親しき仲にも礼儀あり!友達への結婚報告マナーと失敗談まとめ
結婚が決まると様々な方面へ報告する必要が出てきますが、友達への結婚報告は割りとおろそかにしてしまいがちです。
何も考えずにSNSなどで連絡や投稿をしてしまうと、人によっては不快に思う人もいるでしょう。
そこで今回は、友達への結婚報告マナーと先輩カップルの失敗談についてまとめてみました。
これを読めば、配慮のできたスムーズな結婚報告ができるようになるでしょう。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・結婚報告とは、結婚するというお知らせのことで入籍後する場合もある
- ・友人への報告は、結婚式・二次会に呼ぶかどうかで報告文が変わる
- ・直接会って報告がベスト、LINEやメールで報告する際は配慮が必要
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そもそも結婚報告とは?これから結婚するというお知らせのことで入籍・結婚式後にする場合もある
両家の親や家族・親族に結婚の挨拶を済ませたら、会社の上司や同僚、そして友達などに結婚をする(した)報告をする必要があるでしょう。
結婚報告とは、婚約をし結婚をすることが決まった、と事前の報告をすることを主に指します。
(入籍・結婚式をしたという報告のことを結婚報告と呼ぶ場合もありますが、いずれも間違いないです。)
社会人として、「結婚をすることになった」という結婚報告は親や家族にのみするのではなく、親族・仕事関係の必要な人・親しい友人など様々な人にその報告が必要となり、可能な限り直接会って報告をするのが正式だと言えるでしょう。
そもそも結婚すること自体は、プライベートなことです。
ただ、結婚をするとなれば結婚式やハネムーン、妊娠出産だけでなく少なからず職場などに影響を与えるため、結婚式にお呼びしない会社関係の方にも必要に応じて報告をすることになります。
それに対し、入籍報告とは入籍をした又は結婚式を終えたという報告のことです。
無事に入籍をすませ(結婚式を挙げ)、ふたりが夫婦になったという内容の「結婚報告はがき」を送ったり、結婚式列席やご祝儀のお礼に、直接出向いて報告をすることもあるでしょう。
結婚式をしない場合は入籍が済んだあとに、結婚式をする場合は入籍と結婚式のあとそれぞれ行うのではなく、結婚式のあとに行えばよいでしょう。
以下に先輩カップルによる、「友達への結婚報告をいつ・どのようにしたか?」のアンケートをご紹介します。
リアルの声を知ることは、何よりも有意義です。まわりの誰かからは聞けないような情報が見つかるかもしれませんよ。
また、結婚式に招待するかしないかでも、報告の形を考える必要があるでしょう。そこで、結婚式に招待する・しない別で、報告内容の例文集もまとめています。
スムーズに結婚報告が行えるように、こちらの記事をぜひ参考にしてください。
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先輩カップルにアンケート!友達への結婚・入籍報告はいつ・どのようにした?
結婚式や二次会に招待する予定の友達に結婚・入籍報告をいつ・どのようにしたのか、気になる方や迷っている方もいることでしょう。
そこで先輩カップルにアンケートをとってみたので詳しくご紹介していきます。
友達への結婚報告を行ったタイミングは「結婚式の日程が決まったタイミング」が最も多い!
プロポーズされた日 | 2.49% |
---|---|
プロポーズされた後 | 28.22% |
結婚式の日程が決まったタイミング | 45.23% |
結婚式を挙げる6か月~4か月前 | 13.69% |
結婚式を挙げる3か月~1か月前 | 7.05% |
その他 | 14.94% |
上記アンケート結果からもわかるように、友達へ報告を行ったタイミングについては45.2%の人が「結婚式の日程が決まったタイミング」で最も多い割合であることがわかりました。
次いで「プロポーズされた後」が28.2%と続いています。
結婚報告と同時に結婚式の日程も合わせて伝えるとスケジュールの確認もできるため、スムーズと言えるでしょう。
今ドキ主流?報告方法はLINEが最も多く58.5%
タイトルにもあるように、友達への報告方法を「LINEで報告した」という方が最も多く58.5%という結果でした。
次いで「直接会って報告した」が51.4%と、いまでは直接会って報告するというよりもLINEやメールなどを利用して報告する人も増えているようです。
ちなみに「SNSで報告した」という方も12.8%もおり、入籍や結婚したことをSNSでまとめて報告する方もいるようです。
何が正解ということではないですが、冒頭でもお伝えした通り「直接報告がなかった・・・」と不快に思う方もいる可能性があるので報告方法はしっかり考えて行うことをおすすめします。
ここまで先輩カップルの入籍・結婚報告についてご紹介してきましたが、続いて招待する・しない別での詳しい報告の文例集をみていきましょう。
招待する・しない別、報告内容の文例集
友達への結婚報告ですが、どんなことを伝えるのがいいのでしょうか。
