婚約指輪のダイヤは何カラット？女性が喜ぶダイヤのカラット数まとめ

2021.07.05

婚約指輪につける宝石でダントツの人気を誇るダイヤ。婚約指輪を選ぶ際には、デザインだけでなく何カラットのダイヤを選ぶかも重要です。

ハナユメの行なったアンケートによると、婚約指輪にセットされたダイヤを見て「小さい」と感じてしまった女性は36.9％もいたのだとか。

せっかく彼女を喜ばせようと思って選んだ婚約指輪で、がっかりさせてしまうことのないよう、婚約指輪にふさわしいダイヤのカラット数や、ダイヤの質、選び方のポイントをご紹介します。

この記事の内容をざっくり言うと…: ・婚約指輪に選ばれるダイヤの大きさは0.2〜0.4カラットが一般的; ・婚約指輪にセットするダイヤはカラット数だけでなく4Cも考慮して選ぶ; ・20～30万円の婚約指輪が選ばれている！婚約指輪を予算別に紹介

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結論！婚約指輪にセットするダイヤは0.2～0.4カラットで上質なものが好まれる
ダイヤの質を決める「4C」を詳しく解説
婚約指輪にセットするダイヤのカラット数を選ぶ際のポイント
デザインも重要！婚約指輪の主なデザイン4つと選ぶポイント
ダイヤのカラット数よりも気になる？婚約指輪の相場
予算別で紹介！人気の婚約指輪デザイン
まとめ

結論！婚約指輪にセットするダイヤは0.2～0.4カラットで上質なものが好まれる

婚約指輪,カラット

婚約指輪は、女性にとってとても大切なもの。ダイヤをセットするのが定番で、実際、婚約指輪を購入した人の95.6％がダイヤのついた婚約指輪を選んでいます。婚約指輪を購入した人の95.6％がダイヤのついた婚約指輪を選んでいます。

婚約指輪にどの宝石がついていますか？
ダイヤ	95.6％
サファイア	0.5％
その他	1.0％
石はついていない	3.0％

※各回答項目の割合（％）は、端数処理の関係上合計が100％にならない場合があります（以下同）。

また、婚約指輪のダイヤの質や大きさを気にする人も多く、0.2～0.4カラットで質の高いものが好まれています。0.2～0.4カラットで質の高いものが好まれています。

ただし、婚約指輪をもらったときに36.9％の人が「ダイヤが小さい」と感じているというデータもあるため、0.3～0.4カラットのダイヤを選んでおけば安心でしょう。

とはいえ、「カラット」といわれてもピンとこない人もいるかもしれません。まずは、カラットを大きさに換算するとどれくらいなのか、カラット数について詳しく見てみましょう。

ダイヤのカラット数0.2～0.4カラットを大きさにするとどれくらい？

出典：TANZO

カラット数をブリリアントカットのダイヤの直径（mm）に置き換えると次のようになります。

カラット数の直径換算（ブリリアントカットの場合）
0.1ct	約3.0mm
0.2ct	約3.8mm
0.3ct	約4.3mm
0.4ct	約4.8mm
0.5ct	約5.2mm
0.6ct	約5.5mm
0.7ct	約5.8mm
0.8ct	約6.0mm
0.9ct	約6.3mm
1.0ct	約6.5mm

ちなみに、ブリリアントカットとは最もポピュラーなダイヤの形。上から見るときれいな円形で、横から見ると下から上に放射線状に広がっています。ダイヤの輝きを最も引き出せるカットとして、人気を集める形です。

先輩カップルが選んだダイヤのカラット数は？

前述のように、婚約指輪にセットされるダイヤのカラット数は0.2～0.4カラットが人気となっています。

婚約指輪のダイヤは何カラットですか？
0.2ct未満	6.7％
0.2～0.3ct未満	22.1％
0.3～0.4ct未満	22.4％
0.4～0.5ct未満	4.4％
0.5～0.6ct未満	5.4％
0.6～0.7ct未満	1.0％
0.7～0.8ct未満	2.0％
0.8～0.9ct未満	0.3％
0.9～1.0ct未満	1.0％
1.0ct以上	3.3％
カラット数不明	31.4％

