3月の結婚式は迷惑?成功させるためのポイントを徹底解説

春 和装 庭園

暖かく過ごしやすい日が増えてくる3月は、結婚式の人気シーズンのひとつです。  

しかし、年度末で忙しかったり、新生活に向けて出費が多かったりすることもあり、3月に結婚式をしてもいいのか迷う人もいるのでは。

そこで今回は、3月に結婚式を挙げるメリット・デメリット、結婚式に人気の日取り、ゲストに喜ばれる演出など、3月結婚式のポイントを解説していきます。

これを読めば3月の結婚式のメリット・デメリットがわかり、3月に結婚式をすべきか判断できるのはもちろん、どんな演出やアイデアがあるのか見つけられるでしょう。

この記事の内容をざっくり言うと…
・春を先取りした演出が叶う!気候の良い3月は結婚式の人気第7位
・上旬は肌寒く下旬は年度末…日取り選びが少し難しく配慮が必要
・暦は春でも寒さ対策はしっかり!春ならではの演出で結婚式を楽しもう

春の始まり3月に結婚式をするメリット・デメリット

ハナユメのアンケートによると、3月に結婚式をするカップルは全体の8.8%。10月・11月・4月・6月・9月・5月に次いで7番目という結果になっています。

春のスタート3月に結婚式を挙げることにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

ここではメリット・デメリットをそれぞれご紹介し、3月の結婚式とはどのようなものであるかご紹介します。

3月に結婚式をするメリット

3月の結婚式には次のようなメリットがあります。

・日によっては暖かく、過ごしやすい
・春ならではの演出を取り入れることができる

それぞれを詳しく見ていきましょう。

日によっては暖かく、過ごしやすい

冬の終わりとともに春の訪れを告げる3月は、気温が上昇し始めて比較的過ごしやすい時期です。

まだまだ肌寒い日があるものの、冬ほど寒くはありません。ちょっとした防寒対策をすれば十分快適に過ごせるため、新郎新婦にとってもゲストにとってもストレスフリーな時期になります。

12月のような寒さがなく、8月のように汗をかくほどの暑さも感じない3月は、結婚式を挙げる月としては「ちょうどいい」と言えるでしょう。

春ならではの演出を取り入れることができる

お花見やひな祭りをテーマにしたり、春の花(桜・チューリップ・カーネーション)で会場を彩ったりなど、春だからこその演出を取り入れられるのも3月結婚式のメリット。

春の訪れにウキウキワクワクする気持ちと、結婚式の幸せな雰囲気が満ちて、あたたかな雰囲気の結婚式になるでしょう。

3月に結婚式をするデメリット

一方で、次のようなデメリットもあります。

・3月上旬~中旬にかけて、肌寒い日もまだまだ多い
・年度末で忙しい人もいるため、日取り選びに配慮が必要

それぞれを詳しく見ていきましょう。

3月上旬~中旬にかけて、肌寒い日もまだまだ多い

冬ほどではないものの、3月はまだ寒い日があります。気象庁のデータで20193月と4月の全国の平均気温を比較すると、

3月:日平均気温10.6度 日最高気温15.4度 日最低気温6.2
4月:日平均気温13.6度 日最高気温19.0度 日最低気温9.2

と、3月と4月では日平均気温、日最高気温、日最低気温ともに3度ほどの違いがあります。

突然冬並みに寒くなる日もあるため、ゲストのことも考えた寒さ対策なども準備しておくことをオススメします。

年度末で忙しい人もいるため、日取り選びに配慮が必要

「少しでもあたたかい時期に結婚式をしたい」との思いから、3月下旬を選ぼうとする人もいるでしょうが、日取りを選ぶ際は配慮が必要です。

3月下旬は年度末となり、決算で忙しい会社も多いです。引継ぎや人事異動も行われる時期になり、引越し準備で忙しいという人もいるでしょう。学校は春休みに入り、進級や進学で親子ともにバタバタしているケースもあります。

学生なら受験や進学、社会人なら新生活など、それぞれ慌ただしいシーズンを迎えるため、結婚式に招待しても、ゲストに参加を渋られるケースが少なくありません。

そういった面を考慮したうえで日取りを決める必要性も出てきます。

3月にこだわりがなければ前後の月も選択肢に含める、3月に結婚式を挙げたいなら早めに計画を立てて式場予約をするなどの対応をしましょう。

ここまで、3月に結婚式を挙げるメリット・デメリットをご紹介しました。縁起の良い日を選ぶだけでなく、ゲストの都合に配慮することも忘れないでくださいね。

続いて3月にオススメの日柄と曜日をご紹介します。

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3月に結婚式をする!日程選びのポイント

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3月に結婚式をする際は、どのような日取りを選べばよいのでしょうか。結婚式に人気の日柄や曜日、2021年のオススメ日程をご紹介します。

