親族のみの結婚式でなごやかな一日を!式場選びと準備完全マニュアル
にぎやかで派手な結婚式もいいけれど、親族のみを招待して和やかな一日を過ごしたいと考えている人も多いことでしょう。
けれど「親族のみの結婚式」というと、一般の挙式・披露宴とはまた違った特別なもののような気がしますよね。
どんな式にすればいいのか具体的なイメージがわからなかったり、特に配慮しなければならないことがあるのか、不安に思ったりしていませんか。
今回は親族のみを招待して結婚式をしようと考えている人に、式場選びの注意点や準備のポイントを紹介します。
この記事を読めば、親族に囲まれた思い出深い式にするための情報を得ることができるでしょう。
- この記事をざっくり言うと・・・
- ・親族のみを招待する結婚式には、広すぎず雰囲気の良い式場を選ぼう
- ・招待状やギフトは省略しないで、心のこもったものを準備
- ・招待しなかった上司や友人には、別途お披露目または報告を
\10人からOKの式場も/
少人数婚におすすめの結婚式場を探す
親族のみの結婚式は式場選びが重要!
親族のみの結婚式は、少人数だからこそ叶うアットホームな雰囲気が一番の魅力です。
しかし逆に言うと、静かで寂しい雰囲気になってしまったり、メリハリのない普通の食事会になってしまったりする可能性もあります。
少人数だからこそ気を付けたいポイントをきちんと押さえたうえで、式場を選びましょう。
式場選びの注意点
親族のみとは言え、せっかくの結婚式なのですから、親密な中にもある程度の「非日常感」は大切です。
親族のみの結婚式場は、派手な演出がなくても良い雰囲気が出せるかどうかを意識して選ぶと良いでしょう。
また、寂しく貧相な雰囲気にならないためにも、人数に見合った広すぎない式場を選び、料理やおもてなしにはこだわることも大切です。
式場タイプ別・親族のみの結婚式をする場合のポイント
ゲストを多数呼ぶ結婚式と同じように、親族のみを呼ぶ場合の結婚式だからといって、ホテルやゲストハウスなど、どの式場タイプを選んでも問題ありません。
ここでは、実際に式場を選ぶ際に知っておきたいポイントなどを式場のタイプ別にまとめておきます。
専門式場・ホテル
出典元:ホテル阪急インターナショナル
他の式場タイプと比べ、会場の数や種類の多さが特徴です。
挙式スペース・会食会場だけでなく、結婚式に関連した様々な施設が他のタイプよりも充実していることが多いでしょう。
ゲストハウス
出典元:ロザンジュイア広尾迎賓館
邸宅風の一軒家やフロア、多くのスペースを二人とそのゲストで貸し切って利用できるのが特徴です。
式場の規模にもよりますが、自分の家に招いたようなホームパーティーのような雰囲気が味わえるので、多くの演出や装飾をしなくても寂しい雰囲気になることはないでしょう。
レストラン
出典元:TOP30 WEDDING(トップサーティーウエディング)
ゲストハウス同様、貸し切って利用できるアットホームさが一番のポイントでしょう。
ただしあまりに少人数だと貸し切りにできなかったり、演出の自由度やテーブル配置などに制約が出る場合があるようです。
また、レストラン結婚式は安いというイメージがあるかもしれませんが、利用人数が少ないと割高になることが多いので注意してください。
ここまで、親族のみの結婚式の式場を選ぶにあたって気を付けたいこと、知っておきたいことを見てきました。
次章では、結婚式に必要な準備について項目別に詳しく解説していきます。
項目別!親族のみの結婚式に必要な準備
親族のみの結婚式は、少人数だからこそ自由に企画をしたり柔軟に取捨選択できるのがメリットと言えます。
あまりに形式張っていて自分達には合わないと思えるしきたりなどは、周囲とも相談のうえ略式化や、自分流にアレンジしても構わない場合もあります。
しかしその一方で、少人数だからと言って省略しない方が良いこともあります。
親族のみの結婚式の準備はどのように進めていけば良いのか、項目別に詳しく見ていきましょう。
招待状、席次表は省略しないで
親族のみの集まりなので、連絡さえしておけば招待状は送らなくても良いのでは?と考える人もいるかもしれません。
しかしゲストが親族のみであっても、結婚式を挙げるけじめとして、やはり招待状は送った方が良いでしょう。
招待状の文面は、一般的なものと同様の文体・内容で構いません。
また席次表や席札に関しても、親族のみとは言えはじめて顔を合わせるゲストもいるので、誰がどんな人なのか全員が分かるように、準備した方が良いでしょう。
服装・ドレスコード
当日の服装に関しては、ドレスやスーツでのフォーマルな会食でも良いし、ドレスで挙式した後はカジュアルダウンして平服での会食とすることも可能です。
基本的には新郎新婦の好みで考えて良く、あとは家族・親族の意見を取り入れ、式場の雰囲気や場所柄などを考えてドレスコードを決めましょう。
