神前式とは?挙式の流れ・費用・会場選びのポイントなどを徹底解説
神前式は、100年以上の歴史を有する日本の伝統的な挙式スタイルです。和を取り入れた「和婚」のひとつとして注目を集め、14.3%のカップルが神前式を選んでいます。
「家族とのつながり」「両家の絆」を大切にする日本の心が詰まった神聖な神前式とはどういうものか。歴史や魅力から、基本的な知識までたっぷり解説していきます。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・神前式は、神前で神様に二人の結婚を報告する日本の伝統的な結婚式
- ・所要時間は40分ほど。花嫁行列や巫女舞など日本らしい魅力がたっぷり
- ・神社や結婚式場、庭園など、和装が似合う理想の会場を見つけよう
それぞれの挙式の違いやメリット・デメリットを比較したい人は以下の記事をご覧ください。
神前式ができる結婚式場を探す
神前式とは?日本の伝統的な結婚式の歴史や魅力
神前式とは、神前で行う日本の伝統的な挙式スタイル。「三々九度(さんさんくど)」や「祝詞奏上(のりとそうじょう)」などの儀式をとおして両家の絆を結び、神に二人の結婚を報告するものです。
結婚式をしたカップルのうち14.3%が神前式を選んでいます。
主な挙式スタイルと特徴 ※( )内は挙式の割合 | |
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教会式(47.8%) | キリスト教のしきたりに則り、牧師や新婦の進行で神に愛を誓うスタイル。教会やチャペルで行われる。 |
人前式(33.8%) | ゲストに二人の結婚を承認してもらう自由なスタイル。進行役や会場、挙式の流れなど、二人が挙式を作り上げられる。 |
神前式(14.3%) | 新党に則って、神に二人の結婚を報告するもの。神社や神殿などで行われ、斎主が進行する。 |
仏前式(1.2%) | 仏や先祖に二人の結婚を報告し、来世の契りを約束するもの。菩提寺や自宅の仏壇前などで行われ、僧侶が進行する。 |
このように、挙式によって特徴があります。ここでは神前式の歴史や魅力を見てみましょう。
神前式の歴史
結婚式はもともと、「祝言(しゅうげん)」と呼ばれ家の床の間や神棚の前で行われていました。
それが明治33年、大正天皇のご婚儀が初めて神前で行われたことをきっかけに今の神前式のカタチが整えられ、第二次世界大戦後に広く一般へ普及していきました。
縁結びの神様を祀る神社として有名な東京大神宮や出雲大社、世界遺産でもある上賀茂神社、地元の縁ある神社など、さまざまな場所で神前式を行えるようになっています。
神前式の魅力
神前式にはたくさんの魅力がありますが、主に次のようなものが挙げられます。
- ・日本の伝統的な挙式を体験できる
- ・厳かで和の雰囲気たっぷりな和婚ができる
- ・結婚式場だけでなく、神社や日本庭園などでも結婚式ができる
- ・白無垢や色打掛など、和装を引き立てる雰囲気がある
- ・両家の絆を感じ、深められる
- ・新郎が活躍できる儀式が多い
- ・神社なら、結婚式後、何度も訪れることができる
- ・ほかの挙式スタイルに比べて費用が抑えられる
- ・挙式スタイルが馴染み深く、年配ゲストに喜んでもらえる
- ・教会式や人前式に比べて挙式数が少ないため、若いゲストには目新しさがある
また、会場によるメリット・デメリットもあります。詳しくは神前式の基礎知識③会場をご覧ください。
神前式はこんな人におすすめ!
次のどれかに当てはまるようなら、神前式を前向きに検討してみて。理想の結婚式が叶えられるはずです。
日本の伝統的な結婚式がしたい
明治時代からスタートしたといわれる神前式は、100年以上の歴史を有しています。それだけでも日本の歴史を感じられますが、由緒ある神社で結婚式をすればさらに日本の伝統を感じられるでしょう。
両家の結びつきを大事にしたい
杯を交わしたり並んで歩いたりするなど、神前式では両家でともに行う儀式が複数あります。挙式を通して両家の絆を深め、末永く良い関係を築いていきたい人におすすめです。
和装で結婚式をしたい
人前式でも和装を着ることはできますが、和の雰囲気たっぷりに和装を着こなしたいなら神前式がおすすめです。
和装に身を包んだ斎主や巫女、雅楽の演奏、祝詞奏上など、「和」を重んじる雰囲気や所作を通して、ステキな写真も残せますよ。
挙式と披露宴の雰囲気をガラッと変えたい!
