婚姻届の職業欄を迷わず書く方法はこれ!6つの職業分類徹底解説

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婚姻届の記入は、緊張しつつも幸福感や充実感に満ちたもの。順調に書き進めて…と思っていたら、突然現れる「(7)同居を始める前の夫妻のそれぞれの世帯のおもな仕事」と「(8)夫妻の職業」。

「選択肢はあるものの自分の職業がどれに該当するのかわからない」「国勢調査の年だけ書いてくださいってどういうこと?」と悩む人も少なくありません。

そこで今回は、婚姻届の中で意外とわかりにくい部分でもある、職業欄の書き方について解説します。

婚姻届を手元に用意し、照らし合わせながらチェックしていくとわかりやすいかもしれません。まだ手元に婚姻届がない場合は、「ハナユメのオリジナルデザイン婚姻届」からダウンロードできます。

この記事の内容をざっくり言うと…
・婚姻届の「職業欄(7)(8)」の書き方に悩む人は意外と多い!
・職業欄にある6つの分類の内容と、該当する職業例を紹介
・各項目を読み解けば、婚姻届の職業欄の書き方がわかる

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婚姻届の「職業欄」、何を書くの?どう書くの?

婚姻届の夫婦の職業記入欄

婚姻届の職業欄では、「(7)同居を始める前の夫妻のそれぞれの世帯のおもな職業」を、6つの選択肢の中から選択し、それぞれ該当する部分にチェックをします。

【婚姻届の職業欄】
1.農業だけまたは農業とその他の仕事を持っている世帯
2.自由業・商工業・サービス業等を個人で経営している世帯
3.企業・個人商店等(官公庁は除く)の常用勤労者世帯で勤め先の従業員数が1人から99人までの世帯(日々または1年未満の契約の雇用者は5)
4.3にあてはまらない常用勤労者世帯及び会社団体の役員の世帯(日々または1年未満の契約の雇用者は5)
5.1から4にあてはまらないその他の仕事をしている者のいる世帯
6.仕事をしている者のいない世帯

また、「(8)夫妻の職業」欄には「国勢調査の年… 年の4月1日から翌年3月31日までに届け出をするときだけ書いてください」といった注意書きがあります。

「国勢調査の年っていつ?」「結局書かないといけないの?」といった疑問が浮かびませんか。

まずは、(7)(8)がどういったものなのか解説します。

「(7)同居を始める前の夫妻それぞれの世帯のおもな仕事」とは

職業欄の上に同居を始めた日付を記載する欄があります。

(7)では、この日よりも前にどんな仕事をしていたのかを選択肢の中から選んでそれぞれチェックしましょう。

たとえば、4月1日に同居を始めたのであれば、3月31日までの世帯の状況を選択します。

このとき注意したいのが、「世帯のおもな仕事」という点。これは「生計をともにする人の中でおもに稼いでいる人の職業」を指しています。

一人暮らしなら自分の仕事を選べばOKですが、実家暮らしで父親の収入が最も多い場合は、父親の仕事が該当する選択肢を選びましょう。

同居や結婚式が未定なら(5)欄は空欄でもOK

「(5)同居を始めたとき」については、「結婚式を挙げたとき、または、同居を始めたときのうち早いほうを書いてください」とされています。

同居や結婚式が未定の場合は空欄でもOKです。その場合、「世帯のおもな仕事」については現時点の状況を選択しましょう。

結局、「(8)夫妻の職業」は書くの?書かないの?

「(8)夫妻の職業」については、国勢調査の年にのみ記入すれば大丈夫。該当しない年であれば空欄のまま提出して問題ありません。

直近の国勢調査は2025年に行われました。5年に1回の調査になるため、次に記載が必要になるのは2030年となります。以下の期間に入籍する場合は「(8)夫妻の職業」を記載しましょう。

  • 2030年4月1日~2031年3月31日
  • 2035年4月1日~2036年3月31日
  • 以下、5年毎

記入する際は、厚生労働省の「職業例示表」から該当するものを選択します。「職業欄」の6つの選択肢から選ぶ形ではなく、また自由記述でもないため注意が必要です。

基本的なことが分かったところで、先ほどご紹介した6つの選択肢がどんな職業を指しているのかを詳しく見ていきましょう。

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婚姻届の職業欄のケース別一覧

婚姻届に記載してある6つの選択肢について、職業分類をわかりやすく解説します。

1. 農業だけまたは農業とその他の仕事を持っている世帯

1.に該当するのは、農業によっておもな収入を得ている世帯。専業農家か兼業農家かは問いません。そのため、会社員として働いていても、農業による収入のほうが多ければこちらを選択しましょう。