半数近くが0.2～0.4カラットのダイヤを選んでいることがわかりますね。

しかし、婚約指輪にセットするダイヤは、カラット数だけを気にして選べばいいわけではありません。

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次では、ダイヤの質に関する基準をご紹介しましょう。

ダイヤの質を決める「4C」を詳しく解説

婚約指輪,カラット

「4C」とは、ダイヤの質を左右する「CUT（カット）」「COLOR（カラー）」「CLARITY（クラリティ）」「CARAT（カラット）」の4つの基準こと。
この4つのバランスがダイヤの質を決めます。

婚約指輪のダイヤなら、それぞれ以下の基準を満たしたものがふさわしいといえるでしょう。

・CUT（カット）：Very Good以上

・COLOR（カラー）：G以上

・CLARITY（クラリティ）：SI以上

・CARAT（カラット）：0.2～0.4ctが一番人気

それぞれについて詳しく解説していきます。

CUT（カット）

CUT（カット）は、ダイヤモンドの研磨状態や形のよさを表すもので、上から「Excellent」「Very Good」「Good」「Fair」「Poor」の5段階で表されます。

上ほどランクが高い	Excellent	エクセレント
	Very Good	ベリーグッド
	Good	グッド
	Fair	フェアー
	Poor	プア―

ランクが高いほどダイヤモンドが輝いて見え、婚約指輪なら「Very Good」以上のランクをおすすめします。

COLOR（カラー）

ダイヤには、きれいな透明のものから黄色味がかったものまでさまざまな色味があり、この色合いをランクづけしたのが「COLOR（カラー）」です。

D/E/F	Colorless	無色
G/H/I/J	Near Colorless	ほぼ無色
K/L/M	Faint Yellow	わずかに黄色
N/O/P/Q/R	Very Light Yellow	非常に薄い黄色
S/T/U/V/W/X/Y/	Light Yellow	薄い黄色

「D（透明）、E、F、G･･･X、Y、Z（薄い黄色）」の23段階で評価され、婚約指輪では、Gランク以上を選ぶことが多いようです。

CLARITY（クラリティ）

「CLARITY（クラリティ）」は、「内包物（インクルージョン）」や、「キズ・欠け等の外部の特徴（ブレミッシュ）」を評価するものです。

「FL（無傷）、IF、VVS、VS、SI、I（肉眼でキズなどを見つけることができる）」の6段階あり、「不純物やキズが少ない＝クラリティが高い」ということになります。

上ほどランクが高い	FL		内外部無欠点
	IF		内部無欠点
	VVS	1	10倍拡大で内包物の確認が困難
		2
	VS	1	10倍拡大で内包物の確認がやや困難
		2
	SI	1	10倍拡大で内包物の確認が容易だが肉眼では困難
		2
	I	1	肉眼で内包物を用意に確認できる
		2
		3

SIランクでも肉眼ではほぼわからないため、婚約指輪としてはSIランク以上であれば問題ありません。

CARAT（カラット）

前述の「ダイヤの大きさの基準」といわれる「CARAT（カラット、ct）」ですが、実は重さをあらわしています。

「1カラット＝0.2g」で換算され、カラット数が大きいほどダイヤのサイズが大きくなるため、金額も高くなります。

この「4C」のバランスによってダイヤの質が決まり、一般的には質の高いものが好まれる傾向があります。しかし、“彼女に贈るにふさわしい婚約指輪のダイヤ”かどうかを判断するには、質のよさ以外にも気にしなければなりません。

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次でご紹介しましょう。

婚約指輪にセットするダイヤのカラット数を選ぶ際のポイント

婚約指輪,カラット

彼女のためにダイヤつきの婚約指輪を選ぼうと思うなら、4Cのほかに以下のポイントを考慮しましょう。

・女性の好みを考慮する

・女性の手の大きさや指の太さを考慮する

・婚約指輪を身に着けるタイミングを考慮する

・予算を考慮する

それぞれ、詳しく見ていきます。

女性の好みを考慮する

「大きいダイヤが好き！」という人もいれば、「小さめで邪魔にならないものが好き」「小ぶりのダイヤをふんだんにあしらったキラキラしたデザインがいい！」という人もいます。