結婚式に招待する友達と招待しない友達のそれぞれに分けて、報告の文例をまとめています。メールに電話、直接伝える際にも使える文例なので、場面に応じて使い分けてください。
結婚式に招待する友達
結婚式に招待する友達に結婚報告する際の文例を2つご紹介していきましょう。
まず、結婚が決まったことと相手がどんな方なのかということ、名字が変わることなどを伝えます。
もし、結婚式の日時や場所が決まっている場合は、一緒に詳細を伝えてください。前もって知っておくことで、友達も予定が立てやすくなります。
文例1
このたび、ご縁があって結婚することが決まりました。
お相手はかねてよりお付き合いをしていた〇〇さんという方です。
結婚式は〇月〇日に、ホテル〇〇にて挙げる予定なので、▲▲さんにも出席してもらえると嬉しいです。
詳しいことは、後日改めて招待状をお送りしますね。
これからもお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
文例2
今年の〇月に結婚することになりました。
相手の方は、〇〇に勤務している〇〇〇さんという方です。
結婚式は〇月〇日に、ごく身内のみで行う予定ですが、その後に披露宴を行います。
〇〇ホテルで、〇時からとなりますので、出席いただけたら嬉しく思います。
お忙しいかと思いますが、予定をあけておいてくださいね。
詳しいことは、後で招待状をお渡しします。
なお、結婚に伴い、名字が「〇〇」に変わるのでお伝えしておきます。
お手数をかけますが、登録の変更をお願いします。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。
結婚式に招待しない友達
結婚式に招待しない友達に結婚報告する際の文例を2つご紹介しておきましょう。結婚式に招待する友達と同様に、結婚する相手のことや名字が変わることを伝えます。
ただし、結婚式には招待しないことから、日時や場所について特に触れる必要はありません。
もし、二次会には招待する予定があるのでしたら、日時や場所などの詳細を伝えておくといいでしょう。
なお、結婚式も二次会も行わなず、入籍のみになる場合はその旨を記載するようにしてください。
文例1
このたび、結婚することが決まりました。
相手の方は、○○さんという方で、結婚式は身内だけで行います。
結婚式の後にお披露目の意味で二次会を開きます。
〇月〇日の〇時から、〇〇(場所)で行う予定なので、都合が良かったら来てください。
詳しいことは、また後でお伝えしますね。
どうぞよろしくお願いします。
文例2
今年の〇月に結婚することになりました。
お相手は、〇〇に勤務する〇〇さんという方で、〇〇で知り合いました。
結婚後の私の名前は〇〇〇〇になるので、あわせて報告しますね。
入籍のみとなるので、結婚式や二次会などは行わない予定です。
後日、彼を紹介できる機会をつくらせてくださいね。
その際にはまたお知らせしますので、よろしくお願いします。
結婚式に招待する友達・招待しない友達のそれぞれに、どんな報告をすればいいのかが分かったのではないでしょうか。
次の項では、友達への結婚報告における基本マナー、気をつけたいポイントを説明します。
基本マナー!友達に報告する際に気をつけるべきポイント4選
友達に結婚報告をする際、どんなに仲の良い友達であっても、行動ひとつで配慮が足りないと思われたり、気をつかわせたりしますから、注意する必要があります。
そこで、友達への結婚報告の基本マナーや気をつけたいポイントを事前にチェックしておきましょう。
報告のタイミングがなるべくズレないようにする
学生時代の友人や職場の仲の良い同期など同じグループ内での結婚報告は、タイミングになるべくズレが出ないようにするといいでしょう。
グループ内で、「他の友達は聞いているのに私は聞いていない」などということが発生すると、仲間はずれ感や疎外感を与えかねません。
出来れば、友達グループは一斉に報告を行うのがベストでしょう。
会って直接伝えられればベストですが、もし難しければ電話、関係性によってはLINEのグループやメールなどでもいいでしょう。
報告漏れが無いようにする
報告すべき友達全員に報告をしたつもりであっても、もしかしたら漏れていることがあるかもしれません。
すでに報告したと勘違いして、結婚についての話題をしたとします。当然、「何それ?私は知らない」となりますから、この場合も仲間はずれや疎外感を与えることになります。
そこで、結婚報告をする友達を事前にリストアップしておくことをおすすめします。そうすることで、報告漏れのリスクを避けることができます。
両家の親や上司への報告前にしないこと
嬉しい結婚報告だからこそ、早く友達にしたいものでしょう。
でも、そこで先走ってはいけません。まずは、両家の親に挨拶と結婚報告をすることが最優先です。
両家の親に結婚の挨拶と報告をする目的は「結婚の承諾を得る」ことです。ふたりとも、まずはお願いをする立場なのです。
そこで承諾を得てそのままスムーズに進めばいいのですが、何らかの理由で破断になってしまう場合もあります。
結婚報告の後に取り消しの報告となっては、友達とのおめでたい雰囲気も一気に台無しに!
