30代が選ぶ婚約指輪の相場はいくら?デザイン別の相場や選び方を解説
30代女性が身に着ける婚約指輪の相場は、いくらぐらいなのでしょうか。
「価格よりも好みのデザインかどうかをポイントに考えてよいのでは?」と思いつつ、「年齢にふさわしいグレードのものを選ぶべき?」という気持ちがある人も多いかもしれません。
そこで今回は、30代女性が身に着ける婚約指輪の相場、婚約指輪の価格を決める要素や注目デザインなどをご紹介します。
この記事を読めば、30代女性が身に着ける婚約指輪の相場がわかり、婚約指輪の選び方がわかるでしょう。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・30代女性が選ぶ婚約指輪は10万円~40万円と価格の幅が広い
- ・30代女性には婚約指輪の王道デザインであるソリティアの人気が高い
- ・デザイン別の婚約指輪相場と注目デザインを写真つきで紹介
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30代が選ぶ婚約指輪、相場はいくら?
ハナユメが行なったアンケートによると、婚約指輪の購入価格は平均34.6万円。30万円台が婚約指輪の価格相場となっています。
また、30代を前半と後半に分けてみると、30代前半では10~30万円、30代後半では30~40万円が人気となっています。同じ30代の中でも、年齢によって婚約指輪の価格相場が上がる傾向にあるようです。
婚約指輪の購入額はいくらでしたか? | |||
---|---|---|---|
価格 | 30代前半 | 30代後半 | 全体 |
5万円未満 | 10.2% | 3.8% | 6.9% |
5~10万円未満 | 6.8% | 7.7% | 16.8% |
10~20万円未満 | 22.0% | 19.2% | 16.8% |
20~30万円未満 | 22.0% | 7.7% | 23.1% |
30~40万円未満 | 16.9% | 38.5% | 20.2% |
40~50万円未満 | 5.1% | 7.7% | 6.9% |
50~60万円未満 | 3.4% | 3.8% | 4.6% |
60~70万円未満 | 5.1% | 3.8% | 3.5% |
70万円以上 | 8.5% | 7.7% | 9.8% |
わからない | 0.0% | 0.0% | 0.6% |
婚約指輪を購入しない30代も多い!
婚約指輪は必ず購入しなければならないものではありません。そのため、30代のほぼ半数が婚約指輪を購入していないようです。
プロポーズや婚約の記念に、相手へ何かプレゼントしましたか? | ||
---|---|---|
回答 | 30歳~34歳 | 35歳~39歳 |
プレゼントした | 46.4% | 36.4% |
検討したが、プレゼントしなかった | 14.6% | 15.9% |
現在、プレゼントすることを検討している | 10.0% | 13.2% |
プレゼントすることは検討しなかった | 28.7% | 33.8% |
その他 | 0.2% | 0.7% |
婚約指輪をはじめとする婚約記念品を購入しなかった主な理由として、「必要ないと思った」「お金がもったいないと思った」「ほかのことにお金を使いたかった」「金銭的に余裕がなかった」などが挙げられました。
ただし、半数以上が婚約指輪を購入していないといっても、「婚約指輪がほしい」と思っている女性は多いもの。
婚約指輪を用意していなかったとしても、後日でも女性の希望に応じて贈れるようにできるとよいでしょう。
続いて、婚約指輪の価格を決める要素などをみていきましょう。
婚約指輪の価格はブランド・ダイヤの質・素材で変わる
婚約指輪の価格は、ブランド・ダイヤの質・素材などの要素によって決まります。どのような点が価格に影響するのか解説しましょう。
国内ブランドやブライダルリング専門店は比較的手頃な価格がそろっている
婚約指輪を取り扱っているショップはいろいろありますが、
・国内ブランド
・ブライダルリング専門店
・海外ブランド
などが主なところ。国内ブランドやブライダルリング専門店は比較的手頃。海外ブランドの婚約指輪は価格は高めですが、憧れている人も多いです。
