結婚式の予算はいくら必要?同じ結婚式でも費用が抑えられるコツ
結婚式の予算っていくらくらい必要なの?と疑問に思っている人も多いでしょう。
もちろん結婚式のエリアや内容、招待人数によっても変わるため一概に言えないのですが、それでも自分たちの場合はいくら必要なのか気になると思います。
そこで今回は実際の結婚式費用のデータを元に、あなたに必要な予算を算出してみました。これを読めば、必要な予算が分かり、それに向けてしっかりと準備できるようになるでしょう。
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結婚式の予算の算出方法
結婚式に必要な予算は、結婚式に係る費用からご祝儀で受け取る金額を差し引いたものになります。
- 【 結婚式に必要な予算 (自己負担額) = 結婚式に係る費用 - ご祝儀で受け取る金額 】
ハナユメの調査によると、結婚式にかかった費用の平均額は324.6万円 とのことです。とはいえ、結婚式というのはこの金額を全てお二人で負担するわけではありません。
列席者のみなさまからお祝い金としてご祝儀をいただけるため、全体の費用からご祝儀を差し引いた分が結婚式に必要な予算 (=自己負担額) となります。
結婚式の費用やご祝儀は地域によって差があるため、次章以降ではエリア別の費用とご祝儀の金額について説明します。
エリア・ゲスト人数別の結婚式平均費用
結婚式にかかる総費用の平均は、ゲストが40名程度だと236.1万円、60名で315.6万円、80名で402.5万円となりました。(ハナユメ調べ)
これらの差額より、ゲストが10名増えるごとに約40万円の費用がプラスされるとも言えます。
また、エリア別で見てみると首都圏が一番高く、次いで東海と関西となり、最も費用を抑えられるのが九州地域となりました。
以下では、式場探しサービスハナユメが公開しているデータより、エリアとゲストの人数別に結婚式の平均費用をご紹介いたします。
エリアは首都圏・東海・関西・九州の4地域です。ゲスト人数は親族のみで行われる程度の40人、仲のよい友人だけを招待する60人、平均人数の80人の3種類でご紹介します。
● 全地域
ゲスト人数 | 平均費用 |
---|---|
40人 | 236.1万円 |
60人 | 315.6万円 |
80人 | 402.5万円 |
●首都圏 (平均:309.7万円)
ゲスト人数 | 平均費用 |
---|---|
40人 | 246.2万円 |
60人 | 328.0万円 |
80人 | 423.7万円 |
● 東海 (平均:299.5万円)
ゲスト人数 | 平均費用 |
---|---|
40人 | 239.2万円 |
60人 | 315.7万円 |
80人 | 404.8万円 |
● 関西 (平均:293.2万円)
ゲスト人数 | 平均費用 |
---|---|
40人 | 233.1万円 |
60人 | 311.0万円 |
80人 | 395.3万円 |
● 九州 (平均:286.1万円)
ゲスト人数 | 平均費用 |
---|---|
40人 | 225.9万円 |
60人 | 307.7万円 |
80人 | 386.0万円 |
ゲストの人数が増えると総額の費用も大きくなっていきますが、平均値ですので一つの目安としてしてみてください。
この総額でかかる金額からいただくご祝儀を差し引いた分が結婚式の予算となります。次は、関係性とエリア別で見たご祝儀の平均金額をお話します。
ご祝儀でいくら戻ってくる?関係性別平均ご祝儀額
ご祝儀でいくら戻ってくるかは、一人当たり平均35,000円で計算するのがいいでしょう。
ただし、ご祝儀に関してはその地域によって特定の相場があったり、包む枚数に制限があったりなど地域独特のルールがあることも多いので参考程度に留めてください。
これを元に、結婚式の予算を計算すると以下のようになります。
- 結婚式の予算
- ・ゲスト40人:236.1万円 - ご祝儀 140.0万円 = 96.1万円
- ・ゲスト60人:315.6万円 - ご祝儀 210.0万円 = 105.6万円
- ・ゲスト80人:402.5万円 - ご祝儀 280.0万円 = 122.5万円
ゲストの人数が80人以下ぐらいまでの結婚式の場合、100~120万円ほどを予算として考えればよいでしょう。
ただし、この計算には親族などからの援助は含まれていませんので、次の章で親族からの援助状況をお話したいと思います。
親や親族からの援助はある?