神前式は厳かで神聖な雰囲気で挙式が行えるため、披露宴とのギャップがつくりやすいです。神社や結婚式場の祭壇前で神前式をした後、ウエディングドレス姿で洋風な披露宴会場に登場するなどいかがでしょうか。
厳かな挙式からの開放感に、ゲストもリラックスして思い切り楽しんでくれるはずです。
神前式の魅力を理解したところで、流れ・費用・会場・衣装・ゲストについて見ていきます。
神前式の基礎知識①流れ
神前式の所要時間はおよそ40分。神社や結婚式場などにもよりますが一般的な流れは次のとおりです。
神前式の一般的な流れ | |
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参進の儀 | 巫女に続いて新郎・新婦・両親・家族・親族などが列をなし、雅楽の流れる中を進み神殿へ向かいます。花嫁行列ともいわれるものです。 |
入場 | 神殿の正面に新郎・新婦が着席し、その後ろに両親、親族血縁の濃い順に着席していきます。 |
修祓の儀 | 新郎・新婦、列席者の身を清めるため、おはらいが行なわれます。 |
祝詞奏上 | 斎主が祝詞を読み上げ、神にふたり二人の結婚を報告します。 |
三献の儀 | 大中小の杯を使用して新郎・新婦がお神酒を飲みます。「三々九度の杯」ともいわれます。 |
神楽奉納 | 二人の結婚を祝い、巫女が舞を披露します。 |
誓詞奏上 | 新郎・新婦が神前で誓詞を読み上げ、誓いを立てます。 |
玉串拝礼 | 新郎・新婦がそれぞれに玉串を持ち、神前に捧げます。 |
指輪の交換 | もともと神前式にはなかったが、現在は行なうことが一般的。巫女から指輪を受け、新郎から新婦、続いて新婦から新郎へと交換します。 |
親族杯の儀 | 両家の結びつきを祝い、新郎・新婦・列席の親族がお神酒を飲みます。 |
斎主挨拶 | 斎主・新郎・新婦・列席者一同が神前に拝礼し、祝いの挨拶を行ないます。 |
退場 | 斎主に続いて新郎・新婦・列席者が退場します。 |
聞きなれない言葉や見慣れない所作があり、難しく感じるかもしれませんが、挙式前にしっかり説明してもらえます。
挙式中は巫女や介添え人が案内してくれるため心配しなくて大丈夫ですよ。
神前式に取り入れられる演出
会場によっては、挙式中の「参進の儀」や「巫女舞」「指輪の交換」などがオプションの演出になっている場合があります。
また、「水合わせの儀」「折り鶴シャワー」「鏡開き」「扇子プルズ」「枡タワー」といった演出を挙式前後に取り入れるケースもあります。
しかし、神前式は神様を祀る神殿の前で行われるため、人前式のように自由に演出を取り入れるのは難しく、「決まったしきたりに則って」といわれることも。
希望の演出がある場合は、できるかを事前に確認してみてくださいね。
続いて、神前式の費用について解説します。
神前式の基礎知識②費用
挙式費用の全体平均が30~35万円であるのに対し、神前式は25~30万円ほどが相場です。教会式などに比べて費用が抑えやすいといえるでしょう。
ただし、挙式に必要なものがすべて含まれた神前式プランを利用するか、自分たちで選択していくのかによって費用は大きく変わります。
衣装代だけで見ると、ウエディングドレスより和装のほうがレンタル料・着付け料ともに高いことが多いため、挙式料には何が含まれているのか、トータルでいくらになるのかをしっかり確認しておきましょう。
主な挙式スタイル別の費用相場
挙式の費用相場をスタイル別にみると、次のようになります。
- 教会式:40~45万円
- 人前式:25~30万円
- 神前式:25~30万円