一般的に人気の日柄と曜日は

結婚式は「縁起の良い日」を選ぶ人が多く、一般的には土日の大安・友引が人気です。

大安・友引とは「六曜」といわれる暦注の一種で、「大安・先勝・先負・友引・仏滅・赤口」があります。それぞれ次のような意味があるそうです。

大安(たいあん) 「大いに安し」といわれ、すべてのお祝い事に吉。時間帯問わず縁起が良く、結婚式に人気の日柄です。
先勝(さきがち・せんしょう) 「先んずればすなわち勝つ」とされ、何事も急ぐと良いといわれる日。午後(14:00~18:00)は凶ですが、午前中のうちは吉とされているため、結婚式をするなら午前中が良いでしょう。
先負(さきまけ・せんぶ) 「先んずればすなわち負ける」とされ、何事も焦らないことがよい日。午前中は凶で、午後のうちは縁起が良いとされているため、午後に結婚式を挙げる人も。
友引(ともびき) 大安に次いで結婚式に人気の日柄。「幸せのおすそ分け」として結婚式の招待状や引出物を送る人も。ただし、「凶事に友を引く」という意味があるために葬祭には不向きで、午前は「吉」・正午は「凶」・夕方は「大吉」とされている。
仏滅(ぶつめつ) 「仏も滅する」ような最大の凶日で、何事も慎むべきといわれています。結婚式を避ける人が多いため、お得な割引を用意している結婚式場も。
赤口(しゃっこう) 鬼神が人々を悩ませる厄日。お祝い事や新しいことのスタートは慎んだほうが良いとされ、結婚式を避ける人も。ただし、11:0013:00ごろは吉。

最近では、日柄を気にせず結婚式を挙げるカップルもいますが、「少しでも縁起の良い日に」と思うのであれば、仏滅や赤口は避けたほうがよいかもしれません。

また、「翌日、仕事や学校が休みの人が多く、結婚式に出席してもらいやすい」などの理由から、結婚式を挙げる曜日としては「土曜日」が人気。

割合でみると、「土曜日」を選ぶ人が53.8%と半数以上で、「日曜日(22.1%)」「祝日(3.8%)」となっています。(ハナユメ調べ)

結婚式の日取りを決める際は、以下のことを抑えておきましょう。

・人気の高い曜日は、土曜日や祝日前の日曜。
・人気の高い日柄は、大安、友引。

2021年3月でオススメの日取り

2021年3月に結婚式をするなら、

・3/6(土)…大安
・3/13(土)…友引
・3/28(日)…大安

がおすすめ。ただし、人気の日柄・曜日であるため、結婚式場の予約が取りづらい可能性も高いです。その場合は、

・3/7(日)…赤口の11:00~13:00ごろ
・3/14(日)…先負の午後

など、日柄だけでなく時間帯を選んでみるのも良いでしょう。

3月といえば「春のお彼岸」に注意!

3月に結婚式を挙げる際は、春分の日前後にある「春のお彼岸」にも気をつけましょう。

お墓参りや法事のために帰省する人も見受けられ、「この時期に結婚式をするのは非常識だ」と思われてしまうケースも。

2021年の春のお彼岸は「3月17日(水)~23日(火)」です。

「3/20(土)…先負の午後」は結婚式の日取りとして好条件だったり、「3/21(日)…仏滅」なら上旬に比べて気温もあたたかく、仏滅特典などもあってお得に結婚式を挙げられたりする可能性もありますが、お彼岸と重なるためご両親に相談してみてください。

このように、結婚式の日程で気をつけておきたいポイントはたくさん。また、日柄で特典が変わるように、シーズンによって結婚式にかかる費用も変わります。

では3月の場合はどうなのか、続いて気になる費用についてご紹介します。

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結婚式の人気シーズン3月は、結婚式の費用も高め?

結論からお伝えすると、3月の結婚式費用は真冬や真夏に比べて高めといえます。

結婚式の繁忙期か閑散期かによって費用は変動します。「結婚式に人気の月=繁忙期」となり、繁忙期に近いほど費用が高め。人気シーズンである4月に近いため、3月は下旬に近づくにつれて繁忙期となります。そのため、トップシーズンほどではないものの、費用が高めになると考えておくと良いでしょう。

ただし、仏滅や平日を選べば思ったほど費用がかからないこともあります。見積金額が予算をオーバーした場合などは、日程の空き状況も含めて式場プランナーに相談してみましょう。