ただし平服でよしとする場合には、「みんなフォーマルなのに一人だけ平服だった!」などということがないように、ゲストに事前に送る招待状にはドレスコードを書いておくようにしましょう。
当日の受付けは兄弟姉妹に任せて
親族のみの結婚式なので新郎新婦が仕切れれば良いのですが、当日は自分達の支度や準備、写真撮影などで何かと忙しいものです。
頼める兄弟姉妹やいとこがいる場合は、ぜひお願いして任せてしまいましょう。
進行・演出
親族のみの会食では間がもたなくなるのでは?と心配な場合は、派手でなくてもよいので何か一つでも演出を取り入れましょう。
例えば、ゲスト一人ひとりにメッセージを準備する、新郎新婦がウエディングケーキをゲストに取り分ける、といった程度のもので大丈夫です。
親族のみの集まりならではの和やかな雰囲気を大切にした、あたたかで優しい雰囲気の演出がおすすめです。
引出物・ギフトなど
ゲストが親族のみの場合、「近い間柄なのだから引出物はいらない」などとあらかじめ言われることもあるでしょうが、基本的には引出物は用意するのがマナーです。
ただし、両親の考えなどによっては用意しないケースもあるようです。最終的には両親や家族と相談して決めるのが良いでしょう。
もし引出物は準備しないとなった場合でも、近しい人への感謝の気持ちを示すために、ささやかでも心のこもった質の良いプチギフトなどは準備しておくべきでしょう。
ここまで、親族のみの結婚式の準備に際して知っておくべきことを、項目ごとに見てきました。
次に、結婚式に招待しなかった仕事関係の上司や先輩、友人・知人へのお披露目はどうすれば良いかについて考えていきましょう。
親族以外の人たちへのお披露目パーティーをしたい場合
親族のみの結婚式の場合、職場の上司や同僚、友人・知人は招待しないことになり、お披露目パーティーをしようか迷っている人もいるでしょう。
また何かしなくてはいけないのか、と困惑する人もいるのではないでしょうか。
ちなみに、親族のみでアットホームに結婚式をしたい人の中には、目立つのが嫌だからという人も少なくないはずです。
海外挙式の後に国内でパーティーをしない人がいるように、お披露目パーティーはしなくてはいけないものではありません。
親族のみで結婚式を終えたあと、招待しなかった人たちに対して結婚のお披露目をするとしたら、次のような方法があります。
結婚式のあと別の場所で二次会を開く
親族のみで挙式・食事会を行ったあと、そのまま別の場所に移動して二次会を開くというもので、流れとしては通常の挙式・披露宴から二次会へというパターンと同じです。
通常の二次会と同じように親しい友人などに幹事をお願いし、友人・知人、職場の先輩など日頃お世話になっている人たちに集まってもらう会費制のパーティーをするケースがほとんどでしょう。
後日あらためてお披露目パーティーを開く
時間や開催場所の都合から、後日あらためてお披露目パーティーを設定することもできます。
二次会形式(立食ビュッフェスタイル)でもいいですし、全員が着席できるフォーマルなお披露目会(1.5次会形式)でもいいでしょう。
もちろんこの他にも、結婚式に招待しなかった人への報告の方法はさまざまです。
次の章では、お披露目の会を催さない場合にはどのように報告をすれば良いのか見ていきましょう。
パーティーをしない場合もきちんと報告を
結婚して新生活がスタートしても、これまで築いてきた人間関係は大切にしておきたいものです。
お披露目の会を開かない場合でも、これからのご挨拶も込めて結婚の報告はきちんとしておきましょう。
結婚報告ハガキを送る
お披露目パーティーを開かない場合、職場の上司や先輩、友人などには必ず事前に結婚の予定を報告し、親族のみで式を挙げることをことわっておきます。
式が終わったら、記念の写真や新居の住所を添えたハガキやメッセージカードなどを送付し、無事に式を終えて新生活がスタートしたことを報告しましょう。
新居のお披露目を兼ねてホームパーティーを開く
ごく親しい知人・友人なら、新生活が落ち着いた頃にホームパーティーを開いて新居に招待するという方法もあります。
あまり大掛かりなものにすると準備も大変ですが、数人の気の置けない仲間を呼んで楽しい一日を過ごすというスタイルなら負担も少なく、良い結婚報告の機会になるでしょう。
まとめ
いかがでしたか。今回は親族のみで行う結婚式についてご紹介しました。
要点をまとめると・・・
・親族のみを招待する結婚式には、広すぎず雰囲気の良い式場を選ぼう
・招待状やギフトは省略しないで、心のこもったものを準備
・招待しなかった上司や友人には、別途お披露目または報告を
この記事を参考に、思い出に残る親族のみの結婚式ができると良いでしょう。
監修者情報
ゲストの人数どうしよう‥と考え始めたら