ダイヤの大きさだけを気にするのではなく、まずは女性がどんなデザインを好むのかをしっかり把握するようにしましょう。

女性の手の大きさや指の太さを考慮する

手の大きい女性なら大ぶりのダイヤでも自然に身に着けられますし、手が小さかったり指が細かったりすれば小ぶりのダイヤでも存在感が出ます。

女性が婚約指輪を美しく身に着けられるよう、好みやデザインはもちろん、手の大きさや指の太さ、長さも考慮して選びましょう。

婚約指輪を身に着けるタイミングを考慮する

日常使いをしたいのか、特別なタイミングにとっておきのものとして身に着けたいのかなど、女性が婚約指輪をいつ身に着けるのかも考慮しましょう。

「せっかくの婚約指輪だから日常使いしたい！」と考えているなら、ダイヤが小ぶりのものが身に着けやすいですし、「結婚式やパーティなど、特別なときに身に着けたい」なら、大きめのダイヤのほうが特別感が出ます。

婚約期間はもちろん、結婚後のこともイメージしながら選びましょう。

予算を考慮する

ダイヤのカラット数などは、当然金額にも影響します。ダイヤの大きさと予算のバランスも考慮したうえで選びましょう。

彼女が大きいダイヤを望んでいるからといって予算を大きくオーバーさせたり、逆に予算に余裕があるのにできるだけ小さくて安いものを選んだりすることは控えたほうがよいでしょう。

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次は、婚約指輪のデザインについてご紹介します。

デザインも重要！婚約指輪の主なデザイン4つと選ぶポイント

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女性は、婚約指輪にセットされるダイヤのカラット数はもちろん、デザインも気になるもの。

婚約指輪の以下の主な4つのデザインについて特徴をまとめてみましょう。

1.ソリティア

2.メレ

3.パヴェ

4.エタニティ

1. ソリティア

出典：銀座ダイヤモンドシライシ

指輪の中央にひと粒ダイヤがあしらわれたソリティアは、婚約指輪の王道デザイン。ダイヤの美しさを最も引き立たせるといわれています。

アームの上にダイヤをセットする形になるため、高さが出ます。ダイヤが大きすぎると、些細な動作でもどこかにひっかけてしまう可能性があるため注意しましょう。

とはいえ、特別感のある王道の婚約指輪が好みの人なら、ソリティアが一番でしょう。

2. メレ

出典：アイプリモ

小粒のメレダイヤをセンターストーンの横にあしらったデザインです。

サイドストーンの数や種類によって個性を出すことができるため、デザインのバリエーションが多いのが特徴。

センターストーンを小さめにしたり、サイドストーンとしてピンクダイヤやブルーダイヤをセットしたりなど、既製品でもさまざまなデザインが登場しています。

メレなら、カジュアルにもエレガントにも身に着けられるでしょう。

3. パヴェ

出典：ラザールダイヤモンドブティック

パヴェとは「石畳」という意味で、小さな石を指輪のアームに敷き詰めたデザインを指します。

敷き詰められるひとつひとつの石は小さいですが、総カラット数は大きいのが特徴。また、センターストーンのあるものとないもの、色石を使用したものなどのデザインバリエーションがあります。

センターストーンのあるものでは、立て爪に高さが出るため重ね着けや日常使いには向かないといわれますが、パヴェだけでも指輪全体がきらきらと輝いて見えるため、ゴージャスな印象を与えます。

4. エタニティ

出典：銀座ダイヤモンドシライシ

指輪のアーム部分にダイヤを並べたデザインです。

「永遠」を意味するエタニティの名の通り、ぐるっと1周ダイヤで囲んだフルエタニティと、半周だけにダイヤを並べたハーフエタニティがあります。

パヴェに似たデザインですが、エタニティはセンターストーンがないものが多く、重ね着けしやすいのが特徴。

日常使いに向いているデザインのため、結婚指輪として選ばれることもあります。

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どれもステキなデザインですが、価格はどれくらいなのでしょうか。婚約指輪の相場について次でご紹介します。

ダイヤのカラット数よりも気になる？婚約指輪の相場

婚約指輪,カラット

婚約指輪は20～30万円のものが多く選ばれていて、平均購入価格は30.1万円という結果になっています。

婚約指輪の購入金額はいくらでしたか？
10万円未満	14.0%
10～20万円未満	19.4%
20～30万円未満	28.4%
30～40万円未満	16.2%
40～50万円未満	8.6%
50～60万円未満	6.8%
60～100万円未満	5.0%
100万円以上	1.8%