和婚の魅力を一挙公開!和婚の基本や雰囲気を盛り上げる演出まとめ
和婚と聞くと、和装を着て神社で厳かな結婚式をイメージする人が多いのではないでしょうか。
実は和婚には神社での挙式以外に、このような沢山のスタイルがあります。
・ホテルや専門式場内の神殿での神前結婚式
・チャペルなどでの和装人前式
・お色直しで和装を着る
・和の雰囲気を感じられる披露宴会場の装飾
・和装でのウエディング
今回は、和婚の魅力を詳しくお話ししていきます。
この記事を読めば自分たちが「どのような和婚」をしたいのかはっきりするでしょう。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・和婚最大の魅力は、日本古来の伝統的な婚礼衣装を着られること
- ・和婚は神社での神前式だけでなく、和装人前式という方法もある
- ・和婚がより魅力的に映る演出例を紹介
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最大の魅力は白無垢や色打掛を着られること!和婚の魅力5選
近年、人気が高まっている「和婚」何といってもその魅力は、おごそかな雰囲気や美しい婚礼衣装ではないでしょうか。
特に白無垢や色打掛など伝統的な婚礼衣装を着てみたいという花嫁は多く、挙式はキリスト教式で行い、披露宴のお色直しで和装をする和婚も増えています。
また、和婚は両親や親戚など年齢層の高いゲストにも評価が高いスタイルです。
そんな、和婚の魅力をさらに掘り下げていきましょう!
1.白無垢や色打掛の正礼装を着てゲストにお披露目できる
和婚を選ぶ理由として最も多いのが「和装」です。
和装は挙式やお色直しで着ることができ、ハナユメが調査したアンケートによると「結婚式を和装でしたい」「お色直しで着たい」と答えた方は38.3%、「挙式披露宴では着たくないが、写真は撮りたい」まで合わせると77.4%にもなることがわかります。
親世代の結婚式の和装写真を見て和婚に憧れるという花嫁も多く、白無垢や色打掛、花婿の袴姿は、凛とした雰囲気や気品の高さを感じさせます。
着物を着る機会はなかなか無いうえに、婚礼衣装となれば別格。ゲストにも特別な印象を与えます。
2.庭園や和の建物をバックに写真を残せる
和婚の魅力が存分に感じられるのが、神社やお寺など和の建物はもちろんのこと、緑が美しい庭園や、枯山水のある石庭、朱色の鳥居など和の雰囲気たっぷりの風景をバックに写真撮影ができることです。
日本ならではの風景は和装をより引き立てます。
3.落ち着いた雰囲気で結婚式が挙げられる
和婚は落ち着いた雰囲気があり、主役のふたりにとってもゲストにとっても、上質な時間を過ごすことができます。
お辞儀の所作や歩き方も普段とは異なり、ゆっくりとした仕草で行い、それが花嫁をとても美しく見せてくれるのが和婚のスタイル。
和婚では、お正月などに良く耳にする雅楽や琴が流れ、そのゆったりとした神秘的な旋律は、ふたりとゲストの気持ちを落ち着かせてくれます。
白無垢や色打掛の着付けにはドレスのお支度よりも時間がかかります。ただ、お支度に時間をかけることで、花嫁は結婚への実感が高まります。
また、ゆっくりと時間をかけると気持ちが整い、結婚式に臨むことができます。
4.神社やお寺での挙式なら、いつまでも訪れることができる
神社やお寺での挙式なら、結婚式を終えた後も訪れることができます。これは、神社やお寺がずっとそこにある場所だからこその魅力です。
毎年の初詣や各種の祈願、お子さんが生まれたらお宮参り、七五三など、人生の節目の行事で思い出を重ねていけるのはもちろん、特別な用事がなくても気軽に訪れることができるのも魅力です。
5.日本人らしい伝統を大切にした結婚式にできる
和婚の魅力と言えば、日本人らしい伝統を大切にした挙式ができることです。
神社やお寺での挙式は宗教にもとづいた神聖な儀式で、おごそかな雰囲気や気高い雰囲気が感じられます。
キリスト教式では「ふたりの愛を神様に誓うこと」を主としていますが、日本の伝統的な挙式では「家と家が結びつく」という概念のもとに行われます。
