出すなど、何かしらの挑戦をする日に向いているのですが、年に5~6回ほどしかありません。
大安や友引、土日に重なっていたなら、結婚式はその日にすることをおすすめします。
婚姻は大吉とされる「母倉日」
婚姻は大吉、付き合いのスタートにも最適とされる母倉日は、天が人間をいつくしむ日」であるといわれており、毎月数日ずつあります。
日柄を気にする際は六輝だけでなく、「一粒万倍日」や「7つの善日」など、開運日を基準に結婚式の日を選んでみても良いですね。
次の章では、赤口に結婚式を挙げる際のプラスの特徴について説明しましょう。
仏滅だけでなく赤口でも割引がある結婚式場がある
マイナスなイメージを持たれることのある赤口ですが、結婚式の日に赤口を選べば「大安や友引などに比べて割引がある」というメリットもあります。
詳しく見てみましょう。
赤口や仏滅は他の日柄に比べて割引額が上がるケースが多い
仏滅と同じくらい縁起のよくない日とも言われる赤口は、他の日柄に比べて結婚式の予約がされにくい傾向にあります。
結婚式場側は割引を大きくしてでも赤口に結婚式の予約をしてもらおうと考えるため、赤口に結婚式を挙げる場合は、割引がされおトクに結婚式を挙げられるケースがあるようです。
希望の式場で割引があるか、見学時に確認してみるとよいでしょう。
人気の式場の場合は赤口割引がない場合も
全ての式場が赤口に割引を設けているわけではありません。
予約を取りづらい人気の式場の場合は、空いている日があればすぐに予約が入ってしまうような場所もあります。
そういった式場は、あえて割引をして予約を埋める必要がありませんので、割引自体がない場合もあります。
ハナユメ割を利用すればおトクに結婚式を挙げられる
日柄による割引がない場合でも、ハナユメ割を利用すればおトクに結婚式ができられるでしょう。
ハナユメ割を利用すれば、結婚式費用が100万円以上おトクになることも*
次の章では、赤口の結婚式に対するゲストのイメージについてご紹介します。
※ハナユメから式場見学を予約し成約いただくことが条件です※式場、日時、人数によっては、割引額が100万円より下回る場合もあります
赤口の結婚式は非常識?参列ゲストからのイメージ
赤口や仏滅など、ふたりにとって日柄はそれほど気にならないという考えもあるでしょう。
ゲストからみると赤口に結婚式をするなんてといわれてしまったり、両親から仏滅の結婚式を反対されてしまったりするケースもあるようです。
年配の人には赤口や仏滅の結婚式は非常識ととらえられることもある
若い人たちにとってお日柄はそれほど気にならないかもしれません。
しかし両親や祖父母、会社の上司世代の人たちの中には「赤口や仏滅には結婚式をすべきではない」「赤口の結婚式は非常識だ」という考えを強く持っている人もいますので注意しましょう。
赤口を選ぶなら、まず両親に二人がなぜこの日を選んだか説明をする
日柄は気にしないというカップルも赤口に結婚式をしようとする場合は、日取りや結婚式場を本決定する前に両親に相談すると良いでしょう。
また、年配のゲストが多い結婚式の場合は、披露宴の挨拶の中でなぜこの日を選んだのか触れてみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか。今回は赤口に結婚式を挙げたカップルの割合や、赤口が結婚式に向かないといわれる理由についてご紹介しました。
要点をまとめると・・・・
結婚式の日取りを決める際に日柄を気にしなかった人は37.3%
・赤口の結婚式をする人はいる!赤口で「吉」の時間帯は正午前後
・赤口に結婚式をしていいかは、両親や家族に相談すること
結婚式の日は二人にとって一生の記念になる大切な日です。
この記事を参考に、二人にとってベストな結婚式の日取りを決めることができると良いでしょう。
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