ハナユメの調査によると、挙式や披露宴の費用に対して親や親族から援助があった方は65.0%にのぼり、平均援助額は119.8万円とのことです。
もちろん、家庭によっては援助がないこともありますし、新郎新婦の意向で「親に感謝を伝える場として式を挙げたいから、自分たちが貯めたお金だけでやりくりしたい」ということもあるでしょう。
親からの援助は元から無いものだと思って、限られた予算内で2人で力を合わせることによって結婚式をあげるまでのモチベーションを保つことができるでしょう。
もし、援助をいただけるようなら新婚旅行に充てたり、今後の新生活のために貯金しておいたりなど、挙式・披露宴以外のところにお金を回すのもよいと思います。
ただ、「それでも予算が足りない・・・」という方は、次章で予算を捻出するための方法をご紹介いたします。
足りない方必見!予算を捻出するための方法
「結婚式を挙げたいけれどもお金が・・・」という方は、「給与からの天引きで貯蓄」「実家暮らし」「同棲」「投資へまわす」の4つの方法を検討してみてはいかがでしょうか。
毎月一定額強制的に貯金する
結婚式は2人で挙げるものです。そのため、彼・彼女のどちらか一人で貯蓄するのではなく、2人でお金を貯めるがオススメです。
貯金の原則は先取りとなるため、入ったお金から一定額を貯蓄にまわし、残ったお金で日々の生活をやりくりするのが貯まる秘訣です。
ただし、それを意識するあまりムリな資金計画はしないようにしましょう。ダイエットと同じで無理な貯蓄をするとリバウンドをしてしまうため、多くても手取り収入の20%以内に収めるようにしたいところです。
また、お金の話は一緒に暮らしていく上で非常に重要になるため、貯金を通じてこうした話ができておくようにするとよりベターです。
お金が溜まるまで実家で暮らす
ご実家から勤めている職場に通えるのであれば、日々の生活コストを大幅に下げることができるため、お金が貯まりやすくなります。
ただし、「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるように、ご実家に食費や光熱費などのお金を入れることを忘れないようにしましょう。
同棲する
双方のご両親が納得しているのであれば、結婚予定の彼・彼女と同棲してしまうのもいいでしょう。
お互いが一人暮らしをしている場合、同棲することによって家賃や光熱費などが現在のほぼ半分になるだけでなく、一緒にご飯を作ることで日々の食費やデート費なども節約することができます。
また、一緒に住むことで今までは中々表に出なかった相手の良いところ・悪いところが見えるようになるため、今後の結婚生活をよりイメージしやすくなるという効果もあります。
貯金したお金を投資へ回す
ある程度の資金がたまったらそれを元手にして投資に回してお金を増やすことも一つの手です。
現在、銀行の金利は普通預金で0.001%、定期預金でも0.05~0.10%がほとんどです。例えば、100万円のお金を金利0.05%の定期預金に3年間預けた場合、税引き後の利息分はたった1,200円にしかなりません。
今ではNISAなど少ない金額で行える投資もでてきているため、そうしたのを利用するのもいいですが、投資額が少ないとはいえ、少なからず元本割れのリスクがありますので、十分注意したうえで行ってください。
なお、中には利回りがかなり高い投資商材もありますが、リターンがいいものはリスクも大きいです。そのため、元本を失くしてしまっては本末転倒であるため、そうしたハイリスク・ハイリターンの商材は避けた方が無難だと思います。
予算が足りない方は、実家住まいや同棲などで2人の生活コストを下げるか、給与から天引きして貯蓄する、投資へお金をまわすといった方法があります。2人に合った方法を見つけられればと思います。