伝統的な挙式スタイルは「新たな家族が生まれること」をふたりだけでなくゲストにも感じさせてくれます。
また、白無垢や色打掛を着て挙式を行うことで、日本人であることの喜びも感じるでしょう。
次の章では、和婚の種類について解説していきます。
神社挙式だけが和婚ではない!和婚の種類5つ
和婚には、決まったルールはありません。
神社で行う結婚式のみが和婚ではなく、挙式のスタイルも神前式だけとは限らないです。
特に和婚の場合、親世代は「白無垢を着て神前式」をイメージされる方も多いので、希望する和婚のイメージをきちんと伝えておきます。
それでは和婚にはどんな種類があるのか見ていきましょう。
和婚のスタイル5つ
和婚のスタイルは意外と自由で、形式にこだわらないカジュアルなものも多くあります。
神社での挙式や神前式だけではない和婚のスタイルを5つご紹介します。
神社や神殿での神前結婚式
神社や神殿での神前結婚式は「神様にふたりの結婚を報告する」という日本古来の結婚式のスタイルで、最も伝統的で格式の高さを感じさせる結婚式です。
和婚と言えば、こちらをイメージされる人も多いでしょう。
神主や巫女が執り行うため宗教的な印象が強く、神秘的な雰囲気を感じさせます。
神前式は「しんぜんしき」と呼びますが、家族や親戚、親しい友人の前で結婚することを誓う人前式(じんぜんしき)と区別するため、「かみまえしき」と呼ぶこともあります。
両家の結びつきを重視する式であることから、参列は両家親族に限るところが多いですが、最近では親しい友人の参列も認められているところもあります。
チャペルなどでの和装人前式
チャペルなどで白無垢や色打掛を着て、家族や親戚、親しい友人の前で結婚することを誓う人前式を行う「和装人前式」も和婚の一つです。
和と洋のミックススタイルは新鮮で目新しさを感じさせます。
ウエディングドレスでの挙式は、新婦のヴェールダウンを行いますが、和装で行う式では和の儀式を取り入れることも可能。
なかでも、新婦の唇に新婦母が紅を差す「紅差しの儀」は、母娘の絆を感じられる和婚ならではの儀式です。
参列人数には限りが無いことが多く、カジュアルでアットホームな印象。たくさんの人に祝ってもらえる式です。
お色直しで和装を着る
挙式はウエディングドレスで行い、披露宴のお色直しで和装を身につける和婚は、挙式の形式にこだわらないので誰でも取り入れやすいスタイルです。
多いのは色打掛に洋髪スタイルにお色直しするパターンですが、特に決まりはありません。
花嫁として純白のウエディングドレスに憧れはあるものの、「日本人として結婚式はやっぱり着物を着たい」という人も多いです。
お色直しでの和装は、そんな花嫁の要望をどちらも叶えてくれます。白無垢で挙式、披露宴で色打掛と、和装から和装へのお色直しもあります。
和の雰囲気を感じられる披露宴会場の装飾
手まりや折り鶴、水引飾り、つまみ細工など、和の雰囲気を感じられる装飾を披露宴会場にほどこすと、和婚のイメージがよりアップします。
装飾に使う花を、季節に合わせたものを選ぶと、和の雰囲気がグッと強くなります。
テーブルランナーに紅、黒、金などを選ぶと、合わせ方によっても和の雰囲気を感じさせることができ、特に紅と白の組み合わせは、おめでたい印象そのもの。
披露宴会場がゲストハウスやホテルなどでも使える和婚のテクニックです。
和装でのウエディング
和装で写真を残すウエディングは、挙式・披露宴を行わないカップルにもできる和婚です。
ロケーション撮影ができる場合は、和の建物や庭園などで行うことも多く、神前式や神殿で行う挙式とはまた違った魅力があります。
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神前式?人前式?挙式スタイル紹介
和婚でも、神社や神殿での神前式だけに限らず、比較的自由に挙式スタイルが選べることがわかりました。
次に、代表的な挙式スタイルの内容をいくつか簡単にご紹介いたします。
神前式は格式が高く日本の伝統的なスタイル
神社やホテル・専門式場にある館内の神殿で神前式ができます。
挙式中の撮影はできないことが多いですが、カメラ1台のみOKなどとしているところもあるため、式場に事前確認しましょう。