2. 自由業・商工業・サービス業等を個人で経営している世帯

2.に該当するのは、従業員の有無や数にかかわらず、個人事業主として自由業、商工業、サービス業などを営んでいる世帯。林業や漁業、医者なども個人事業主であればこちらに分類されます。

3. 企業・個人商店等の常用勤労者世帯

常用勤労者とは、「期間を定めずに雇われている者、1ヵ月を超える期間を定めて雇われている、または日々雇われている者で、前2ヵ月にそれぞれ18日以上雇われた者」を指します。

従業員数が1~99人までの規模の会社に勤めている場合は、こちらを選択しましょう。

1~99人の企業の役職者(役員)でも、一般社員と同じように雇われ給与をもらっているようならこちらになります。

会社員はケースによって分類が変わる

常用勤労者には、パートやアルバイトも含まれます。正社員が50人程度でも、フルタイムで働くアルバイトが60人いれば合計100人以上となるため、婚姻届の選択肢では「4.」になります。

わからないときは会社担当者に確認してみるとよいでしょう。

4. 3にあてはまらない常用勤労者世帯及び会社団体の役員の世帯

青空を背景にあおりで撮影した高層ビル

常用勤労者数が100人以上の会社に勤務している人や、官公庁などに勤務している人、公務員はこちらに該当します。

また、常用勤労者が100人以上いる会社の役員で「3.」に該当しない場合はこちらを選択してください。

5. 1から4にあてはまらないその他の仕事をしている者のいる世帯

1〜4のどの職種にもあてはまらない人はこちらを選択しましょう。

会社に勤めていても契約期間が1年に満たない場合、「常用勤労者」に該当しないアルバイトやパートもこちらの分類になります。

6. 仕事をしている者のいない世帯

世帯に働いている人がいなかったり、年金だけで生活していたりする場合はこちらが該当します。

一見難しそうですが、ひとつずつ読んでいけばスムーズに理解できるはずです。婚姻届の仕事欄を書く際は、こちらを参考にしてみてくださいね。

続いて、「こんなときはどうすればいいの?」を解消できるよう、よくある疑問にお答えしていこうと思います。

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こんなときはどれを選ぶ?よくある職業欄のチェックを迷うケース

同じ職種でも該当する選択肢が異なるケースもあります。気をつけたいポイントや、判断に迷うケースをまとめてみましょう。

「医師」「看護師」など、勤務先によって選択肢が変わる

看護師と医師

1~99人規模の病院を経営している医師なら「2.」の自営業に該当しますが、雇われている場合は「3.」になります。

総合病院のように従業員が100人以上いる病院を経営したり勤務したりしている場合は「4.」です。

また、公立病院に勤務する場合は公務員となるため「4.」を選択しましょう。

「公務員」は基本的に「4.」だが(8)では職種が変わるケースも

国家公務員から地方公務員まで範囲が広く、ジャンルも行政職員、教職員、警察職員、医師など多岐にわたります。しかし、「(7)同居を始める前の夫妻のそれぞれの世帯のおもな職業」の職業区分はすべて「公務員」として「4.」を選べばOKです。

一方で、「(8)夫妻の職業」では同じ公務員でも職種によって選ぶものが変わります。

たとえば、教員や医師は専門職、自衛官や警察官は保安職、一般事務は事務職となります。職業区分は同じでも、職種は異なる場合があるため注意しましょう。

収入があっても「無職」に該当するケースもある

総務省統計局では、「職業とは、仕事で報酬を伴う又は報酬を目的とするもの」と定めており、株式配当、パチンコや競馬といったギャンブルで得たものは報酬とみなされません。

収入があったとしても、これらに該当するようなら「仕事で報酬を得ていない」とみなされ無職となります。

また、「家族のために家事や留守番などをして小遣いをもらっている」「公序良俗に反する行為で収入を得ている」場合も無職となります。

転職・退職予定がある場合の職業はどうなる?