なお、契約前であればプランを変更することで費用は下げられるというのをご存知でしたでしょうか。次章では、プラン変更で予算を下げるポイントをご紹介します。
貯金だけじゃない!結婚式費用は契約前なら下げられる
式場に赴いて見積もりを取ってもらい、その契約書に判子を押す前までであれば、内容の変更が可能です。
契約を変更し必要な費用を少なくすることができる方法として、「日取りの変更」「人数の調整」「持ち込み物を増やす」の3点があります。
費用を下げる一番のオススメは日取りの変更
結婚式のは5月、10月、11月と気候も穏やかで晴れの確率が高い時期に集中します。こうした結婚式シーズンは費用も高くなりがちで、逆に真夏や真冬といったシーズンオフでは費用が安くなる傾向にあります。
また、六曜と言って「大安」や「仏滅」といった言葉を耳にした方もいるのではないでしょうか。
基本的に大安は費用が高くなり、大安>友引>先勝>先負>赤口>仏滅という順に費用が安くなります。
オフシーズンや仏滅といった日に式をあげるだけで、費用をグッと抑えることができると言えるでしょう。
招待人数を少なくする
人数を10人減らすとおよそ40万円の費用を削減できるため、予算が少ないのであれば仲の知れた友人だけを招待して式を挙げるのもいいでしょう。
招待人数が多いほど頂けるご祝儀の額も増えるのですが、お料理や引出物などご祝儀以上の費用がかかるため、費用が膨らんでしまうことに変わりはありません。
少人数の結婚式を挙げるカップルも増えていますので、招待した方をもう一度2人で吟味してみることをオススメします。
招待状やウェルカムボードを持ち込んで費用を浮かす
よくある持ち込み可能なものの例として、以下のようなものがあります。
・招待状
・席次
・ウェルカムボード
・引出物、引き菓子
・プロフィールビデオ
など
ただし、持ち込みをする際には注意する点もあります。会場によって持ち込みする場合は別途料金がかかる、もしくは持ち込みそのものが禁止というところがあります。そのため、現地のウェディングプランナーの方によく確認しておく必要があります。
また、持ち込んだもので式の進行に支障をきたしたとしても、すべてご自身の責任になります。例えば、「席次に書いてある主賓の名前が間違っていた」「プロフィール映像を自作したが途中で途切れてしまった」などです。作成したものは、ご両親や友人などに一度チェックしてもらうといいでしょう。
なお、中にはカメラマンを知人に頼む方もいらっしゃいますが、写真にこだわりたいのであればオススメはしません。結婚式というのは失敗が許されず、かつ動きも多いため、いくらプロと言えど上手に撮影するのは熟練の技術が必要です。
こだわる方はお金を払ってでも結婚式専門のカメラマンに依頼した方が、後で後悔が少なくて済むかと思います。
日取りや招待人数、持ち込み物を再検討することで結婚式の費用は意外と下げることができます。
お金がかかっている結婚式が必ずしもいいものとは限りません。これらの点を2人でよく吟味することで、限られた予算でも満足のいく結婚式を叶えられるとよいでしょう。
まとめ
いかがでしたか。今回は結婚式の予算についてご紹介しました。
要点をまとめると・・・
・結婚式の予算(自己負担額)は、総費用からご祝儀を差し引いた金額。
・総費用は招待人数に比例し、60人ぐらいの結婚式でも総額300万円はかかる。
・給与天引きや同棲などでお金を貯めて予算どおりの結婚式をあげるか、限られた予算内に納めるために日取りや持ち込み品を調整するのが鍵
でした。
この記事を参考に、結婚式にどれぐらいお金がかかるのかを把握でき、プロポーズや式を挙げるタイミングを考えることができると良いでしょう。
結婚式の費用、もっとおトクに挙げたいなら