人前式はゲストの前で結婚の誓いを立て承認を得るスタイル
一般的には結婚式場のチャペルで行うことが多いです。このスタイルであれば結婚式場によってはチャペルでの和装もOKな場合もあります。
キリスト教のしきたりにのっとって結婚を誓う教会式
本物の教会や大聖堂タイプのチャペルの場合、和装着用は受けていないことが多いです。
ゆかりのある寺院で先祖に結婚を報告する仏前式
仏前式は、新郎または新婦の宗派のお寺、もしくは僧侶を招いて自宅で行います。
一口に和婚といっても、いくつかの種類があることがお判りいただけたでしょうか。次の章では、和婚の費用について解説していきます。
費用面はどうなの?和婚と通常の結婚式との料金比較
和婚をしたい人にとって気になるのは、やっぱり費用面ではないでしょうか?着物は高級なイメージがあり、日頃着る機会もないため、見当がつきにくいです。
また、神社や寺院も普段から行くような場所ではないため、敷居が高いイメージもあるかもしれません。
通常の結婚式と比べて、和婚はどのくらい費用がかかるのか、元プランナーである筆者の経験からそれぞれの費用相場を紹介します。
神前式や仏前式は低価格&準備が簡単
神前式や仏前式は、一般的に教会で行うキリスト教式に比べてリーズナブルです。
ただし、神社や寺院の格式によって異なるため、一概に「安い」とは言えません。
神社では「初穂料(はつほりょう)」を神様に納める必要があり、こちらも神社によって金額が異なります。
また、準備も特に必要がなく、難しそうに見える儀式も式中に神主さんや巫女さんが丁寧に教えてくれるので心配ありません。
ウエディングドレスやカラードレスより和装の方が高いことが多い
お色直しの衣装で、ウエディングドレス、カラードレス、色打掛で比べた場合、特に伝統的な着物や刺繍などの装飾が華やかな色打掛を選んだ場合は、他の衣装と比べて費用が高くなる場合が多いです。
また、カツラなどの料金はオプションになることもあり、他には着付けに必要な肌襦袢(はだじゅばん)や足袋(たび)などは自分で準備することがほとんどです。
ただし、ご自分の持たれている振袖などを着れば費用を抑えることもできます。
思い入れのある着物を身につけることもでき、なおかつ、振袖を着られる最後のチャンスでもあります。
その場合は、式場によっては持ち込み料がかかる場合があるので確認をしましょう。
フレンチ料理と和食の金額はほぼ同じ
結婚式の料理は13,000円、15,000円など、プランによって価格設定が異なります。
つまり、和食だから高い、フレンチだから高いといったことは無く、これも食材や会場の料金設定によって変わってきます。
若干の差としては、使っている食材や料理法によって同じ金額でもボリュームに違いが出ることはあるかもしれません。
もちろん、和婚だからと言って必ず和食を選ばなければいけないというわけでもありません。
和の雰囲気を感じさせる式場で、有名なフレンチのシェフが料理を手がけているところもあります。
金額の差はほとんどありませんので、好みやゲスト層に合わせて選びましょう。
和婚について、理解は深まりましたでしょうか。次の章では、和婚におすすめの演出をご紹介します。
和婚の魅力が一層伝わる和の演出例まとめ
和婚で最も魅力を感じるのは、華やかな衣装かもしれません。そんな和婚の魅力をより一層引き出す、和の演出例を写真とともにご紹介いたします。
和テイストの装花・デコレーション
会場内やテーブルを彩る装花やデコレーションに和を感じさせるものを取り入れると、和婚の雰囲気が高まります。
テーブルコーディネートとして、折り鶴や水引きを飾るのもおすすめです。
まず、ゲストの目に留まりやすいウエルカムスペースを和の雰囲気でまとめると、和婚へのムードが高まります。
ウエルカムボードやウエルカムドールなどの小物は取り入れやすく、和の雰囲気を簡単に演出できます。
和懐石もしくは和洋折衷の料理
和の雰囲気を出すには料理は和懐石が一番ですが、和洋折衷のものを選ぶものアリです。
また、フレンチ料理の場合でも、てまり寿司など1品だけ和食を入れると、違和感なく和の雰囲気が出せます。