それぞれの特徴を、具体的にご紹介しましょう。
国内ブランドの特徴
日本人の肌の色や指の形を熟知している国内ブランドは、肌になじみやすく、着け心地のよい婚約指輪が多いです。国内に多くの店舗があるため、アフターメンテナンスなどもしやすいのが特徴です。
- 【主なブランド】
- 4℃BRIDAL、スタージュエリー、ミキモトなど
ブライダルリング専門店の特徴
ブライダルリング専門店とは、婚約指輪と結婚指輪を専門に扱っているブランドのことです。
多くの人にとって選びやすいよう価格の幅が広く、結婚指輪とのセットリングなども用意されているのが特徴。「婚約指輪も日常使いしたい」「きれいに重ね着けしたい」という人に向いているでしょう。
- 【主なブランド】
- アイプリモ、ダイヤモンドシライシ、トレセンテなど
海外ブランドの特徴
歴史が古く、技術力の高さが魅力の海外ブランド。王室御用達のハイブランドなどもあり、憧れをもつ女性も少なくありません。
海外ブランドの婚約指輪は高額になりがちですが、洗練されたデザインとクオリティにふさわしい価格だといえるでしょう。
ただし、ティファニーのように手ごろな価格のものをそろえているところもあります。
- 【主なブランド】
- ティファニー、カルティエ、ハリーウィンストン、ヴァン クリーフ&アーペルなど
ダイヤの質や価格は「4C」で決まる
ダイヤは、4Cといわれる「CUT(カット)・COLOR(カラー)・CLARITY(クラリティ)・CARAT(カラット)」のバランスで決まります。
婚約指輪にセットするダイヤには、以下の基準を満たしたものがふさわしいといわれています。
婚約指輪のダイヤの基準目安 | |
---|---|
CUT(カット) | Very Good以上 |
COLOR(カラー) | G以上 |
CLARITY(クラリティ) | SI以上 |
CARAT(カラット) | 0.2ct以上(0.2~0.4ctが人気) |
それぞれ詳しく解説していきましょう。
CUT(カット)
CUT(カット)は、ダイヤの研磨状態や形のよさを表すもので、「Excellent」「Very Good」「Good」「Fair」「Poor」の5段階で表されます。
上ほどランクが高い |
Excellent | エクセレント |
Very Good | ベリーグッド | |
Good | グッド | |
Fair | フェアー | |
Poor | プア― |
ランクが高いほどダイヤが輝いてみえ、婚約指輪なら「Very Good」以上のランクをおすすめします。
COLOR(カラー)
ダイヤには、きれいな透明のものから黄色味がかったものまでさまざまな色味があり、この色合いをランクづけしたのが「COLOR(カラー)」です。
「D(透明)、E、F、G・・・X、Y、Z(薄い黄色)」の23段階で評価され、婚約指輪では、Gランク以上を選ぶことが多いようです。
D/E/F | Colorless | 無色 |
G/H/I/J | Near Colorless | ほぼ無色 |
K/L/M | Faint Yellow | わずかに黄色 |
N/O/P/Q/R | Very Light Yellow | 非常に薄い黄色 |
S/T/U/V/W/X/Y/ | Light Yellow | 薄い黄色 |
CLARITY(クラリティ)
「CLARITY(クラリティ)」は、「内包物(インクルージョン)」や、「キズ・欠けなどの外部の特徴(ブレミッシュ)」を評価するものです。
「FL(無傷)、IF、VVS、VS、SI、I(肉眼でキズなどをみつけることができる)」の6段階あり、「不純物やキズが少ない=クラリティが高い」ということになります。
上ほどランクが高い |
FL |
内外部無欠点 |
|
IF |
内部無欠点 |
||
VVS |
1 |
10倍拡大で内包物の確認が困難 |
|
2 | |||
VS |
1 |
10倍拡大で内包物の確認がやや困難 |
|
2 | |||
SI |
1 |
10倍拡大で内包物の確認が容易だが肉眼では困難 |
|
2 | |||
I |
1 |
肉眼で内包物を用意に確認できる |
|
2 | |||
3 |