3月の結婚式を成功させるにはもちろん演出も重要になります。次は3月結婚式にぜひ押さえておきたいポイントをご紹介します。

ゲストが大満足!3月の結婚式を成功させるポイント2つ

日によって気温が落ち着かない3月。結婚式を挙げる際は、次のポイントを押さえておきましょう。

・寒い日もある3月だからこそ寒さ対策グッズを準備
・春を先取り!ゲストに春を感じてもらえる演出を

ちょっとした気配りやポイントを押さえることで、ゲストが大満足の結婚式になります。以下、それぞれについて詳しくご説明します。

寒い日もある3月だからこそ寒さ対策グッズを準備

3月に結婚式を挙げるなら、寒さ対策も準備をしておきましょう。

春とはいえまだ気温が低く気候も不安定なので、ゲストが寒い思いをしないよう気をつけてください。

寒さ対策にぴったりなアイデアをいくつかご紹介します。

女性は助かるブランケット

寒い時期の結婚式にはブランケットでおもてなし

挙式会場や披露宴会場では、コートなどの着用がマナー違反となるのが一般的。そのため、ウェルカムスペースや座席などにブランケットを用意しておくのがオススメです。

足元が冷えないよう膝にかけたり、肌寒いと感じる時にサッと羽織ったりできるブランケットは、女性ゲストに喜ばれるでしょう。屋外で過ごす場合にも、寒さをしのげるアイテムがあると便利です。

料理も温かいメニューを取り入れる

ドリンク

ホッと心と体を温めてくれる料理は、まだ肌寒い3月に取り入れたいメニューの1つ。

季節の野菜を使った温かいスープなど、式場のシェフと相談しながらゲストが満足してくれる、温かいメニューを料理に加えてみて。

春を先取り!ゲストに春を感じてもらえる演出を

春の訪れを感じてもらえる演出を取り入れれば、3月の結婚式は大いに盛り上がります。桃や桜などを用いて、春ならではの華やかさを演出してみましょう。

まだ完全に春になりきっていない3月だからこそ、先取りの演出がゲストを喜ばせてくれます。

最後に、3月の結婚式だからこそオススメする、素敵な演出をいくつかご紹介します。

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3月の結婚式だからこそオススメしたい演出例


3月の結婚式には、やはり春を意識した演出がオススメです。

3月をイメージした結婚式テーマを選ぶ
・春にぴったりなパステルカラーのドレスを選ぶ
・春の花で会場をコーディネート

など、春の魅力を取り入れることで、ゲストにも春の季節感を感じてもらうことができるはずです。

3月をイメージした結婚式テーマを選ぶ

ゲストも新郎新婦も楽しめる、3月の結婚式テーマをご紹介しましょう。

桜 ウエディングケーキ

3月の結婚式テーマとして定番の「桜」。桜の花を会場装花にしたり、ペーパーアイテムを桜柄で統一したり、桜アイテムを取り入れてみて。春を感じさせる良いアクセントになりますよ。

テーブルクロスや会場コーディネートを桜色にするだけでも、柔らかく春らしい会場になってオススメです。

ひな祭り

装飾 ピンク グリーン

3月の代表的なイベント「ひな祭り」をテーマに取り入れられるのも3月の結婚式ならでは。

桃の花をイメージさせるグリーンとピンクをテーマカラーに会場を装飾するのも可愛いですし、雛あられをプチギフトにしてひな祭り気分をゲストに感じてもらうのもいいでしょう。

春にぴったりなパステルカラーのドレスを選ぶ

紫 カラードレス パステル

ピンク・イエロー・グリーン・ブルー…パステルカラーのドレスも、3月の結婚式にぴったり。パステルカラーのドレスに身をまとった花嫁が登場すれば、会場が一気に春の雰囲気になるでしょう。

新郎のタキシードや小物をパステルカラーでそろえるのもステキ。

おめでたい席を優しく華やかに彩ってくれます。

春の花で会場をコーディネート

春 スプリング 披露宴

春の花をいっぱいに盛り込んで、会場を春一色にしてしまうのも3月だからこそできる演出のひとつ。ピンク・イエロー・パープルなど、春に咲く花はどれもとても色鮮やかです。

カーネーションやガーベラ、チューリップなどの春の花を、メイン装花・ブーケに取り入れることで一気に春らしく華やかな会場になるでしょう。

桜やひな祭り、春の花は、3月結婚式の定番です。ぜひ参考に、新郎新婦もゲストも心から楽しめるような3月の結婚式を検討してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

いかがでしたか。今回は3月の結婚式を成功させるポイントについてご紹介しました。

要点をまとめると・・・
・春を先取りした演出が叶う!気候の良い3月は結婚式の人気第7位
・上旬は肌寒く下旬は年度末…日取り選びが少し難しく配慮が必要
・暦は春でも寒さ対策はしっかり!春ならではの演出で結婚式を楽しもう

この記事を参考に、3月結婚式のメリット・デメリットを知り、ゲストも新郎新婦も楽しめるステキな結婚式の準備ができると良いでしょう。

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