披露宴まで含めると結婚式の費用相場は324.6万円ほど。ゲスト数や時期、会場の種類によって変動があります。
予算内でどんなことができるのかは、希望している会場に要望をしっかり伝え、見積もってもらってくださいね。
おトクに神前式をしたい場合は、結婚式場探しの前にハナユメ相談サポートでプロのアドバイスを聞いてみるのがおすすめです。
神前式でもご祝儀はもらえる?ケース別ご祝儀相場
神前式の中でも特に、神社での結婚式の場合は「結婚式当日にゲストからご祝儀をもらってもよいの?」と悩む人もいるようです。
しかし、神前式は挙式スタイルのひとつであり、ゲストが二人を祝福するために用意してくれたご祝儀をお断りする必要はありません。
ご祝儀をありがたく受け取り、披露宴の料理や引出物でゲストをおもてなししましょう。
ご祝儀相場は、新郎新婦とゲストとの関係性、披露宴や引出物の有無によって次のように異なります。
挙式・披露宴をする場合 | |
---|---|
友人・同僚 | 3万円 |
上司・恩師 | 3~5万円 |
親族 | 5~10万円 |
夫婦や家族で出席する場合 | 5万円~ |
挙式のみの場合 | 1万円程度 |
会費制(引出物なし)の場合 | 1~2万円(ご祝儀ではなく会費として受け取る) |
結婚式の費用や予算は、ご祝儀を考慮した自己負担額で考えることになります。その際の参考として、ご祝儀相場を知っておくと安心ですね。
【最新版】結婚式の費用まとめ!相場や自己負担、見積もりの見方について
次は、神前式の会場についてお伝えします。
神前式の基礎知識③会場
神前式ができる会場には次のようなものがあります。
- 神社
- ホテルや専門式場の神殿
- 日本庭園
どこで挙式をするかで神前式の流れや雰囲気などが異なります。会場選びの参考となるよう、それぞれの会場のメリット・デメリットをご紹介しましょう。
神社での神前式のメリット・デメリット
【メリット】
- 歴史や由緒ある場所で日本ならではの結婚式ができる
- 挙式後も気軽に足を運べる
- 絵になる写真がたくさん撮れる
【デメリット】
- ゲストが限られてしまう
- 披露宴会場やバリアフリー設備が整っていない可能性がある
- 参拝客の目が気になることもある
結婚式だからといって貸切できる神社はほぼありません。参拝客の目が気になったり写真を撮られたりする可能性もあります。
そのため、神社での神前式は、プライベート感よりも歴史や由緒を重んじる人におすすめです。
神社で行う結婚式、メリット・デメリットと確認すべきポイント3選!
ホテルや結婚式場の神殿での神前式のメリット・デメリット
【メリット】
- 比較的新しいながらも和の雰囲気を携えた会場で伝統的な挙式ができる
- 結婚式に必要な設備やバリアフリー設備が整っている
- 披露宴会場が近く、種類が豊富
- 貸切できる会場もあり、ゲスト以外に挙式を見られない
【デメリット】
- 神社に比べて歴史が浅い
- 神殿の規模が小さい可能性がある
ホテルや結婚式場にある神殿は、ほぼ結婚式のために作られているといっても過言ではありません。
ゲストの利便性や設備の充実度などを考えると、神社よりも結婚式場やホテルなどの神殿のほうが便利でしょう。
日本庭園での神前式のメリット・デメリット
【メリット】
- 自然光のもと、開放感たっぷりな挙式ができる
- ゲストがリラックスして過ごせ、写真も自由に撮りやすい
- 和風ガーデンウエディングは珍しく、印象に残りやすい
【デメリット】
- 神前式ができる庭園が少ない
- 雨天時の対応を考えておく必要がある
