フォト婚（フォトウエディング）の魅力・費用・おすすめショップ徹底解説
「フォト婚（フォトウエディング）」とは、挙式や披露宴を行わない人が、記念としてウエディング写真を撮影することを言います。
「写真だけの結婚式」などともいわれ、「ゲストを招く盛大な結婚式はちょっと…」「費用面で余裕がないかも…」など、結婚式を控えようと考えているカップルの注目を集めています。
でも、フォト婚はそもそもどんな場所で撮影できるのか、費用はどのくらいかかるのかなどわからないことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、フォト婚の魅力や概要、費用、さらにはおすすめのスタジオなどをご紹介します。
この記事を読めば、注目のフォト婚の魅力を知ることができるでしょう。
- この記事の内容をざっくり言うと
- ・フォト婚は、気軽に結婚式気分を味わえてステキな記念が残せる
- ・フォト婚の相場は15～17万円！衣装や撮影場所で変わる
- ・フォト婚なら、思い出の場所や旅行先などでも撮影ができる！
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64.2%の人が注目！フォト婚とは？
「フォト婚（フォトウエディング）」とは、挙式や披露宴を挙げずに写真撮影のみを行う結婚式スタイルのこと。
ウエディングドレスや打掛などを着て、おしゃれなフォトスタジオ、海やビーチ、チャペル、庭園、歴史的文化財など、さまざまな場所で思い思いの写真を撮ることができます。
ハナユメが行なった調査では、「フォトウエディングをしたいと思いますか？」という質問に対し、64.2％の人がYESと回答しています。注目度の高さが伺えますね。
また、ドレスのトレーンや指先など細かい部分までプロがチェックをしながら撮影してくれるので、モデルのような写真を残すことも可能。
さらに、結婚式をするよりも費用は安めで、準備が簡単などフォト婚にはさまざまな魅力があります。
「挙式も披露宴も行わないが、記念の写真だけは残したい」「結婚式はまだ迷っているけれど、入籍にあわせて記念撮影しておきたい」などと考えるカップルに人気の、新しい結婚式スタイルです。
フォト婚はどんな人におすすめ？
先輩カップルがフォト婚を選んだ主な理由として、以下のような理由が挙げられます。
- ・入籍だけ行い結婚式は諦めたものの、ウエディングドレスは着たい
- ・結婚式にかける費用はないが、写真だけは残しておきたい
- ・マタニティなので体に負担がかかることはしたくない
- ・再婚なので派手なことはしたくない
- ・結婚式を挙げていなかったが思い出を残したい
入籍のタイミングでフォト婚をするカップルが多いですが、結婚式を挙げなかった人が「やっぱり記念を残したい！」と思ったタイミングでフォト婚をするケースもあるようです。
フォト婚と前撮り・後撮りの違い
結婚式をしない人が記念撮影のみを行うことを「フォト婚」といいます。
そして、結婚式をする人が結婚式前にウエディングドレスや打掛姿で記念撮影することを「前撮り」、結婚式後に撮影することを「後撮り」と呼びます。
結婚式をするかしないかの違いだけで、フォト婚と前撮り・後撮りの内容はほぼ同じです。
似た言葉で「ウエディングフォト」もありますが、これはドレスや打掛などで撮影した写真そのもののことを指します。
フォト婚と前撮り・後撮りの違いが分かったところで、フォト婚をするメリットを整理してみましょう。
フォト婚を行う５つのメリット
フォト婚を行うメリットとして、主に以下のような点が挙げられます。
- 1. 結婚式よりも費用を抑えられる
- 2. 準備の手間がかからない
- 3. 好きな場所で自由度の高い写真が撮れる
- 4. ハネムーンを兼ねて撮影できる
- 5. ゲストを招待して、一緒に写真に写ることもできる
それぞれを詳しくみていきましょう。
1、結婚式よりも費用を安く抑えられる
ハナユメが行なった調査によると、結婚式を行う場合の平均費用は全国平均で324.6万円。
これに対してフォト婚の費用相場は15万円～17万円ほどとなっています。
また、平日に撮影したり、各スタジオの費用を見比べながら厳選したりすれば、フォト婚の費用をさらに安く抑えられる可能性も。
通常の結婚式ではご祝儀をいただけるとしてもかなりの費用がかかってしまうので、費用を10分の1以下に抑えることができるのはかなり嬉しいポイントですね！
2、準備の手間がかからない
料理や引出物を選んだり、ゲストの席次を決めたりする必要がないため、フォト婚は結婚式よりも準備が楽。撮影場所や依頼するフォトスタジオを選んで日取りを決めてしまえば、1度の打ち合わせでフォト婚を行うことも可能です。
「ふたりとも忙しくてなかなか時間が取れない」という場合や、「マタニティなのでお腹が大きくなる前に」など準備に時間をかけたくないカップルでも、短期間で撮影までの準備を進めていけるでしょう。