折鶴シャワーやライスシャワー
最近、和婚の演出としてとても人気が高まっているのが折り鶴シャワーやライスシャワーです。
特に折り鶴シャワーは演技の良さを感じさせ、かつ、式が華やかになると、和婚に取り入れる人が増えています。
写真映えもするのでゲストからの評判も良い演出です。
折り鶴は千代紙で折ると和の雰囲気たっぷりで上品ですし、ビビットな色の折り鶴も鮮やかで素敵です。
紅と白の2種類で折ると、コントラストが美しいだけでなく、お祝いのおめでたさがよく伝わります。
折り鶴と一緒に、桜の花びらを模した色紙を混ぜるのも変化があって良いですよ。
折り鶴は新郎新婦の手作りだと想いがこもっていて素敵ですし、ゲストに折っていただくのも参加型で楽しいです。
番傘を使って入場
番傘を使っての入場は、和婚の定番演出とも言えます。昔からある演出ですが、番傘の形が末広がりで縁起が良く、紅色の鮮やかな傘はおめでたいムードにぴったりです。
入場時に使う場合は、まずは新郎新婦の顔を隠して登場するのがおすすめです。
ゲストの期待が高まり、おふたりの顔が見えたときの一瞬は、なんとも言えない高揚感があります。
また、新婦の父が番傘を持ち新婦とともに歩き、番傘を新郎に託すという演出も定番ですが、感動する場面でもあります。
新郎新婦が番傘を差して歩く姿は、和の衣装と相まってより一層素敵に見えます。
最近は寄せ書き可能な番傘もあるので、ウエルカムスペースに飾りつつ、ゲストにメッセージを書いてもらうと、結婚式の思い出になりますね。
乾杯もできる鏡開き
酒樽のふたを新郎新婦が木槌でたたき割る鏡開きは、乾杯もできる便利な演出です。
和婚と言えばしっとりとした雰囲気を想像するかもしれませんが、鏡開きはそんな中でもにぎやかな印象を与えてくれます。
開くときの声かけはさまざまですが、大きな声を上げるほど縁起が良いとされているので、ゲストも一体となって盛り上がれます。
鏡開きのあとは、升に酒をふるまい、乾杯えおする事もできます。升はオリジナルの刻印ができるものもあるので、持ち帰ってもらえば良い記念になります。
和太鼓や琴の生演奏
結婚式でのBGMに和太鼓や琴の生演奏を取り入れると、豪華で格の高い挙式になります。 他に笛や三味線、珍しいところで尺八などもおすすめです。
和太鼓は力強く迫力のある演奏で盛り上がりますが、和太鼓は大きな音の為の生演奏OKか事前に式場に確認しましょう。
和のイメージとしては定番でも、結婚式の演出としては取り入れる方も少ないため、珍しさがあります。生で伝わる音は躍動感があり、結婚式をより一層素晴らしいものにしてくれます。
和婚をしたい!でも和婚ができる結婚式場はどのように探したらいいの?という人のために、次の章では和婚ができる結婚式場の探し方について触れていきましょう。
和婚ができる結婚式場を探すならハナユメがおすすめ
ハナユメでは和にまつわる検索項目がたくさんあります。和婚ができる式場選びの手順についてご紹介いたします。
ステップ1:サイトのtop画面の「エリアから探す」をクリック
ステップ2:希望の地域をチェックし、イメージの選択をする
ステップ3:「和・和モダン」をクリックすると一覧が表示されます!
または、ステップ2で希望の地域をチェックして検索後、会場タイプを選択してもOKです。
写真も多く、様々な和婚が紹介されています!
京都で婚!前撮りで和装を着る
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【公式】京都前撮りなら「ハナユメ」~情緒溢れる町並みで和装の撮影~
また、ウエディングについて詳しく知りたい人はこちらをどうぞ
まとめ
いかがでしたか。
今回は和婚の魅力や演出アイデアについて紹介しました。
要点をまとめると・・・
・和婚最大の魅力は、日本古来の伝統的な婚礼衣装を着られること
・和婚は神社での神前式だけでなく、和装人前式という方法もある
・和婚がより魅力的に映る演出例を紹介
この記事を参考に、自分たちらしい和婚を挙げられると良いでしょう。
教会式、人前式‥挙式のスタイルに迷ったら