両家の親から承諾を得た後に、友達には結婚報告をするようにしましょう。
また、会社の上司への報告は、友人や同僚よりも先にする方がよいでしょう。
可能であれば直接会って報告する方がより丁寧
結婚報告は改まったものなので、友達に報告する際は可能なかぎり、直接会って伝えたほうが丁寧でしょう。
でも、中には忙しい人もいますから、都合があわないこともあります。
もし直接会っての報告が難しい場合は電話で話す方がよいですし、それも難しければすぐに報告することが出来るLINEやメールで報告することもできるでしょう。
グループの人数や相手にもよりますが、グループLINEではなく個別のLINEで報告をする方が丁寧に相手が受け取るでしょう。
個別に送る際、作った文章をコピペすることもあるでしょうが、名前を変更しそびれないようにしましょう。
友達への結婚報告におけるマナーや気をつけるポイントをチェックしたら、次は職場へ結婚報告をする際に覚えておきたいことをお伝えします。
職場への結婚報告は同僚よりも先に直属上司から行う
先ほども述べましたが、結婚が決まった旨の報告は、下記の通りがよいでしょう。
1.両親・両親以外の家族・親族
2.職場の上司(直属)・直属の上司のさらに上役・会社の関係各所への一斉報告・職場でお世話になっているが直属ではない上司
3.同僚・友人
詳しく4つのステップにわけてご紹介しておきましょう。
1.それぞれの親と家族・親族に結婚報告をする
プロポーズをされたらとにかくまず、それぞれの親と家族に結婚の報告をするようにしましょう。
男性は女性の、女性は男性の家にそれぞれ二人で向かい、直接結婚をするという挨拶をするのがマナーでしょう。
▽両親への挨拶について、詳しくはこの記事を参考にしてください。
また、それぞれの両親への報告が済んだら、兄弟など家族や親族にも報告をしましょう。
遠方に住んでいる場合は電話で伝える場合もあるかと思います。また、両親がそれぞれ伝えてくれる場合もありますが、出来れば直接報告をすると印象が良くなるでしょう。
2.それぞれの上司・勤務先へ結婚報告をする
結婚することが決まったらできる限り早めに、勤務先への報告も行いましょう。
特に、入籍に伴い名字が変わる場合や住所が変更になる人は、事務手続き上どのような手順を踏んだらいいか早めに確認をしておきましょう。
入籍そのもののタイミングが結婚式と同じ日またはかなり近い場合は、結婚式が終わった後に報告する人もいますが、相手としては心象が良くないですし、手続き上問題が出る場合もありますので、注意が必要です。
また、結婚式でスピーチや主賓を依頼することが決まっている場合には、このタイミングであわせて直接お願いをしておくとスムーズでしょう。
結婚の報告はするが、結婚式には呼ばないという人には予め伝えておいたほうが良いでしょう。
相手としては「結婚報告=結婚式へ呼ばれた」と誤認され、不愉快に思われないようにしなくてはなりません。
3.友人・同僚に結婚報告をする
会社の上司・勤務先への報告を終えたら、友人・同僚に結婚報告をしましょう。
その際、結婚式に呼ぶことが決まっている場合には日取りを伝え、招待状を出したいので住所を教えて欲しい旨を伝えましょう。
仲のいい友人や同僚に真っ先に結婚の報告がしたいという気持ちはわかります。
しかし、プロポーズされうれしさの余りこの順番を逆にして、SNSで友人や同僚に先に伝わってしまい、順序が逆だと年配の上司が怒ってしまうケースもあるようですから注意が必要です。
4.入籍(結婚式)を終えたら入籍報告をする
入籍・結婚式を終えたら、事前に報告ができていなかった人や結婚式に列席してくれた人へのお礼も含め、入籍をしたこと(結婚式をしたこと)を報告しましょう。
報告の方法としては、報告はがきが一般的でしょう。その他メールや電話での報告をする場合もあります。
まとめ
いかがでしたか。今回は結婚報告をするにあたってのマナーや失敗談、いつ報告するかのタイミングや注意すべきポイントなどについてご紹介しました。
要点をまとめると・・・
・結婚報告とは、結婚するというお知らせのことで入籍後する場合もある
・友人への報告は、結婚式・二次会に呼ぶかどうかで報告文が変わる
・直接会って報告がベスト、LINEやメールで報告する際は配慮が必要
この記事を参考に、皆が心から祝福してくれるようなタイミングと方法で結婚報告ができると良いでしょう。
※記事内の数字引用元は生理日管理アプリ『ラルーン』の数字を引用しています。