- 真夏や真冬は快適性に欠ける
庭園に神殿を設置しなければならないため、屋外で神前式ができる会場は限られます。しかし、出張神前式を手配してくれるプロデュース会社などもあるため、諦めずに探してみてもよいかもしれませんね。
神前式ができる会場の探し方
多くの神社で神前式ができるようになっていますが、伊勢神宮のように有名でも結婚式には対応しておらず、挙式・入籍後の結婚奉告のみできるようなところもあります。
気になる神社がある場合は、直接問い合わせてみるとよいでしょう。
また、ハナユメのように、神前式ができる結婚式場や神社を紹介しているサイトもあります。
ブライダルフェア情報も載っているので、神前式の場所を迷っている・決まっていないようであれば、結婚式サイトをのぞいてみて。
披露宴のみOKな会場の探し方
披露宴会場を整えていない神社もあります。「披露宴もしたいのに…」というときは、挙式だけ希望の神社で行い、披露宴は結婚式場やパーティ会場などを借りて行いましょう。
「挙式のみOK」という結婚式場は少ないですが、「披露宴のみOK」という会場は多いです。神前式の会場とあわせてハナユメ相談サポートでも紹介しているので、チェックしてみてくださいね。
次の章では、神前式を行なう際の新婦の衣装について解説します。
神前式の基礎知識④衣装
新郎新婦は和装で神前式に臨みます。
新婦なら「白無垢」「色打掛」「黒引き振袖」「中振袖」、新郎は「紋付羽織袴」…といわれても、イメージできないかもしれませんね。
写真やイラストとあわせて、衣裳について解説していきましょう。
新婦の衣装
白無垢
白無垢(しろむく)は、和装の中で最も格式高い婚礼衣装(正礼装)であり、挙式のみで身につけることができる特別なものです。
白い色には「嫁ぎ先の色に染まる」「純潔を表す」などの意味があり、神聖な儀式を行なう際に神職が着用する衣装の色であることから、婚礼で着用されるようになりました。
また、白無垢にあわせてかぶる綿帽子(わたぼうし)は新郎以外に顔を見せず、災難から身を守るためのものであるといわれています。
色打掛
色打掛は、白無垢に次ぐ格式の和装。
挙式は白無垢、披露宴やお色直しで色打掛(いろうちかけ)を着用するケースが多いですが、色打掛も白無垢と同じ婚礼式服とされているため、挙式で着用することができます。
赤や金といったあでやかな打掛をイメージする人も多いですが、淡い色合いや無地の打掛などもあります。ホテルや結婚式場なら、新和装と呼ばれるオーガンジー素材などの色打掛で神前式に臨むこともできるでしょう。
黒引き振袖
黒引き振袖(くろひきふりそで)も婚礼衣裳として着用可能です。もともとは江戸時代の武家の婚礼衣裳とされており、挙式で着用できるのは黒のみでしたが、最近では黒以外の色を選ぶ人も見受けられます。
新和装も引き振袖も、神前式会場の併設もしくは提携の衣装ショップでコーディネーターのアドバイスを聞きながら選べば間違いありませんよ。
中振袖
中振袖(なかふりそで)は、成人式で着用する振袖のこと。想い出の振袖だからと、挙式で着用する人もいます。
白無垢や色打掛、黒引き振袖のような重厚感がないため、文金高島田に角隠しをつけて中振袖を着用するとバランスが悪く感じたり、ゲストと間違われたりする可能性があるので注意しましょう。
そのほか、十二単(じゅうにひとえ)で神前式を行なうケースや、ウエディングドレスの着用が可能な場合もあります。
ただし、ドレスは神社によっては断られてしまう場合もあるので、必ず事前に確認してください。
和装の髪型は?綿帽子や文金高島田は必要?