３. 好きな場所で自由度の高い写真が撮れる
実家や卒業した学校、ふたりでよく行った場所や、憧れの旅行先、街中や公園など、フォト婚なら国内外問わずどこでも写真撮影ができます。
さらに、挙式・披露宴のように決められたプログラムや所作もないため、好きなポーズで写真を撮ってもOK。
結婚式よりも自由度の高い写真を残すことができるでしょう。
4. ハネムーンを兼ねて撮影できる
撮影場所の自由度が高いフォト婚なら、ハネムーンを兼ねることも可能です。
沖縄や軽井沢、ハワイやグアムのような国内外の人気リゾート地なら、開放的な気分で非日常感たっぷりなフォト婚が楽しめます。
国内で結婚式を行い、海外へ新婚旅行に行くのがオーソドックスなスタイルですが、費用を抑えつつ両方楽しみたいというカップルにおすすめです。
5. ゲストを招待して、一緒に写真に写ることもできる
「フォト婚はふたりだけでするもの」と思っている人もいるかもしれませんが、ゲストを招待することも可能です。
居住地近くでの撮影なら、家族や仲のよい友人を気軽に誘えるはず。また、家族旅行を兼ねて遠出するのも楽しそうですね。
POINT：撮影のみなので写真がそもそも苦手という方は抵抗がある場合も
フォト婚は基本的に写真撮影のみです。写真を撮られること自体が苦手な人だと、少し抵抗があるかもしれません。
そもそも撮られることが苦手な人は、少しでも自然体で撮影ができる屋外での撮影などを選んでみるのもいいでしょう。
では次に、フォト婚の費用について詳しくご紹介します。
気になる！フォト婚の費用相場と、一般的なプラン内容
フォト婚は一般的な結婚式とは違うため、どんなプランがあるのか、またどれくらい費用がかかるのか、情報が少なくわからないことも多いでしょう。
まずはフォト婚にかかる費用についてみていきます。
フォト婚の相場
前撮り・後撮りの相場はスタジオ撮影で15.4万円、ロケーション撮影で16.7万円となっています。フォト婚も前撮りも内容的にはほぼ同じなので、相場もそれほど変わりません。
| スタジオ撮影 | ロケーション撮影 | |
|---|---|---|
| 1万円～10万円万円未満 | 29.7％ | 21.6％ |
| 10万円～20万円万円未満 | 46.3％ | 41.8％ |
| 20万円～30万円未満 | 16.4％ | 18.0％ |
| 30万円以上 | 7.7％ | 9.3％ |
※出典：ハナユメ公式Instagramのユーザーアンケート（2021年3月14日取得）、回答数：スタジオ撮影495名・ロケーション撮影449名
※各回答項目の割合（％）は、端数処理の関係上合計が100％にならない場合があります（以下同）。
ただし、撮影場所、衣装の種類や着用数、撮影カット数、撮影日、納品物などによって費用が大きく変わることも多いため注意が必要です。
フォト婚の基本的なプラン内容
ひとつの参考として、基本プランの内容を挙げてみましょう。
- 《スタジオ撮影の場合》
- ・撮影料
- ・衣装（１着）
- ・着付け
- ・撮影小物一式
- ・ヘアメイク
- ・アクセサリー
- ・写真データ1カットまたは台紙写真1枚
- 《ロケーション撮影の場合》
- ・撮影料（100～200カット）
- ・衣装（１着）
- ・着付け
- ・撮影小物一式
- ・ヘアメイク
- ・アクセサリー
- ・写真データ
衣装代や撮影データ、アルバムなどはオプションで追加料金が発生することも多い
基本プランに含まれている以外の衣装を選んだり、写真をデータやアルバムでもらったりする場合に、追加料金がかかることも多いです。
基本プラン外のオプションをプラスすることで費用が高額になってしまうこともあるため、基本プランの料金だけでなくオプション項目と費用も確認してから申し込みをするようにしましょう。
では次に、フォト婚ができる場所についてご紹介します。
スタジオやロケーションって何？フォト婚が行える場所
フォト婚はどこでもできるとお伝えしましたが、プランを見ると大きく次の2つに分かれていることが多いです。
- ・フォトスタジオ内で撮影をする「スタジオ撮影」
- ・フォトスタジオ以外の場所で撮影をする「ロケーション撮影」
- ※その他に「結婚式場での撮影」も
スタジオ撮影かロケーション撮影かによって、撮影後のイメージが大きく異なるので、申し込み前に自分の希望に沿う写真が撮影できそうかしっかりと確認しましょう。
フォトスタジオ内で撮影をする「スタジオ撮影」
スタジオ撮影は、比較的リーズナブルに行うことができます。
お値打ちなスタジオなら1万円以内で撮影できるところもあります。
屋内での撮影になるため、天候に影響されず、落ち着いた環境で臨むことができます。妊娠中のフォト婚や、子ども・ペットなどと一緒に撮影したい人におすすめです。
フォトスタジオ以外の場所で撮影をする「ロケーション撮影」
ロケーション撮影は、なんといっても撮影バリエーションの豊富さが魅力。