ノートパソコンを操作する手元

婚姻届の職業欄には「同居を始める前の夫婦それぞれの世帯のおもな仕事」を書くようになっています。

一人暮らしの人が結婚に備えて同居前に仕事を辞めた場合は「無職」、転職して仕事を始めていれば新しい仕事の職業分類を選択するようになります。

婚姻届を事前に記入する場合で、転職や退職予定があるときは、同居開始を基準に考えてみてください。

婚姻届は役所で処理する書類であるため、表現が難しく理解しがたい部分もあります。どんなに気をつけていても記入ミスをしてしまうこともあるでしょう。

続いて、職業欄を間違えて記入してしまったときの対処法をご紹介します。

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婚姻届の職業欄、書き間違えたときはどうする?

婚姻届は、書き間違えても正しい方法で修正すれば大丈夫です。職業欄はもちろん、他の部分も記入ミスは次の方法で訂正しましょう。

・間違えてしまった箇所に2重線を引く
・正しい項目にチェックを入れる(もしくは正しい内容を記入する)

修正液や修正ペンなどで直すのはNGです。なお、婚姻届の押印が任意になったことで、訂正印も必須ではなくなりました。

「バツがつく」というイメージから、「書き損じた婚姻届は、修正できても使用したくない」という人も見受けられます。念のため、予備の婚姻届を1〜2枚準備しておくと安心でしょう。

婚姻届の間違いに気づかず提出してしまったらどうなる?

婚姻届の内容に不備があった場合、提出した役所の担当者から連絡があります。指定の欄に「日中連絡が取れる電話番号」を記載しましょう。

軽微な修正なら役所で対応してくれますが、不備の内容によっては再度役所に出向くよう求められたり、入籍日がずれてしまう可能性があるため注意が必要です。

心配なら役所の窓口で婚姻届の事前チェックを!

役所の窓口へ記入済みの婚姻届を持って行けば、婚姻届の内容に不備がないかチェックしてもらえます。

「どうしても受理してもらいたい日が決まっている」「遠方の役所に提出する」といった場合は、最寄りの役所で事前チェックしてもらうとよいでしょう。

ここまで、婚姻届の職業欄を中心に見てきましたが、次の章では婚姻届全般の注意点についてお伝えしておきましょう。

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婚姻届を準備・記入する際のポイント

女性が書類に記入する様子

婚姻届の準備がこれからの人、ダウンロードして使用しようとしている人のために、準備や記入のポイントをお伝えします。

婚姻届をダウンロードする際の注意点

婚姻届は決まったフォーマットのものでなければ受理してもらえません。ダウンロードして使用する場合は、指定のフォーマットのものをA3サイズに印刷して利用しましょう。用紙をくり抜いたり形を変えたりすることもNGです。

また、印刷や記入した文字が消えないよう、用紙は普通紙・コピー用紙・適度な厚みのある上質紙などを使用しましょう。

消えないペンで記入する

黒インクの筆記用具・黒ボールペンを使用しましょう。鉛筆や消せるタイプのボールペンなどを使用すると、役所で受理されないので気をつけましょう。

旧字体に注意!

婚姻届は戸籍に記載してある通りに書かなければなりません。戸籍の名字が旧字体になっている場合は、戸籍の通りの字を記入してください。

その他の詳しい書き方はこちらの記事をご覧ください。

記念に保管したいなら婚姻届を2枚用意

役所に提出した婚姻届は確認作業が済むと役所で保管されることとなります。記念のために婚姻届を手元に残しておきたい場合は、同じものを2枚用意しましょう。

婚姻届を販売しているサイトでは、提出用と保管用でデザインの異なるものを用意しているケースもあります。また、気に入ったデザインの婚姻届を2枚ダウンロードして使用しても良いでしょう。

まとめ

今回は、婚姻届の中でも迷いやすい「職業欄」の具体的な書き方や分類についてご紹介しました。

要点をまとめると・・・
・婚姻届の「職業欄(7)(8)」の書き方に悩む人は意外と多い!
・職業欄にある6つの分類の内容と、該当する職業例を紹介
・各項目を読み解けば、婚姻届の職業欄の書き方がわかる

この記事を参考にして、スムーズに婚姻届が書けますように。

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