SIランクでも肉眼ではほぼわからないため、婚約指輪としてはSIランク以上であれば問題ありません。
CARAT(カラット)
「ダイヤの大きさの基準」といわれる「CARAT(カラット)」は、実は重さをあらわしています。
「1カラット=0.2g」で換算され、カラット数が大きいほどダイヤのサイズが大きくなるため、金額も高くなります。
「結局どれくらいの大きさなの?」と疑問に思ったら、以下を目安に考えてみてください。
カラット数の直径換算(ブリリアントカットの場合) | |
---|---|
0.1ct | 約3.0mm |
0.2ct | 約3.8mm |
0.3ct | 約4.3mm |
0.4ct | 約4.8mm |
0.5ct | 約5.2mm |
0.6ct | 約5.5mm |
0.7ct | 約5.8mm |
0.8ct | 約6.0mm |
0.9ct | 約6.3mm |
1.0ct | 約6.5mm |
ブリリアントカットとは、上からみるときれいな円形で、横からみると下から上に放射線状に広がる形状のカットのこと。ダイヤの輝きを最も引き出せるカットとして、人気を集めています。
指輪の素材は大きく2つ!プラチナorゴールド
婚約指輪や結婚指輪のように長く身に着ける指輪の場合、素材はプラチナやゴールドが人気。
どちらも変色や劣化、変形に強いのが特徴。適度な柔らかさもあって加工しやすく、デザインも豊富。プラチナならPt950やPt900、ゴールドの場合はK18などの純度がおすすめです。
価格面でみると、ゴールドよりもプラチナの価格が高くなるのが一般的ですが、純度によってはその限りではありません。
続いて、婚約指輪の主なデザインと相場についてみてみましょう。
婚約指輪のデザインはソリティアが人気!主なデザイン4種類と相場
婚約指輪の主なデザインは次の4種類。
婚約指輪の主要デザイン | |
---|---|
ソリティア | 指輪の真ん中にダイヤが1粒セットされている、爪アリとナシがある |
メレ | 指輪の真ん中に大きいダイヤが1粒、そのサイドに小さいダイヤが複数粒セットされている |
エタニティ | 指輪の太さと同じ大きさのダイヤが全周または半周埋め込まれている |
パヴェ | 太めのアームにダイヤが石畳のように敷き詰められている |
それぞれの特徴や相場についてさらに詳しく、実際のデザイン写真とともにご紹介します。
ソリティア
- 【ソリティアの特徴】
- ・シンプルなデザインで、婚約指輪の定番人気
- ・4本もしくは6本の爪で止められているのが一般的だが、爪なしもある
- ・光を取り込むデザインで、宝石が美しく輝く
- ・フォーマル、カジュアルどちらにもアレンジしやすく、重ね付けもしやすい
- 【ソリティアの相場】
- ・20~30万円が主流
ソリテールとも呼ばれるソリティアは、指輪の真ん中にダイヤなどの宝石が1粒セットされたデザインのこと。
4本や6本の爪で宝石を留めるのが一般的ですが、アームに宝石を埋め込む「彫り留め」で爪をなくしたものもあります。
爪ありは、服に引っかかったり、宝石をぶつけやすかったりすることもあるので注意しましょう。
シンプルなデザインなので、結婚指輪などとの重ね着けにもぴったり。フォーマルだけでなくカジュアルな場面にもマッチします。
メレ
出典:銀座ダイヤモンドシライシ
- 【メレの特徴】
- ・センターストーンの横に小粒のダイヤがセットされたデザイン
- ・華やかな印象
- ・デザインバリエーションが豊富
- ・メレダイヤのあしらい方で印象を変えることができる
- 【メレの相場】
- ・20万円前後が主流
メレは、センターストーンの横に0.1カラット以下の宝石をあしらったデザインのこと。主にダイヤが用いられ、小粒のダイヤをメレダイヤといいます。
センターストーンの周りをぐるっとメレダイヤで囲めばボリュームが出ますし、脇石として数個あしらえばエレガントな印象になります。
アームにメレダイヤを埋め込むと、エタニティのようにゴージャスにみせることも可能です。
エタニティ
出典:ケイウノブライダル
- 【エタニティの特徴】
- ・指輪の全周もしくは半周を宝石が囲んだデザイン
- ・宝石の大きさやセッティングで印象が変わる
- ・フルエタニティはサイズ直しが難しい