綿帽子は、白無垢でしか着用できないというルールはありますが、結婚式だからといって綿帽子や角隠しを被らなければならないわけではありません。
また、文金高島田のような日本髪を結ったり、かつらを被ったりしなければならないこともありません。
最近では、和装に洋髪をあわせたり、洋髪の上に綿帽子を被ったりするケースもあります。新郎新婦の好みに合わせて選んでくださいね。
新郎衣装は紋付羽織袴
新婦の和装にあわせて、新郎は紋付羽織袴を着用するのが一般的。中でも、背中と両袖の後ろ、両胸元の5か所に家紋が入り、羽二重(はぶたえ)で織られた黒の羽織が最も格式高いとされています。
白やグレー、ブルーなどの色紋付もあるため、新婦の衣装にあわせて選んでみてください。
新郎のヘアスタイルも、「こうでなければならない!」という決まりはないため、清潔感や信頼感などを意識してヘアセットをしましょう。
神前式で着る和装の手配方法
神前式で着る和装は、ドレスと同じくレンタルや購入などの方法があります。しかし、結婚式で着用するだけだから…と、レンタルするのが一般的です。
基本的には、衣装ショップを併設していたり提携していたりしますが、神社などでは自分たちで手配しなければならないケースも。
その場合は、披露宴会場が提携している衣装ショップで和装もレンタルできるか聞いてみたり、婚礼衣装専門のレンタルショップやWebショップで手配したりするとよいでしょう。
次は、神前式に出席するゲストについて解説します。
神前式の基礎知識⑤ゲスト
結婚式のゲストは基本的に、新郎新婦がリストアップして招待しますが、神前式の場合はその性質上、ゲストが限られることもあります。詳しく見ていきましょう。
挙式は家族・親族が中心
「結婚によって新郎・新婦それぞれの家がつながる」という日本古来の考え方に基づき、神前式は二人とその家族・親族のみで執り行なわれるのが一般的でした。
挙式中は新郎新婦の後ろに両家両親が着席し、二人を見守るのが基本のスタイルです。
最近では友人などもゲストとして呼べるようになっている
神前式は新郎・新婦と家族、血縁の近い親族などを主なゲストとして30~50名ほどで行なうのが基本でした。
しかし、教会式や人前式のように多くのゲストに祝福されながら愛を誓う挙式スタイルが登場し、結婚式場やホテルなどにも神前式の神殿が設置されています。
これにより、最近では血縁関係のない友人なども神前式に招待できるようになっています。
ただし、神社によっては参列できるのは家族・親族のみとしていたり、会場が狭く友人まで挙式に参列できなかったりするケースもあるため事前に確認してください。
ゲストの衣装はフォーマルなら和装・洋装問わない
神前式に出席するゲストは、必ずしも和装でなくて大丈夫です。
一般的な結婚式と同じく、振袖や留袖、訪問着などの和装はもちろん、露出が少なく派手すぎないフォーマルなワンピース、モーニングやスーツといった洋装など、手配しやすいものを着用してもらいましょう。
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神前式を選ぶ際、ゲストのために気をつけるポイント
- 会場の収容人数
- 挙式と披露宴の会場の距離
- バリアフリー設備
- 会場までのアクセスや宿泊の手配
神社での神前式の場合、会場は狭くなりがち。収容人数はしっかりチェックしましょう。また、年配ゲストや子連れゲストがいる場合は、バリアフリー設備なども確認しておくと親切です。
挙式会場と披露宴会場が別になる場合は、会場間の移動手段や移動にかかる時間なども気をつけて。バスやタクシーを手配したり、できるだけ近いところを選んだりしましょう。
遠方ゲストがいる場合は、最寄り駅や主要駅からのアクセスがよい場所を選び、宿泊手配も気にかけてあげると喜ばれます。
近年建てられているホテルや結婚式場なら、設備が整っていて駅からのアクセスも安心。二人がどんな結婚式をしたいのかを話し合いつつ、ゲストにとっても便利な会場を選んでくださいね。
まとめ
いかがでしたか。今回は神前式についてご紹介しました。
- 要点をまとめると・・・
- ・神前式は、神前で神様に二人の結婚を報告する日本の伝統的な結婚式
- ・所要時間は40分ほど。花嫁行列や巫女舞など日本らしい魅力がたっぷり
- ・神社や結婚式場、庭園など、和装が似合う理想の会場を見つけよう
この記事を参考に、神前式とはどんなものかを知り、神前式をするかどうかぜひ検討してみてくださいね。
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