先輩カップルが挙式のみにした3つの理由&ゲストを招くときの注意点
挙式セレモニーのみで結婚式をしたいけれど、実際に挙式のみを選択したカップルはどれくらいいるか知りたいと思っている人は多いでしょう。
また、挙式のみを行う場合に注意しなければならないことはあるのでしょうか。
今回は、挙式のみの結婚式に関する注意点をご紹介します。
- この記事をざっくり言うと・・・
- ・挙式のみは全体の5.2%
- ・式場が対応していれば挙式スタイルを選んで演出もできる
- ・挙式のみでもゲストは招待してOK!ただしご祝儀は辞退する
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「挙式のみの結婚式」とは披露宴も会食もしない結婚式のこと
数年前までは、挙式と披露宴をセットで行うことがほとんどでしたが、最近では挙式のみを行いたいというカップルが増えてきています。
まずは、挙式のみの結婚式とはどのようなものなのか、みていきましょう。
挙式のみとは披露宴や会食などを行わない結婚式のこと
挙式のみの結婚式とは、披露宴や食事会などは行わず、キリスト教式や人前式、神前式など二人の愛を誓うセレモニーのみを行う結婚式のことを指します。
新郎新婦のみで挙式することもあれば、両家の家族・親族のみを招待する、家族に加えてごく親しい友人のみを招待するなど、挙式・披露宴を行う場合に比べて比較的少人数で行われるケースが多く見られます。
挙式のみだと披露宴をするよりも格段に準備が楽
挙式のみであれば準備に手間がかからず、披露宴や食事会を行う場合に比べて安く手軽にできるのが特徴です。
挙式のみなら「式場」「挙式スタイル」「衣装・アクセサリー」「ヘアスタイル」「ブーケ」などを決めれば、ほぼ打ち合わせ完了となり決定すべき内容も少なくて済みます。
キリスト教式なら進行は決まっていますし、人前式の場合も式場側でベースとなる進行を用意しているはずです。
二人の希望があれば、「ゲストの前で愛を誓い、承認してもらう」というポイントをおさえながら人前式の進行にアレンジを加えることもできます。
わずか30分ほどの挙式ですから、よほどのことがない限りは進行にアレンジを加えたとしても準備が負担になることはないでしょう。
挙式内容をしっかり検討すれば挙式のみでも後悔しない
挙式のみでは「披露宴もしておけばよかった」などと後悔するのではないかと心配する声も聞こえますが、二人が納得の上で選んだのであれば後悔することはないでしょう。
また、ウエディングドレスは好きなものを着る、ブーケにこだわる、ベールダウンやリングリレー、オリジナルの誓いの言葉など、挙式の中に演出を取り入れるなど、挙式の内容にこだわって準備すれば、満足度の高い挙式ができるはずです。
挙式のみの結婚式ができない式場もあるので注意
昔に比べて挙式のみを希望するカップルは増えており、挙式のみに対応してくれる結婚式場も増えています。
しかし、式場側としては披露宴をしてもらうことで利益が見込める部分もあり、挙式のみに対応している結婚式場はまだまだ少ないのが実情です。
また、挙式のみに対応しているといっても「平日の昼間」や、「土日でも夜間の限られた時間ならばOK」など、条件が付くケースも見られます。
「挙式のみでは希望の式場で結婚式ができない」という場合もありますので注意しましょう。
多くの式場でできるとは限らない挙式のみの結婚式。先輩カップルはなぜ挙式のみを選んだのでしょうか。次の章ではその理由についてみていきます。
挙式のみ行ったカップルは5.2%!少数派とはいえ挙式のみの結婚式も増えている
ハナユメがおこなったアンケートによれば、結婚式を行ったカップルのうち、挙式のみをしたというカップルはわずか5.2%でした。
ここでは、筆者がハナユメデスクで先輩カップルからきいた、挙式のみを選択した理由についてご紹介しましょう。
先輩カップルが挙式のみを選択した3つの理由
挙式のみを選択した先輩カップルは、なぜ披露宴や食事会をしなかったのでしょうか。主な理由を3つ見てみましょう。
1. 大々的な結婚式はしたくないがけじめはつけたい
けじめとして結婚式をすることを決めたが、大々的で派手なことはしたくなくて挙式のみをしたという声はよく聞きます。
2. マタニティ婚のため新婦に負担をかけたくない(又は家族の体調が不安で)
新婦が妊娠中のため、身体に負担をかけたくないという理由で挙式のみの結婚式を選択するカップルもいます。
挙式のみであれば準備に負担がかかりませんし、結婚式当日も準備に2時間、挙式に30分ほど、終了後の着替えなどを入れても2~3時間ほどしか時間がかかりません。
この他、列席する家族の体調にあわせて挙式のみを選んだという人もいます。
3. 費用を安く抑えたい
披露宴を行わない分、費用を抑えた結婚式ができることも挙式のみの結婚式を選んだ理由としてよく声が上がります。
「費用を抑えられる」ために挙式のみを選択するカップルがいることもわかりましたが、いくら位で挙式のみの結婚式をすることができるのでしょうか。
次の章では、挙式の費用相場についてみていきましょう。
挙式のみでも挙式スタイルは選べる!費用は数万円~数十万円
挙式のみの結婚式の場合でも、挙式のスタイルは好みに合わせて選ぶことができ、結婚式中や結婚式後に演出を取り入れることも可能です。