- ・結婚指輪として選ぶ人もいる
- 【エタニティの相場】
- ・20~30万円前後が主流
エタニティとは、指輪の周りをぐるっと囲むように宝石がセットされたデザインのこと。宝石が全周囲んでいるものをフルエタニティ、半周のものをハーフエタニティといいます。
アームに穴をあけて上下を爪で留める「彫り留め」、地金で宝石を囲んで留める「覆輪留め」、並べた宝石をレールのような2つの縁状の爪で留める「チャネルセッティング」など、宝石の留め方にいくつか種類があり、セッティングの仕方によって指輪の雰囲気が変わります。
普段も婚約指輪を身に着けたいという人に人気で、結婚指輪として選ぶ女性も多いデザイン。ただし、フルエタニティはサイズ直しが難しいため注意が必要です。
パヴェ
- 【パヴェの特徴】
- ・アームに小粒の宝石が敷き詰められたデザイン
- ・ゴージャスで華やかな印象
- ・高さはないがぶつけて指輪がゆがむと宝石が外れる可能性がある
- 【パヴェの相場】
- ・30~40万円前後が主流
「石畳」を意味する「パヴェ」の名の通り、小粒のダイヤなどを指輪のアームに敷き詰めたデザイン。
敷き詰められた宝石がキラキラと輝くため、アームを太く宝石をたくさん敷き詰めればよりゴージャスで華やかな印象になります。
ソリティアと違い宝石に高さが出ないため身に着けやすいですが、ほかのデザインに比べ、ぶつけるなどしてアームがゆがむと宝石が取れる可能性が高いです。
また、指輪のサイズ直しが難しい場合もあるので注意しましょう。
婚約指輪の各デザインがわかったところで、デザインを選ぶポイントも気になりますよね。次の章で解説していきます。
婚約指輪のデザインを選ぶポイント
婚約指輪は、女性が気に入ったデザインを選ぶのがベストです。
しかし、例えばアームから宝石まで高さがある爪留めのソリティアは、爪が服に引っかかったり、ぶつけて宝石が取れてしまったりなど、日常生活で気をつけなければならないなどの注意点もあります。
そのため、女性の好みに加えて、どのようなタイミングで身に着けたいのかを考慮して選ぶとよいでしょう。
ちなみに、婚約指輪を購入した人に、結婚後にどのタイミングで婚約指輪を身に着けているのか尋ねたところ、以下のような結果になりました。
結婚後、婚約指輪はいつ着けていますか?またはいつ着ける予定ですか?(複数回答可) | |
---|---|
毎日着けている | 15.2% |
休日など出かけるときに着けている | 22.3% |
記念日デートなどふたりの特別な日に着けている | 31.0% |
結婚式などフォーマルな場所へ行く際に着けている | 49.0% |
ほぼ着けることがない | 16.1% |
その他 | 1.9% |
64.9%がふたりで婚約指輪を選んでいる
「彼女の好みがわからない」「どのタイミングで身に着けるつもりなのだろう?」と思う男性もいるでしょう。
そんなときは、ふたりで婚約指輪を選びに行ってみるのもよいでしょう。
ハナユメのアンケートでは次のような結果が出ています。
婚約指輪は誰が選びましたか? | |
---|---|
ふたりで選んだ | 64.9% |
夫が選んだ | 27.5% |
妻が選んだ | 7.7% |
※各回答項目の割合(%)は、端数処理の関係上合計が100%にならない場合があります。
最近では、大粒の婚約指輪を模した指輪に「Merry me?」などプロポーズの言葉が記されたプレートのついた「プロポーズリング」なども販売されています。
プロポーズの際には、プロポーズリングや花束などを贈り、後日ふたりでデートをかねて婚約指輪を探しに行くのもよいでしょう。
まとめ
今回は、30代女性が身に着ける婚約指輪の相場、婚約指輪の価格を決める要素や注目デザインなどをご紹介しました。
要点をまとめると・・・
・30代女性が選ぶ婚約指輪は10万円~40万円と価格の幅が広い
・30代女性には婚約指輪の王道デザインであるソリティアの人気が高い
・デザイン別の婚約指輪相場と注目デザインを写真つきで紹介
この記事を参考に、30代女性の婚約指輪の予算を決め、素敵な婚約指輪を選びましょう。
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