海のようなリゾート地や観光名所、公園やふたりの出身校など、さまざまな場所で撮影することができます。
しかしハナユメの調査によると、居住地の近くで撮影をしている人が意外と多いようです。
| 居住地の近く | 41.8％ |
|---|---|
| リゾート地や県外 | 26.6％ |
| 複数エリアで実施 | 23.7％ |
| その他 | 7.9％ |
※出典：ハナユメ公式Instagramのユーザーアンケート（2021年3月14日取得）、回答数：493名
「遠出を控えたい」などの理由も考えられますが、「ふたりでよくデートした場所を写真に残しておきたい」「日常の風景を切り取りたい」など、前向きな理由で居住地近くを選ぶ人も多いのではないでしょうか。
ただし、屋外での撮影は天候の影響を受けやすく、延期や中止になったり、観光客などが映り込んでしまって思い通りの写真が撮れなかったりする可能性があるため、撮影場所選びは慎重に行いましょう。
補足：国内でのロケーション撮影は、桜や紅葉の時期が人気
国内での撮影なら、桜や紅葉のシーズンが人気。「純白のウエディングドレスを着て満開の桜並木の前で」「紅葉を背景に和装で」など、フォトジェニックな写真が撮れます。
ただし、直前に予約を取ろうとすると予約がいっぱいというケースも多いため、人気シーズンの撮影を希望している人は早めに予約するようにしましょう。
結婚式場での撮影
結婚式場を拠点に活動しているカメラマンや、結婚式場のフォト婚プランなどを選択する場合、スタジオではなく結婚式場での撮影となることもあります。
その際には、ロケーション先としてチャペルを選べるケースも。
チャペルでのフォト婚なら、結婚式場のステンドグラス、螺旋階段、ガーデンなどを背景に、結婚式さながらの写真を残すことができるでしょう。
また、指輪の交換や誓いの言葉、ウエディングキスなど、挙式のように撮影してくれるところもあります。結婚式らしい写真を残したいなら、結婚式場での撮影がおすすめです。
それぞれの撮影場所の特徴がわかったところで、次にフォト婚を行う際の事前準備について紹介します。
当日までに確認！フォト婚を行う際に確認しておきたいポイント
フォト婚をよりステキなものにするために、次の点を確認しておくとよいでしょう。
- ・身につけたい衣装
- ・どんな写真が撮りたいかのイメージ
- ・理想の写真を残すために必要なアイテム
- ・フォト婚当日は家族などに参加してもらうか
しっかりと確認・準備をすることで、さらによい写真を残せます。ひとつずつ確認していきましょう。
身につけたい衣装
フォト婚の衣装は、ウエディングドレスや白無垢、打掛、振袖、普段着など、どんな写真にしたいかで自由に選ぶことができます。
フォト婚をしたカップルの半数以上は、洋装と和装の両方を着用した（する予定の）ようです。
| 洋装（ドレス） | 22.9％ |
|---|---|
| 和装（打掛） | 20.8％ |
| 和装＆洋装両方 | 54.6％ |
| その他 | 1.9％ |
※出典：ハナユメ公式Instagramのユーザーアンケート（2021年3月14日取得）、回答数：571名
どんな雰囲気のフォト婚を叶えたいかによって、好みの衣装を選びましょう。
どんな写真が撮りたいかのイメージ
カメラマンのいうとおりにポーズを決めて写真を撮影することもできますが、どんなフォト婚にしたいのか、どんな写真を残したいのかをふたりで考えてみてください。
フォト婚のイメージができたら、カメラマンに共有しましょう。
当日撮影が始まると、カメラマンと相談できる時間はほとんどない為、撮っておきたいイメージ写真などを事前に渡しておくと、よりイメージに近い写真が残せます。
また、夕日と一緒にロマンチックな撮影をしたい場合などは、撮影のスタート時間も調整しなければなりません。
限られた時間の中で撮りたい写真を確実に残せるよう、しっかりとイメージしておきましょう。
フォト婚当日は家族などに参加してもらうか
ウエディングドレス姿を楽しみにしている家族や、一緒に写真に写りたい友人などをフォト婚に招待することもできます。
ゲストと一緒に写真を撮ってもらえる場合もあるので、カメラマンに確認した上で家族や友人に参加してもらうとよいでしょう。
また、フォト婚と食事会がセットになったプランもあるため、予算や時間に余裕があればゲストと一緒に食事を楽しむのもおすすめです。
まとめ
今回はフォト婚の魅力や概要をご紹介しました。
要点をまとめると・・・
・フォト婚は、気軽に結婚式気分を味わえてステキな記念が残せる
・フォト婚の相場は15～17万円！衣装や撮影場所で変わる
・フォト婚なら、思い出の場所や旅行先などでも撮影ができる！
この記事を参考に、素敵なフォト婚を叶えてくださいね！
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