費用は各挙式スタイルにより若干差はあるものの、式場やオプション有無により差が出ます。費用の目安は数万円~数十万円でしょう。
キリスト教式
一口にキリスト教式といっても、式場によって金額に幅があります。
数万円台の場合は含まれていないオプション項目が多い可能性が高いため、金額だけでなく衣装代やブーケなど、どのような項目が料金に含まれているのかを確認するようにしましょう。
人前式
牧師や聖歌隊などの必要がない人前式は、キリスト教式よりは挙式の費用が安いことが多いです。
ただ、挙式のみの場合はあまり費用の差がないケースもありますのでよく確認しましょう。
神前式
キリスト教式・人前式の場合とあまり基本料金の違いはないようです。ただ、和装の場合オプション(衣装のランクアップ料金やヘアセットにかかわる料金)が高いので注意が必要です。
挙式スタイルについて違いをもっと詳しく知りたい人はこちらの記事をチェック
挙式のみでもフラワーシャワーやケーキ入刀など演出もできることが多い
挙式のみの場合でも、フラワーシャワーやケーキ入刀など結婚式らしい演出を加えることができる場合が多いです。
キリスト教式や人前式の場合の演出例は下記のとおりです。
・挙式の入場時にベールダウン
・ダーズンローズやブーケ・ブートニアセレモニー
・指輪の交換の際にリングボーイやエンゲージカバーセレモニー
・フラワーシャワーの中を退場
ガーデンのある式場ならば、挙式後にガーデンでケーキ入刀やファーストバイトを行うのも素敵でしょう。
挙式のみだからシンプルにしなければならないということはありませんし、費用をかけずにできる演出もあります。
ゲストを招待したならばぜひ、みんなに楽しんでもらえるよう挙式のみでも演出を取り入れてみてはいかがでしょうか。
ゲストについて触れましたが、「挙式のみでもゲストを招待していいの?」と思った人もいるかもしれませんね。
次の章では挙式のみの場合のゲストの招待について解説しましょう。
挙式のみでもゲストは招待してOK!招待するときの注意点
挙式のみだからといってゲストを招待してはいけないということはありません。ただし、招待する際には招待状には「披露宴は行わない」と明記する必要があります。詳しく解説していきましょう。
招待状には「披露宴は行わない」と明記する
挙式のみの場合は、招待状に「披露宴は行わない」ということを明示するようにしましょう。
結婚式の招待状には、挙式の案内と一緒に披露宴の案内も載せるのが一般的です。
そのため、招待状に披露宴に関する記述が何もないとゲストは「披露宴もあるに違いない」と考えてしまいます。「披露宴はどうするの?ご祝儀は用意すべき?」など迷ってしまうこともあるでしょう。
そうならないよう招待状の文面には下記のように記載します。
なお 誠に勝手ながら披露宴は行いません
当日は気軽にご出席いただきたいと思っております ぜひ平服でお越しください
など「披露宴は行わない」ということを明示しておくようにしましょう。
挙式のためだけに美容院へ行ってドレスアップするのはゲストにとって負担になります。挙式会場が大丈夫であれば、「平服」をおすすめする一文を加えておくとさらに親切です。
ご祝儀について触れましたが、挙式のみの場合は、ご祝儀はどのようにすればよいのでしょうか。次の章で解説していきます。
挙式のみでもご祝儀をいただいた際の対応方法
披露宴を行わず挙式のみの場合のご祝儀については、以下のような考え方をすると良いでしょう。
・挙式のみの場合は、ご祝儀はいただかずに辞退する。
・挙式のみにもかかわらずご祝儀をいただいた場合は、内祝いを贈るのがマナー。
詳しく見ていきましょう。
挙式のみならご祝儀は辞退するケースもある
挙式のみを行う場合は、ご祝儀は辞退するケースが多いようです。
披露宴を行う場合は、ご祝儀をいただく代わりに料理やドリンク、引出物などで気持ちばかりのお返しをすることができます。
しかし、挙式のみの場合はそういったお返しをするものがないため、ご祝儀は辞退することが多いのです。
ご祝儀についてはゲストもどうしていいか気になるところですので、招待状を出す時点で下記のように一文を加えるとよいでしょう。
なおご祝儀その他のお心遣いは謹んでご辞退申し上げます
ご了承いただければ幸いと存じます
ご祝儀をいただいた際はお返し(内祝い)を贈るのがマナー
事前に「ご祝儀不要」と伝えていたにもかかわらず、挙式当日にご祝儀を用意していただくケースもあるでしょう。
ゲストとの関係性によってはその場でご祝儀の受け取りを辞退することが失礼になってしまうこともあります。
ご祝儀を用意していただいた場合は、ありがたく受け取らせていただいて、後日「内祝い」をお贈りします。
内祝いは、ご祝儀の半額を目安に、相手の好みそうな品物やカタログギフトなどを贈ると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回は挙式のみの結婚式の費用相場、ゲストの招待やご祝儀についてなど挙式のみの結婚式を行う際の注意点についてご紹介しました。
要点をまとめると・・・
・挙式のみは全体の5.2%!
・式場が対応していれば挙式スタイルを選んで演出もできる
・挙式のみでもゲストは招待してOK!ただしご祝儀は受け取らない
この記事を参考に、二人の理想を満たしたステキな挙式ができると良いでしょう。
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